Best Performance by an Actor in a Mini-Series or Motion Picture Made for Television(テレビミニシリーズ最優秀主演男優賞)を受けた「Elvis」を見ました。
もともとがテレビ用のドラマなので、劇場でやってくれないのが寂しい。
ま、3時間近くあるので、映画館での公開はかなり無理がありそうですけれど。
エルビス・プレスリーご本人についてはjesterはあまりよく知らないのです。写真や画像では見たことがありますが・・・
エルヴィス

でもジョナサン、エルビスにそっくりだと思いました。
特に歌っているときの横顔!!
少しうつむいて目を閉じた、DVDのジャケットにもなっているこの横顔が絶品です〜


プレスリー本人は、赤ちゃんみたいな可愛い笑顔を見せるのだけれど、ジョナサンは笑ってもどこかダークなところがあるので、笑い顔はいまいち似てないかな。
本物の動きを知らないのでよく分かりませんが、動きがいつものジョナサンとはかなり違うので、その辺良くまねしているのではないかと推測できます。
『キング・オブ・ロックンロール』と呼ばれたプレスリー。
その最期が、孤独な謎に包まれたものだったことは知っていましたが、このDVDでは、彼のデビューする前の生活から始まります。
歌と踊り(?)もたっぷり。
貧しくて、母親を深く愛する少年プレスリーが、独特な歌い方とカリスマ性で、スターへの道を駆け上りますが、巨万の富を稼いでからは、新しい音楽に進みたい自分と、エージェント(マネージャー)やファンから求められる「プレスリー像」のギャップに悩んでいきます。
酒や薬に依存し、見知らぬ黒人の年取った女性に突然車を買ってあげたり、14歳の少女と付き合ったり・・・・
最終的にはお金や名声を得ても人間は幸せになれないという、全体的に暗い展開で、エルビスの焦りと孤独感が悲しく、その辺は見ていてちょっとつらかったです・・・・
あとね、音声はプレスリーのものを使っていたのですけれど、それがジョナサンの声とあわないし、微妙に口がずれてたりして、今はやりのエアボーカルみたいな違和感がありました。
jester的には全部ジョナサンの歌でやってほしかった。
それが無理だとしたら、なんとか映像を細工して、口はぴったり合わせて欲しかったな〜