2005年12月31日

天空の草原のナンサ その2 &ご挨拶

突然思いついて(いつもこう)映画のブログを別にしてみましたが、たくさんの方とお知り合いになれて、とっても嬉しかったです!

わがままな感想を書き散らしているのに、なんか本サイトよりもご訪問の方が多い日なんかも最近増えてきて、とってもハッピイデス。

ありがとうございました〜♪


ナンサの続きを書こうと思っていましたが、間が開いちゃうと、どんどん忘れ・・・(爆)


********以下ちょっとネタばれあります**********


ナンサ一家が食べているお食事、乳製品が多いのです。チーズやミルクのおかゆ、ミルクのお酒・・・・
とってもおいしそうでした。

それから、引っ越すときのテントをたたんでいくシーンが長く写るのですけれど、それもなんだかよかった。
あんなふうにシンプルに、身軽に生きて行きたいと思いました。


そして一番印象に残ったのは、このシーンでした。

ナンサが雨に降られて雨宿りしたおばあさんの家で聞いた話。
薄暗いテントの中は雨の音で一杯。

「おばあさん、私は人間に生まれ変われるのかしら?」
「そうね、教えてあげよう」

おばあさんは長い針を立てると、そこにお米をさらさらさらとかけました。
何回も・・・・・
何回も・・・・・

「おばあさん、どうやったら分かるの?」
「そうね、教えておくれ・・・ 針の上にお米が乗ったら・・」

さらさらさら・・・・・

「でもおばあさん、お米が針の上に乗るなんてことないわ・・・・」

さらさらさら・・・・
さらさらさら・・・・

「そのぐらい、人間に生まれ変わるのはむずかしいのさ。生きてるうちに一杯一杯いいことしないとね、人間には生まれ変われないんだよ・・・・」



jesterは来世人間に生まれ変わりたいかどうか、よく分かりませんが、毛虫とかゴキブリに生まれ変わったら嫌です。

だから、一生懸命いいこと一杯しなくちゃ、と反省。←単純。


ラストシーンでは思わず手を握り締めて、「神様、お願いします!!!!」と画面を見つめてしまいました!

これ以上は見てのお楽しみですが、じわじわと感動する静かで良い映画でございました。



ではでは、みなさま、良いお年をお迎えくださいませ♪ 来年またお目にかかります 黒ハート

posted by jester at 12:34| Comment(2) | TrackBack(1) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月28日

天空の草原のナンサの感想その1です

子供と動物にはかなわないっていう業界用語があるらしいですが、その点、この映画はスペシャル可愛い子供ととっても自然体の動物がたっぷりということで、
ある意味、最強映画かもしれません。

年の暮れの午後だというのに、日比谷シャンテ・シネは混んでました!
首が痛くなる椅子だっていうのに、みんな良く我慢してきてるなあ〜
(いい映画やる映画館なんですがね)

この監督さんの前作「らくだの涙」で寝たという前科を持つjesterとしてましては、首を守るために腰をググッと落として寝そべり姿勢になったとたん、もう寝ちゃいそうでしたが、今回はしっかり最後まで見ることが出来ました。

山もなく、谷もなく、ただ淡々と人間を追っていく映画が好きなjesterとしても、主人公が犬と子供じゃ、共感できる心の葛藤などもなく、飽きてしまわないかしら?
とくにずっと歌うたってるシーンとかあったら、「らくだの涙」の二の舞いかも・・・とおもっていたけれど、その不安ははずれ。

描写に甘いところがないんです。「ほらかわいいでしょ〜」というのがないの。
ただ丁寧に撮っているというのが、大人の鑑賞に耐えます。
草原での生活は清貧で厳しいんですよ。


とにかくナンサの役(というのだろうか、本物というべきか)、ナンサル・パットチューンちゃんが可愛い!!
まん丸のお顔も、あかぎれしてるみたいな真っ赤なほっぺも、朝青龍似(さすがモンゴル民族)の細いおめめも、めちゃくちゃキュート!

しかも現代の日本のがきんちょからは失われつつある、ワイルドさがあって、小汚くて、とってもjester好みでした。

小さい体でがんがん馬も乗りこなすし。

しかし降りるときはいいとして、乗るときはどうやって一人で乗っているんだろう・・・・
家族Bもオーストラリアでマウンテンライディングしたときは、ナンサぐらいでしたけれど、抱き上げないと乗馬できませんでした。
一回お母さんが抱き上げて乗せているのが映ってましたが、一人で山に羊追いに行っていたときはどうやってたか、気になります。


ナンサの兄弟(最初3姉妹かと思った。一番下の子、髪の毛二つに分けて結んでるし。でも裸のおしりで寝てるとき、ちゃんとありました。)も全員、小さい子の可愛さがたっぷりで、この子達が自然にじゃれているさまは幸せそのもの。

ただぶちあったり、牛の糞を積み重ねて遊んでるのを見るだけで、もう心が癒されます。
nannsa1000679_01.jpg

しかし・・・・
子供が出てくるもの、動物物にありがちな、とっても悲しいシーンがあるのではないかとどきどき。
子供や動物や(いや大人でもそうだけれど)が悲惨な思いをしたりする映画はず〜〜んと心が沈んでしまうので、映画のあと忘年会を控えたjesterとしては困ってしまうのでした。

でもでも、そんなシーンはありません。ほろりとさせ、ちょっとどきどきしますが、とっても後味がいいのです。

お父さんもお母さんも、草原で羊を追って暮らしているわりには、のんびりというよりは過酷デス。
体を酷使して生き抜いているという感じ。
jesterなんかとってもやりきれないでしょう。

でもあんな景色の中で、草原に座り込んで羊の皮を剥くのなら、それはそれで体は疲れても心は疲れないのかも。

子育てだってほったらかしで、下の子なんかミシンの上に上ったり、小さな流れのほとりをうろうろしたり、柵に登ったり、もういつ落ちちゃうかとはらはら。

でも子供はたくましく育つでしょうねえ。


そして、父親は本当に一家の柱なんです。
力仕事は母親もしているけれど、彼じゃなくちゃ出来ない仕事があるし、家を狼から守るのだって彼の仕事。
だから彼のいうことは家のルールなんですよ。

現代日本の父親のほとんどは、生活という点では家族と離れていますよね。

たとえば会社員のお父さんだって、命を張って働いて家族を守っているのだけれど、その姿は家族からは見えないから、威厳がありません。

飲んだくれて家に帰ってきて、テレビをつけっぱなしでいびきをかいてる姿しか見ていない子供に、「お父さんを尊敬しなさい」といっても難しいデス。

でもあんなところで、座りながら斧をふるってバンバンと力強く薪を割る迫力ある姿をみせられたら、「おとうさんってすごいなあ・・・・」って子供は畏敬の念を抱くことでしょう。

働く男の姿に弱いjesterも、ぽわ〜となってみておりました。猫



で、続きます・・・・パンチ
posted by jester at 18:16| Comment(0) | TrackBack(2) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月27日

天空の草原のナンサ

今日は日比谷シャンテシネに「天空の草原のナンサ」を見に参ります。
モンゴルの草原と可愛いナンサと可愛いイヌッコロに癒されてまいります!

しかしちょっと不安が・・・
同じ監督の「らくだの涙」、ちょっと居眠りしたんですよね・・・・
いや、いい映画だったのですが、音楽が気持ちよくて・・・・

しかも、またシャンテシネ・・・・
(このところ通ってるなあ。)
あそこ、ヘッドレストがなくて、画面がうえのほうにあるから、首が疲れるのよね〜〜
で、首を背もたれに乗せようとすると、座高の高いjesterは今度は腰が・・・・
やれやれあせあせ(飛び散る汗)

でもナンサは1時間半ぐらいの短い映画だから、なんとか頑張ろうっと。猫

そのあと忘年会に突入なので、感想のアップは明日になるかな?
posted by jester at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月26日

L'equipier(灯台守の恋) その10 脇役

クリスマスも終わって、年の暮れですねえ・・・・


アントワーヌもマベも、クリスマスや革命記念日には、お互い、どうしてるかな? なんて考えて、しばし感傷にふけったでしょうか?


歳とるごとに、季節季節、思いを馳せる人が多くなります。
それもいいものデス。


この映画、「恋に落ちて」や「マディソン郡の橋」と比べられていることが多いですが、jesterはこの2つの映画、あまり好きではなかったのです。
 
とくに「マディソン郡」のほうは、本もベストセラーになって、周りの人が「感激した!」っていってたけど全然でした。
(そういえば「世界の中心で・・・・」も「頭の中の消しゴム」もまったく泣けなかったけど・・・・)

「L'equipier(灯台守の恋)」でも感情移入してたのはイヴォンやアントワーヌのほうだったjesterは、メリル・ストリープには感情移入できず、クリント・イーストウッドの役はちゃんと人間が描かれてなかったから、こっちにも移入できず、で終わったみたいです。



さてと。脇役について一言。

いぢわるな工場長のルブラの役の人、上手でした。自分もマベが好きで、アントワーヌに嫉妬してるんですよね。
それがとっても陰湿。
そういえば「ラベンダーの咲く庭で」のお医者さんもこんな性格でしたね。

「ロゼッタ」でがんばっていたエミリー・デュケンヌが大きくなっていてびっくり。
能天気なおばか娘の役を楽しそうにこなしてました。
でもこの人、私生活では、シングルマザーになってるんですね〜〜
もっとビックリデス。

それと、マベの妹のジャンヌの夫のティヌーの役の人、トム・ハンクスに似てませんでした?
思わず息子のコリンかと(それはキングコング)
「魚にも流行があるのか」の台詞、笑えました。



さてさて、L'equipier(灯台守の恋)については記事が2桁に達するほど浸ってしまったjesterでしたけれども、そろそろ次の映画の話題に進みましょう。


photo2.gif
最後に、灯台に飾られていた、アントワーヌとイヴォンが L'equipier(チーム)として肩を組んでいる白黒写真を飾って終わりたかったけど、画像を見つけることが出来ませんでした。
パンフレットの中にもないし。しくしく。
なので、イヴォンの写真を飾ります。


また、チャンスがあったら是非見たい映画の一つデス。
皆様、長々とお付き合い、ありがとうございました!
これからもどうぞよろしく〜〜 黒ハート


posted by jester at 09:44| Comment(6) | TrackBack(3) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月23日

L'equipier(灯台守の恋) その9 マベの気持ち

サンドリーヌ・ボヌールは、1枚の型紙から自分で作ったというかんじの素朴な小花柄のワンピースが結構似合っていましたね。
缶詰工場で働く、灯台守の女房にしてはやせすぎ(?)だけど、だからこそ「君は特別な人だ」といわれるのでしょう。

笑うと可愛いのに、しかめっ面が多かったのは役作りでしょうか?
ハリウッドの女優さんなどに比べて、生活感のある美しい人、というのが、ヨーロッパらしくて良いです。


さて、この映画を見た女性の中には「私がマベだったら、アントワーヌについていったかしら」って考えられる方もいらっしゃるでしょうね・・・・

jesterはそのことはあまり考えませんでした。
だってアントワーヌはマベを連れて行く気がなかったと思うから。
あれだけ決然と別れを告げられたら、あれ以上は追えないです。


あのシュチュエーションで言えば、マベは「連れてって」というかもしれません。
島のような閉鎖された空間から飛び出して、別の人生を送りたいと、昔から思っていて、出る勇気とチャンスがなかったらしいですから。
「私はどうしたらいいの」ってそういう意味だと思う、って前も書きました。

ただ、マベはアントワーヌを恐れていたのかもしれません。島を出るチャンスになるかもしれないと思って・・・
だから急に突っかかったり、抱きしめるべきときにまず胸を突いてけんかを売ってからじゃなくては、抱いてあげられなかったのかも。
彼女だって、島を出るのは怖いんですよ、ほんとは。

そして、アントワーヌは絶対、
「一緒に来て欲しい」って言わないです。
そういう男なんです、アントワーヌは。
(独り決め)


それで・・・・そうだとして・・・・
その上で、自分がマベで、どうしてもアントワーヌが忘れられなかったらどうしましょうか。

島を出て、アントワーヌの行き先を捜すでしょうか?


インタビューで、サンドリーヌ・ボヌールはこういってます。

私なら、アントワーヌと一緒に島を出ていたわ(きっぱり)。
だって、人生は一度だけだし、お互いにあれだけ愛し合っていたのですから。
もちろん、自分を愛してくれている性格の良い夫のことを考えると心は動きますが、なによりも彼女がアントワーヌを愛してしまったという事実のほうが強いわけですし。



で、(誰も聞きたくないとは思いますがパンチ)jesterならどうするかというと・・・

jesterは島に残ると思います・・・・。
無口なくせに「シュー(キャベツちゃん)」なんて呼んでくれる、優しい暖かい夫がいたら、どんなに他の人を好きになったとしても・・・・出られないと思います。

もしかしていつかイヴォンが別の人を好きになったとしたら別ですが・・・・。
そんな日はこないでしょう。


17歳で出会った人が自分の一生をともに過ごすべき人なのかどうか、若い頃の決断が正しいとは限りません。
間違っていることのほうが多いかも。

世の中にもっと深く愛し愛されることの出来る人がいるのかもしれません。
真実の愛にめぐり合うのが結婚したあとだったら悲劇です。

サンドリーヌのいうように人生は1回なのですから、死ぬ時に後悔しないように、勇気を振り絞って出て行くのが正しいのかもしれませんね。

でも、jesterは出て行かないと思います。
考え方は人それぞれですが、jesterは、恋愛と違って、結婚は二人の人間が山あり谷ありで、一緒にはぐくむものだと思うので・・・・
相手が納得しない限り、どちらかの都合で簡単にやめていいものではないと思うから・・・・。

でも出て行ける自分であって欲しいとも思うのです。
出て行かないにしろ、そういうパワーは心のどこかにキープしておきたい。


ああ、複雑ですね・・・・

皆さんはどうお考えになったでしょうか・・・・?
 
posted by jester at 15:17| Comment(8) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

L'equipier(灯台守の恋) その8 小道具編 ネタばれあり!

『その6』でマベとアントワーヌが近寄っていくエピソードが少ない、ひとめぼれなのか、「男と女ならそういうのがあり、と割り切っているのでしょうか?ちょっと納得いかないところデス。」なんて書きましたが、よおくハラに手を当てて考えてみたら、jesterにも覚えがあります。

出合ったときから、なんとなく目がいっちゃう人。
ずっと前から知っていたような気がする人。
いけないな、と思いつつも視線がそっちにいってしまう人。
見ているとなんとなく泣けてしまうような人。

別にドハンサムとかじゃなくても、そういう人っています。女性にだっていますよね。
心の美しさが外にこぼれて出てきている人。
そばに近寄りたいようなオーラを発散している人。

そうして惹かれ、注目しているうちに現実が見え、単に自分の理想を投影しているだけだったと気がつくこともあります。たいていはこっちで終わります。

でも、観察するうちに相手の素晴らしさにますます惹かれ、目力を飛ばしあってお互いに強く惹かれてしまうこともある。
最初は一目ぼれだったのに、相手を強く求めるようになってしまう・・・

アントワーヌにとって、マベはそういう運命的な人だったのですね。男がどんな女に一目ぼれするのかは人それぞれだろうし、いまいち分からないけれど、自分の気持ちに当てはめて考えてみたら理解できたので、前言撤回です。



ところでフィリップ・リオレ監督、小道具の使い方が上手です!

灯台が孤独なアントワーヌを象徴しているようだ、って前にも書きましたが、
イヴォンの広い暖かいふところ、危ないときに、愛するものたちをしっかりと守ろうとしている姿
も象徴しているような気がしてきました。

そっちは違うよ、そっちにいったら転覆する。
こっちが正しい航路だ、こっちに面舵を切れ・・・・

そしてそれが消えた一瞬・・・・・ 
イヴォンの心が陰に入ってしまった時。
イヴォン自身も何がおきたのか分かりません。
沸き起こる感情の嵐に翻弄され、ぼんやりとしてしまいます。

でもイヴォンは我に帰って、灯台に駆け上り、また灯台に火を入れるのでしたよね。
そしてアントワーヌを救う。この辺も好きデス。イヴォンの心の広さを感じます。

この心の広さで、娘カミーユが自分の子ではないかも、と思いつつ、そんなことはすべて飲み込んだ上で、娘を溺愛したのでしょう。
『地獄だ、出て行く』といった島に死ぬまで残っていたのも、この娘と、そして妻を愛しているからのことだったと思われます。

ああ、なんてイヴォンって心の綺麗な男なんだろう!!


マベのお父さんの手作りアコーデオンも大切な小道具の一つ。
マベがアントワーヌに惹かれたのも、多分大事そうにアコーデオンを抱いて、そっと弾いて見せた微笑と、それを直してくれた優しさがはじまりかな。
うむむむ・・・とうなりつつも、こういうのに弱いjesterです。

まあ相手がそれを、気を惹こうとわざとやってると、なんとなくこちらにもそれがわかり、しらけますけどね〜
アントワーヌみたいにおずおずと、でも裏心なく自然にああいうことをされたら、やばいデス。乙女のピンチデス。パンチ

自分のマベへの気持ちを押し殺すために、イヴォンたちの家を出てカフェの2階に部屋を借りたアントワーヌに、マベはアコーデオンを届けます。
一言の言葉も添えられていないけれど、愛の告白と思えます。

机の上に置かれた包みをじっと見て、その包み紙を一部だけ破り、中を確認しても、包みを開けないアントワーヌ。
アコーデオンには指も触れません。
開けてはいけない、と思っているのでしょう。
受け取れない。
受け取りたいが、自分はこれを受け取る資格がない・・・・。
そんなアントワーヌの心の葛藤がうかがえます。
そして島から出て行くときにそれをマベに返します。

完全な別れを告げているのです。
僕は行くけれど、アコーデオンは持っていかないよ、と。

「花火、どうだった?」といいに来たイヴォンは机の上のやぶられた包みを見て、「義父のアコーデオンか?」って聞きます。見ていてドキ、ってしますよね。勘がいい人ならこれで見破りますよ。
妻が父親から誕生日にもらって大事にしているアコーデオンだもの。

でもイヴォンはアントワーヌを信じているので、「修理した」といわれるとすぐに素直に納得し、ご機嫌でアントワーヌを誕生日パーティに招待します。(可愛い♪)

アコーデオンを前に、またアントワーヌの心はちくちく痛んだでしょう。
もうここにはいられない、出て行かなくては、いつかイヴォンを傷つける、と決心したのはこのときかもしれません。たらーっ(汗)


灯台から打ち上げられる花火は、妻への深い愛と、新しく仲間に迎えたアントワーヌとの友情を心底喜んでいるイヴォンを思わせます。
そして2人はその花火の下でイヴィンを裏切る・・・

遠く海の上で光って落ちていく花火は、なんて静かで美しくて、残酷なんでしょう。

目に焼きついたきらめく光の残像は、手に負った癒しがたい怪我と同じに、
心に嘘はつきなくない、誰ももう傷つけたくない、誠実に生きたいと誰より強く願っているのに、そう生きられない・・・・ 
そんなアントワーヌを責め続けるのです。(と、jesterは思うのでした)

ああ、アントワーヌの心だって負けずに清冽だわ!


それから、イヴォンが作る椅子。カミーユが売ろうとするイヴォンに家にもたくさんの椅子があふれ、カフェではもう誰も買い手がなく、教会でも村人が全員座っても余りあるほどの椅子。
言葉に出せなかったイヴォンの思いが椅子になっているよう。
どんな思いをこめて、無口に椅子を作り続けたのでしょう・・・・

その椅子におしっこを引っ掛ける通りすがりの犬が微笑ましかったデス。


しかし動物といえば、猫のバンコちゃん。
あの柔らかい体と、泣き声、ごろごろと喉を鳴らしてアントワーヌに擦り寄る姿。イヴォンが抱くシーンでは体を堅くしてよじ登ってましたが、あれははっきりイヴォンを嫌がってましたね。(かわいそうなイヴォン)

イヴォンったら、「お前を恋しがってる。みんなそうだ」なんていじけてました。



ああ、キングコングについても書かないとわすれちゃう(爆)のに、まだ続くらしい・・・
困ったなあ・・・・
いい加減しつこいよ、自分。
posted by jester at 11:47| Comment(17) | TrackBack(5) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月20日

L'equipier(灯台守の恋) その7 アントワーヌ♪(ネタばれあり)

さて、いぢめられっこのアントワーヌを演じたのはグレゴリ・デランジェールです。

「ヴォンヴォヤージュ」では、それほど「jesterいい男網」にはかからず。
とっても健康的なお兄さんだな、しかもわりとぼんやりした顔だち(きゃあ、ファンの方ごめんなさい!パンチ)と思ってました。
jesterが苦手なペコちゃん顔ではないのですけれど、『いい人顔』ではあります。

まあそういう役柄だったというのもあると思いますが。


でもこの映画では、そういう彼の持ち味が、アントワーヌにぴったり。
優しげな表情の合間に、陰のように見せる寂しげな瞳がまるで迷子の子犬みたいでした。(ほめてます!) 黒ハート


動物行動学者の竹内 久美子さんの本で「そんなバカな!―遺伝子と神について」だったと思うのですが、(今手元になくて確認できません・・・)こんな話を読んだことがあります。

男には遺伝子を残す戦略で2つのタイプがある。文科系と理科系だ。

jesterのウル憶えによると、人間の行動は『利己的遺伝子ーセルフィッシュジーン』に操られていて、遺伝子を残そうと頑張っていると竹内さんは言ってました。(こまかいところ、まちがってたらごめんなさい)

文科系の戦略をとるセルフィッシュジーンをもつ男性がとる行動。

女性の心理を読み、弁舌さわやかに口説いて、自分の遺伝子を撒き散らす戦略。一端ゲットして妊娠させればもう目的を遂げたので、さっさと捨てて、新たなターゲットに向かう。社会的にも財産を持ったりする。


それにたいして、
理科系の戦略をとるセルフィッシュジーンをもつ男性がとる行動。

直接自分の遺伝子を撒き散らすことより、種族全体を守ろうとし、役に立つ道具などを作る。たいてい妻は一人で大切にし、結婚しないこともあるが、彼の働きによって、その親族が生き延びられるので、結果として彼の遺伝子を継ぐ子孫が残ることになる。

(註;この文科系、理科系は、出身学部とは別のものです!!)

とまあ、こんな感じだったような・・・・とっても面白く読んだのを憶えてます。
あの人は理科系〜〜 あいつは文科系だ!なんて周りの男を仕分けしたりして。(爆)

(この本、詳しく読みたい方はそんなバカな!―遺伝子と神について
そんなバカな!―遺伝子と神について
をどうぞ。)


で、この映画に出てくる二人の男はもうぜったい理科系の戦略の男!なわけです。

かたや妻一人をひたすら愛しながら、椅子を作り続ける寡黙な男。

かたや正義感をもち、真面目な時計職人。

でもその時計職人の優しい心は、戦争でアルジェリアに送られて、めちゃくちゃになっていた・・・



(以下、内容に深く触れるネタばれあります。未見の方、ご注意くださいませ) 




革命記念日のお祭りのシーンで、アントワーヌが村人に「下士官か?」と聞かれて「予備兵だ」と答えるシーンがあります。
jesterは軍隊のことがよく分からないのですが、彼は軍隊で偉い人ではなかったのですよね。

でも「落下傘部隊にいた」というのには周りの人が「わあ〜」という表情をしていました。敵地の真っ只中に落下傘で降りる部隊は、勇猛果敢で人ぞ知る、ということなんでしょうか。


アントワーヌが優しい表情の下に隠していたのは、アルジェリアでゲリラを捜索していて、農民を拷問しろという命令を受け、オリーブオイル絞り器を『アラブ搾り器』として使用したこと。
そしてそれに耐え切れずやめたら、味方の士官たちが怒って、彼自身の手を『アラブ搾り器』でつぶしたこと・・・・

軍隊で上官の命令に逆らうということが何を意味するか、jesterにだって分かります。
異常なシュチュエーションの中で全員が殺気立って正気を失っている状態です。

でも彼は農民を拷問することに耐えられなかった。たとえ彼自身の命が危なくなったとしても、見て見ぬ振りをして残酷な拷問を続けることを拒否した。

時計職人という寡黙で平和な仕事を選んでいた彼にとって、その手をつぶされるということは、帰還しても、もうもとの仕事にもどれない、ということを意味します。

また、つぶされた手は両刃の剣となって、自分の痛みとともに、自分が拷問したアラブ人の痛みをも再現し続けたとおもわれます。

自分の痛みだけなら時間が解決してくれますが、人を傷つけた記憶は、彼のようなやさしい人間の心に癒しがたい傷と罪悪感を与えたことでしょう。

日常生活で痛みを感じるたび、不便を感じるたび、そしてあどけない子供に「手、どうしたの」と聞かれるたび、彼の心は血を流すのです。
食事のときにサラダに入っているオリーブですらつらい。(とjesterの一人思い込み)


彼が仮面のように見せる微笑の下に隠していたのは、こんな地獄です。たらーっ(汗)


だからこそ、もっと楽な仕事も国から与えられていたのに、わざわざ『地の果て』の海の中の灯台に勤務することを選んだのでしょう。

でも彼は破れかぶれになってはいません。
誠実に仕事をしようとし、無知をあざ笑われても、叱咤されても、ひたすら学ぼうという姿勢を崩しません。
自分の悪いところを認め、任務を果たそうと全能力を傾けて努力します。
その真面目さが、同じ真面目人間のイヴォンの心を打ちます。

jesterの心だってビシバシ打ちました。パンチパンチパンチ
もうこうなると、もっさりとした体格やしわしわのYシャツまでよく見えてくる・・・・


特に2回目の鑑賞では、そういう傷を持った人間としてはじめから彼を追っているので、最初のほうから、ちょっとした伏目とか、言葉につまるところ、顔を背けるところなどに、いちいち切なくなります。

それなのに、不自由な指でアコーデオンを弾いてみせる表情なんかがとても暖かいのです。
周囲の人のために、自分をusefulにしようという心(日本語でなんていうんだろう?こういう言い回しってあったっけ?)を失いません。

後から起きてきたイヴォンのために、コーヒーを湯煎して温めておいてあげるような心配りのできる男なのです。
そしてオペラを愛してよく聞いているような、芸術を愛する心も持っている。

挨拶して返事してもらわなくても、そっと猫をなでて「お前は返事してくれる」なんていわれたら、こりゃあバンコ(めちゃくちゃ可愛いネコ)じゃなくてもごろごろ言って足にすりつきたくなるわ〜〜〜




と、喉をごろごろ言わせつつ、まだ続くらしい・・・・・・猫



posted by jester at 09:53| Comment(10) | TrackBack(1) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月19日

L'equipier(灯台守の恋) その6(ネタばれあります)

2回目は多分それほど泣かないのではないか、という予想を裏切って、またかなり泣いてしまったjesterです。

ミリオンダラー・ベイビーですら2回目は泣かなかったのになあ・・・・


(もう公開から大分経っているのと、もともと『ネタばれ』を警戒するような内容の映画ではないので、以下はかなり深く内容に触れています。未見の方はご注意くださいませ)




2回目は最初から「友情もの」と割り切って、男性二人に焦点を合わせてみていたので、よりメッセージがクリアに伝わった感じがします。
二人がお互いを理解し、歩み寄っていくところはとても丁寧に描写されていました。
なぜ、イヴォンが今までの同僚から反感を買うのを覚悟してまで、アントワーヌを「L'equipier」として受け入れるようになったかが、細かい描写で丁寧に積み重ねられていました。

 
それに対して、アントワーヌとマベがなぜ惹かれあうのかは、ほとんど説明がありません。まるで出会った瞬間にお互い一目ぼれしていたんだよ、とばかりに話が進みます。
男と女ならそういうのがあり、と割り切っているのでしょうか?
ちょっと納得いかないところデス。
ま、父の手作りのアコーデオンとか自転車とか、ささっと手早く直してくれたりした青年が、熱いまなざしを投げかけてきたら、女心は揺れるでしょうね。うんうん。
なんしろ相手はグレゴリ・デランジュールですし。
jesterなんかもう、グラグラかも。パンチパンチパンチ

しかし、なんとなくいい雰囲気でしゃべっていたのに、突然「島に住むブルターニュ人は字も読めない野蛮人?」とアントワーヌに突っかかるマベ。
フランスでブルターニュ人がどう偏見をもたれているのかはまったく知りませんが、それにしても言いがかりのような台詞で唐突な感じがします。

そのくせ、アントワーヌに「つらすぎる」といわれると「私も」とすぐ答えてしまうし・・・・
(いや、あのシーンを見ながら、jesterも思わず「私も」とすぐ答えてましたが・・・・)パンチ


でもアントワーヌはマベに惹かれながらも、イヴォンとマベを引き裂こうとはまったく思っていなかったのですよね。
最後の別れを告げるとき、アントワーヌが「一緒に島を出よう」といったら、マベはついていったと思います。(物干しに立って、アントワーヌが一人でこもっていると思われる納屋に向かってマベがいう言葉、「私はどうすればいいの?」って、=「一緒に連れて行ってね」という意味じゃないかしら?と思います)
アントワーヌもそれを知っていて、あえてその一言は言わなかったのでは。
「行き先は?」とマベに聞かれても
「わからない。僕にもわからない」と、きっぱりと終わりを告げています。

アントワーヌは身を引くことを堅く決意しているのだと思います。
それはマベに対する愛と比べても勝るとも劣らないほど、イヴォンに友情を感じているからではないのかしら。
イヴォンを傷つけたくない、という気持ちが強かったのだと思います。自分の幸せより、友達の幸せを祈る・・・ううう、いい男だねえ。たらーっ(汗)


最後のシフトに出かける2人を、土砂降りの雨の中自転車に乗って船を追いかけ、岬に立つ十字架の横で手を振るマベ。イヴォンに気を使いながら、マベにおずおずと手を振り、その手を下ろせなくなってしまうアントワーヌ。
(泣けます・・・・・・身を引く決意は固いけど、別れがたいんですよね・・・・)
自分が手を下ろしても、多分いつもよりずっと長く手を振っているマベを見て、妻が自分に手を振っているのではないと気がついてしまうイヴォン。

過剰な台詞もアップもなく、地味な色合いの風景の中で、ほとんど動きのない抑えた演技なのに、これほど人間の心が伝わってきてしまうのはなぜでしょう・・・・
俳優陣の演技力と監督の手腕に脱帽です。


今回つくづく思ったのは、イヴォンを演じるフィリップ・トレトンの演技の素晴らしさ。
最初、いけ好かないおっさんだったのが、アントワーヌに心を開くうちに、どんどん可愛く見えてくる・・・・

彼もあの島ではよそ者で、マベを愛するあまり、頑張ってやっと仲間入りしたものの、本当は打ち解けていない・・・・
いつかは出て行きたい「地獄」だって思っているのが本音です。

静かに家具を作るのが好きな無口な男だけれど、妻をひたすら愛している。
だからこそ「地獄」のような馴染めない場所でも、地道に暮らしているイヴォン。
アントワーヌが来て、心を開ける友人が来たと一番喜んでいるのはイヴォンだったと思います。だからこそ、仲間から「ブルターニュ人だろ! 恥を知れ! 面汚し!」とののしられてもアントワーヌをかばうのだと思います。

「気に入ったか? 花火だよ、驚いたろ?」というときの少年のような瞳。

そんな友人に対して、その花火の下で、彼の愛する妻を抱いたその事実がどれだけアントワーヌを苦しめたでしょう。


でもあの、花火の下のラブシーンは、私には色っぽく見えず、それよりも、「よかったね、アントワーヌ、やっと素直に思いをぶつけることが出来たね」と母のような気持ちで見てしまいました。(あんなでかい息子を産んだ覚えはないが・・・・)

初めての場所で、仮面のように微笑を浮かべ、自分の気持ちを抑えて抑えて何とかコミュニティに受け入れられようとがんばってきた彼が、やっと素顔にもどって泣くことができた一瞬だったのではないかと思います。

それが世間からは後ろ指指されることであったとしても、あそこでアントワーヌを抱いてやらなきゃ女じゃないよ! よくやった、マベ!!!



と啖呵を切って、また続く模様・・・・・・。ふう。パンチ


あ、灯台フィギュアは買いませんでした・・・・。ぐっと我慢我慢。
だって13000円もするんだも〜〜ん。しくしく。

ああああ・・・・でも、あれをうちの出窓に飾りたいなあ。
嵐のとき、あの灯台があれば心丈夫だろうなあ・・・(まだ心が揺れている)あせあせ(飛び散る汗)
posted by jester at 18:11| Comment(11) | TrackBack(8) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

L'equipier(灯台守の恋) その5 またいってきます

今日、2回目をこれから見に行くところです。

今不安なのは

あほなわたしがラ・ジュマン灯台のフィギュアを買ってしまうのではないか、ということ。

実は前回見たときも、とっても欲しくなったのです・・・・。
帰ってきてからもとっても心惹かれていて・・・・

こないだはラ・ジュマンの灯台の写真が載っているカレンダー(最初に載せた灯台の写真がそうデス。そのカレンダーをデジカメでとって載せてみました)をかって我慢したんだけど、今日は我慢できるだろうか、自分・・・・

もうやめてくれ〜〜 これ以上家にマゾム(ホビットが穴に溜めてる不用品)を増やさないでくれ〜〜パンチ

・・・と自分に言い聞かせつつ、いってまいりま〜す!猫


あ、VMチーフさんに教えていただいたのですが、デイジーの300での役名がやっと分かりました。
Diliosだって。
取り急ぎの一報でした。

posted by jester at 09:51| Comment(2) | TrackBack(0) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

L'equipier(灯台守の恋) その4 原題問題

またそこかよ、と思われるかもしれないのですが、14日にかいたその2の冒頭

『『恋』と銘打ってあるので、これはラブストーリーなんでしょうけれど、考えてみると、私が泣いた部分はどうも恋愛描写だけではなかったみたいです。』

て書いたのです。
それで書いた後、
「こんな粋じゃない題ってフランス映画であるだろうか?」
(例のフランス映画との自分勝手な信頼関係です)と不安になって原題を見てみました。

う〜〜むむむむ。またかよ

原題は L'equipier じゃないですか・・・・

つまりチーム(労働者の)ってことですよね!
いっしょに仕事を組んでする人、シフトというのかな、を組む人、ってこと。
(フランス語に堪能な方〜〜〜(またきました) それでいいのですか?)

違うじゃん、違うじゃん、「灯台守の恋」じゃないじゃんか〜〜!!
これってやっぱり、友情の物語なんだよ!

せめて「灯台守」にしてくれよ・・・
じゃないと、純愛映画に浸りたい夢多き乙女が押し寄せちゃうじゃないのさ!!

がるるるるるrrrrr猫



・・・・失礼しました。

邦題をつける方は「どうやったら客が入るか」ということを最重要事項としてお考えになるのでしょうが・・・・。
ほんとにこの映画をみて題をつけたのかなあ。
そこにこの映画への愛はあったのかなあ。
題が作品のテーマとずれると、結局思ったような客層が呼べず、ロングランにもならず、採算が合わないのは証明ずみなのに!

日本人の映画ファンをバカにしてるような気がしますたらーっ(汗) 

がるるるるるrrrrrrrr!猫


だってですね、この映画をみて、ラブストーリーと期待してみた人は、それほど感情移入できないんじゃないかと思うんですよ。
で、 「あたしがえらぶならどっちの男」ハートたち(複数ハート)とか「島を出るか島に残るか」ハートたち(複数ハート) なんてことを考えるひともいますよね・・・・。

もちろんラブストーリーとしてもいい出来だとは思うし、そういう味わい方もOKだと思います。人それぞれですもの。

でも、少なくとも邦題で固定したイメージを植えつけるのはどうかと思うのです。
それでなくてもトレイラーのあま〜〜い音楽で「よっしゃ〜!」と思ってくる人だっているんだから。


jesterに伝わってきたのは、ある傷つきやすい心を持った人間と、彼を受け入れようとして少しずつ近づいた、言葉少なくぶきっちょな男の心のふれあい、そしてその別れ
だったんです。

そこで泣いたんだもん!たらーっ(汗)



そこで改めて監督のPhilippe Lioretさんのインタビューを読んでみると

『私たちが語りたかったのは同じ女性を愛してしまうはめになる二人の男の物語だったんだ。
彼らはこの極限のロケ地で一緒に暮らし、働く。
その場所では他の人々と知り合うことはとても難しくて、二人はお互いから逃れることはほとんど不可能だ。
でも、この物語の底流にあるのはどこにいる誰にでも起こりうることだということだ。』


(映画パンフレットより。文はそのままデス。原文が分からないのでなんともいえませんが「極限のロケ地」っていうの、多分誤訳じゃないかな。「極限の地」でしょうね。)


あああああ・・・・・
そうですそうです。そうでしょ??

というわけでjesterはこれからこの映画を『L'equipier』と呼ぼうと堅く決心しました。

(そのわりに後ろに括弧をつけて邦題を入れたりしてるのは、L'equipierっていっても誰もわからないだろうという弱気のせいです・・・・自分だって辞書引かないとわからなかったし)

(しかも、なんて発音するんでしょう。発音記号見ても分からないデス。男性名詞だから・・・レキペ? え? ルキペ? ルキピュェ? 痛て!舌噛んだ・・・フランス語、発音むずかし〜)



と膝打ちまくり、決心しまくりながら、俳優さんについても、映画の内容についても触れないまま、また続いてしまうのでした・・・・・


きゃいん!犬(石なげないで〜〜)
posted by jester at 09:25| Comment(4) | TrackBack(3) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

灯台守の恋 その3でございます

以前に映画館でこの映画のトレイラーを見たとき、バックにあま〜いピアノが流れていて、ちょっと「?」が浮かんじゃったのです。

恋愛もので、この曲がず〜〜っと流れるなら、だめかもしんない・・・・

しかし腐ってもフランス映画だしなあ。
(フランス映画ならそういうことはないだろうという勝手な信頼関係)


あの、恋愛ものに限らず、あま〜〜い音楽が先走って流れたり、ここぞとばかりに繰り返されるとjesterはこけてしまうのであります。

告白すれば、『頭の中の消しゴム』もかなり音楽が邪魔してましたし、『エリザベス・タウン』も『インファナル・アフェアーズ2』も、
「ほら!!! 感動のシーンだよ! ハンカチの用意だよ!」
ってやられると・・・・あせあせ(飛び散る汗) 
しかもそれがしつこかったりすると恥ずかしくなってきちゃって。
どうもへそ曲がりなんですね〜


このトレーラーで使われていたピアノは
BALLADES      (CCCD)

ディディエ・スキバンという方のもので、単品で聞くととても美しいのです。
(実は早速CDをアマゾンで買いました)
(聞きたい方は公式サイトへどうぞ。トップから流れてます。トレーラーも見られます。)
でも、恋愛映画の画面との相性はいかがなものかな〜 とちょこっと思っておりました。


でも全然そんなことなかった!

素晴らしい音楽だった!

だいたいあのピアノ使われてなかったじゃない? と思ったら、あの曲はトレイラーだけで、本編の音楽はニコラ・ピオヴァーニさんだったのですね〜〜!!


ニコラ・ピオヴァーニさんといえば、『La Vita e Bella』の甘くないのに切ない(当社比)音楽を作ったお方。

さすがにイタリアーノと申しましょうか、要所要所で邪魔にならない、でも心に染み入る音楽を付けてくださってました。 
ありがとう、ニコラ・ピオヴァーニ!
(一応お礼を言っておきます)

おかげでへそ曲がりも思う存分浸れましたです!
ケルト風な音楽も大好きなjesterですが、どこか異国風で、音楽としての完成度は高いのに画面を邪魔しないニコラのセンスに脱帽。



カメラワークも落ち着いていてよかった。あまりくるくると変化するカメラの動きは苦手デス。『ヴェルヴェット・レイン』じゃ酔っちゃったし。

そして演出も。

またまた天邪鬼jesterが出てきますが、観客を泣かせようという思惑で作られている映画で、泣いてる顔のドアップとか見せられると、かなり演技力のある俳優さんじゃない限り、しらけてしまうのです・・・。

う〜〜ん、顔がゆがんでる割には、涙の量、少なめ。
かなりドライアイ? パソコンのやりすぎかしら?
あ、鼻毛が・・・ 
などと余計な心配を・・・・(どこを見てるんだ〜〜!!) パンチ パンチ

これもこっちの感情がついていく前に先走られるとだめなんですね。


「ご覧ください、もうめ一杯泣いてますよ〜〜! さ、皆様ご一緒に〜〜」・・・といわれているようで、笑ってしまうというかですね、照れてしまうのです・・・・ パンチ パンチ パンチ



しかし! この映画では、涙はうつさないんです。

台所に入ってきた子供がふと下から見上げて
「おばさん、なぜ泣いているの?」というだけ。
それだけなんです・・・


ううう、大人の映画なんですよ・・・・


誰にも見られたくない涙。

見せてはいけない立場で必死でこらえた涙。

でもどうしてもこらえ切れなくて落ちてしまった涙。

それを誰かに見られてしまう。

子供に無邪気に聞かれてしまう。



ありますよね・・・

女、いや、人間・数十年もやってれば、そんな涙の記憶が・・・・
たらーっ(汗)



ああ、またうずいてきた(ほ〜〜・・・・)

胸を押さえつつ、また続いてしまうのでした・・・・



きゃあ、ごめんなさい!!  
あ、あ、座布団投げないで〜〜
posted by jester at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月14日

灯台守の恋 その2

『恋』と銘打ってあるので、これはラブストーリーなんでしょうけれど、考えてみると、私が泣いた部分はどうも恋愛描写だけではなかったみたいです。

孤独で切ないアントワーヌの生き方を、荒波にもまれるラ・ジュマンの灯台が象徴しているような気がしてなりませんでした。

優しいからこそ傷つく。そして人とのふれあいが嫌になって逃げ出す。
そんなアントワーヌの求めた癒しは、Finistere(地の果て)のそのまた果ての島にもなかった。

そして、そんなよそ者を、最初は強く反発しつつ、その人間性を認めて受け入れたイヴォン。
無口で、灯台守をしながら木を削り、椅子を作るのが趣味の男。
二人のあいだにしだいに芽生える友情。

しかしアントワーヌはイヴォンが強く愛する妻、マベと運命的に惹かれあってしまう・・・・。

こんな人間関係に深く絡み合っているのは、ケルト文化です。


はずかしながら、薄識なjesterは、Bretagne(ブルターニュ)が、Brittanyから来ているとは知りませんでした。
パリの人がピクニックに行く森、なんていう風に考えてました。

Britain(イギリスの島)から来た人々が住んでいるからなんですね〜

そういえば、アリステア・マクラウドの「彼方なる歌に耳を澄ませよ」の主人公が住んでいるカナダの小島もケープ・ブレトン島でした。この小説も灯台が出てきました。(表紙の写真が好きなので、大きな画像です)

ケルト人というと、スコットランドやアイルランド、マン島にコーンウォール、そしてそこからカナダとかアメリカに移民していった人々、というイメージが強かったのですが、ヨーロッパの中でもフランスやスペインにはもっと前の時代に移住した人々の作った、独自のケルト文化圏があるのですね。

ケルト人というと、貧しくて、親戚や村のコミュニティがしっかりしていて、ゲール語(ケルト語)を守ろうとしている、独特の文化をもつ人たち、というようなイメージがあります。

特に海外に出たケルト人たちの、よそ者を寄せ付けない堅い人間関係は有名です。
特に島だったら、かなり閉鎖的でしょう。
その中に一人入っていくつらさは、転居が多かったjesterにはなんとなく分かるのです。

jesterの転居は『人間関係からの逃避』ではありませんでしたが、地域に根っこを張って生きていく女として、母として、まったくの異文化に引っ越していくことはしんどいことでした。

新しい物好きで、好奇心も人並み以上だし、旅も大好きで、順応性もかなり高いつもりですが、それでもつらかったこともたくさんあります。


そして幼かった家族Bも一緒に世界をさまよううちに(そして幼い頃海外で暮らしたヴィゴもそうだと思っているのですが・・・)しっかり転校生気質になりました。

異なる環境で、なんとかそこの人の輪に入ろうと、いつもスマイルで目立たずに、しっかり人間を見て、場の雰囲気を本能的に読む・・・・
それはいまでは彼女の長所になっているのですが、親としては哀れに感じるところもあります。


アントワーヌに共感した1つの原因は、そんな自分や家族Bの姿が少し重なったからかもしれません。

おずおずと人々の中に入っていくが、邪魔者扱いされる。自分がコミュニティを乱しているのが感じられ、疎まれていることが分かる。
どうしたら、この人たちに受け入れてもらえるのだろうと悩む。

結局は誠実に、すねないで、前向きに生きるしかないのですよね。



続きます・・・・
posted by jester at 19:44| Comment(6) | TrackBack(1) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月13日

灯台守の恋

toudai.jpg

あんなふうに 
海の真ん中に
たった一人で立っている

荒波にもまれながら
誰ともつながらずに


そんな灯台があるなんて知らなかった。



その灯台で暮らしたいと願った男は

たった一人になりたいと
もう誰とも係わり合いになりたくないと
世界の果てまで行きたいといいながら

本当はえらく

寂しがり屋だった




ああ・・・・・まだ、余韻にどっぷりつかっていて、感想がかけそうにありません。

「灯台守の恋」とてもよかったです。

うわ〜〜〜もう、ノックアウトです・・・・

もう一回は絶対に見に行くつもりです。
(ああ、シャンテシネは22日までなの・・・!!)

ゆっくりと味わいながら感想を書きたいなと思う映画に、まためぐり合えた喜び・・・!



で、続きます・・・・
posted by jester at 18:54| Comment(0) | TrackBack(1) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月12日

300はどうなってるの〜〜

その後300でのデイジーの役について、海外のサイトをうろうろして情報をあさってますが、出てこない・・・


某ファンサイトでは「ね、あんまり情報を出さないから、こんな噂が出ちゃうのよ・・・なんとかしようよ」 のぼやきつきでこんな噂まで・・・・

噂によりますと、ザック・スナイダーは最近ギアを入れ替えて、概念的に最先端ヴァージョンの300の撮影を始めたようですだ。

この映画の呼び物はピエロの靴、テニスラケット、そしてひどいブルックリンなまりでございます。

デビッドは現在、インテリアデコレーション、パントマイム、空中ブランコの集中特訓を受けているところであります。


Dessicated Coconutより)

わははははは!  

いや笑ってる場合じゃないって。
ほんとにどうなってるんでしょうね〜〜
posted by jester at 09:45| Comment(4) | TrackBack(0) | デビッド・ウエナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月11日

クリムゾン・リバー2(ネタばれあります)

この映画、怖そうなので、映画館ではついに見ることができませんでしたが、トレーラーは嫌というほど見ました。
(たぶんROTKかなんかで映画館に通いつめてるときにやってたのかしら?)

ほとんど台詞を覚えるぐらい何回もみたなあ。(といってもフランス語だから意味は分からないがパンチ(殴 

で、今回ブノワ・マジメル目当てで見てみました。

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち デラックス版


怖かったです・・・・

なんともいえない暗い画面。昼でも日蝕の町みたいにぼんやり暗くて、寒そうで、怪しくて、その雰囲気がたまりません。
修道院の中は12世紀そのもの。
怖かったけど、その怪しい猟奇的宗教的な雰囲気は楽しみました。

しかし・・・・あんな修道士服きてフードかぶってて、軽々と宙返りをはするわ、ぴょんぴょん飛ぶわ、しかも撃っても撃っても死なない。
空港なんか歩いてたら目だって、すぐに指名手配がかかって逮捕されそうなのに・・・

なぜつかまらないの??

しかもアンフェタミンってあんなに効くの?
(ちょっと飲んでみたいかも。嘘嘘!!)

最後、2人で飲み干すときは「ファイトいっぱーつ!!」でしたわ。

ストーリーは出だし面白くて、キリスト教の伝説の謎解き、不思議な殺人、宝探し、と引き込まれるわりには、ラストがありがちでご都合主義なんだけど・・・・、役者がいいデス。

ブノワはもう、すごいアクション。
犯人と戦うシーンなんか、切れがよくてすごく鍛えてるな〜ってかんじ。
眉毛を8の字に寄せたお顔が多かったのは残念ですけど、美形さに頼らずに、べたべたせずに、さらっと撮ってるところもフランス流かな。

ジャン・レノは相変わらずいいお味。存在感あります。
ブノワとの掛け合いもいい。
コミカルな感じがもっと出てればもっとよかったかも。
あの無骨な感じがおとぼけの演技をするとミスマッチで好きなんです。

クリストファー・リーのフランス語とドイツ語、聞きほれてしまった黒ハート
渋くて悪役があうの。出てくるだけで画面に重みが増します。
最後は水没なさって「サルマン〜〜」と叫んでしまったデス。

惜しむらくは、キリスト教に詳しい女性刑事。
病院に残って、これからきっと活躍するのね〜〜
もしかしてみんなが出払ったあとに修道士がとんぼ返りでキリストを襲うとか??
と期待してたら・・・・無線を聞いて応援を呼ぶだけかい??

図書館でも本を借りようとしてたじたじしてたし、もうちょっと彼女にも活躍して欲しかったな。


『クリムゾン・リバー3』の製作も決定したらしく、このシリーズ、人気なんですね。

もし犬を飼うことがあったらレダってつけよう、って思いました。はい。犬

posted by jester at 16:29| Comment(2) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

鬼教師ミセス・ティングル

引き続きケイティ・ホームズ祭り中。
鬼教師ミセス・ティングル[DTS]
しかし・・・ま〜〜、どうよ、この邦題。

鬼教師ミセス・ティングル

う〜〜むむむ、罰金ものですよ、これ。
ティングル先生、怒ってますよ〜〜 ぐるるるrrrr

原題は“Teaching Mrs. Tingle” 、しかももともとは“Killing Mrs. Tingle”だったという噂デス。

実は主役のヘレン・ミレン、結構好きなんです。「Prime Suspect」(邦題「第一容疑者」)をみてそのクールな渋さにしびれちゃって。
で、結構期待してみたのでした。

お話はケイティ・ホームズふんする貧しくも優等生のリー=アンが、大学進学のための奨学金をもらうためにがんばるのに、意地悪な歴史の先生、ミセス・ティングルが絶対Aをくれないんですね。
この、ミセス・ティングル、もうめちゃくちゃ嫌な人で、どうしてこんな人が教師に??ていうほどやなやつ。生徒はいじめるし、校長先生は脅すし、同僚からも嫌われているどうしようもない人な訳デス。で、もう奨学金はだめかも、という卒業試験の前に、友達が盗んだ試験の答案用紙がリー=アンのリュックから見つかってしまい、何とか誤解を解こうとしてミセス・ティングルの家に行った彼女と友達が、脅すつもりで使ったボウガンが・・・・・・


という展開。これが『そこでそんなことするなよ〜〜』というハチャメチャな内容ながら、一応先が気になって、最後まで見ました。まあコメディなのか、ホラーなのか、青春ものなのかミステリーなのか、笑っていいのか、怖いのか、よく分からない(多分その全部を狙ったのかな)、突っ込みどころ満載のB級映画ですが・・・・。

第一容疑者 DVD-BOX2
ミセス・ティングルはハリポタのスネイプ先生女版って感じですね。
ヘレン・ミレン、相変わらずクールだけど、どうも「Prime Suspect」のイメージでみちゃうので、いつか
「とってもいい先生だったのね〜〜」だったって分かるのじゃないかと期待してみてしまった。
(スネイプ先生もいい人だと信じてるし・・・・)


しかし、ケイティ・ホームズって、垂れ目です・・・・。
そこが可愛いんでしょうねえ。絶対子供の頃のあだ名はパンダだと思うな。パンチ(殴
posted by jester at 18:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

ギフト なんだかな〜といいつつ『ケイティ・ホームズ』

バットマン・ビギンズで、ケイティ・ホームズの英語の発音が好きだなとおもい、(これに関してはこちらをご覧くださいませ) 彼女の出る映画をおさらいしていて見たもの。しかし彼女がしゃべるシーンはほとんどなく、すげえ怖い幽霊姿&惜しげもなく脱いじゃった姿を時々見せてくださるだけでした。


でもこの映画、主人公がケイト・ブランシェット、共演がキアヌ・リーブスにヒラリー・スワンク、そしてケイティ・ホームズと、すんごい俳優さんたちがそろってます。

ホラーはだめなjesterなので、最初ちょっと勇気が要りましたが、ケイト・ブランシェットの演技力に魅せられてミゴト(?)最後まで見ることができました。

ずっと前、下心ありの一人クローネンバーグ監督祭りのときに「デッドゾーン」を見たんですけど、これも同じ超能力者が犯罪を追っていくオカルトサスペンス。触っていろいろ見えみたいだからサイコメトラーといえるのかな。だけど夢で見たり、カードでも見たりしてたから、ケイト・ブランシェット演じるところの未亡人のアニーはいろんな能力のある人なのかも。

ケイト・ブランシェットって美人じゃないけど、「美しい」の。(そのうちケイト祭りもしなくちゃ) 
裁判で話しながら激昂してきて泣いてしまうシーン、霊が見えておびえるシーン、子供を優しく抱くシーン、どれもリアルで引き込まれます。
いろんな映画でまったく違った演技を見せてくれる彼女には脱帽デス。
でもこの映画はノーメイクでヘアスタイルもナチュラル。わりと彼女の等身大に近いのかもな、なんて思いました。

キアヌはどうしようもない暴力夫でスケベな悪役ドニー。
まあこの俳優陣のなかで彼なりにがんばってます。(一応ほめている)
いや〜〜キアヌって悪役が似合いますね(殴
しかし、最後ドニーが「助けてくれてありがとう」って言うシーンがみたかったけど、逆恨みしてそうだなあ・・・・

そのドニーの奥さんがヒラリー・スワンク。こういう役をやらせればそれなりに演じてしまうけれど、彼女にはやはりボーイッシュな役が似合うなと思います。「ボーイズ・ドント・クライ」とか「ミリオンダラー・ベイビー」のイメージが強いからかしら。

精神障害がある若者を演じたジョヴァンニ・リビジーが熱演でドラマの脇を固めてました。
彼の出てくるところ、結構泣けました。今のところあまり作品に恵まれてないようだけれど、これから注目したい人の一人デス。(しかし注目している人が多すぎて、全員把握できないjesterであった・・・)

あとね、保安官、どっかでみた人だな〜・・・。ひげがあってやなやつの役だけど、と思って考えてて、監督さんがサム・ライミだというところで思い出しました。
サム・ライミのスパイダーマンでいじわるな新聞の編集長役だったJ.K.シモンズさんでした。
posted by jester at 17:45| Comment(8) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

この笑顔に癒されて・・

nikorismall.jpg
タクシーに乗り込んだところをパチリ!

ファンのカメラなのかな? 
パパラッチのカメラにこんなににっこりするかしら?

なんか無邪気な幼稚園児の「にっこり」に見えちゃいます。
(親ばか発言パンチ(殴
posted by jester at 18:13| Comment(2) | TrackBack(1) | ヴィゴ・モーテンセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

もうすぐだね King Kong

歴代の金喰い映画、タイタニック&スパイダーマン2を抜いて、制作費に

    248億4000万円!!!

かけた King Kong のアメリカ公開14日まであと1週間(+α)になりました! (日本は17日です。 早いな〜〜)

当初の予定より120億円も余計にかかってしまい、PJ監督、自腹を切ることになったとか。切る腹があってよかったね、PJ。

しかも観客をトイレ不安に陥れる長さ

映画会社が短くしろといったけど、どうしてもこれ以上カットできなかったらしい。
このへん、大監督らしくごね通して、どうどう3時間8分の上映時間デス。

また凝りに凝ってますね〜〜 オタク監督、PJ!

いいなあ〜 映画への愛を感じます。黒ハート
空振りしないことを祈りますデス。

最近映画館で見られるようになったトレーラーでも、NYの町並みは素敵だし、恐竜はド迫力で怖いし、それに引き換えコングの表情が優しくて、かなり感情移入して見られそうな予感です。

それに、あのまん丸に太ってたPJがオタクの底力をみせて見事激痩せ!
使用前   →→→   使用後pj.jpg

(縦の収縮率に手を加えたりしてませんです!!)
ダイエット法もぜひ教えてほすい。
リバウンドもしてないし、まるで別人だもの・・・・


さて、すぐれた「ターボ式いい男探知装置」を搭載なさってるDDさん(殴パンチ に教えてもらったのですが、King Kong、トーマス・クレッチマンが出ているのですね〜〜
うき!
日本の公式サイトに行っても、ジャック・ブラックさん止まりで、トーマスさんについてまでかいてなかったです。

ユダヤ人を逃がしてあげたいい将校なのに、ロシアの収容所に送られちゃってからどうなったのか、ずっと気になっていたら、なんとキングコング島に流されていたのか・・・・(違


ロード・オブ・ザ・リングスでは知名度の低い俳優さんを安いギャラで使って、その魅力を充分に引き出し、主役のはれるトップスターに変身させたPJにしては、今回は俳優の魅力がいまひとつでないかい? 
アカデミーとっちゃってギャラが高いエイドリアン・ブロディなんか使っちゃって、と思っていたのですが、脇はしっかり東ドイツ出身ピアニスト部屋で固めていたのね。
(東欧の辺、相撲力士だけじゃなくて、未開発のいい男鉱山ありとみました。ラテンもいいけど、スラブも好きですだパンチ(殴)

「戦場のピアニスト」コンビ復活、楽しみが増しました〜!



しかし・・・・5日にはNYでプレミアが開かれたようですが、それに映像編集が間に合ったのか(かなりやばかったらしい)まだ何もニュースになってません。

アメリカ公式サイトのKong is King の更新すら12月3日でとまっちゃってて、ちょっとこわいったら。

たのむよ、PJ・・・・
posted by jester at 14:19| Comment(4) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

Movie Star 1月号

ヴィゴファン、ジェリーファン、豆様ファンには毎月お待ちかねのムビスタ、今月号は裏がカレンダーになっているクリアファイルがおまけデス。

場所と写真には一言あるものの、ヴィゴの写真もちゃんとクリアファイルに入ってます。
(裏のカレンダーにはないの。しくしくしく)

しかしここの読者が選ぶベスト20ってなんていうか・・・・
1位 ジェリー。
2位 豆様。
3位 ヴィゴ。
4位 オーリー。
5位 ジョニデ。

なんかこの雑誌の読者層がよおくわかる特異な(そこまでいうか)ベストになっています。

ま、だから買うんだけど。



巻頭はハリポタ特集ですけど、ダニエル君、プレミアのときの写真とか、う〜〜むむむっていう写真写りです・・・・
何でこんな眉毛?(jesterは薄めの眉毛が好きらしい)
何でこの髪型? (床屋さんにいったばっかりって感じ)
この笑い?(目を見開いて歯を見せてニカ! が不自然・・・・)

なんとかならんのかのお。

欄外にレイフのヴォルデモートについて、「CGで甘いマスクが見る影もない」なんていうことが書いてあって、さすがムビスタ、分かってらっしゃるわ〜〜 です。


ヴィゴのA History of Violence についてはもちろん、ジェリーのベーオウルフについてもたくさん書いてあって、嬉しい1冊。

でもショーンの「フライトプラン」については、ネタばれ発言もありましたので、未読の方はご注意を〜〜。
posted by jester at 17:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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