ジム・カヴィーゼルをジム・カヴィーゼルとして認識したのはパッションから、という方も多いかもしれません。
話題作でしたしね。

役者としてキリストを演じるっていうのも大変なことでしょうね。
私は、予告編で見た流血シーンが余りにひどいので二の足を踏んでましたが、勇気を振り絞って映画館に見に行って、やっぱりぎゃあああ!と思いました。
ひどい暴力シーンでは目をつぶるjesterなんですが、この映画では半分は目を閉じていました・・・・
キリスト教徒にとって、これほどにキリストが迫害を受けて、十字架にかかった、ということをリアルに描くことは大切なことなのかもしれません。
でも宗教を持たない身にとっては、あそこまで執拗に鞭打ちシーンや十字架をもって歩かせるシーンを見せなくても・・・・とつらい気持ちになりました。

まあ映画の内容については語りつくされているでしょうから、この映画のジムについて。
あの透き通った静かな目は、一つの宗教の教祖を演じるのに過不足なかったのでは、と思います。
いつも見せる暗い陰はまったくなく、残虐なシーンでも、静まり返った海のような表情でありました。
鼻の線がちょっと曲がっているはずなのが、やけにすっと通って見えるのはメイクなんでしょうか。
キリストにしてはお肉がつきすぎなのでは・・・・と、ちょっと思いましたが、あれは鞭打ちシーンや、流血シーンをリアルに見せるために、これまた全身にメイクをしているためと聞きました。
そりゃあ肉襦袢着ないと、やってられないですよね・・・・
こういう役をやった後、どんな役をやるのか・・・
「Bobby Jones」、「Rebels」のあと、ずっと去年は作品がなく気がもめるところでしたが、今年に入って「Unknown」、「Deja Vu」、「The Yellow M」と、話題が挙がっていて嬉しいです。
日本でも公開してくれるといいなあ・・・・
ちなみに、この映画をみた人で「あのキリスト、アラゴルンに似てない?」といった人がいましたが、似てるのは髪形だけですだ〜。
上の写真は、アラゴーンというより、クリスチャン・ベイルに似てるって思いました!
じ、実は、最近私も「このしと、クリスチャン・ベイルに似てるかも」っておもいだしてきたのでした・・・・!
さすがDDさん、鋭いです!!
顔全体のつくりがなんとなく似てるんですよ。目はジムのほうが大きいですけどね。
まだまだジム祭りを一人でしてますだ〜