(jesterのジム熱を熟知してるマダムS様、感謝!!!)
面白かったです〜〜


周りには怪我をしたり、死に掛けたリ、縛られた男たちが倒れている。
でもなぜ? 自分は誰? ここはどこ? そして誰が味方で誰が敵???
・・・・突然電話がなる!!
きゃ〜〜!!(単純jester、もう入り込んでますだ!!)
・・・とまあ、これ以上書くとネタばれなんですけど、その密室にいる全員が記憶喪失(または忘れてるふりなのかも??)という状態で、しかも誘拐事件らしい犯罪の匂い・・・
「誰も信じられない!! とくに自分!!」
その中で主人公を演じるジム・カヴィーゼル

昔「マスターマインド」っていうゲームで遊んだことがありますけど、あれとか、「刑事と泥棒」遊びに近い感覚。
こいつの顔だちは悪者っぽいけど、服装はどう見てもこいつが犯人かな・・・・(しかし全員着替えさせたのか、服装ではわからん〜〜) ・・・でもこいつが嘘をついてるとすると、こいつが犯人だし、でもあれが本当だとすると、ああしたのはなぜなの?
・・・・と眉間をぐるぐるコルク巻きにして考えながら、はらはらどきどき。
一癖も二癖もある役者ぞろいで、低予算映画なのに厚みがある〜〜!

その澄んだ瞳の奥の影はなんなの?? くお〜〜!

ととっても悩みつつ、何故か〜 (以下3行だけ、かなりネタばれ発言なので反転文字です。未見の方はご注意ください!)見ている最中から、ジムとトニー・レオンが似てるような気がして仕方なかったjesterです。あのおどおどした目つき、なんだかインファナル・アフェアーズを連想して・・・
(ところで最近ジムの首の線が気になる〜〜 すこしぷよぷよ・・・ 首のフィットネスして欲しいjester@首フェチであります)


目つきがね・・・鋭すぎでかたぎに見えんやんけ。一見やくざですけん。
でもかっこいいので許す・・・というか、ハードなのにどこか弱さを感じさせる泣きそうな表情がうまいのよね。
そのかわいげに、女心が揺れます〜〜(爆)

逃げなくては殺されるかもという極度の緊張感と、誰を信じて誰を疑えばいいのかという疑惑渦巻くなかで刻々と迫る時間・・・・

普通のサスペンスは「誰が犯人か」を考えればいいだけだけど、これは「そして誰が被害者なのか」もわからないし、自分は犯人なのか、被害者なのか(逃げたらいいのか、逃がしたらだめなのか)もわからないという2重の謎が新鮮でした!
緊張の中で「喜びの歌」の口笛がささやかな救い、なんていうのもしゃれてます。
85分と最近の映画にしては短いけど、無駄なシーンがなくてテンポがいいのが嬉しいです。
早送りしたくならない貴重な映画ですだ

ラスト、どんでん返しがありますので気を抜かないで見たほうが良いです♪
ところでね、鑑賞した渋谷シネクイントなんですが・・・
予告編で「パラパラ」という踊りの映画をやってたんですね。
日本の素人みたいな役者たちが「パラパラ」という踊り(ほら、昔のたけのこ族みたいな踊りですだ)を踊る、という映画なんですけど。
そこで字幕。
ギャル、ギャルオ、ヤマンバ割り引きあり。
う〜〜むむ・・・
jester、ギャル割引は物言いがつきそうだけど、ヤマンバ割引ならある意味いけるかも???
なんか渋谷ならではの割引制度でございます。
