って叫んだことが今まで何回あったことか。
ジャンパーだったら、遅刻はめったにしないですむし、飛行機で13時間もずっと座り続けて外国に行かなくても、ささっといけちゃうんですよね〜

ローマのコロシアム、ビック・ベンの文字盤、スフィンクスに渋谷に銀座・・・
といったことのあるところ、ないところ、いろいろ見られて楽しかったデス。
見たあとしばらくは「一人ジャンパーごっこ」をしてしまいましたわ。(といってもその辺で飛び跳ねるだけ・・・)(爆)
☆☆1/2 でした。
前の記事でも書きましたが、「ジャンパー」は見る前の期待度が高くて、「バンテージ・ポイント」より先に見たんですよ。
だけど見終わったあとの充実感は、「バンテージポイント」のほうが高かったでした。
「ジャンパー」も楽しかったですけどね。
まるで富士急ハイランドで「ドドンパ」系乗り物に乗ったみたいに、世界中の景色を楽しんだあとは、どきどききゃああ!
ああ、おもしろかった。チャンチャン。
・・・・・・・・・という映画でございました。
なのであまり語ることもなく・・・終わります(おい)
というのは酷いので、気を取り直して書いてみることにしました。


(しつこいですが、去年は「ダイハード4」「ロッキーファイナル」「ブレイブワン」「ゴーストライダー」「ザ・シューター」などなど、あ、「ミルコの光」も「めがね」も書いてないや(汗)
という具合に、見たのにレビューを書かずに来てしまったのが多すぎ、しかもその内容をほとんど忘れてきてしまい、戸田奈津状態(映画をいっぱいみたのに記録してなかったのが惜しいとかなんとか言ってました。)だったので、今年は心を入れ替えてます。・・・いまんところですが・・・・)
(****以下、映画の内容には触れてます。未見の方、ご注意ください!****)
最初は引き込まれたんです。
とにかくジャンプするのにあこがれました。
ああ、あんなふうに出来たらなんて便利なの!
でも話が進むにつれて、画面は面白いけど、主人公にも、追う側にも共感できる人物がいないんですね〜
脚本が弱すぎ。
その辺が物足りなかった原因かな。
「どこでもドアー」は面白いけど、それだけではやはりどらえもんじゃないけど、子供向けで終わってしまいます。
もしかして続編を作ろうともくろむあまり、後半のストーリーで適当に力を抜いたのでは?などと邪推したくなりました。
(あのラストはなんなんだ・・・・・)

あっというまに別の女優さんに代わっちゃってがっかり。
しばらく見ない間に(?)けっこう大人に育っていたから、メイクを工夫すれば、そのままヘイデン・クリステンセンの相手にしても大丈夫なんじゃないの?なんて思いました。

設定もいまいち謎。彼女もジャンパーだったのかとおもったら・・?
それにやけに年とって見えたし。撮り方へたです。
サミュエル・L・ジャクソンは恐いだけで、よくわからない存在。
狂信的に残酷に襲ってくるのが、なぜそこまでするのかがちゃんと説明できてない。
ジャンパーの才能がうらやましいのだろうか・・・・?
いや、なんか昔々からいた「ジャンパー狩り人」らしいんですが・・・・
もしかしてヘイデンが暗黒面に飲まれてダース・ベイダーになる前にやっつけたいのか?とかつまらないことをいいたくなりました。
でもダース・ベイダーのほうがまだ共感できる部分があったかも。
今回のヘイデン・クリステンセンは銀行で人のものを盗んで(カジノのチップまで倉庫に溜め込んでたし)、その金でリッチな生活をして女の子引っ掛けて、あげくにつかまって壁に縛られて情けなさそうにして、怒って、戦って・・・とあまりに単純なおばかさんで、演じる部分がなくて、かわいそうでした。
とはいえ、撮影はいろんなところにいけて楽しかったかもと思いますけど。

スコットランド訛り(ビリングハムってすごい訛りなんですね〜)も飄々としてる感じでよかったです。
「リトル・ダンサー」の彼も大きくなりました!
彼がいままでどうやって生き延びてきたのか、もっと知りたいな〜と思いました。
そっちのほうが面白そうかも・・・

