2006年04月10日

リトル・ランナー

jesterは走ってる人を見ると、なんか嗚咽がこみ上げてきてしまう、という奇癖の持ち主デス。
マラソンはもちろん、中学校とかの徒競走でも、必死で走る姿は美しい!

というわけで、予告編を見てた時点でもう泣いていた「リトル・ランナー」ですが、実際映画を見てみると、思ったよりかなりコメディタッチで作られたものでした。

入院して昏睡状態の母に奇跡を起こすために、自分もボストンマラソンで奇跡を起こそうとする、というテーマは感動的なもので、「いろんな映画の名場面を寄せ集めたみたい・・・」と思いつつも、ラルフが必死で走る姿には涙たらーっ(汗)でございました。

ごちゃごちゃ考えてないで、純粋(単純ともいう)に信じて頑張るものが最後には勝つのだ!というメッセージは不滅ですね。
どの年代の人でも楽しめる、すっきりする、一種の清涼飲料のような映画。


・・・・なんですけれどね、jesterはなんだか前半で描かれる「少年の性衝動」みたいなのが少々びっくり。
14歳の男の子ってあんなもんなんでしょうか?あせあせ(飛び散る汗)
いや〜。かまととっていわれるかもしれないけど、男じゃないし、男の子も育てたことないんで、分かりません・・・・
映画ではよくあるパターンなんで、やっぱりあんなものなの??

男性が見たら懐かしくてくすくす笑っちゃうところなのかなあ・・・・
コメディっぽい味付けなので強調されている部分があるのかもしれませんが・・・・・


ラブコメディに徹するならそれでいいけど、テーマが真面目なので、もうちょっと少年の生活をリアルに描きこんでくれたらよかったな、と思います。

14歳で一人暮らししている少年が、普段の生活(掃除、食事、洗濯などなど)をどうしているのかがほとんど描かれていなかった気がしました。
その辺がさりげなく織り込まれていると、彼の切なさや寂しさ、そしてなぜ走るのか、っていう部分がもっとクリアになったのにな・・・・

そういう突っ込み部分はままある作品だったと思います。




主人公ラルフを演じたアダム・ブッチャー君はでかいお耳と八重歯が可愛いし、とにかく演技達者!
カナダ人なのにアイルランドなまり? と思ったら、祖父の代がそっち出身という設定なんですね。
ひょろひょろとしてて弱々しそうだったのが、最後のほう腕の筋肉とかすっかりしてて、走り姿もカッコよくなりました。さすがデス。

それと、コーチ役のヒバート神父を演じたキャンベル・スコットがjesterはよかったですね〜〜 
ずっと「これ、だれ??」と思ってみてました。
渋くてハンサムで、今後のカナダ映画で注目です。




しかし邦題がまたすべってます。
「炎のランナー」みたいなもんかと思っちゃうじゃないですか。

原題は「Saint Ralph」。
聖人とは程遠い一人の少年が、走ることによって自己実現していく姿を「聖人」ととらえてつけた、いい題じゃないかとおもうのですが。
ここが分かってないと、日付が出るたびに、いろんな風変わりな聖人が紹介されるのが、理解不能じゃないですか?
まあ「聖ラルフ」なんて題だと、日本では集客率が落ちるのかなあ・・・・


posted by jester at 08:08| Comment(4) | TrackBack(3) | ら行、わ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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