感想を冷静にいうと、原作に忠実に出来ていたな、という感じです。
ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)

原作は現代文学の巨匠といわれるコーマック・マッカーシーのピュリッツァー賞受賞作。
最近文庫本になったのですね〜
原作を読んで、目が腫れるほど泣いちゃった話は以前こちらに書きました。
それに主役がわが背の君、Viggoですから、試写会の葉書を書く筆にも気合がこもっており、見事何枚か(実は二桁)あたりました。
『心に火はあるの?』
絶望だけが支配する世界で、親子がよりそってお互いささえながら人間的に成長していく姿。

愛するものがいるからこそどんな時でもこころをまっすぐにして歩いていける。
守っているようで、実は守られている。
人間ってこういうものなんだよな〜〜
父の日にふさわしい(いや、公開は父の日の一週間先ですが)感動作でございました。
少年役のコディ・スミット=マクフィー君は素晴らしい!
それに母親役のシャーリーズ・セロンに面影が似ております。
ちょい役でサラ・コナー・クロニクルにターミネーター役で出ていた人(誰だよ)とか、ガイ・ピアーズなんかがでてます。
さて、以下はViggoファンなわたくしの曇った目で感じられた映画に関係ないぼやきですので、スルーなさることを強くお勧めいたしまする。
(なら書くな〜〜)
しょっぱなのヒダルゴすりすり(馬の種類がちがいます)とか、滝壷飛び込み!海飛び込み!などなど、サービスショットも多々ございます。
モルドールを思わせる荒野や、リング(指輪)を奈落の底に落とそうとする、Ringersにささげたシーンすらあり。
(ちがうです。いい加減にしなさい。・・・でも連想しちゃう)
野伏ならでは(だから)の汚れ具合も、妻や子への愛に満ちた視線も、うっとり。
・・・・・
でも、回想シーンでシャーリーズ・セロンばかり映るのは何でなんだ〜〜〜!!
そりゃあ、父親が母親を回想してるんだから当然でしょうよ。
いや〜〜確かにそうなんですけどね。
音楽会で妻にそっとやらしいことしたり(爆)お日様をあびて昼寝・・・・
そこで、もうちょっとカメラを動かして、シャーリーズじゃなくて、ヴィゴのほうを撮ってくれ!!
汚れてない分も見せてくれ!
というファンの熱い波動が会場内から立ち起こり、嵐になっていくのが感じられましたよ。
ハイ。
(jesterはヴィゴファンに囲まれて見たので、より強く感じられたのかも)
ま、jesterが一番その波動を ごごごご と発していたことは否定しません。
とぶつぶついいながら、また今日、もう一回試写会にいってしまうわたくしなのでした。
26日に公開です♪