2006年04月28日

僕の大事なコレクション

アップが遅くなりましたが、月曜日にイライジャ・ウッド主演の「僕の大事なコレクション」試写会に行ってきました。

(日曜日イッキミ、月曜日試写会、と遊び歩いていたので、その後めちゃくちゃ忙しい1週間になりレビューを書く暇がなかったです・・・・たらーっ(汗)

とってもよかった〜! 
小粒ながらきらりと光るような、上質の作品に仕上がってました〜ハートたち(複数ハート)


前にもゆきてかえりしひびの記事でアメリカのサイトのトレーラーをご紹介しましたが、やっと日本でも明日から公開になります。

あらすじ :ジョナサン・サフラン・フォアの人気小説を、俳優としても活躍するリーブ・シュライバーが映画化したロードムービー。収集癖のあるユダヤ系アメリカ人青年が、祖父の故郷であり自身のルーツでもあるウクライナで、かつて祖父を救った女性を探し出そうとする。主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。英語とウクライナ語が入り乱れる愉快なセリフの数々と、ウクライナの田園風景を表現した美しい映像が見どころ。(by Flix)


elijah_wood2.jpg
あの美貌をここまで踏みにじるか・・・・と嘆きたくなるような、牛乳瓶の底みたいなめがねをかけて、髪の毛をポマードで固め、眉根を寄せたイライジャが、ちょっと変わり者の若者ジョナサンを演じています。

先進国に憧れ、マクドナルドも導入され、ディスコで踊る若者もいるウクライナですが、人々は素朴です。
そんな素朴な人々と変わり者のジョナサンが飄々と交わす奇妙な会話に大爆笑!

運転手のおじいちゃんの『メスの盲導犬』(意味不明ですが、見れば分かるのでありました)、サミー・ディビスJr.Jr. がすごくコワ可愛いのです。このワンちゃんを見るためだけでも価値あり!揺れるハート


スラブ系の民族音楽のような哀愁を帯びたギターやアコーデオンなどのBGMがたまりません。
ウクライナののどかな田園風景がぴったり。


どこまでも広がる草原やひまわり畑はとても美しいけれど、チェルノブイリの影響なのか、放射能の立て看板がさりげなく立っていたりします。
この辺に、ただ甘い映画を作ろうとしているのではない監督のセンスが光ってます。

根底に流れているのはホロコーストなので、かなり考えさせられます。ウクライナでもユダヤ人虐殺なんてあったのですね。

でも、ホロコースト自体をテーマにしているわけではなくて、歴史の流れの中で、戦争や差別に押し流され、つらい体験をしながら、生き抜いていく人間を描いています。

答が用意されている映画ではありませんが、少し考えさせられ、そして暖かい気持ち、人を愛したい気持ちにさせてくれる、地味ながら味わい深い佳作だと思いました。


日本の公式サイトはこちら。トレーラーが見られます。
posted by jester at 19:14| Comment(7) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

SEEイッキミ終わって・・・

指輪棄却の旅より帰還しました・・・・

朝9時45分に映画館に入って、10時きっかりに上映開始。
映画が終わったのが夜の22時45分。映画館を出たのが23時きっかりでした・・・あせあせ(飛び散る汗)

映画館に実に13時間15分もいたのは初めてでした〜!
多分もうできないかも。
一生の思い出です。
終わった後は会場からいっせいに「おつかれさま〜〜」の声が聞こえました。
でも最初から最後まで、ほとんど席を立つ人はなく、満席のままでした。
コアなファンが集まっていたという感じです。
みなさん、休み時間には通路で体操したり、うろうろ歩き回ったりして、エコノミー症候群予防に努めてました。
まあ新文芸座は2番館にしては椅子が良いですから、それほど苦痛でもなかったのです。
席がかなり後ろのほうだったのですが、そのおかげであまり疲れなかった、というのもあるかもしれません。


しかし・・・・3部作を、SEEで全部通してみると、1本の作品としても、この映画は、他の映画とはまったく別格の映画だな、と感じてしまいました。

そのスケールも、監督やスタッフ、キャストがかける意気込みも、才能も、素晴らしいものが結集し、そして空回りすることなくすべての努力が見事結実していると思います。ぴかぴか(新しい)


家族には「DVDがあるんだから家で全部見ればいいじゃん! 13時間なんて無謀だよ〜」といわれましたが、やっぱり映画館で見るのと家で見るのじゃ雲泥の差なんですよ〜

ロード・オブ・ザ・リングスは映画館で、大きな画面といい音響で見てなんぼ、の映画だと思います!
感動が全然違うの・・・・

ヴィゴもイライジャもデイジーも豆氏もオーリーも、みんなこの映画での役は本当にはまり役。
jesterは彼らに出会ったのがこの映画からだったからそんな気持ちもひとしおなんですけれど、客観的に他の映画と比べても、この映画の役柄がとっても似合ってて素敵だとおもいます。

そして今回感じたのは「灰色ガン爺!!素敵過ぎ!!」(ガン爺=ガンダルフですだ)

こんな知的でセクシーでかっこいい爺さんがいていいのだろうか??
FOTRで、ミナスティリスの図書館からシャイアに帰ってきて、袋小路屋敷でフロドに話すシーンからして、あの髪の毛の乱れ方、完璧ですハートたち(複数ハート)

魔法使いとしてだまだ未熟で、迷いがあり隙があって、指輪の存在にどきどきしている灰色時代のガン爺は、なんと人間的で、いとおしい存在なんでしょうか・・・

いや、こんなこと、いまさらいうのもなんですが、3部通してみると、灰色から白に変わっていくところの変化がよく分かって、この映画でのサー・イアン・マッケランの占める重さがよおく分かりました。
この人あっての指輪物語ですだ。

じいさんだけど、デートしたらめちゃくちゃ素敵だろうなあ・・・(殴(殴(殴
時々見せるお茶目な目配せもチャーミング!
「ダビンチ・コード」のサー・イアンが待ち遠しいです・・・


ええと、もちろんいうまでもありませんが、ヴィゴだって、ストライダーが王様として成長していく様はもうもうもうもう(牛か?!)素晴らしい。。。。。
こんなにヴィゴをかっこよく撮ってくれてる映画は未だちょっとないと思いますです。はい。

「ヘタレッサール」などという方もいますが、jesterはそこに惚れてます!
自信満々でなくて、迷いがあり、恋人への気持ちを無理やり振り切り別れを告げて、己の責任を何とか果たそうとして、勝ち目のない戦いに、友への信頼だけを頼りに挑む・・・・
最後に死んだと思った恋人と再会して抱擁と口付け・・・ 
その時のアルウエンをみる視線は、まさに一人の男の至福の表情で、ああ、よく頑張ったねえ・・・とjesterはもらい泣き。


LOTRを見ると、いつも魔法にかかったみたいになってしまうjesterであります。

いまもあの世界に何とかもどりたくなって、原作を読んだりDVDをつけたりサントラを聞いたりしております。

2006年04月23日

ロード・オブ・ザ・リングスSEEイッキミ!

体調を整えて待っていた、「ロード・オブ・ザ・リングス スペシャルエクステンデッドバージョン 3部作一気上映」の日がやってまいりました。

朝10時に始まり、終わるのは夜の10時過ぎ・・・・・
飛行機に乗れば余裕でシドニーについて、乗り換えてゴールドコーストに着くかも・・・・あせあせ(飛び散る汗)

家族Aには「DVDがあるんだからうちでいくらでも見られるじゃん」といわれましたが、やっぱり大画面、大音響で、集中してみたいし!

エコノミー症候群になってしまいそうなんで、ラストシーンまで行き着けるか不安ですが、首につける枕持参で、2食分のお弁当とおやつを持って、いざ出陣!でございます〜猫
posted by jester at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

RENT レント

試写会で「RENT」を見てきました。

この映画、ずっと東劇とか文化村ル・シネマなんかの予告編で気になっていた映画でした。
(A History of Violence を見るたびにこれの予告を見てたです・・・リトルランナーとかの時もやってましたね。だもんですっかり歌をおぼえてしまった・・・)

ブロードウエイのミュージカルを映画化したものなんですけれど、

1000965_03.jpgこんな「コーラスライン」を髣髴とさせるシーンで、
525,600分 ―― 
あなたは一年をどう計りますか?

夜明け 日暮れ、
深夜のコーヒーカップ
笑い泣いた日々・・・

何で計って、
あなたは1年を過ごしますか?
キスの数、それとも愛・・・・


なんて優しいメロディラインの曲がかかるんですよ。これがとってもいい曲なんです。
(字幕は「1年をどう数えますか」でしたけど、「measure」といっていたので、数えるより、「計る」って感じだと思います。「時の流れをキスの数で計る」なんて素敵ですハートたち(複数ハート)

私は1年を何で計るのかしら・・・

1000965_01.jpg暗い部屋の中で灯すキャンドル、外は雪・・・
朝のニューヨーク、橋の上を走るバスの中で、思いついた曲をメモする青年・・・
もうそんなシーンを見ただけで、見たい!!と興奮しちゃいました。

何しろjesterは今をさかのぼる○十年前、「コーラスライン」にはまってしまい、劇団四季で何回か見たあと、ブロードウエイのオリジナル・キャストのまで見に行ってしまいました。
もちろん映画のDVDも持ってて、歌は全部歌えるし・・・・というほどだったのです。

その後、キャッツとかレ・ミゼラブルとかもオリジナルキャストで見ましたし、最近はちょっと遠ざかってますけど、結構ミュージカルが好きなんですよ。
だから、「プロジューサーズ」もとっても楽しかったのです。


そんなわけで、絶対見なくちゃと思っていたら、運よく試写会のご招待を受けて、行ってまいりました。


まだ公開前なので、ネタばれは避けますけれど、「RENT」って直接的には「部屋代」のことなんですね。

思ったよりディープな、ゲイやドラッグやエイズ患者の苦しみと焦りなんかを描いていました。
この痛みってjesterにはあまりぴんと来ませんが、ニューヨーカーのクリエイターと呼ばれる人たちの中では、切実な問題なのでしょう。

メインキャストがミュージカル初演時のと同じということで、とても迫力がありました。
最高の技術の前に、まず素材がいい!声もいい!
旬のミュージカルスターの歌と踊りが見られるだけで、お金を払う価値ありです。
見終わったらブロードウエイに行きたくなること間違いなし。
試写会なのに終わった後に拍手が。(jesterはしませんでしたが)


この脚本、作詞、作曲を手がけたジョナサン・ラーソンという人、プレビュー公演の前日に35歳で亡くなったのですって。
まるでこのストーリーを地で行くようなドラマティックな幕開けしたこの舞台ですが、トニー賞どころか、ピューリッツアー賞まで取ったという伝説の舞台なんですね。


脚本的にはですね、厳しいことを言うと、ちょっとメッセージがストレートすぎるきらいがあるかなと思いました。
繰り返されるNo day but todayって、「いつかではなく今日を生きる」って言うメッセージなんですけど・・・・

うん、気持ちは分かるけどね。
でもそういうのは君だけじゃないから、そう歌い上げないでよ、みたいな・・・・あせあせ(飛び散る汗)

こういうメッセージはこっそりと見せて欲しいな、とjesterは個人的に感じましたが、いかがでしょうか。
年齢的なこともあるのかなあ・・・・

まあ、これがまたブロードウエイじゃあ新鮮なんでしょうねえ。


しかし・・・jesterはどうもクリス・コロンバス監督と相性がよくないらしい。
ハリポタもそうだったけど、「こんなもんだろう」って甘く見て作っているというか、人間観察の掘り下げに不満が残ります。

予告で期待しすぎちゃった、っていうのもあるかもしれませんが・・・・
というわけで、見たあとの拍手はしなかったjesterでありました。

posted by jester at 17:29| Comment(0) | TrackBack(4) | ら行、わ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

ファンタジーのアニメ化

ゲド戦記がジブリでアニメに! の衝撃の後は、バルサがアニメに!でありました。
こちらの公式サイト
でその動画が見られます。(画像をお借りしてきたかったのですが、どこにも見つけられなくて・・・・すみません、興味のある方は公式サイトでご覧ください)(MARYさんに教えてもらいました揺れるハート

精霊の守り人
精霊の守り人

をはじめとする「守り人シリーズ」には思い入れが強くて、つい最近も再読したのですが、(その感想はjesterの別ブログ、「ゆきてかえりし日々」のこの記事なんかに書いております) 愛着がある原作の映画化ってとっても怖いです。

昔、「赤毛のアン」とかミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の映画でこけまくって、自分の頭のなかにイメージが出来上がってしまったファンタジーを、他の人が映像化することの恐ろしさが身にしみているので、「指輪物語」のときも、すごくびくびくして、期待しないで見たのです。

でも、ピーター・ジャクソン監督の「指輪物語」は私のイメージ以上のもので、どっぷり首まで浸かることになってしまいました。

今やっているナルニアも、BBCのテレビシリーズを見てこけて、全然期待しないで見て、大感動しちゃったって話は前にも書きましたよね。

なので、バルサも不安と期待でいっぱいです。
というか・・・不安のほうが大きいかも・・・・あせあせ(飛び散る汗)
これがバルサ・・・・・目つき悪いし・・・やせてるし・・・若いし・・・
(バルサは中年でがっちりした体で、でも目つきに優しいところがあるはず←jesterのイメージ)


ゲド戦記のトレーラーも見られるようになりましたね!(えりこさん、情報ありがとうぴかぴか(新しい)
ジブリのサイトでみられます)
ghibli_ged_poster.jpg
これは、監督が宮崎吾郎さんになっても、「どっぷりジブリ〜〜!!」という感じです。
最近ジブリはちょっと食傷気味のjesterには不安材料なんですけれども。

ゲドのアニメは3巻の「さいはての島へ」が話の中心になるらしいですが、原作のもつ硬質なファンタジーの味を損なわず、うまくアニメ化できるのか、こちらも不安と期待で待つことになりそうです。

posted by jester at 08:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

プロデューサーズ

主人公のネイサン・レインが例の八の字眉毛で「何で俺の周りに変なやつばっかり出てくるんだ」って嘆くシーンがあるんですけど、まじに出てくる人出てくる人、変なヤツばっかし!

しょっぱなから隣に座った男性が大笑いしてて「うるさい人ね!」と思ってたのですけど、マシュー・ブロデリックが青いブランケットの切れ端をポケットから取り出した辺から、jesterも我慢できなくなって、「わははははは!!!」と笑うようになってしまいました。

レオ役(マシュー)のキャラ、最高です! 
いるんですよ〜ああいう人、知り合いに。
そっくりなんでもう爆笑でした。


な〜〜んにも考えずに笑いたいときに見たらいいかもしれない映画です。猫


でも「シモネタ」「老女ねた」とか「他の国を馬鹿にするジョーク」の行き過ぎですべっちゃうオヤジギャグもありました。
その国の人が見たり、お年を召した女性が見てたらいたたまれない気分になる人もいるだろうねえ・・・・とちょっと思ったけど・・・・。

一昔前のアメリカンブラックコメディを彷彿とさせます。
内輪のパーティジョークみたいのをそのまま映画にしちゃったのねえ・・・

ま、所詮ジョークだ!と笑い飛ばせばいいのかな、ですけど。あせあせ(飛び散る汗)
歌と踊りが上手だったから、jesterは許しました。猫


会計師の人たちが計算機を「チン!」ってやりながら不幸せそうに歌うシーン、好きだな♪
コーラスラインとか昔のミュージカルからのオマージュがたくさんあって、そういうのも楽しかった〜

あの、舞台のシーンで最初出てきたかっこいい人、一瞬ジュード・ロウかと思いました。
なぜか絶対ゲイだ!と思ったす。(根拠なし。パンチ笑い方から)


しかし、ゲイのダンス振付師(?)(演出家のパートナーの人)のロジャー・バートってマシュー・ブロデリックと同い年、っていうかロジャーのほうがすこし年下なのよね。信じられねえ〜
マシューがベビーフェイスなのか?

あの、口から息をしゅうううううううう・・・・・・って言うのがまた爆笑でした!

ゲイリー・ビーチなんて登場シーンで思わず「いや〜〜〜!!」と叫んでしまった。あのくねくね、実物見たら悶絶死しちゃうかも。
気持ち悪くて見たくないけど、大爆笑。
あれを大根役者がやってたら、席を立ってたかも。
もしゲイじゃないとしたら、すごい芸達者です!



しかし、T田N津子の字幕も相変わらず・・・・。たらーっ(汗) 
無視してましたけど、時々目に入ると、がっくり来ちゃう。
きっとジョークとか分からない人なんだろうなあ・・・・
あれじゃ面白さが半分も伝わらないでしょう。

けど、ああいう風な英語のオヤジギャグ(?)とかなまりの台詞だと面白く訳すのも難しいだろうとは思いますが。

「DESS!!」(ころすぃ!!)
「・・・・Death? 」(・・・殺す?)
「Yeth!!」(しょれだ!)

なんて感じで、その発音の間違いに気がつかないと、どこが面白いのか分かりにくい。
T田N津さんはこまってこの部分、英語をそのまま字幕にしてた。
(でもそれじゃ字幕にならないって〜〜 プロなら何とか見ている人に伝わるように訳してください・・・)

最後の警官のなまりは、何とか日本語にしてたけど、言葉の選び方がへたくそなんじゃないかしら、と思いましたです。
posted by jester at 11:17| Comment(6) | TrackBack(5) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

リトル・ランナー

jesterは走ってる人を見ると、なんか嗚咽がこみ上げてきてしまう、という奇癖の持ち主デス。
マラソンはもちろん、中学校とかの徒競走でも、必死で走る姿は美しい!

というわけで、予告編を見てた時点でもう泣いていた「リトル・ランナー」ですが、実際映画を見てみると、思ったよりかなりコメディタッチで作られたものでした。

入院して昏睡状態の母に奇跡を起こすために、自分もボストンマラソンで奇跡を起こそうとする、というテーマは感動的なもので、「いろんな映画の名場面を寄せ集めたみたい・・・」と思いつつも、ラルフが必死で走る姿には涙たらーっ(汗)でございました。

ごちゃごちゃ考えてないで、純粋(単純ともいう)に信じて頑張るものが最後には勝つのだ!というメッセージは不滅ですね。
どの年代の人でも楽しめる、すっきりする、一種の清涼飲料のような映画。


・・・・なんですけれどね、jesterはなんだか前半で描かれる「少年の性衝動」みたいなのが少々びっくり。
14歳の男の子ってあんなもんなんでしょうか?あせあせ(飛び散る汗)
いや〜。かまととっていわれるかもしれないけど、男じゃないし、男の子も育てたことないんで、分かりません・・・・
映画ではよくあるパターンなんで、やっぱりあんなものなの??

男性が見たら懐かしくてくすくす笑っちゃうところなのかなあ・・・・
コメディっぽい味付けなので強調されている部分があるのかもしれませんが・・・・・


ラブコメディに徹するならそれでいいけど、テーマが真面目なので、もうちょっと少年の生活をリアルに描きこんでくれたらよかったな、と思います。

14歳で一人暮らししている少年が、普段の生活(掃除、食事、洗濯などなど)をどうしているのかがほとんど描かれていなかった気がしました。
その辺がさりげなく織り込まれていると、彼の切なさや寂しさ、そしてなぜ走るのか、っていう部分がもっとクリアになったのにな・・・・

そういう突っ込み部分はままある作品だったと思います。




主人公ラルフを演じたアダム・ブッチャー君はでかいお耳と八重歯が可愛いし、とにかく演技達者!
カナダ人なのにアイルランドなまり? と思ったら、祖父の代がそっち出身という設定なんですね。
ひょろひょろとしてて弱々しそうだったのが、最後のほう腕の筋肉とかすっかりしてて、走り姿もカッコよくなりました。さすがデス。

それと、コーチ役のヒバート神父を演じたキャンベル・スコットがjesterはよかったですね〜〜 
ずっと「これ、だれ??」と思ってみてました。
渋くてハンサムで、今後のカナダ映画で注目です。




しかし邦題がまたすべってます。
「炎のランナー」みたいなもんかと思っちゃうじゃないですか。

原題は「Saint Ralph」。
聖人とは程遠い一人の少年が、走ることによって自己実現していく姿を「聖人」ととらえてつけた、いい題じゃないかとおもうのですが。
ここが分かってないと、日付が出るたびに、いろんな風変わりな聖人が紹介されるのが、理解不能じゃないですか?
まあ「聖ラルフ」なんて題だと、日本では集客率が落ちるのかなあ・・・・
posted by jester at 08:08| Comment(4) | TrackBack(3) | ら行、わ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月07日

クラッシュ その2 ネタばれあります

たくさんのエピソードが重なって、つながりあい、一つのストーリーを編み出す。
厚みがあり、深みがあり、そして愛のある人間観察。
ただ現実の厳しさを描くだけではなく、暖かいふれあいも描いていて、後味が良い。

演技上手な俳優をキャスティングし、テンポの良い演出。
プロの映画人が作った、珠玉の傑作だと思います。黒ハート


******以下ネタばれあります*******


刺青のあるヒスパニック系の錠前屋、ダニエル。
もしjesterが犯罪などの怖い目にあって、ドアのロックを替えようとしたときに、彼が来たら、サンドラ・ブロック演じるジーンと同じに考えるかもしれない。

そのダニエルが娘に語る「妖精のマント」の話がなんと優しい愛に満ちていることか。
そして、こんな話をしてくれる父親を、どんなに娘が愛するだろう。
この「妖精のマント」にまつわるエピソードがjesterは一番好きです。
これを見ただけで、この映画をみた価値があると感じました。

実は予告編で、娘が父親に飛びつき、ピストルが撃たれ、父親が絶叫するのをみて、「わ〜この映画、見たくない!」と思ったのです。
つらすぎるシーンだと思いました。
それがこれほど感動的なエピソードだったなんて。

ポール・ハギスは魔法使いかも。ぴかぴか(新しい)
posted by jester at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月05日

crash その1、クラッシュの日。

今朝、テレビをつけていたら聞こえてきた音。

「・・・今日、4月4日をクラッシュの日とすることに決めました。」

あわててテレビの前に行ったけれど、何か渡されてるキャストたち(?)が一瞬映っただけで、次のニュースになったしまった。あせあせ(飛び散る汗)

で、検索をかけてみて見つけたのがこちらの記事。

これによると、ロスアンジェルスの市長のAntonio Villaraigosa が、 "Crash" Day designation を決めたとか。
ディレクターズカットのDVDの発売と「偶然に一致したこの日」なんて読むと、ほんとか? ほんとに偶然なのか、アントニオ!と叫びたくなりますが・・・・

まあ、それにしたって、市長が担ぎ出されるほどこの映画がアメリカ社会に投げかけた波紋は大きかったということなんでしょうね。


実はjester、ずっと前に見ていたのですが、見たときの環境が最悪。

なにしろアカデミーを取ったすぐ後だったので、劇場はめちゃくちゃ混んでいて、かなり画面のすぐ近く。

しかも後ろには、映画の意味が分からず絶えず友達としゃべくってる高校生軍団exclamation、隣にはいちいち声を出して過剰反応する男性exclamation&question、右前には10分に一度携帯を開いて何かしている(感想をメールで友達に送っている?)若い女の子exclamation×2・・・・・

映画を味わう余裕もなく、画面に釘付けになった6秒後には前、後ろ、横、の刺激で現実に引き戻されてしまうという地獄のような席に座ってしまったのでした。

もともと、こういう映画にはめちゃくちゃ酔いしれちゃうタイプの人間なんですが、この時は全然だめ。

で、いつかリベンジするぞ! その時にレビューを書こう!と心に誓い、こぶしを握り締めつつ映画館を後にして、そのあと、いつ行こうかと思いつつ、他の映画ばかりみておりました。(殴


今日も別の映画を見に行こうと思っていたのですが、朝のテレビでこういうニュースを見たのもなにかのご縁だわ、と思い、早速 Crash を見に行ってきました。

朝一番のヴァージンシネマ六本木はさすがにすいていて、前後左右に人はいず、音もいいし、とってもリラックスして見ることができました。

やっぱりいい環境で見ると、全然違う!! もうもう、感動の渦に巻き込まれ、たらーっ(汗)(涙たらーっ(汗)(涙 でした。


ああ、こないだ見たのはなんだったのかしら・・・・・

でもjester、実は映画館でこういう「地獄の席」に座っちゃった経験がけっこうあります。

こないだのブロークバックマウンテンも、すっごく変な人が横にいたし。
(このことはゆきてかえりしひびのほうに書きます)


で、もうそろそろ終わりだろうと思っていたら、日比谷のスカラ座で続映してくれるのですね〜
嬉しい! まだしばらくこの映画に浸れそうです・・・・
posted by jester at 16:49| Comment(4) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月02日

「300」の新しいヴィデオジャーナル

デイジーやジェリーさんが出る(逆だろう、順番が!)スパルタものの「300」の新しいヴィデオジャーナルがでたって、Dessicated Coconutさんで教えてもらって、捜してきましたが・・・・(画像もこちらからお借りしました)

まだ見られないんでしょうか? ずっとチェックしてるけど、見られるようにならない・・・・

3006.jpgヴィデオジャーナルの2番目まではお知らせしてましたが、3番目はまだコメントしてませんでしたよね。
あのむきむき筋肉をどう作ったか、っていうジャーナルなんです・・・・
(これらはこちらのサイトで見られます。)

私の好きなデイジーのイメージは優男でずっこけで、でも芯が強い、Molokai見たいな感じなんですが、むきむきなデイジーはどうなんだろう・・
どきどきどき。




posted by jester at 10:35| Comment(6) | TrackBack(2) | デビッド・ウエナム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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