2007年07月27日

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団  Harry Potter and the Order of the Phoenix その2

Harry Potter and the Order of the Phoenix(ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団)の続きであります。

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昨日書ききれませんでしたが、もちろん今までごひいきにしてた、ディヴィッド・シューリスのLupin先生、我がいとしのSnape先生のアラン・リックマン、それからSirius!!のゲイリー・オールドマンと、鼻はつぶれてるけどVoldemortのレイフ・ファインズ(涙)と、豪華おっさん軍団ももちろんすごく素敵でした〜〜揺れるハート

原作読んでいたときは、
「ちゃんと教える気があるのかい、Snape先生!」といいたくなった、Harry Potterに『Occlumency(心を閉ざす魔法)』を教えるシーンも、ちゃんとSnapeの愛が見えたし♪


今まではちょっと不満があったDumbledoreを演じるマイケル・ガンボンさんも、今回はちゃんとHarry Potterを愛する校長先生に見えました!

Weasley家の赤毛の双子も、前回はなんか気持ち悪い男の子、って感じだったのが、立派な青年になってました黒ハート

今後活躍する、TonkとかLunaなど、新登場のメンバーもそれぞれうまいキャスティングだな〜と思いましたし。


ぴかぴか(新しい)そして視覚的に怖かったヘレナ・ボナム=カーターに対して、心理的に怖かったのはUmbridge先生であります!

こういう人、いる!!と深くうなずいちゃう人間造詣でありました。

この人は原作を超えてました。
イメルダ・ストーントンさん、うまいです〜!
(この人の「ヴェラ・ドレイク」も好きでした!)

原作を読んでいるときは、US版で小さな挿絵がついていたのでそれに引きずられたこともあって、「もっとガマガエルみたいに醜くて見るからに怖い人」を想像して読んでたのですが、映画のUmbridge先生は、『普通の奥様』って感じ。

インテリアやおしゃれに気を使い、にこやかで、明るくて、人当たりが良くて、すごく人のことを思っているみたいに見える・・・けど、おなかの中は全然違う!!

自分が間違っているのかな? なんて考えることは全くなく、自分が信じていることを周りの人に押し付けようとし、自分のお気に入りの人だけにえさをやって取り込み、自分の思うとおりにならないものは陰でいろいろ情報操作したり意地悪をして、そのあげく容赦なく攻撃し、排除する。

いるじゃないですか、こういう人!!!あせあせ(飛び散る汗)


****以下、ネタばれあります・・・・未見の方はご注意ください。



原作を読んでいたときはただの「怖い先生」だったのが、すごくリアルに、現実にいる人のように迫ってきて、Umbridge先生に次第に追い詰められていくHarry Potterにすごく共感しました。

自分が大切に思っている人、大切な場所、自分が大切に作ってきた仲間を、粉々にされてしまう悲しみ。

幼い頃から孤独に苦しんできたHarry Potterがやっと出来た信頼できる人。
その人がいる、そして自分のよりどころの場所。
自分の時間を割いて、一生懸命信頼関係を作って、守り育ててきたDumbledore Armyの仲間たち。

それが得意満面の意地悪Umbridgeにのっとられ、壊されてしまったときの、つらさ・・・・


「かけがえのないものが多いほど、失ったときつらい。 だから一人がいい・・・」
というHarry Potterのつぶやきに、涙が止まらなかった・・・。

jesterにも同じような思いがありました。たらーっ(汗)



そして「失ったものは必ず帰ってくる」という言葉に本当に元気をもらいました!


クリスマス他にも心に響くシーンがたくさん。

悪にとらわれてしまい、目が赤くなったHarry Potterを連れ戻す思い出の映像にも泣けたし、大切なあの人を失ったときのHarry Potter、ダニエル・ラドクリフの演技・・・・

胸にず〜〜んときました。
Harry Potterの映画でここまで共鳴できるとは思わなかったなあ・・・・



クリスマス今回感心したのは、若い俳優さんたちの演技が格段によくなっていたことだけじゃなくて、脚本もでした。

Harry Potterの原作は巻を追うごとに分厚くなってきて、内容も濃くなってきています。
でも映画の上映時間は120分、どんなに長くても180分を越すことはまれです。ね、PJ?(そう、指輪は軽く越してましたね〜)

だから今までのHarry Potterの映画シリーズでは脚本段階でカットされてしまった部分がたくさんありました。

ふ〜ん、あそこは全部カットしたのね、などと思いつつ見ておりました。

でも今回はかなり原作に忠実に脚本が書かれていたと思います。
(時間も138分と長めですし)
ローリングさんから「この人物は続く話で大切な役割をするから削らないで」といわれたとかいう話も伝わってきました。

ですから、かなり詰め込んだ分、ちょっと触れただけになっているエピソードもあって、原作既読の人は分るけど、原作を読んでいなくて映画だけの人には分りにくい部分もあったかもしれないな、と思います。

そういうのって映画の脚本としてどうよ、といわれると困るのですが・・・・

でも、この映画は今までのHarry Potterシリーズの中で、一番心理が細かく描写されていて、丁寧だったとおもいます。だからこそ、登場人物の心の痛みがリアルに伝わってきて、見るものが共感する事ができたと思います。
その分、CGとかの見せ場は少なかったかもしれませんけれど。


でも、ロンドンの夜をほうきに乗って飛ぶシーンも夢のように綺麗だったし、音楽もよかった・・・・

最後の、Prophecyのガラス瓶がたくさん並んでいる「予言の間」も綺麗だったな〜

個人的には、Umbridge先生の部屋の壁にかかってた、子猫の絵皿がすっごく欲しい!
売ってくれ!!(爆)パンチ


などなどとだらだら書いているうちにまたみたくなって来ちゃいました〜黒ハート
ので、この辺で・・・



ゆきてかえりしひびでは、原作の最新刊、Harry Potter and the Deathly Hallows のレビューも展開中です♪)


posted by jester at 20:55| Comment(10) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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