2006年03月01日

ジョン・ハウ氏の原画展レポートその2です。

こないだ招待券が届いたご報告しましたが、昨日、カナダ大使館で行われている、ジョン・ハウさんの原画展&プレス内覧会&レセプションにいってまいりました。

素晴らしかった!

今まで画集では散々みていた絵なのに、原画の持つ力、気、パワーに打ちのめされたというか、昇天したというか、もうjester、舞い上がってます。

舞い上がってるのにはもう一つ理由があって、それは、ジョン・ハウさんに単独インタビューできたこと。

プレス内覧会とレセプションの詳しい顛末はあとで書きますが、本当に素晴らしい体験をさせていただきました。

ジョン・ハウさんはハーパーコリンズ社から出されているトールキンの指輪物語の挿絵や表紙、ポスター、カレンダーなどを書かれていることで有名でした。

1997年、ピーター・ジャクソン監督がロード・オブ・ザ・リングス3部作のコンセプト・アーティストとして彼を招き、その素晴らしい創造力で、アラン・リーとともにロード・オブ・ザ・リングスの驚異的な世界を作り上げた方です。


私はハーパーコリンズ社から出ているペーパーバック(BOXにはいっていたもの)で指輪物語を読みましたので、その絵には前からあこがれに近いような感情を持っていました。

ぜひ、この絵を原画で見て見たい!

そして、ジョン・ハウさんってどんな人なんだろう・・・

ロード・オブ・ザ・リングスのDVD特典映像なんかでみると、繊細で、人見知りをする感じで、ちょっと変人?ぽい印象だけど・・・
海外でのサイン会などに参加された方の話を読むと、すごくいい人らしいな・・・

ぜひぜひお会いしてみたい!

とまあ、こう思っていたわけです。

関連の本も手に入る限りそろえました。

IMGP1160.JPG

特にその中でもこのThe Two Towers(二つの塔)の表紙・・・・


これは暗黒の塔と、その前にいるナズグルの絵なのですが・・・・



誇り高き人間の王であったものが指輪の誘惑に負け、リングレイス(指輪の亡霊)として邪悪な王サウロンに操られるものに成り下がってしまった。

彼の中にかすかに残っている、人間であったときの記憶。
それが彼をうつむかせる。
しかし一端踏み込んでしまった道から外れることは出来ない。
彼のもどるところは、家族や臣下がまつ王宮ではなく、オークやトロルの待つ暗黒の塔。

その肩に宿る孤独と悲しみ。


このように、深く物語を理解し、書かれてない部分まで表現できる画家の力には驚嘆あるのみでした。

今回その原画の前に立ってみて・・・・・・

この絵の前で1日中立っていられる、と感じました・・・・。

たった一枚の絵画にたっぷり盛り込まれた詩情と、そして情報。
その情報は、原作への愛情にあふれ、彼を駆り立てる熱情が伝わってくるようでした。

印刷物でみていたものの100倍も200倍もすばらしい!!!


こんなものが一挙に、デッサンから完成された絵まで、これほどにそろって日本で見られるチャンスはもうありません!

しかもいまなら入場無料です! さあ今すぐお電話を!
 ←ちがうってパンチ


カナダ大使館という場所がらちょっと敷居が高いかもしれませんが、ロード・オブ・ザ・リングスのファンの方はぜひ、そして、透明水彩で描きこまれた絵画芸術を愛する方もぜひ、このチャンスにご覧くださいませ。

2月27日(月)〜 3月31日(金)青山のカナダ大使館、カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(東京都港区赤坂7-3-38、地下鉄「青山1丁目」駅より徒歩5分)
午前9時から午後5時半
水曜日は午前9時から午後8時まで
土日、3月21日は休館、但し3月4日、5日は午後1時30分から5時30分まで開館
入場は無料です。

青山1丁目の駅からカナダ大使館方向に青山通りを歩いていって、公園側にある長いエスカレーター(カナダ大使館を通り越したところにある)で一端大使館のロビー階に上がられ、なかのエレベーターで地下2階に下りたとこにあるギャラリーです。

詳しくはこちらカナダ大使館のサイトをごらんください。

レポートはこれから連載(?)していきますけれど、公開期間が短いので、ぜひお見逃しなく。

なお、本文中で使ったジョン・ハウ氏の作品の画像は、プレス扱いということで、氏の了解を得てjesterが撮影したもので、すべてのコピーライトはジョン・ハウ氏に帰属します。他のサイトへの転載は絶対なさらないでください。
また、権利者に何らかの損害を与える危険のある場合は即削除いたしますので、ご連絡ください。


こちらの記事は、jesterのもう一つのブログ、ゆきてかえりしひびから転載しました。


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