2006年06月04日

オーロラの彼方に FREQUENCY

ジム・カヴィーゼル祭り第三弾は、ダサダサの邦題で1万人は観客が減っただろう??の「オーロラの彼方に」であります。
(FREQUENCY(周波数)のほうが断然かっこいいのにねえ・・・・)


この映画もjester飛行機の中で見たんでした。
前の席の背もたれにくっついてるA5版サイズの小さい画面&字幕なしで見たわけですが、かなり面白かったな〜と思った覚えがありました。


こういうタイムトラベルものによくある『理論上の無理』を突っ込むのはもうやめて考えると、 アメリカの空にオーロラがかかった夜、30年前の父とハム無線が通じる。それは消防士の父が死ぬ前日だった・・・ っていうアイディア、すごく素敵じゃないですか?

そりゃあ、父親だと分かった途端、「とうさん!! 明日、火事の現場で、女の子を救出して脱出するとき、逆の方向に行くんだ!!」と叫びたくなりますよね〜〜

オーロラの彼方へ
オーロラの彼方へ


でもそれで過去を変えたために、現在がどんどん変わってしまう・・・・というのはこういう映画のお約束であります。


traffic_f_dennis.jpgしかもその父親の消防士をやるのが、よき父、よき夫役ではこの人しかないでしょうという、デニス・クエイド。

Day after tomorrowでの、がむしゃらに雪原を進むお父さんでもかっこよかったし。
(全然関係ありませんが、この人、「インデペンデンス・デイ」のランディ・クエイドの弟なんですよね〜)

消防士ってなんてかっこいい、男らしい仕事なんだろうって惚れ惚れしました。

私生活では結構派手にくっついたり離れたりしてますけど、映画で見る限り、この人なら命をかけて家族を守ってくれるお父さんだし、可愛い夫であるだろうと信じてしまいますわ黒ハート


30年前と現在で、同じ犯人を追いながら、父と子が命を狙われ・・・という後半は、はらはらどきどきのサスペンス。
「ぎゃあ〜〜、どうしたらいいのさ!」と画面を見つめて手に汗握る展開になります。
父と子のふれあいシーンが心温まるし、はらはらして最後にはホンワカできるし、家族で楽しめる良作だとおもいます。


それと30年経った後のふけメイクがすごい。
う〜〜ん、ここにしわを寄せて、ここをたるませて、こうすると、こんなに年取るのか・・・・
しかし、メイクでこれほど人間をふけさせられるなら、若返りもできるはず! 
ぜひやってみたいと思ってしまいました。パンチ


ジムは「どおしてこのしと、こんなにまつげが長いの〜〜」というショット満載で頑張ってます。
彼独特の虚脱感というか、むなしさみたいのもにじみ出てます。

しかし何でこんなに虚脱してるの? 6歳でお父さんが死んじゃったからでもないだろうし・・・・ という現在のジムの役どころへの説明が足りないかも。
まあ、毎日の生活に疲れてしまっている、というところなんでしょうけれど。

それに、いつでもハイテンションで元気な「少年deおじさん」デニス・クエイドのがっしりしたあごとと交互にうつされて、比べると、その息子とは思えないあごの華奢さが目立ってしまい、ジム独特の持ち味が生かされてる感じは、残念ながらあまりないかもしれないですね。



ところで、DVDには特典映像があって、その中で、ジムが

「バーで犯人としゃべるシーンは、実はこの映画のオーデションで演じたシーンなんだけど、自分の父が危ないと思いつめて、感情を盛り上げたんだ。それでこの映画に出られたわけなんだけど」

なんていってました。
それを聞いてからもう一回このシーンを見てみたのですが、この人、感情を込めようという演技では、瞳孔が開きっぱなしの無表情になるんですね。
それで、そのでっかい瞳から、隠してる感情が少しずつこぼれるという・・・・

そういえば、「THE THIN RED LINE」でやられたのも、彼の無表情な顔からこぼれ出る悲しみだったなあ・・・・と再確認したjesterでした。


ちなみに特典映像には『「オーロラの彼方へ」の科学的背景』なんていうのもあって、オーロラが出たらコロナが何とかで、だから高周波がなんとか、とか必死で言ってますけど・・・・

しかしこういう話を科学的に証明しようなんてもくろみは、考える前から破綻してる(?)のでやめたほうがいいのでは・・・と思ったjesterでありました。猫



posted by jester at 09:23| Comment(4) | TrackBack(0) | あ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。