(以下、ネタばれあります〜)
牧師の妻って、日本で言えばお寺さんの住職の妻、って言う立場ですよね。
質素に、貞淑に、従順に、を求められるんじゃないかな、って思うのですが、彼女はちょっと目つきがいたずらっぽくて、可愛いの。
いや、外観は年相応に、というか、5歳ぐらい年さば読んでない?と思うぐらいですけど、表情がいいなと思うのです。
家の中も綺麗にしてて世話好き。
そして夫とのけんかで「動かぬ証拠」をたたきつけるシーンでも、そんな情けない夫なのに嫌悪感はなくて、愛情ある目つきでいるのが良いです。
後半のバスに乗り込むシーンでは、この愛情が冷めてるのをちゃんと目で演技してるんですよね。ダニエルへの仕打ちを見て、愛想が尽きたんでしょう。
jesterはこの牧師夫婦が離婚するに1000点賭けます(殴

あと、オルガも可愛いおばあちゃんでした。
楽しそうに歌ったり踊ったり、こんな老後はいいな〜

最初、鼻血はだすし、全身がぷよぷよしてるし、髪の毛は長いのに薄くて、しかも口が半開き、ということで「このオヤジが主役なのか・・・・」と思いましたが、見ているうちにその半開きの口まで可愛く見えてきた・・・・
この人(ダニエル)ならjester、結婚します。




(しかし白状すると、ダニエルの役をちょびっと北欧系の別の俳優・・・父がデンマーク人でアルゼンチン育ち・・・に脳内変換して見て、もだえてたjesterです・・・・・)(もっと殴って良いですだ〜〜

監督のケイ・ポラックは前作のあと、政治的なメッセージをこめて18年間メガホンを持たなかったそうですが、今回、このような傑作を作ってくれて、本当に嬉しいデス。
今までの空間を埋めるように、また元気をもらえる映画を作って欲しいな♪
スウェエーデンの映画は数は見ていませんが、ロッタちゃんとか、やかまし村シリーズとかが大好きで繰り返し見ているので、違和感がありません。スウェーデン語自体にはかなり耳が慣れてます。
傑作映画が多いという噂なので、これを機会にもっとスウェーデンの映画を見られたら嬉しいと思いました。
TBに気が付いてブログを見に来てくださってありがとうございます
歓びを歌にのせて その4まで来たのですね すごい!
映画への情熱が伝わってきます
本当に素敵な映画でしたね
そうそうオルガさん本当にキュートでしたね
あの可愛い目でじっと見つめて
「何でオーストリアに行っちゃいけないの?」なんて言われたら誰でも断れませんよね
そして私もロッタちゃん大好きです
繰り返し見ていますよ
この映画にもロッタちゃんに似た女の子が出てきましたね 可愛かった♪
ついつい嬉しくて長くなってしまいました
今日はこの辺で止めておきます
又遊びに来ますね♪
ありがとうございました
私のブログでお返事するよりこちらでコメントしたほうがいい気がして・・・また来てしまいました!私のブログのほうでゆっくり感想を書きたいのですが、書ききれない気がして留まっています。私はあまりに素晴らしい映画を観ると、感想を述べられないんです(泣)
私の持ってる文章能力では映画の素晴らしさは伝えられないよなぁ、と思い、「最高だ。観てください」としか言えないんです。およよ。
jesterさんもおっしゃってましたが、観た後の余韻が凄いです。1時間ぐらい抜けなくて、ただただぼーっと道を歩いていました。街中だったのですが、すれ違う人みんなに「みんなあんな素敵な映画もみないでただ毎日を過ごしているんだな、可哀想に。。」と、なんだか感傷的な気分になってました。
ガブリエラの歌の場面では、彼女の歌なのか言葉なのか、とにかくあまりにも生命力がありすぎて私は終始泣きっぱなしでした。
あと、終わり方がすごーく好きです。歌の根源みたいなので共鳴しあっって訳もなく自然と歓びの涙が流れるシーンでは私も訳もなく涙が…。それを聴きながらダニエルが亡くなるのは切ないけど幸福に包まれてるなぁと。最後のシーンで、ダニエルが指揮をすることに重点をおいてないだっていうことが分かりました。一人一人の音が重なり合うことが重要なんだなぁって思い、また涙。。
はっ!
このままでは延々と書いちゃいそうなので止めますね。長々とごめんなさい;
TB&コメントありがとうございます。
なんか浸っちゃうとほんと使い物にならなくて、ほかのことが考えられないんですよね・・・・それで「もうこのことについては誰も読んでないだろう」と思いつつも、ついつい書いてしまいます。
この映画みたいに、1日ではとても書き切れない事を感じた映画では特にそうです。
丁寧におさらいしたくなってしまって・・・
この映画も後何回か見に行くと思うので、また書くかもデス。
ロッタちゃんの好きなら、「やかまし村の子供たち」「やかまし村の春夏秋冬」もぜひぜひみてください!サイダーハウスルールのラッセ・ハルストレムが監督してますが、可愛らしくて心が和みますですよ〜〜
>私はあまりに素晴らしい映画を観ると、感想を述べられないんです(泣)
あ〜〜〜!わかります!
「とにかくえがった・・・」しかいえないですよね〜〜
jesterなんか2〜3日ははまってるんですよ。だから2本立ての映画は損した気になるの。(浸ってる気持ちをぶち壊されるから)
でも、そのままにしていると、ボケjesterは感動を忘れてしまいそうなので、考えながら書くようにしてます。どこに自分はこんなに共感したのかな〜って思って書いてみると結構くだらないところにきゅんと来てたりしますけど・・・
まあ、自分は単純であるということがよおくわかるんですよね。
ちなみに本を読んでも、感動すると、しばらくはそばに置いてなでなでしたり、パラパラしたり、感想を書いたり・・・をして楽しんでます。
>このままでは延々と書いちゃいそうなので止めますね。長々とごめんなさい;
とんでもない! もしよかったら、また書きに来てくださいませ♪
どうしても「書く!」と決めるととんでもなく長くなってしまいます。。
なるほど、メモ帳とかにちょこちょこっと書くと意外にかけるのかもしれませんね。実際こちらでコメントしてみたら感想がぶわーと出てきました 笑
本をなでる、なんだか素敵です。
そうゆう感受性とか、ずっと大切にしていきたいですよね。映画に浸るのも感受性だろうから…。
これからもオススメ映画情報楽しみにしています!
こそこそ覗きに来ます〜♪
そうそう、手紙を書いていて、右手が筋肉痛になったこと、昔はよくありました。
書き始めは丁寧に書いているのに、だんだん字が乱暴になってきたりして・・・・
文字に書くって、考えをまとめるのにとても役に立ちますよね。堂々巡りを止めるのにも役に立つし。
というか、jesterなんか書かないと考えられないのです・・・
昔、娘の学校の先生が「Thinking is Writing」とよくおっしゃってましたが、それって真実だわ、と思います。
>そうゆう感受性とか、ずっと大切にしていきたいですよね。
そうですそうです、「自分の感受性ぐらい自分で守れ、ばかものよ」です!
また遊びに来てくださいね!
冒頭の麦畑の少年が、成長した本人に抱き上げられるラストは、救いがあって印象的でした。
それぞれに悩みを抱えた様々な境遇の人たちが合唱隊という形で何とか1つにまとまり、さらにコンクール会場で会場の人々をも巻き込み・・・感動でした。
お年寄りや障害のある若者やDV家庭が出てきて、それを声と同じようにそれぞれの個性と捉えたような描き方をしていたのには、さすが福祉国家スウェーデンの映画ね、などとちょっと映画から脱線して感心。いなくなればいいと思うような乱暴な嫌われ者だって排除しない、手を差し伸べて共存の方法を探すような前向きさというか。
>白状すると、ダニエルの役をちょびっと北欧系の別の俳優・・・父がデンマーク人でアルゼンチン育ち・・・に脳内変換して見て、もだえてたjesterです
それがですね、見ているうちにホントにViggoに似ている!!と自分でも驚いたんですよ〜。
一緒に観にいった娘までが、Viggoに似てたね、と言うのでうれしいようなショックなような。。。
そうそう、こないだ、DDさんに「ヴィゴに似てる!」といわれて、衝撃でした。
頭の中で変換したりしてましたが、似てるとは思ってもみなくて・・・・
そうですかね〜〜 似てますかね〜〜
(まだいってる)
確かに、社会的に弱者と呼ばれるような人にも光を当ててる辺が、スエーデンらしいのかもしれません。弱者でも底辺じゃなく、とても身近な、自分みたいな弱者たちに。
最初はそうでもなかったんですが、観ているうちに、あら、今、Viggoが!と思う瞬間が何度かありました。まあ、内面の輝きが表に出てきたときの表情が似ていたということにいたしましょう、わはは・・・あと、はにかんだような表情とか、いたずらっぽい目とかがね〜〜
DVDになったらじっくりみてみます!