2006年05月16日

ナイロビの蜂 その1

レイフ・ファインズのファンだもんで、かなり期待してみてきました。
だって、ハリポタであのおいたわしい、はなぺちゃなお姿を拝見したばかりですから・・・



妻が殺され、その謎を追っていく夫、という展開なのに、哀愁を帯びた音楽といい、かわいたアフリカの風景といい、とても静かな映画でした。
(いま、公式サイトを別窓で開いてずっとテーマ曲を聴きながらこれを書いてます)

日本では『ラブストーリー』を全面に押し出して宣伝してますが、ちょっとちがうと思います。
確かに主人公を突き動かすものは正義感ではなくて妻への愛なんだけれど、そしてそれは謎解きをしているうちに次第に深まっていくのだけれど、ただのラブストーリーじゃないです。
どちらかというとサスペンス映画として作ってあって、『愛』はサブストーリーという感じかな。

しかしなんといってもレイフ・ファインズが好演!
あの湖のほとりに座る後姿がなんともいえません・・・・

1800円払って見る価値のある、いい映画でした。黒ハート


サスペンス仕立てで、アフリカの貧困、そしてそこに漬け込む先進国の企業や政府の役人の腐敗を描いていて、こういうことに関心がない人にはショックを与えてくれるでしょう。

一見リアリティがないような話ながら、結構ああいう話はアフリカやアジアにはごろごろしてます。もっとひどい話もあるかもしれない。

もしそういうことを知らない人がこの映画を見てくれたら、そこから「自分に何ができるかな」と考えることができたらいいと思います。

そう考えると、「ラブストーリーだよん」といって、若いカップルに現実に大人がやってることの怖さを見せるのもいいかも←なんだこのいやみ発言は!猫


根底に流れるのは夫婦の愛で、妻の死の謎を解く夫は、正義感に駆られているわけではないのですが、謎を追ううちに、妻への愛は深まって行きます。


ただjester的には二人が愛をはぐくむ辺がはしょりすぎと感じました。
いい映画といいつつ、この辺はちょっと苦言になります。

見詰め合った瞬間に理由もなく恋に落ちるっていうことがあるのでしょうけれど、それで真実の愛に到達することはめったにない、ってjesterは思ってます。(経験上・・・たらーっ(汗)
だから一目ぼれなんてあんまり信じていません。(不幸せな野郎だ!と思われる方もいるでしょう)

ごく普通の容貌で、ごく普通の環境にいるjesterにとっては、愛って全然違う人間同士が、ぶきっちょに歩み寄り、少しずつ理解しあって深まっていくもんじゃないかな、なんて思うのです。
愛がテーマというと、その辺を期待してしまう。

ま、時間がないからはしょったんでしょうけどね〜

あれじゃ「テッサ、アフリカに行きたくてジャスティンに結婚申し込んだんじゃないの?」と思いますよねえ。
実際ジャスティンだって、従兄弟の息子に来たメールを読むまではいろいろ疑心暗鬼だったし。


というわけで、長くなりそうなので(久しぶりですが)・・・・続きます。


posted by jester at 19:17| Comment(6) | TrackBack(2) | な行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おおお〜〜jesterさんも観ましたか!
DDさんも観たっていうし、やきそばさんはとっくに鑑賞済みだし…。
私も観に行きたかったんだけど、先に「ピンクパンサー」なんか観ちゃったからな〜。今週中に観ないと終わっちゃうのもあるし…多分観れるのは来週だな〜。

レイフやっぱりかっこいいですか!
そりゃー楽しみだなー。
久々に長くなりそうな(?)jesterさんのレビュー、楽しみにしておりますよん。
Posted by dim at 2006年05月17日 06:02
宣伝されてる夫婦愛の側面より、社会派&サスペンス映画っぽい感じが強かったですね(私的にはその方が好み)。
レイフ・ファインズが最後まで強い男風にならずによかったと思います。
こういう映画って、普通の人だったはずなのに事件に巻き込まれるにしたがってスーパーマン化してくみたいな感じあって違和感もつこと多いから。
ああいう結末むかえたことについて、最初は『奥さんはそれは望んでないだろ!?』と納得いかなかったけど、穏やかなガーディアンだったんだものね…いっぱいいっぱいだったんだな…と逆に共感わいちゃいました。
Posted by yorokobu at 2006年05月17日 20:42
dimさん、コメントありがとうございます。
ピンク・パンサー、ご覧になったのですね〜
この映画、予告なんかで思うより重い映画なので、心が元気なときに見たほうがいいかもしれません。
またご覧になった感想を楽しみにしてます!
Posted by jester at 2006年05月18日 08:02
yorokobuさん、いらっしゃいませ!
そうそう、Man on fire(おっと、邦題はなんだっけ・・マイ・ボディガードか?)のデンゼル・ワシントンみたいになっちゃったら困りますよね〜
しかしレイフならすごい狂気の復讐魔とかできちゃいそう・・・それもちょっとみたかったりして!
Posted by jester at 2006年05月18日 08:06
ハシゴ鑑賞2本目で疲れていた上に、座った席が混んでいて前過ぎたのでなんだか非常に疲れました。内容も思っていたより予告編そのままという感じでそれ以上の驚きもなかったし・・驚きといえば二人のベッットインまでが余りに早かった事かしらん(笑)
一目惚れってあると思うけどすぐ冷める気が・・汗;
 >愛って全然違う人間同士が、ぶきっちょに歩み寄り、少しずつ理解しあって深まっていくもんじゃないかな
まったく同感でありまーーす♪
Posted by マダムS at 2006年05月18日 10:07
マダム〜いらっしゃいませ!
あらら〜〜 はしごですか〜
その上、前過ぎのお席。
う〜〜ん、最悪のコンデションでしたね。

>驚きといえば二人のベッットインまでが余りに早かった事かしらん(笑)

そう、あの辺がやけに駆け足なんですよね。まあ時間の関係もあるのでしょうけれど、突然「Take me to Africa with you.」っていわれてもねえ・・・・
そりゃあ返事に困るでしょう、と思いましたですよ。
二人がどう愛を育てたのかがもっとじっくり観察してあったら、最後にもっと感動が盛り上がるのにな〜と思いました。
Posted by jester at 2006年05月18日 18:05
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『ナイロビの蜂』
Excerpt: スラムの様子は目を覆わんばかり。『ホテル・ルワンダ』と同じだ。
Weblog: なんでもreview
Tracked: 2006-05-18 21:11

夢幻と無限@ナイロビの蜂&ニュー・ワールド
Excerpt: 非常に多くの方が絶賛に近い評価をされているようだが、『ナイロビの蜂』はつまらなかった。 前半はまだ良かったのだが、とにかく後半が退屈でどうでもよかった。
Weblog: 憔悴報告
Tracked: 2006-05-19 15:12
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