2010年01月25日

ジュリー&ジュリア(JULIE & JULIA)

こないだのゴールデン・グローブ賞で、メリル・ストリープが、この映画で最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)に選ばれてましたね〜

さて、jesterはこの映画が今年の映画始めでした。

1960年ごろに発売された、ジュリア・チャイルドの伝説的(?)なフランス料理の本のメニューを、その50年後の現代でジュリーというある女性が作って、それをブログに書いたところ、それが話題になって、本になり、さらに映画にまでなってしまった・・・・

という、実話ベースの映画です。

このジュリア・チャイルドという人、アメリカではすごい有名人で、アメリカの友人に聞くと誰でも知っているし、コメディアンは物まねのネタにしてるぐらいです。(映画の中でもでてきました)

20年ぐらい前にシカゴに転勤で暮らしていた日本人の友達も、
「ああ、あの太っていて、エプロンの脇に布巾を挟んでいるオバサンね〜〜。よくテレビで料理番組やっていて、見たわ〜」
といってましたので、日本で言うと、小林カツ代さんとか、もっと古いと江上トミさんとか、そういう感じの人なのですね。

といってもjesterは全く知りませんでした。


なので・・・猫

メリルはすんごいそっくりに演じてるんでしょうけど、本物を知らないjesterにとっては、メリルがやたらに語尾を引きずるアクセントが強い英語でしゃべってるのが聞きづらくて、だんだん苦痛に・・・・パンチ(殴

あの演技で、ゴールデングローブ賞を取ったのですから、きっと素晴らしい演技なんでしょうけれどねえ・・・・あせあせ(飛び散る汗)

そういえば『アヴィエイター』という映画でケイト・ブランシェットがキャサリン・ヘップバーンだっけな、の役をして絶賛された時にも、キャサリン・ヘップバーンの話しかたをよく知らないわたくしにとっては、
「なんかケイト、鼻が詰まったような変な話し方をしているなあ・・・」
ぐらいにしか感じられなかった(殴)という、ネコ小判ブタ真珠猫状態に、今回もまた陥ってしまいました。

(キャサリン・ヘップバーンよりもっとジュリア・チャイルドを知らないので、より深く陥りました。)


ストーリー自体は、時代を超えて二人の自己実現していく女性が描かれ、ほのぼのなんですが、これといってメリハリもなく、実話ベースのため、ラストにも不満が残る感じ。

なのでjesterのお気に入り度は ☆☆☆ ぐらいでした。



****以下、ネタバレないですけど、映画の内容には触れてます。未見の方、ご注意ください!****


ジュリア(メリル・ストリープ)は1949年に、夫の転勤でパリにやって来て、転勤族の妻ですからワーキングビザがない(=働けない)し、子どももいないので時間が余るのでしょう、帽子作りだの、いろいろ習い事を始めます。

コントラクト・ブリッジを習ってるシーンもあって笑えました。jesterも同じような感じでブリッジが大好きになりましたが、ジュリアはブリッジはだめ。
もともと得意だったお料理にのめりこんでいきます。

そしてプロの通うル・コルドン・ブルー料理学校に無理やりという感じで入り、せせらわらいやいじめにも耐えて、ついには本を書くまでになるのです。


一方、ジュリー(エイミー・アダムス)は現代の女性。

大学時代の夢やぶれ、今は会社の苦情受付係。
何事も続ける根気がないと自己嫌悪なところにjesterは共感しました。パンチ(殴

彼女は料理が大好きなので、それを今流行のブログにでもアップしてみようかと、題材をジュリアの本の料理にして、それを毎日作ってアップしようと決心します。


さて、このジュリーとジュリア、二組の夫婦の様子が時代を超えて交互に出てくるのですが、この夫婦たち、とっても仲がいいのです

ひらめき 仲良きことは美しき哉。

はいはい。
でもずっとマイダーリン・よき理解者・愛してるよ・べたべた・ちゅっちゅ・ばたん(?)というのを見ていると、jesterの現在の心境ではつらくなるというか、

この世の中に、あんな仲いい夫婦(つか、理解のある夫)ってそういるのか?? あ??

ブルー・フォントサイズ4ぐらいで叫びたくなってくるのでした。

(フォント6でもいいけど、6だとこのブログじゃあ綺麗に反映されないので4で。)

ごめんなさい、仲良い夫婦はこの世にいるのでしょう。

友だちにも
「あんな仲いい夫婦ってほんとにいる?! あんな夫って現実にいるの???」って聞いたら

霧霧霧「・・・・いるよ。確かにいる。・・・私今まで生きてきて、2組知ってる・・・」霧霧霧

といわれましたし。

・・・・・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)
・・・・・・・・・・あせあせ(飛び散る汗)

ええとね、実在の人物をベースにしてるから、あまり夫婦間のどろどろしたものは映画には出せないというか、この映画はそういうのがテーマじゃないし、そういうリアルなのは観客は飽き飽きしてるのだからとか、まあいろいろな事情があるのだと思いますし。

(ぜいぜい・・・・ああ、この話題はもうこの辺でやめにしますだ)



閑話休題でございます。

エイミー・アダムスも「魔法にかけられて」の頃と比べて大分体格がしっかりしてきたというか、あれも役作りなんでしょうか。

メリルはまあもともと体格がいいですけど、これはフランス料理はダイエットには向いてないということの証明かも、なんて思ってしまいました。


ラストで世代の違う二人が出会い、肩を抱きあい、になるのかとおもっていたら、予想外の苦い展開。

実話ベースだから、めでたしめでたしにはならないのでしょうね。


でも単純なjesterのことですから、この映画を見て数日は真珠の首飾りをしてました。猫




posted by jester at 11:21| Comment(4) | TrackBack(0) | さ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

Merlin(邦題「魔術師マーリン」)シーズン1が終わった・・・

月曜8時のBS2chの海外ドラマ枠は秀作が多いのですが、年末に終わってしまったMerlin(邦題「魔術師マーリン」)は特に、かなり楽しみに毎回みてました。

ファンタジー好きなわたくしのことですので、魔法やドラゴンがいっぱい出てくる予告をみてわくわく。

見始めた当初はかなり子供向けかな〜と思いつつも、しっかりはまりました。

出だしの映像からもうツボです。
お城とか、医者のGaiusの部屋とか、古文書の図書室(?)なんかもうっとり見ちゃうほど素敵です。


ディズニーのアニメの『魔法の剣』や、数年前の映画「King Arthur 」などなど、アーサー王関連の映画やドラマは多いですが、日本では原作「アーサー王と円卓の騎士」の本は、題名は知っていても読んだことがないって言う人が多いかもしれません。
原作といっても、元はヨーロッパにいろいろあった『騎士伝説』を集めたものだそうですが。

jesterは小さい頃、このシドニー・ラニアさんの本で読んだ覚えがあります。
その後、サトクリフさんの版でも読みました。

今回のドラマは、マーリンの修行時代、って言う感じで新鮮です。
設定も少しずつ違いますが、ランスロットもでてくるし、ニムエとかモルガーナなども出て参ります。




125756900307516309622_merlin02.jpgマーリンを演じているのは新人のColin Morgan君。
痩せていて耳が大きくて、ちょっとヨーダっぽい宇宙人風の風貌が、若き偉大なる魔法使いにピッタリかも。

自分の力を次第に自覚しながら、魔法を使うことが死に値するほどの罪である王国で、王子に仕える青年。

普段弱々しいのが、こっそり魔法を使うとすんばらしく強い
しかも普段はお調子者で、アーサー王子を手玉にとっておちょくったりして、とても明るいのです。

この辺が、イギリスでも驚異的な視聴率をたたき出したという人気の秘密かな?

そして人気のもう一つの原因はこちら。

アーサーを演じるBradley James君。

最初は、チンピラ集団の空威張りリーダーお兄ちゃん風で、甘やかされて育ったバカ王子なのかと思って(殴)みておりましたが、バカ王子は、それ以上にお馬鹿な上に頑固で融通が利かない王様ウーサーの息子としていろいろ悩み、次第に人間的に成長するのであります。

なにしろウーサー王は、魔法大嫌い。
融通が利かない上に、気に入らないと「死刑だ!!」と、簡単に人の首をはねてしまう、不思議な国のトランプの女王みたいな王様なんです。

その息子としては、次期王のプレッシャーもあいまって、いろいろ悩みも多いわけでして。


そんな二人が出会い、お互いの個性の違いを上手く生かして成長していくストーリーなんですね。


しかしシーズン1のラストは「え??」って感じであっさり終わってしまいました。

もちろん次のシーズンに続く、っていう予感を漂わせ・・・というか、あれで終わったら怒るだろう、という感じです。

早く続きがみたいです。

まあ、月曜8時枠では続いてHustle(邦題:「華麗なるペテン師たち」って、このセンス、どうにかしてくれ)のシーズン3が始まり、これも好きなシリーズなんで嬉しかったのですが。

BBCのMerlinのHPも楽しいです♪
こちらです。
でもトレイラーなんかは見られません。
Not available in your area なんていわれちゃうの。
見たい方はYou tubeでMerlinで検索かけるといろいろ見られます。

本屋にいったらマーリンシリーズの文庫本が出ておりました。

魔術師マーリン II 勇気ある者 (角川文庫)

3巻まで出てました。
これは2巻の表紙です。

ドラマの続きを待つ間に、思い出しつつちょこっと読むのにいい感じです。


といっていたらなんとすばやく、もうDVDまで発売なんですね。



魔術師マーリンDVD-BOX I

地下鉄の中にも宣伝が。
Merlinの写真がたくさん貼ってありました。
こないだ放映が終わったばかりで、すごいなあ。

やっぱり日本でも人気があったのだろうか?

しかし見のがした方はゲットをお勧めします。
かなり楽しめます♪

posted by jester at 10:04| Comment(8) | TrackBack(0) | TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

アバター Avatar

パンチパンチパンチ 去年はいろいろあってすっかりブログの更新をさぼってしまいましたが、映画はみてましたの。

怠けていたjesterにも関わらず、時々覗いてくださっていた方々、御心配や催促のメールを下さった方々、本当に申し訳ありません。
アクセスカウンターを見て、冷や汗と反省のjesterでございます。あせあせ(飛び散る汗)


映画の感想はいったん書き出すとあれもこれも書きたくなって、あっという間に時間が経ってしまうので、書きたいな〜とおもいつつも、なかなかパソコンの前に座るチャンスを逸しておりました。

いざパソコンの前に座ると猫はじゃまするし。
(猫のせいにしておこう)

(しかし今も猫にパソコン画面の前に座り込まれ、ぷよぷよのハラの横から画面を見つつ打っております猫)


でも、今年はぽちぽち更新していこうかなと思っております。
もちろんjesterのことですから、あてにはなりません・・・。
以前よりペースが遅くなると思いますが(あれ以上??)、どうぞ宜しくお付き合いください。

(コメントのお返事が遅くなったりするかもしれませんが、大歓迎です。皆様のコメントで「ああ読んでくれてる人がいるんだ・・・」と、自転車操業を続けられるわたくしでございます。)
(あ、あいかわらず、コメントなきTBへの自動的なお義理のTBのお返しはしないかもしれません。ごめんなさい。)


でもって、今年の第一弾はいまさらと思われるかもしれませんが、Avatar(邦題:アバター)でございます。

とにかくCGとパフォーマンス・キャプチャー(ゴラムのころはモーション・キャプチャーといっていたような覚えが・・・)の素晴らしさには、ちょっとのことじゃ驚かなくなっているjesterも「おおおお〜〜」と声がでました。

それをこれまた最新の3D技術で見せてくれるのだから、300円高の料金やら3D眼鏡の重さやら、見終わった後に鼻の付け根に残る眼鏡のあと(これは鼻が低いjesterならではの悲しみ)にも耐えて鑑賞する価値があるというものです。

字幕が浮いて見えて、その奥に奥行きのある画面があるのが新鮮で不思議。
そしていろいろ画面から飛び出してきます。
かなりリアルです。
虫が飛んでたり、火の粉が飛んでくると、思わずよけてましたもん。

(そうそう3Dでご覧になる場合、大画面の劇場で、いつもより前よりの席でご覧になるのがお勧めです。
3Dって目の端に画面の端っこが見えると、突然立体的じゃなくなっちゃうんですね。いろんなスクリーンで見てみて、例えば六本木ヒルズのTOHOシネマズのスクリーン1なんかの、定位置(Hの真ん中辺)でみると、首などは楽なんですが、立体視という点では迫力に欠けると思いました。)

(それから全く役に立たない情報ですが、目と目の間、鼻の前の辺に水筒などを置くと、突然3Dじゃなくなって、画面が2重に見えるのが面白くて何回かやってみたりして遊んでました)


イメージ、画像の作り方、そしてストーリーの展開など、「アラビアのロレンス」+「Dance with Wolves」+ジブリのアニメいろいろという感じで、いろんな映画を思い起こさせるシーンがありましたが、jesterとしてはよくまとめてあると思いました。


眼鏡ジム・ワーシントンはターミネイター4についで、またハリウッドの大作で見事決めた!という感じです。

アメリカの監督(というか、アメリカ人がなのかなあ)は彼のようなジャガイモっぽい感じの男優さんが好きですよね。

jesterも嫌いじゃないです。

今回も、頭は双子の兄ほど良くないけど、元気のいい元海兵隊ってピッタリでした。(あくまで誉めてます)
これからあまりちやほやされずに、地道に俳優道を歩み続け、もうちょっと人間的な陰りなんかが表情に出てくると、期待できる俳優さんだと思います。


クリスマスシガニー・ウィバーの起用はどうなんでしょう。

上手いし、はまり役ではあるけれど、やはり彼女は『エイリアン』や『愛は霧の彼方に』のイメージが強くて、こういう役柄には新鮮味がない感じです。

おいしい役なのに、どうも堅くて共感できず、終わった後「あれを他の女優ががやったらどうなのさ」などなどといろいろ頭内で変換してみましたが、jester的にはケイト・ブランシェットなんかにやらせたら、かなり泣けたかも。



でも充分ビックリさせてもらえたし、何回見ても発見があって面白くて、jester的には

☆☆☆☆☆でございました。


****以下、ひどいネタバレないですけど、映画の内容には触れてます。未見の方、ご注意ください!****



自然と調和して生きる原始的な民族(生物?)に、最新兵器で侵略をする欲深で自己中心的な人間という構図は、歴史的に繰り返されてきたことで、そのほとんどが現実では侵略者の勝利に終わるんですよね。

なので、ある程度史実に基づいて作られた「アラビアのロレンス」やら「Dance with Wolves」なんかは、ヒーローは活躍するけれど、最後は悲しい終わり方です。
見てスカッとするというより、しんみりする感じ。

その辺がこの物語は娯楽大作で御伽噺ですから、安心してみていられるわけで、それを可と見るか不可と見るかは、個人的な好みだと思われますが、jesterはファンタジーとしてはいいのではないかと思います。


しかし例えばスター・ウォーズなんかでも思った、「最新鋭の兵器、弱すぎ!!」な感じとか、「なぜそこで空気マスクをつけてあげるのだ??」なんていう疑問は少々浮かんでまいります。

例えばすごい磁気の嵐があるのだったら、それで最新鋭の機器が狂うとかをもっと前面に出すとか、なんかもうちょっと工夫があったら、もっと良かったかも、なんて思ったりもします。

ネイティリとジェイクの人間版が出会うシーン
(Beaty and The Beastの「It is you!!」を思い起こさせるシーンでした)でも、ネイティリが人間はマスクをしなくてはいけないのだという知識を持っているのが前半で出て来ると、あそこでしらけない。
(グレースの最後なんかで気がついていたのか、それとも知識として知っていたのか、その辺があいまいだった感じ)


しかし、海の中にいる生物を思わせるような植物とか、発光する植物、そのほかいろいろ、リチャード・テイラーやWETA、そして他のSFXの会社スタッフが力を合わせた画像の美しさにはやられました。

いったい、いくらお金がかかったんだろう・・・・

いやしかし、お金だけじゃあの画像は作れない。
映画作りへの愛とこだわりが感じられました。

ピーター・ジャクソンはこれ見て悔しかっただろうなあ・・・



などなど、書きたいことはつきませんが、パソコン画面の前に座って邪魔していた猫が、これじゃだめだと悟り、今は肩によじ登って、尻とシッポでjesterの目隠しするという高等手段にでたので、今日はこの辺で終わりにしておきまする。(お、重い・・・)


というわけで、今年もよろしくお願いいたします黒ハート

posted by jester at 18:56| Comment(25) | TrackBack(4) | あ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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