2008年12月26日

ウォーリー WALL・E

たった一体でも、700年も動き続けていたら、ロボットにも感情が涌くのだろうか・・・・


などというと浦沢直樹さんの「プルート」の感想みたいですね。

アトムの流す涙にもらい泣きしちゃうjesterでございます。

アトムみたいに高等なロボットじゃなくても、ずっと使い続けてきた道具としての電化製品とかパソコンとかに、なんか気持ちが通じてるみたいな気がするときがあります。
だから捨てるとき、悲しいの。
洗面所から出されてトラックに積まれている洗濯機を見ると、つい「お世話になったね〜 よく洗ってくれたね。」とか・・・たらーっ(汗)

多分にメランコリーっぽいですが・・・猫


さて、ゴミお片づけのロボット、WAll・E。
人間と一緒に働いていたわけではなく、ゴミだらけの廃墟の地球で、なぜか一体だけ残り、やたらと人間臭い生活を送っている。

「淋しい」って気がついてないかもしれないけど、君のやってることは淋しい人間のやることに酷似してるなあ・・・・

その辺が哀れなんですね。

そしてテーマとしては、文明の目標を「便利に生活すること」だけに絞っていったとき人間がたどる道というものを批判しております。


ピクサーのCG画面の完成度は高く、美しくて、全く違和感がありません。


しかし・・・
なんだか期待していたほどには感動しなかった・・・・

というわけで、jesterのお好み度は ☆☆☆ ぐらいでした。

(ちなみに、一緒にみた家族Bは「ナルニアの1作目より良かった!」といっておりました。)


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では「子どもに飽きられてしまったおもちゃの切なさ」に泣いたんです。
ピクサーの作品はそれから欠かさず見ておりまして、「ファインディング・ニモ」なんかも好きだったんです。

でも、「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」
ぐらいからなんかだめになってきました。

今回も、「レミー」よりは良くって、最後ちょっぴり泣けたんですけど、・・でも何となく素直になれない・・・

「ぐふ〜〜 えがった〜〜」みたいなのがなくて。

どうしてなのかな?と考えてみると、ピクサーのあの画像の美しさに、ついに見慣れてきてしまったというのもあるのかもしれませんが・・・

多分WALL・Eが可愛すぎたんですかね・・・・?

どうもへそ曲がりなので、しょっぱなから「どうよ、可愛いでしょう!!」と出されると、素直に「かわいい〜〜」と言えなくなっちゃうところがあるもので(汗)

今回も、私が可愛いなと思う前に「可愛いでしょ!!!」といわれちゃった感があり、その後、サンリオ的な計算された可愛さを見せられるたびに、ちょっとしらけてしまいました。

「可愛い」と感じる気持ちはわたくしの個人的な感情なので、押し売りされたくないのでありました。

(とはいいつつ、自分で買わないけど、誰かがWALL・Eのフィギュアをくれたら喜ぶかも。)(←誰にもおねだりしてません。つか、ここでねだっても誰もくれないことはよおく存じております)


しかも人間と行動を共にしているアトムが感情に近いものを持ってしまうのはわかるんだけど、WALL・Eとかイヴァとかが、あまりに人間的に描かれていると、それはないでしょう・・?と突っ込みたくなる。

あくまでも『ロボットの人間臭さ』は、最初から有ったものではないのだし、人間のみならず、ロボット自身がそれを否定しているのにもかかわらず、長く存在し、人間のさまざまな気を受け止めるうちに、しらずしらず漏れて出てきてロボットを困惑させるものでなくては。


ピクサーのスタッフ、ぜひ「プルート」を読んで欲しいなあ・・・。


そして、テーマとなっている、文明批判とかコンピューターの反乱なども、あまりに使い古された寄せ集めエピソードばかりで、既視感が強かったです。

「子どもにも大人にも楽しめるファンタジー」ではありますが、一歩進んで「大人も感動できるファンタジー」であるためには、脚本のほうにもう一頑張りして欲しかったです。
全体的には好感を持っただけに、その辺が残念。


ところで、あのゴキブリは、メタルで出来てるのでしょうか?
踏まれても蹴られてもやたらぴんぴんして最強でしたが。
アルマゲドンでも最後まで生き残るだろうといわれているゴキブリですが、それにしても不死身。

しかしもし人工物だとしたら、何のために作ったのだろう・・・?


posted by jester at 22:12| Comment(13) | TrackBack(5) | あ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

アラトリステ Alatriste

ご無沙汰してました〜(汗)

やっとこの世に戻ってまいりました・・・(?)
留守の間もコメントなどいただき、ありがとうございました!!
(お返事もこれから書きまする。)


ご無沙汰中、映画はいくつか見ておりますが、とりあえず「アラトリステ」から。

jesterはヴィゴ・モーテンセンのファンでありますので、大分腐った目でのレビューでございます。

「映画に行ってくる」
「何の映画?」
「Alatriste」
「あのヒゲの?? 今頃やってるの??
ずいぶん前に本を読んでたじゃない?」


というわけで、やっとやっとの日本公開。
カンヌにおひげマタドール姿で登場した日も今は昔。

ま、海外での評なんかを聞いておりましたので、脚本に関しての期待はなく、どちらかといえば、公開が危ぶまれていたのに日本で劇場で見られることに感謝しつつ、ラテンなヴィゴ目当てで見てきました。

公開すぐだったので、最前列3列ぐらいがあいているという、まあまあの入りでした。


Alatriste.bmpうふふふ。
ま、入浴シーンなどいろいろなサービスショットありで、ヴィゴファンなら喜ぶよね♪
どの画像も絵葉書か写真集にしていただきたいほど、カッコよく撮れてました黒ハート

ヴィゴがスペイン語をしゃべっているのも感動だし、こないだロシア人マフィアだと思ったのに、今回はスペイン人の兵隊さんになりきっているのを見るのも嬉しかったです。

ギターなどの切ないスペイン風の音楽も綺麗で、セピア色の映像もいかにもヨーロッパ映画で、とっても絵画的で良かったし。


アラトリステ (1)

原作は6冊からなるベストセラーで、jesterも読んだのですが、正直言うと(英語で読んだので英語訳が良くなかったのか)(元はスペイン語)どうもイマイチ楽しめませんでした。

(日本語訳が後日でて、それを読んだ友達たちは楽しんでいた様子なので、日本語訳はいいのかも?)



ただし、映画の作りというか、脚本は・・・

覚悟してましたが・・・
それにしても、ダイジェスト版みたいで、原作読んでないと話がつながらないのでは?と思いました。

ヴィゴのほかにもいい俳優さんをたくさん使っているのになあ・・・・たらーっ(汗)

シーンはどれもいいのに、相互のつながりが希薄に思えました。


いや〜〜 
jesterが温泉につかっている頃に、ヴィゴが忙しいスケジュールで来日して宣伝していることだし、スペイン映画では破格の予算で作ったらしいし、一生懸命の気持ちが伝わるだけに、レビューをかくのが難しいのですが〜(汗)

正直・・・映画自体は、主演が他の俳優さんだったら、jesterは途中で飽きていたかもしれない・・・・パンチ(殴パンチ

老若男女、映画館ほとんど満員の人たち、2時間20分の長丁場をみんな最後まで見ててえらいと思った。
(ほとんどヴィゴのファン?)
(シャンテの席は横の人が座ってると立ち辛いというのはあるか)
(いや、歴史物がお好きなら、面白く感じる方もいらっしゃるかも!)


猫ラテンなヴィゴが見たい方、スペインの17世紀の雰囲気を知りたい方は・・・どうぞ見てみてくださいませ。


すみませぬ。
今作、星の評価はナシです〜〜あせあせ(飛び散る汗)
posted by jester at 09:22| Comment(18) | TrackBack(7) | あ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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