
くだらないことにこだわると、「ヴェルヴェット」・レインなんですが・・・。
アンディ・ラウ、ショーン・ユー、エディソン・チャン、エリック・ツアン、それ以外にも見知った顔が沢山・・・・・でもって香港ノワール・・・・
というと、観客が期待していくのはもちろん、かの名作、「インファナルアフェアーズ」ですよね〜
まあjesterは「インファナル」ほど期待していったわけじゃないのですが。
基本的に広東語を聞けるだけで嬉しい人間なのです。
しかし、がらがらでしたね・・・映画館。

とにかく、インファナルアフェアーズと同じ役者さんがいっぱい出ているので、最初はそれを見つけるのが嬉しくて、あ、あなたも!あなたもでてるの!と、同窓会状態。
でも、この映画では、誰が誰だか、どの人とどの人が敵なのか、混乱して・・・・・
それにしても、アンディ・ラウが良かった。押さえた演技だけど、横顔が素敵。
するすると林檎をむいてくれるシーンでは、思わずあ〜んしてしまいたくなる(やめれ)ほど。
斬新な映像という前評判でしたが、、確かにとても映像が綺麗でした。
香港の下町の風景もドライでよかったし、レストランの内装なんかも素敵。
カメラワークも複雑ですごいデス。
しかし座っている人物の背景をぐらぐらさせるのはやめてください! 船酔いします〜〜
で、話がよくわからない上に、映像が芸術的過ぎて、さらに謎の世界。
え、あんた誰、誰を殺そうとしているの???? ボスって誰よ?
と、ミケンがコルクまきになりながらみました。
でもご安心を。ラストでかなりの謎が解けます。(全部といえないところがつらい)
途中分からない!といって退席すると、一生謎のままですよ〜〜
以下やばいネタばれあり! 注意!!!

途中で「だから、レフティね」って分かったと思ったんですが、最後まで「あれ?ちがうのかしら?」と思ってどきどきしました。
あのね、「インファナル」ではショーンはトニーの若い頃の役だったでしょ?
なのに、今回はあの人の、って言うのは気持ち的に無理があるのではないでしょうか?
それと、エディソンが似てないです、あの人に・・・・。
というわけで、今回の点は ☆☆1/2 かな。と思ったのですが、一晩寝たら(をいをい)☆☆☆に昇格しました・・・。もう1回見てもいいかも、デス。
(☆評価ですが、☆5つ…一食抜いても ☆4つ…お勧めです! ☆3つ…価値あり ☆2つ…お暇なら ☆1つ…jesterはだめ)
インファナル・アフェア
