アメリのオドレイ・トトウも(たいした役じゃないけど)出ています。

そうそう、大学の頃って、男とか女とかなくて、「友達」としていろいろ語ったり、衝突したり、楽しかったな・・・なんて思い出してしまい、とても懐かしくなりました。
いろんな国から来ている、優秀で個性豊かな若者とのふれあいか〜
一生に一度は経験してみたい(みたかった、といわないわたくし)ことです・・・
うう、若いっていいなあ・・・・

言葉のあまり通じない国で、だんだんにそこの文化に馴染んでいくダサい(?)青年をロマン・デュリスが好演。
ダサいけど、なんとなく芯がまっすぐというか、うそつきじゃない、信頼できる感じ(?)がいいのデス。
うまくいえないけど、若い男の子は「かっこよくても、本当に大事なのは何かが分かってない」タイプが結構いますけど、そういう感じじゃないの。
「本当に大事なのは何か」はまだ分かってないけど、捜そうとする真摯な態度がかんじられる・・・というか・・・
「ルパン」をロマン・デュリスが主演してたときは「ルパンはこんな胸毛の濃いチンピラじゃないワイ!」 とショックを受けたjesterでしたが、その後「真夜中のピアニスト」で感動しました。
せめて「スパニッシュ・アパートメント」を見てから「ルパン」をみたら、もっと楽しめたかもなのに・・・・
口元とかが気になるので、決してタイプではないんですけれど、「気になる」俳優さんの一人。声もいいし♪
バルセロナのけだるい海辺の街とガウディのSagrada Familia(聖家族教会)などを舞台に異国情緒もたっぷり。
過剰な音楽の盛り上げもなく、淡々としてますが、終わり方もさわやかデス。