jesterは戦争物は苦手で、チョイスがあるなら避けるのに、この映画は最後まで見たということは、かなり気に入ったんですね。
残酷な戦争の描写なのに、何でこんなに映像が綺麗なんだろう・・・!
と感動した覚えがあります。
シン・レッド・ライン

こんな美しい風景のなかで、戦う男たちのむなしいこと。
その戦っている相手が日本軍なので、さらにむなしさが身にしみます。
ぼつぼつと入る問わず語りのような台詞も心にしみるものでした。
戦争で戦うということ、戦友が残酷に死んでいく事実が、ドライに、美しく、きっちりと描かれていて、「この監督、すごいかも」と思った記憶があります。
・・・だから、同じテレンス・マリック監督の「ニュー・ワールド」に過大な期待をしてたみたいで、これが「ニュー・ワールド」に浸れなかった原因のひとつかも・・・・
jesterは期待しすぎてみると、「あれ?」と肩透かしを食っちゃうんですよね・・・・
同じような風景の撮り方、台詞の入れ方なのに、なんかどこかで前作と比べてしまっていたみたいです。
(いえ、前に書いたみたいに、音楽が気になっちゃったのもあるんですけど・・・・)
「ニュー・ワールド」をみたあと、こんなはずじゃなかった、と「THE THIN RED LINE」を見直してみましたけど、やっぱりjesterはこっちのほうが好きです。
時代が近いので、身近に感じられるっていうのもあるかもしれないけれど、俳優たちの演技もこっちの方が真に迫っていていい感じ。(きゃ〜〜ん、クリスチャン、ごめん!)


その後、「オーロラの彼方に」で、きゃあ!と叫び、「パッション」で、ぎゃああ!と叫んでましたね。はい。↑


戦闘シーンの合間に、幸せそうなガダルカナル島の島民と泳ぐシーンとか、戦闘中にふと美しい空を見上げるシーンなんか、本当に素敵。
というわけで、突然『一人ジム・カヴィーゼル祭り』をはじめてしまったわたくしは、早速いろいろDVDを取り寄せて、さて、どれから見ようかな〜とわくわくしております。

ところで・・・「シン・レッド・ライン」っていうの、やめて欲しい・・・
「Sin red line」かと思ったよ。
「thin」は「シン」じゃないのに・・・・
まあ日本語にそういう発音がないんだから仕方ないんだけど・・・・
鳥肌立つ感じで嫌なんですだよ、thを「し」って発音されるの・・・
なんとかならんかのお。
私は「?ン・レッド・ライン」も「パッション」も観てないのですが(汗)
「オーロラの彼方に」は良かったですね♪好きな作品なのですが、ラストで、ああアメリカ的〜・・・と冷めてしまったのが残念(ひねくれ者なので)。
「エンジェル・アイズ」「モンテ・クリスト伯」もこの方はうまいと思いましたが、作品的に・・・期待しすぎたのかなあ。
そういえば、以前、ジョナサン目当てにDVDを買った「楽園をください」にも出てました!もし、未見でしたら、ついでにジョナサンも観てくださいね〜(爆)
「パッション」みてちょっと冷めかけてた情熱(爆)が、このDVDを見たのでまた再燃してます。
「楽園をください」未見です! ジョナサンもでてるなんて・・・
早速捜しにいってきますだ!
Oh!
このお方、私も一時気になってましたです。彼の瞳・・・一度しっかり見ちゃうと目を離せなくなるような すごい瞳ですね。真っ青。目力100%です。
↑の映画は見てないんです。フランスで公開されたかな。J.Lopezがちょっと苦手なんだけど、役柄は結構はまり役なのですね。なるほど。
そうそう、ジムの瞳はブラックホールならぬブルーホールのようで、ちょっと影がある役にはぴったりの吸引力です。
エンジェルアイズのジェニファーロペスは結構良かったですよ。
気位の高いところがなくて、自分を持ちつつ、悩んでる女の子、って感じがよく出ておりました。
チャンスがあったらみてみてくださいませ。