2006年04月28日

僕の大事なコレクション

アップが遅くなりましたが、月曜日にイライジャ・ウッド主演の「僕の大事なコレクション」試写会に行ってきました。

(日曜日イッキミ、月曜日試写会、と遊び歩いていたので、その後めちゃくちゃ忙しい1週間になりレビューを書く暇がなかったです・・・・たらーっ(汗)

とってもよかった〜! 
小粒ながらきらりと光るような、上質の作品に仕上がってました〜ハートたち(複数ハート)


前にもゆきてかえりしひびの記事でアメリカのサイトのトレーラーをご紹介しましたが、やっと日本でも明日から公開になります。

あらすじ :ジョナサン・サフラン・フォアの人気小説を、俳優としても活躍するリーブ・シュライバーが映画化したロードムービー。収集癖のあるユダヤ系アメリカ人青年が、祖父の故郷であり自身のルーツでもあるウクライナで、かつて祖父を救った女性を探し出そうとする。主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。英語とウクライナ語が入り乱れる愉快なセリフの数々と、ウクライナの田園風景を表現した美しい映像が見どころ。(by Flix)


elijah_wood2.jpg
あの美貌をここまで踏みにじるか・・・・と嘆きたくなるような、牛乳瓶の底みたいなめがねをかけて、髪の毛をポマードで固め、眉根を寄せたイライジャが、ちょっと変わり者の若者ジョナサンを演じています。

先進国に憧れ、マクドナルドも導入され、ディスコで踊る若者もいるウクライナですが、人々は素朴です。
そんな素朴な人々と変わり者のジョナサンが飄々と交わす奇妙な会話に大爆笑!

運転手のおじいちゃんの『メスの盲導犬』(意味不明ですが、見れば分かるのでありました)、サミー・ディビスJr.Jr. がすごくコワ可愛いのです。このワンちゃんを見るためだけでも価値あり!揺れるハート


スラブ系の民族音楽のような哀愁を帯びたギターやアコーデオンなどのBGMがたまりません。
ウクライナののどかな田園風景がぴったり。


どこまでも広がる草原やひまわり畑はとても美しいけれど、チェルノブイリの影響なのか、放射能の立て看板がさりげなく立っていたりします。
この辺に、ただ甘い映画を作ろうとしているのではない監督のセンスが光ってます。

根底に流れているのはホロコーストなので、かなり考えさせられます。ウクライナでもユダヤ人虐殺なんてあったのですね。

でも、ホロコースト自体をテーマにしているわけではなくて、歴史の流れの中で、戦争や差別に押し流され、つらい体験をしながら、生き抜いていく人間を描いています。

答が用意されている映画ではありませんが、少し考えさせられ、そして暖かい気持ち、人を愛したい気持ちにさせてくれる、地味ながら味わい深い佳作だと思いました。


日本の公式サイトはこちら。トレーラーが見られます。


posted by jester at 19:14| Comment(7) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。