なんしろアンソニー・ホプキンズ演じるところのバート・モンローさんはキィウイー(NZ人のあだ名)、ニュージーランド人ですからね〜
飄々とした台詞の中に、のんびりしたNZならではの笑えるポイントなんかもたくさんあって、楽しかったデス。
前に予告を見たとき、「アンソニーがライダー?(サイコライダーか??) それにインディアンって、ネイティブアメリカンの役??」なんて思っていたのでした。
映画を見ていてやっとインディアンがバイクの名前だと分かりました・・・・・
NZ滞在中は彼らのNZ英語がところどころ聞き取れず、何度も聞きなおしたりしてショックを受けていたjesterでしたが、バートがアメリカに到着したシーンで、アメリカ人はNZ英語が聞き取れず、バートはアメリカ英語がわからず・・・・という場面がありました。
「な〜〜んだ、ネイティブ同士だってお互い聞き取れないんじゃん!」とほっとしました。

(でもアンソニーのNZ訛りはお上品すぎだとおもいますが・・・)
ちょうどその頃泊まっていた農家のおばちゃんが、
「ニュージーランドには蛇がいないの。夜歩いても危険な動物はいないわ!」と言っていて、
「そうか〜だからキィウィのような『飛べない鳥』が生き残れるのか・・・」と感心したのですが、バートがアメリカにいって、ガラガラヘビにおびえて飛び上がり、
「蛇を生まれて初めて見たみたいね」といわれて
「NZには蛇がいないんだ!」なんて言い返す台詞には笑えました。
実話ベースの『心温まるストーリー』なんですが、全体的にみんな善人過ぎて、ちょっと臭いと感じるひともいるかな〜とも思いました。
しかしNZってほんとに大体こんな感じなんですよね。
細かいことにこだわらない国民性で、のびのびしてて、許容範囲が広くて、老人でも成長中みたいに元気があって。
なんでなんだろう・・・うらやましいなあ。
jesterもカリカリしないで、のんびり暮らしたいです。(←あんたは充分してるだろう

人口密度が全然ちがうし(日本の1/24)道は広々してて、広大な公園だらけだし、少しいけば海や湖、川に草原と、豊かな自然があふれてるし、そんな国土ならではなのかな。
質素でも広い庭のあるおうちで、動物いっぱい飼って、あんまりおしゃれなものも凝ったおいしいものもないけど、量だけはたらふく食べて、笑って暮らしてる〜
そんなイメージを持っちゃう人々なんですよね。
(わ〜〜NZランドの人、ごめんなさいね〜)
この映画、人生に疲れた時見たら、元気がでるかもしれませんね。
