
jesterは2作目をみて
「ああ、3作目はもうjesterはだめかも・・・」と思っていたんですけれど、結論から言うと、楽しんできました

1作目・2作目は期待しすぎてその期待に押しつぶされた形でちょっとこけたのですが、3作目は最初から、ストーリー展開には期待しないで、「俳優さんを見る〜」「贅沢な映像を堪能する〜」ってな軽い感じで行ったのです。


ああいう、暗〜〜くて、水がぴちゃぴちゃいうなか、明かりがぼんやり灯ってて、臭そうで、魑魅魍魎が跋扈していそうな映像、好きだわ〜〜
そこにチョウ・ユンファがでてくるのだから、もう堪えられません〜

ユンファ、広東語でしゃべって欲しかった・・・
怖いメイクしててもあの憎めない目つきが好きです。
ユンファの死ぬシーンをいままで何回見たことだろう・・・なんて感慨にふけってました。はい。

来日記者会見でジャック・スパロウの物まねをしてましたけど、キャプテン・バルボッサの演技もいっちゃってました〜!
「おさるのじゃくもよろしかといてました」ってアジアプレミアで日本語で言っていたのも可愛かった。
その、「おサルのジャック」も役者! 寒いシーンでブルブルしてたのはCGかと思っていたら、本当に南極で撮ったという噂を聞きました。寒そうでかわいそう・・・・。
ビル・ナイの一瞬の素顔も嬉しい♪
あの「たこのうねうね顔」は完全にCGなんですってね〜 すごいです。
でもでかいタコのほうがあっけなく・・・え、そうなの?という感じ。
とまあ、まずおっさんから動物に言及しましたが、もちろんジョニデもオーリーも素晴らしかった

キーラは今までで一番よかったかも。この役、彼女にぴったりですね。
ノリントンもベケットもちゃんと活躍してたし♪
ジャックの父親でキースがチラッと嬉しそうに出てきてましたし。
ええと、ストーリーは初めから理解しようと思っていないので、

この人はどっちの味方?
この船はどの船よ?
結局この人たちは何がしたいの?
などとは一切考えず、とにかく目の前の画像を見て楽しみました。





で、かなり疑問符が残ったけど、その辺はさすがディズニー、模範解答みたいなパンフを入り口で配っていて、答を教えてくれてました。
しかも表紙には「終わってから読んでください」と書いてあって笑えたです。
模試だったのか、この映画は?
しかし間違ってみる前に読んじゃった人がいたら、怒りますよね。
さらに、この映画、早くも今回3回目、というファンの人と見たので、見たあとご飯を食べながら細かい疑問に答えてもらい、すっきりいたしました。
真っ白な海の墓場のシーン、石がカニになるシーンとか、渦潮のシーンとか、ほんとにお金かけて作り上げてます。
それだけじゃなくて、ジョニデがいっぱい出てくるのとかウィルとエリザベスの戦場&船上○○シーンとか(一応ネタばれを避けてみました)ほんと笑えたし。
デッドマン・チェストはチャンバラの途中で飽きちゃったけど、今回はディズニーランドの巨大なアトラクションに乗ったみたいな3時間で、あっという間でした。
衣装も凝っていたし(キーラのユンファに嫁入りするときの衣装が素敵♪)、音楽もガンガン盛り上げるし、やっぱり映画館の大きな画面で見ないとね、という映画ですわ。