2007年06月25日

300

そろそろファンの方のほとぼりも冷めたかな? 
それに鑑賞後2週間も経っちゃって、いい加減書かないと忘れちゃう。

というわけで、『300』です。

ジェラルド・バトラーが出るし!
デヴィッド・ウェナムだって出るし!
それにロドリゴ・サントロも!!


というわけで、去年から「炎の門―小説テルモピュライの戦い」なんかもしっかり読んで予習し、もう歴史年表なんかも読み漁って、いっぱしスパルタ博士(当社比)なんかになっていたわけですが・・・(その模様はこちら

試写会に行かれた方のレビューなどをちらちら見ると、どうもとってもバトル、とってもスプラッタらしいと分り、両方とも苦手なんで、またまたところどころ目をつぶっての鑑賞になりましたパンチ

画面の色調は抑えられていて、絵画的に綺麗。
スローモーションちょっと使いすぎかな、と思ったけど、美しい画面です。

デヴィッドさんも、久しぶりのアップ、うれしい!
ドイツ(だったかな?)のリンガーズの集いをドタキャンして鍛えたという筋肉がすごいです。
ずっと彼のナレーション、というのも素晴らしい♪

もちろん、ジェリーも素敵。想像してたよりもっとムキムキでした。伏せ目がちのまつげが長くてどきどきです。

ロドリゴはのけぞったけど・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・しくしく。

ストーリーはまあ、アメコミ(グラフィックノベルというらしいが)が元だからなのか、戦闘の派手さとかが強調されていて、人間描写なんて時代劇みたいに紋切り型であります。
(あ、時代劇だった)あせあせ(飛び散る汗)

累々たる死体の山、切られた首の断面のアップ、飛び散る血・・・

それはそういう映画なんですから仕方ないですね。
そういうのを楽しむ人のために作られた映画なんだもん。





・・・・それにしてもですね。

多分じゃあ見るな!といわれるかもしれないのですけれど・・・・。(>_<。)

(なので、あの映画をとっても楽しんで見られた方はどうぞ下の個人的ぼやきはスルーしてくださいませ。)







あの、ペルシャ軍はなんなんだ、と思うのです・・・・


仮面被ってたり、トロルだのオリファントだの、あれはサウロンに仕えるオーク軍団か???あせあせ(飛び散る汗)


R指定がついているとはいえ、あれをみたアメリカの良い子達が、次の日学校で『300ごっこ』をして、ペルシャ人の子どもやイスラム教徒の子どもをいじめないのだろうか。

Sep.11thのあと、海外に住むイスラム教徒への差別はひどいという。

尖閣諸島(魚釣島)の騒ぎのとき、jesterは中国の近くに住んでました。

領事館や日本人学校にデモ隊が押しかけて、日本の旗が燃やされたり、ブティックのウィンドーに「反日メッセージTシャツ」がずらっと並らんだり、「大丸に日本食を買いに行かないほうがいい。ミニバスに乗っているときに日本語をしゃべらないほうがいい。タクシーで乗車拒否された」なんていう噂が飛び交う中で、デモの横を通るのに、身を小さくしてびくびくして暮らしていた日々を過ごしたjesterとしては、
「どうして今、あんなペルシャなんだろう」
と胸が痛くて、もう夜眠れない・・・・たらーっ(汗)


もちっとなんとかできなかったのかなあ。
ペルシャも鬼・畜生ばかりじゃない、っていうエピソード。
(ロドリゴがクセルクセスと聞いて、ちょっと期待してたんだけど)
そのほうがストーリーも深みがでたと思うんだけどなあ・・・
それだと面白くなくなっちゃうのかしら。
でもあれじゃ、ナチの反ユダヤ・プロパガンダと同じレベルだってば。
(どんなに製作側が政治的な意図はなかったといいはっても・・・・この時期に、ちょっと信じられないぞ)



出来たら、「戦場に勝者はいない」というメッセージをこめた映画『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』を撮った、ハリウッドの良心、クリント・イーストウッド監督に、ぜひ「ペルシャ側からみたテルモピュライの戦い」の映画を撮ってほしいな・・・・

そんでもって、キャストは、

*戦わずに交渉で占領しようと、使者を買って出たペルシャ軍の兵士で、必死で説得してる途中で、レオニダス王に「これがスパルタの返事だ!!」と切られて穴に落ちる使者
・・・・・デヴィッド・ウェナム(泣ける〜)

*ペルシャに占領された国からの傭兵だが、元は農民で家に帰りたいと思い続けて、麦に触ったりしている強いペルシャ軍の将軍
・・・・・ラッセル・クロウ

*レオニダス王・・・・・アーノルド・シュワルツネガー(知事より俳優に返り咲いて。鍛えなおさないとね。しかし強そうだ。)

*勇敢な兵士で、将軍のために必死で戦うが、スパルタ軍団についにやられて、哀れ死体の壁の一部になってしまう青年
・・・・・ロドリゴ・サントロ(こっちも泣けるぞ)

*クセルクセス大王・・・・・コリン・ファレル(アレクサンダーのときの金髪のヅラを、黒髪のヅラに変えて・・・また『悩める侵略者』だけど、今度はアジア側の王様なのだ)パンチパンチ

*ペルシャの征服を嫌って、家族と共に山を越えて逃げるスパルタの大佐・・・・・クリストファー・プラマー
(だんだん映画が混乱してきました。大体、大佐っていないだろうが)パンチ



・・・などと妄想をめらめら燃やしては、むふふ、などと笑ってやっと眠りにつけたjesterだったのでありました。
ファンの方たち、ごめんなさい!パンチパンチパンチパンチ





posted by jester at 20:15| Comment(12) | TrackBack(3) | さ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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