

CIS張りの科学捜査の最先端なのかと思っていたら、SFタイムスリップものだったとは。
う〜むむむ。
などとうなっている暇はなく、はらはらどきどき。

しかも犯人は狂気のジム・カヴィーゼル!ですものね〜〜

ストーリーもタイムスリップ物特有の、伏線っぽくて気になっていた台詞などが、
「あ、だからあの台詞か!」
「あ、だからあそこで待ってたんだね!!」
「あ、だから『2度目』か!」
とまあ、最後になってパズルがはまるようにさくさくと謎が解けていくその気持ちよさ!
これ以上はネタばれしちゃうのでいいませんけどね〜、もう一回最初から見てみたい気分です。
実はブラッカイマーがプロジュースする映画ってどうも苦手なものが多いjesterであります。
トニー・スコットと組んだ「クリムゾンタイド」は(ヴィゴが出てたからとかいうんじゃなくて・・・・ほんとか自分?)結構好きだったんですけど・・・
同じトニー・スコットと組んでても「トップガン」はだめだし。(トムクルが出てたからとかいうんじゃなくて・・・本当なのか、自分?)
いや、アルマゲドンもパールハーバーもパイレーツも・・・だめなjesterです。
お金をかけてド派手だったら喜ぶ観客ばかりじゃないよ、といいたいところだけど、まあ、彼の作ったものはアメリカを中心に日本でもヒットしてますけれどね・・・・。
これは全然客がはいってませんでしたが・・・(jesterは夜遅くに見に行ったせいか、最初開始時刻になっても私一人しかいなくて、貸切鑑賞になるかと思ってたら、少しずつ人が来て、でも結局4〜5人しかはいってませんでした)
いつもは派手派手な宣伝に釣られて映画館に行ってしまうと、すごく混んでるくせに、いつも「ああ、やっぱりこの人の関連するのはだめだわ」なんて思ってしまう。
でもね、何故か彼のプロジュースしたテレビ番組は結構好きなんです。
CISシリーズとかそのスピンオフのものとか、Without traceとか悪くないです。(爆)
低予算だといいのかな(殴

ま、あまり期待してないので、面白くない回は「今日は面白くなかった」って捨てられますものね、テレビだと。
でもって、「デジャブ」は、ブラッカイマーがプロジュースで監督がトニー、主演がデンゼルだからね〜
だけどひょっとして「クリムゾンタイド」ぐらいは楽しめるかも??
しかもジム・カヴィーゼルが悪役で出てるし!!!!
・・・という曲がった動機もあって、見てまいりました。(殴

しかし警官役の役者さんたちに、超オデブさんがおおいこと!
そしてヴァル・キルマー・・・・・首がないし。
「外観の美しさなんか変わる」ってデンゼルにいわれて、よく殴りかからず我慢したなあ・・・・(殴

「インサイド・マン」ではちょっと緩んでる気がしたデンゼル・ワシントンなんですけど、今回は彼のイメージぴったりの、寂しげでストイックな正義の味方、を演じていて、安心感がありました。
いつも同じ感じの役といわれればそれまでですが、やっぱり似合うものは似合うのだ。
しかし・・・・・
もしクレアがあれほど美しくなかったら・・・中年のおばさんとかおっさんだったら・・・・
ダグはあれほど命をかけて必死に助けようとしたんだろうか・・・(爆)
「外観の美しさなんか、変わる」のにさ!


