日本では劇場公開だったらしいですが、元はテレビ用の映画だそうです。

パトリック・バーギンといってもすぐにピンと来る人はあまりいないのでは。
たくさん映画に出ているアイルランド俳優ですが、主演したもので有名なものはないかも。
パトリオットゲームとかにも出ていますが、それほど重要な役じゃないし。
昔、「愛がこわれるとき」でジュリア・ロバーツの夫、そうあの潔癖症で偏執症のこわ〜〜い、気持ちワリイ夫役をやった、というとピンと来る人もいるかもしれませんね。
どこかでみた人だな〜、だれだったっけか、と思いつつ、絶対悪者、って思ってみてしまったのは、このせいでしょう。
でも、そのイメージをかなぐり捨ててみてみると、結構良い男なんですよね・・・
ま、おっさんといえば、おっさんですが・・・・。
映画も、ケビン・コスナーがやったものよりも、ケルティックな感じが出ていて、良かったと思います。
ユマ・サーマンも気の強いお姫様役がぴったりだし、わりときつい顔だちだから、男装すると、本物の少年に見えました。
サクソンvsノルマンの戦いも迫力ありました。
お城に道化の一団の振りして忍び込むところも、とってもケルトっぽい感じ。
こういう繰り返し映画になっている、みんなが好く知っているストーリーは、俳優のよしあしがよくわかります。
パトリック・バーキンはアウトローっぽい感じが出ていて、かなり○でした。
この人の出ているほかの映画もみてみようかな。