2006年09月16日

お出かけjester

本日より来週半ばまでちょっくら旅行に出かけます。

戻りましたらまたぼちぼちと書きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしマス〜猫
posted by jester at 07:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月14日

キンキーブーツ (Kinky Boots)

ki.jpgヨーロッパ映画で、低予算。
スターは出てないし、CGは使ってないし、素朴な人たちが出てきて、愛があふれてる・・・・・

これまたjesterのために作られたような映画ではないか!

しかも「プルートで朝食を」「トランスアメリカ」と、トランスジェンダー物の秀作が続いたわけで、その3部作の〆となる作品!(違います)

とまあ、すっげえ期待していったjesterでしたが・・・・


なんなの、この混み方は!!

1時間前に行ったのに、チケット売り場はひとひとひとひと。
しかもF列の端っこから2番目以外は前〜〜のほうしか空いてませんだって・・・

画面がひしゃげて見えますがな・・・・あせあせ(飛び散る汗)


何でこんなにこの映画人気なの?とおもって、これまためちゃくちゃ混んでるトイレで情報収集してみましたところ、
「オスギがテレビでほめていた」 

ふ〜〜ん・・・オスギの効果ってすごいんだね。

(でもなあ。たとえ新人の監督が親の七光りで作った映画でも「ゴミよ」なんて言葉を使って批評するような人のいうこと、jesterは信用できないけどなあ・・・・
これも噂で聞いたのですが、「Gド戦記」のことをオスギは「ゴミ」といったのだそうです・・・
たとえ不出来な映画でも、それを好きな人もいるし、一生懸命作った人もいるわけで、自分が面白くなかったとしても、公共の場所で言うなら、もうちょっと言葉を選んで欲しい・・・)



さてさて、20分間ものなが〜〜いトレーラーの後にやっと映画が始まりました。
(でもこのトレーラーが面白そうな映画ばかりでした。エド・ハリスの出る「敬愛なるベートーベン」、ベニーニの「人生は奇跡の詩」、パリオペラ座総出演「オーロラ」、「カポーティ」、「記憶の棘」、「Thank you for Smorking」・・・うう、どれも見たい!)



ぴかぴか(新しい)赤いヒールのある靴を履いて海辺のテラスで踊る黒人の少女。(・・・じゃないんだけど)

そしてタイトルとともに流れる工場のシーン。
靴を作る機械が次々に革を切って、縫い合わせ、紳士靴が成型されていく。
その動きの面白さ。
工場の機械油や革の匂いまでしてくるような画像。
一つ一つ物を作るという行為の確かさ。

Save our Soles(靴底を救え) なんて標語まで壁に書いてあって笑えます。(普通はSouls(魂)ですよね)

注目を集めることもなく地味だけど、雰囲気でお金を稼ごうとしているのじゃなくて、地面に足をつけてしっかり仕事をする人たち。

でもそんな仕事がだんだん世の中の流れに取り残されて、消えようとしている危機感。


この辺のイントロでかなりやられました。
これ、傑作かも!!


・・・それなのに、なんだか途中の荒っぽい展開が気になりだします。


最初はゲイに反発する田舎の素朴な人たちが、ゲイの人格の素晴らしさに触れて、心を開き、協力するようになる・・・・ってね、テーマ古過ぎ〜〜!
しかもそのきっかけが『腕相撲』の八百長・・・・?
いや、あの『腕相撲』は力が入りましたけどね・・・・


雪 大体、『ドラッグ・クイーン』のローラがあんまり綺麗じゃない・・・可愛くも見えなかった・・・マッチョな身体とくねくねした動きが、滑稽ではあったけど。

それにみんなの共感を呼ぶようなキャラじゃないと思う。
Sex!! SEX!! って騒ぎ立てればいいってもんじゃないとおもうのですけれど。
ショーだって、実際あれをロンドンに見に行っても、苦笑はするけど、夢中になるようなショーじゃないと思う。(厳しい!)

Loraの台詞で「女が惹かれるのは、優しさ、思いやり・・・男の中にある女の部分に惹かれるのよ」とかいうのがありましたけれど、jesterがゲイに求めるのは・・・いや、ゲイに何も求めてませんけどね、とにかく筋肉もりもりでちょいと汚そうな女装ゲイっていうのはいただけません。(当社比)
やっぱりキリアン君かフェリシティかというほど、けなげで可愛いところがないと〜あせあせ(飛び散る汗)

ちなみに・・・ ご存知かと思いますが、時々間違っている方がいらっしゃるので・・・

ドラッグ・クイーンって、アメリカ映画なんかでも良く出てくる単語ですけど、「Drug Queen」(麻薬の女王)じゃないです。
「Drag Queen」が正しいスペル。発音も違います。

dragは「引きずるとか引っ張る」って言う意味ですけど、「女装(異性装)する」って言う意味もあるんですね〜

イメージとしては、派手な衣装&メイクで口パクで踊ってうたって、というゲイの男性でしょうか。


ぴかぴか(新しい)Joel Edgerton扮するチャーリーは、へなへなに見えて、一本筋が通っていて一生懸命のところが良いです。
SWのOwen Lars役のときは全然目立たなかったけど、こうやって主役をしても全然見劣りなし。

でも、レストランでローラに女装を怒鳴るところが変・・・
ラストに向けて最後の山を作っているとしても、必然性がなくて、単に振られた腹いせにしか見えません。

だって「女装の男性のために靴」を作ってるんじゃないの? 
しかも困ったら結局あやまって頼ってたすけられるし。


雪いくら実話がベースといい、jesterはネタばれ厳禁で行ったのに、ほとんど読める展開。
そしてめでたしめでたしのラストといい、なんか・・・・イギリス映画っぽくないんですよね〜

ちょっと前は日本で見られるといったらハリウッド映画で、ヨーロッパ―――イギリス映画なんて単館でやってるだけで、見に来る人もほとんどいなかったのに、最近はずいぶん世界的に興行してるな〜と思っていたけれど、結局イギリス映画もハリウッドナイズされてきたということなのかしら。


肩の力を抜いて楽しめる作品だし、音楽もよかったし、くらっぽい画面とか、決して嫌いじゃないんだけど、なんだか足りないような気がしたのは・・・・・

やっぱり期待しすぎたせい・・・・かなあ??


それでもね、ちょっとヒールのある美しい靴を履いてみたくなりました。

jesterは普段の生活ではヒールはあっても最高4センチまで。
たいていぺちゃんこな『ウクライナのおばちゃん』靴(as Lora said)しか履きません。
(なにせそれ以上の靴を履くと、巨シン兵になっちゃって、満員電車で頭が飛び出てしまうもので・・・)
あんなヒール履いたら、10歩で足をくじいちゃうかもな、と思いつつも、ほっそりしたハイヒールの華麗さにはうっとりしましたです。

最初に作っていた紳士靴もとっても美しかったけどね!


posted by jester at 09:47| Comment(4) | TrackBack(5) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

A History of Violence DVD発売!

ヒストリー・オブ・バイオレンス
ヒストリー・オブ・バイオレンス

ついに出た〜〜 A History of Violence のDVDです!

昨日とどきました〜〜
といっても、昨日は劇団四季のCATSを見に行って夜遊びしちゃったのでまだ中身を見てません・・・(劇団四季のCATSのレビューはゆきてかえりしひびのほうで展開しております)

今日も、家族がいると落ち着いて見られないので・・・・

早くみんな出かけて〜〜たらーっ(汗)
posted by jester at 11:27| Comment(13) | TrackBack(0) | ヴィゴ・モーテンセン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

スーパーマン リターンズ(Superman Returns)

遅ればせながら「スーパーマン・リターンズ」を見てまいりました。
最近Sep.11関連の重い映画が続いたので、ちょっと気晴らしです。

013.jpgぴかぴか(新しい)なんか最初の音楽からわくわく
いいぞいいぞやれやれ〜〜って感じです。揺れるハート


お話はアメコミが原作なので『水戸黄門』並みに紋切り型だし、ものめずらしさはないのですが、スーパーマンのミラクル大活躍ですっきり爽やか〜〜


なんしろスーパーマンのBrandon Routh(ブランドン・ラウス)がかっこいいったら!!

あれだけスーパーマンのイメージに合ってる人もいないでしょうねえ〜
端正な顔立ちにマッチョな身体。
普段の生活のシーンではくそ真面目さがコミカルで可愛らしいお間抜けさん。

CGで作ったんじゃないの?といいたくなるようなハンサムさんです。
良く今まで手付かずで・・・(テレビには出ていたらしいけど)

jester的には元スーパーマンのクリストファー・リーブさんよりも外観的には好きです。
(クリストファーさんはペコちゃん顔っぽい)

金城武に似てないか?という声も聞かれましたが、確かに少し似ているかも。



s002.jpgぴかぴか(新しい)ヒロイン、ロイス・レイン役のKate Bosworth(ケイト・ボスワーズ)は、今まで「オーランド・ブルームの彼女」という認識しかなかったけれど、可愛いらしい人ですね。

新聞記者というほど知的なイメージはないけれど、写真で見るよりいい感じ。


ぴかぴか(新しい)最初のシーン、お義母さん(エヴァ・マリー・セイント)が一人暮らししている家がいい感じです。

部分照明が暖かく照らすキッチンで、ラジオを聴きながらお皿洗い。
性格のよさそうな犬がでれっとねていて、テーブルの上にはやりかけのスクラブル・ゲーム。

一人暮らしの老女の寂しくも楽しい生活がこれだけで伝わってきます。

俳優さんはエヴァ・マリー・セイントさんよりもスパイダーマンのおばあさんの俳優さんのほうが好きだな。
エヴァさんはちょっと枯れすぎ・・・


ぴかぴか(新しい)スーパーマンの恋敵、リチャード・ホワイトは、ジェイムズ・マーズデン。
M-menのサイクロプスで有名ですけど、『君に読む物語』では、ライバルにフィアンセを奪われる、似たような役柄でしたね。
誠実そうでなかなかいい感じでした。


ぴかぴか(新しい)ケビン・スペイシーは、ベテランらしく安心してみてられる演技で脇役としては○。
でも「あれ?こんなにお間抜け? そう見えて実はもっと腹黒いのでは?」なんて見えてしまって、この人にはもっともっと深い悪者をやってほしいかもです・・・


ぴかぴか(新しい)それから、小道具で使われるクリスタルがとっても綺麗でした。

帰りに映画館のショップで「クリスタル売ってないかな〜」なんてうろうろしちゃいました。

スワロフスキーかなんかで、「スーパーマンのクリスタル」作って売ってくれないかしら? お守りにするのにな〜



猫しかしま、(ああいう映画を突っ込むのは意味ないですけど)一つだけ言わせてくれ!

何でみんな、クラーク・ケントの正体に気がついてあげないの??
クラーク・ケントが5年間のSelf Searchingの旅から帰ってきた途端、スーパーマンもリターンしちゃうんだからさ!

いっくら髪の毛を下ろして眼鏡してるからって、
「See you around!」(また会えるわよね) っていって
「I'm always around」(いつもそばにいるよ) って2回もいわれてんのに、ロイスったら何でわかんないんだよ〜〜
鈍感じゃない?

jesterならもうすぐにピンと来るよ、ふんとにもう!!あせあせ(飛び散る汗)


とまあ、やきもきさせるところがいいんでしょうねえ・・・・・
(爆)


『jesterのいつもの天邪鬼効果』で、『期待してなかったのに結構楽しめた映画』でございました♪
やっぱり映画館で、大画面でいい音で見るのがいいわ〜〜ハートたち(複数ハート)


猫ほんとにスーパーマンがいて、腐りきった人類を導いてくれればいいのに・・・なんて思ってみていたら、スーパーマンは現代のキリストか?なんて思えてしまいました。

空から落ちるとき十字架のポーズだし・・・


っていうことは、ラスト、人類の原罪を贖ってお空の星になるのでは・・・


・・・・なんてことは絶対ないよね、の単純明快アメコミ映画でしたけどね♪


posted by jester at 08:23| Comment(6) | TrackBack(7) | さ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

ワールド・トレード・センター その2(ネタばれあり)

「この映画、もっと上手に作れたはずだけどな」
なんて思ったのはなんでか、つらつら考えてみますに、つい先日見た「ユナイテッド93」と比べてしまったのも大きな要因かもしれませんね。

まあ、『ニコラス・ケイジらが決死の救助を(少しは)するのか』
と思っていたら、その暇はなく、酸素ボンベをとりにいってうろうろしていたら瓦礫に埋まってしまい、
『ニコラス・ケイジらが決死の救助をされる』話だったのですから、最初から当てが外れてはいるのですけれど。

しかしなんといっても、「救出された二人」についての映画だというのは最初から分かっているので、どんなに危機的な状況になっても「でも最後には助かるのよね」と安心してみていられます。

逆に言うと、はらはらどきどきはあんまりしないんですよね。

なので、最後まで引っ張っていくのは、人間たちが限界でどのように頑張って生き抜くのか、そしていかに取材をして本人や家族たちから小さなエピソードをひろい、細かい人間観察を積み重ねてみせてくれるか、というところじゃないでしょうか。


むかっ(怒り)実話ベースの映画なので、ネタばれも何もないでしょうけれど、公開前ということもありますし、とりあえずここから下は、ネタばれを含みますので、気になる方はご注意!


***********************





現場で、「最初動けていた警官が他の人を助けようとしていて落ちてきた瓦礫に打たれて・・・」とか、「その警官の銃が熱で暴発し・・・」とか、「とにかく寝てしまったら死ぬと励まし・・・」とかですね、そういうエピソードはすごいと思いました。
「スターキー&ハッチの曲がかかると・・・」なんていうのもよかったかな。


けれど、家族のほうの、たとえば「次男が心配して父を迎えに行くと・・・」とか
「気が動転してスーパーに買い物に行き、携帯を持っていなかったのであわてて帰った。信号待ちが長くて・・・」
などなどは、きっと家族の人が体験した実話なんでしょうけれど、それを冗長に描かれると、短気なjesterは
「それはもういいから、現場にカメラを戻して」 といいたくなります。

多分家族からは、それほどおもしろみのあるエピソードが取れなかったのかもしれませんけれど。


そこに無理やりラブラブの思い出シーンやキリストの幻影シーンを入れて、さあここで泣け、と雰囲気作りをされると、
「でもこの人たちのこと、何も分かってないのに、急にそんなプライベートなこと言われても・・・」と天邪鬼jester的にはすべっちゃいます。

家族の過去のエピソードの選び方がセンスないんですよね・・・

赤ん坊の名前についてとか、キッチンの棚とか、なんか表面的。すごくアメリカ的。
その家族の本質が分かるような、万国の人が共感できるような人間的なエピソードがあまりない・・・(あくまで当社比です)あせあせ(飛び散る汗)


実際にあったエピソードなのだろうなと思いつつ、マギー・ギレンホール(弟のジェイクにそっくりだ)が、行方不明の家族が詰め掛けて緊迫した雰囲気の病院で、一人「夫が助かった〜」とにたにた笑っているのは正直不謹慎な感じがするし、マリア・ベロが警察の受付の人に「長年勤めてきて、これは何なの!」と怒鳴っても、「受付の人を怒鳴られましても、ねえ・・・」・・です。


救助に入って戻れなくなった何百人も警官や消防士が埋まってしまったなかで、たった20人しか救助されなかった、その中の18番目と19番目なんですよね。

いかに「生還劇」といえども、Sep.11のような人為的な災害の場合、その後ろにあるものがきっちり描けてないとドラマとして真の感動にはつながらない感じがします。

ただ「助かって良かった良かった、チャンチャン」と終わられても、助からなかった人たちは・・・その家族は・・・・と不消化なところが少々残ってしまいます。


『ユナイテッド93』はその点、あまりドラマっぽくしないで、淡々と事実を描いていた感じだったのが成功していたと思います。 

犯人の人物像も決して悪者として描いていたわけではないこと、一人の人間として捕らえていたところが良かった。


そして有名な俳優さんを使ってなかったのもjesterには良かったのかも。

ニコラス・ケイジやマリア・ベロなどはどうしても前にやった役を引きずってますからね・・・。
(特にマリア・ベロは「元殺人犯でギャングの夫とは分かれて、今度は堅実な警官と結婚したんだ・・・」なんてね。・・・あ、それはjesterだけですか・・・失礼しました〜)


『ワールドトレード・・・』のほうも、変にヒーローの感動物語仕立てにしないで、普通の人間がどう頑張って生き残ったかを描いたほうがより良かったかもと思います。


リゾートそれと、事件を聞いた後『神の啓示』を受けて、「自分は海兵隊にいて国や人を守っていたときが一番幸せだった!」と現場に向かう元海兵隊なんですけど・・・

制服を着て、立ち入り禁止の現場にまぎれて入り込み、2次遭難の危険がある中に入っていってしまう。
それで二人が発見されるわけなんで、結局『いい人』なんでしょうけど、目はすわってるし・・・かなり危ない雰囲気。

これも実話らしく、この人その後、海兵隊に復帰してイラク戦争に行ったとかエンドロールに出てましたが、この辺の是非も「それで二人が助かったのだからいいじゃない」だけでは片付かない感じがしました。
これ、もしフィクションの台本だったら、このエピソードはもうちょっと何とかしたい部分な気がします。
事実だったから削れなかったのかもしれません。

「教会で神の啓示」→「混乱する現場に忍び込み」→「海兵隊に復帰してイラク戦争へ」なんてねえ・・・・あせあせ(飛び散る汗)


とまあ、文句ばかり書いてしまいましたが、実話がベースの映画は、作り物の娯楽物とはやっぱり一味違います。
いろいろ考えさせてくれる・・

あの時、あのビルの中はこうなってたのね・・と再現してくれて、事件の悲惨さを再確認するという意味でも、1回はお金を払ってみる価値がある映画じゃないかな。
うんうん。



個人的には、ウィルとジョンが生き埋めになりながらする馬鹿話で、「『GIジェーン』っていう映画知ってますか? あの中で鬼軍曹の台詞で・・・」というところで、(鬼軍曹って、ヴィゴだよ!)とこっそり反応したりしておりましたが。(殴パンチ



リゾートしかしたった一人の人間を救出するために、たくさんの人間が命をかけて頑張るのに、逆にたくさんの命をあっという間に簡単に奪ってしまう兵器を黙認している人間たち・・・・

人間ってほんと、矛盾してますね・・・・


ワールド・トレード・センターでなくなられた方のご冥福を、再度ここでお祈りいたします。



posted by jester at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ら行、わ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

ワールド・トレード・センター

002.jpg『ワールド・トレード・センター」を試写会で見てきました。

先日見た「ユナイテッド93」を「NHK特集のドキュメンタリーみたい」と書きましたが、こちらは「『世界まるみえ!テレビ特捜部』みたい」でした。
つまり、一般受けを狙う、民放のワイドショー的な香りが・・・。

再現フィルムを見たあとお決まりの、最後に生還した本人が出てきてコメントするんじゃないかと期待したほど(殴
(ほんの数回しか見たことがないのに、こういうものに麻痺している自分も怖いです)


崩落してきたエレベーターシャフトにはさまれ、身動きが取れなくなって、迫り来る炎や瓦礫落下の恐怖にさらされながら、パイプをはじいて自らの場所を知らせる音を立て、痛みに麻痺して眠りそうになるのをお互いを励ましあい、怒鳴りあい、馬鹿話をしながらしのぐシーンはかなりの緊迫感。

でもこういう実話を元にしたものをドラマ仕立ての台本にするって難しいのだな〜と思いました。

一つ一つのエピソードはきっと実在の人物から取材したものだろうけれど、なんか台本の中ではその比重がしっくり来てなくて、盛り上がりにくい感じがしました。
結末が分かっているので、緊迫感を出すのが難しいのですね。

場内からは鼻をすする音が頻繁に聞こえましたが、そんなわけでjesterはかなり冷ややかに見てました。


ぴかぴか(新しい)NYの美しい早朝から映画は始まります。


ニコラス・ケイジ、とっても痩せた!

『ナショナル・トレジャー』で、少年からニコラス・ケイジに画面がすり替わった途端、ほっぺたが垂れてて思わずのけぞったjesterでしたが、今回は「だれ?これ!」というほど雰囲気が違ってました。
かなりフィットネスに励んだと見えます。
(共演のマイケル・ペーニャが『クラッシュ』のときより太くなってたので、よりニコラスのスリムさが目立ったような気も。)

白髪交じりでしかも額が大分後退してて、かなりふけて見えますが、そこがいい味です。
『笑わないでむっつりしているから人に好かれなくて昇進が遅れてしまった警官』なんですが、頑固で真面目そうで○。

この人を「え、いいじゃん」と思ったのは『The Rock』以来でした・・・
あんまりニコニコして甘い演技は似合わない人だわ。
ニコニコしてるとスケベに見えちゃうのよね。(当社比)

見に行く前に「ニコラス・ケイジが苦手なんだよね〜」といったら、先にマスコミ試写会で見ていた友人が
「大丈夫、ほとんど瓦礫に埋もれていて顔が見えないから」といっていたのですが、それは真実でした。(殴パンチ

始まってすぐに埋まってしまうので、「これから2時間、埋まりっぱなしで話が続くだろうか」と不安になったjesterでしたが・・・・

その予感は的中し、ニコラスは瓦礫に埋まって身動き取れないまま、顔が瓦礫に半分埋まったまま、ヒゲに砂を積もらせたままで、ずっと大アップになっていました。(これもかなりのものでした・・・)


マリア・ベロはすっかり「奥さん女優」として定着した感じ。
落ち着いた演技で、安心してみていられます。
ニコラスに「Baby・・・ハートたち(複数ハート)」なんていってるのを聞くと、(こんなおっさんがBaby?)と思わず突っ込みたくなるjesterでしたが・・・。
いや、夫婦はみんな「Baby」って呼び合ってましたけどね〜あせあせ(飛び散る汗)



なんだか書いてるうちに、何故か分かりませんが腹が立ってきました。
この映画、もっと上手に作れたはずだけどなあ・・・・


でも、もう長くなったので、明日に続きます・・・・パンチ
posted by jester at 09:52| Comment(5) | TrackBack(4) | ら行、わ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

へ〜〜 トムクルが・・・

昨日の日経新聞を読んでいたら、こんな記事を見つけました。

「ハリウッドスターで一番日本で人気があるのは誰ですか」という質問に対する答え。

「ジョニー・デップ」


納得です。カリブ人気も炸裂中むかっ(怒り)だしね。


でも次の文にちょっと驚く。

「これまではトム・クルーズが日本では一番人気でした」 



へ〜〜〜〜 そうだったの・・・・・



・・・あせあせ(飛び散る汗) ごめん、トムクル。(ペコちゃん顔とか呼んで。)




自分の意識と世間の常識が完全に食い違ってるって良く感じることなんですけどね・・・・

それに、これは「映画好きな人が好きな俳優」というよりも「一般人が好きな俳優」だし・・・
客が呼べるということなのかな・・・・(と必死に反抗を試みたりして)



えと、私の周りの映画好きな人たちで、トムクル好きという人は結構少ないのでした。

(もちろんjesterの友達は、jesterに似て偏っているのだった)

そういう人たちとばかり話しているので、時々こういう「一般の日本人が好きなハリウッド俳優」の記事を読むと、かなり〜〜 ビックリしてしまうわけ。



トムクルファンの皆さん、ごめんなさい。
posted by jester at 09:25| Comment(4) | TrackBack(0) | acter | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

ユナイテッド93

映画の日、ふと夕方に時間が空いて、「スーパーマンリターンズ」か「森のリトルギャング」を見ようと思いましたが、どれも時間があわなくて、見られるのは「ユナイテッド93」。だけ・・・・
 
前から見ようかなとは思っていましたが、まだまだSep.11は痛すぎて・・・たらーっ(汗)

知人が数人亡くなっているもので、感受性が耐えられるかちょっと自信がなかったのです。
で、躊躇してましたが、これもご縁と覚悟を決めて見てまいりました。


008.jpg

どうも感想を考えていると、Sep.11というテロ自体にコメントしたくなるので、ここはそれを押さえて、映画だけについて書きたいと思います。


見終わったあと感じたのは、まるでNHKのドキュメンタリー報道番組を見たような気分。
変に盛り上げることなく、起こったことを、淡々と集めています。

しかし起こったことが起こったことだけに、いやがうえにも緊迫して行くのです。
作ろうと思えばいくらでも作れるだろうに、変に泣かせ場とか感動シーンがないところが、かえってリアルで臨場感があり、なまなましい。


航空管制塔や空軍の混乱、ユナイテッド93に乗り込む乗客たちの朝、そして犯人たちの朝。

報道では分からなかった部分もクリアになっていきます。

同時多発したハイジャックに航空管制塔は大混乱に陥り、空軍は民間人が乗った民間機を迎撃してよいのかの判断に悩む・・・


その中でも一番緊迫しているのはもちろんハイジャックされた機内です。

乗客たちは、すでに2機がハイジャックされ、ツインタワーに突っ込んでいることを携帯電話などで知り、「この飛行機は犯人たちが言うように飛行場などには決して戻らない。自爆テロしようと犯人は思っている」ことを悟ります。

ならばどうしても自分たちの力で止めなくては!

ということで、乗客たちが立ち上がります。

携帯電話で家族に別れを告げた乗客たちの必死の戦いに、ラストは思わず祈り、そして「もしかして助かるのかも?」と思うほど。

あれが娯楽映画なら絶対助かるパターンですもの。

いっしょに見た家族Bも
「あれ?1機助かったのがあったんだっけ?」と思ったそうです。


でも現実は甘くない・・・



まだまだ記憶も傷も生々しい事件ですが、あの畑の中に落ちたユナイテッド93はこういうことだったのだな〜と確認する以上に、いろいろ真剣に考えさせられる映画です。

こういうものを世界の人々が見ることを考えると、映画の力というものに感服します。
「歴史的事実」としてSep.11を捉えるためにも、お金を払う価値のある映画です。


犯人側についても理解が進みます。

登場前から死を覚悟している犯人たちが、コーランを読む声で始まるこの映画、決して犯人たちを極悪非道として描いているわけではなく、犯人たちにも愛する家族があり、その家族に別れを告げた上で自分の信じている道のために命を捨てる覚悟でいるという風に描写しています。

なぜそこまでアメリカを憎むのか、その原因はなんなのだろう・・・

歳若い犯人は泣きそうになりながらも必死にタスクを完遂しようとする。
どれほど信仰に篤くても、自分の死を前に冷静にはいられません。

だからこそ、誰が悪いのかじゃなくて、誰を憎むのか、誰に復讐するのかじゃなくて、
『私たちはどうしたら平和な世界を築けるのか』
を考えるヒントになるのではないかしら。


Sep.11のとき、「カミカゼ」という報道がアメリカではありました。
日本の映画やドラマなどでは英雄扱いされることもある『カミカゼ特攻隊』や『回天』も、視点を変えてみると、同時多発・自爆テロの犯人と重なるのでしょうね。


ところで、エンドロールで「United Airline did'nt support this film.」とかなんとか流れていたと思うのですが、ユナイテッドとしては何か反論があったのでしょうか?
機長が簡単に殺されたり、スチュワーデスがパニクッたりするところが、訴訟などで不利な材料になるとか・・・?



このところ、Sep.11関係の映画が続きますよね。
この、「Remember Sep.11」の裏になにか政治的思惑があるのだったら嫌だけれど、この映画、平和ボケしている日本人はとりあえずしっかり見たほうがいいかもしれません。

明日はわが身です。


Sep.11の犠牲者に黙祷をささげつつ・・・・







posted by jester at 10:15| Comment(4) | TrackBack(2) | や行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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