
しかも声の出演がイライジャ・ウッド、ヒューゴ・ウィーヴィング、ロビン・アダムス、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、ブリタニー・マーフィなどなどと豪華陣!!
フロドとエルロンドさまが集合ですものね〜(と、LotRファンしか通じない話を・・・)(殴

これは日本語吹き替えなんかではみられません!
・・・と思うのに、なんと日本語吹き替え版の多いこと・・・
アニメ=子供向け=日本語吹き替え
という計算なんでしょうねえ・・・ 最近増えました・・・・

いつも行くシネプレックスでは夜遅くしか字幕版をやっていないのでした。
ナイト・ミュージアムですらほとんど日本語吹き替え版なんだもん。
なので六本木ヒルズで見ました。さすがにここの映画館では字幕を1日中やってくれてます。
うも〜〜!!かわいい!!

動きも声も歌も、もう感涙物でした!
もともとペンギン大好き。体型が似てて親近感がわく(爆)っていうだけじゃなくてですね、「皇帝ペンギン」とか、プラネットアース「南極」とか、クレイアニメの「ピングー」などペンギン物大好きなjesterなんですが、そのペンギンが氷山やオーロラをバックに歌って踊って、乗りまくり。
その動きがまたよくできているんです。実写の人間と重なっても全然違和感ない。
(あれ? あの人間、実写ですよね?)(最初、人間もCGかと思ったけど)
氷山からの滑降シーンはスリルがあるし、水中で泳ぐシーンも綺麗だし、追いかけてくるアザラシやシャチはホラー並みに怖いし、その画像のできのよさにビックリです。
ヴォイス・キャストも、もともと芸達者な人たちで、ミュージカルもできる歌の上手な人を集めているので、聞きほれちゃいます。

(しかし体はでかいのに顔はピンガってちょっと気持ち悪い・・・)

この人、ほんといい声してます。画面がなくて声だけだとそのよさが実感できます。

出てきただけで笑えるの。
2役やっているのに、それに気がつかないほど声音を使い分けてるし、歌も、スペイン語訛りも、ぴったりでした!

ぎゅ〜〜っと抱きしめてしまいたいほどふわふわでムチムチ。
声も動きも最高です。
あと、目つきがまたいいんですね〜
ちゃんと目つきで演技してるんですよ。
なので、途中までは「ううう〜〜、可愛すぎる! なんかグッズを買って帰ろうかな!」と盛り上がりつつ見ておりました。
ただ・・・ストーリー展開がねえ・・・・
環境問題はいいとおもうのです。
缶の飲料をくくってるプラスティックが野生の動物の首にはまっちゃうので、ゴミを捨てないで、とかね、ま、100歩ゆずって
「人間が魚の乱獲をするから、ペンギンのえさがなくなる」
ていうメッセージもいいとしよう。
マンブルがミッションを胸に一人人間世界に近寄っていくところは、指輪棄却のミッションを背負ったフロドみたいで、泣けました。
でもね・・・最後のおちが・・・・

う〜〜ん、ああいう風にしかできなかったかねえ??
ちょっとこけました。
だもんで、キャラクターグッズを買うまではいかなかった。

だから「地球温暖化」をテーマを持ってきたら、それを見たヨイコたちは、家に帰って無駄な電気は消そうとか、車に乗るのをやめて歩こう、とか、資源を有効に使って、物を大切にしよう、使い捨てをやめよう、などなど、もっと環境問題に切実になってくれたかもしれないと思いますけど。
資本の関係で、「京都議定書」も守ってないアメリカではそういうテーマで子供アニメはできないとか? まさかね・・・

「ペンギンがかわいそうだから魚を食べるのをやめよう」って思った子ども、いたかしら?
