2006年07月01日

プルートで朝食を

1001027_01.jpg映画館の狭い廊下に並んで、キリアン・マーフィのポスターを見ながら、「どおしよお・・・キリアン君のファンになっちゃったら・・・」と友達といってました。(爆)(DDさん、ごめんなさい!!)(またもや名指し!)


爆笑しながら、かなり泣きました・・・・ そして後味もよかった〜
これ、傑作ですよ♪ キリアン君も今まで見た中で一番よかったかも。


女装のゲイって、まさにキリアン君のためにあるような役柄。(殴

腰や体がとっても華奢なんですよね。
そのためにパーマで髪型が膨らむとやけに頭が大きく見えるけど、背が高いので全体的に見ればかっこ悪くはありません。
学生時代の制服のキリアン君も可愛いし。

しかし、ただ化粧してるってだけじゃなくて、目つき、振る舞い、しゃべり方がほんと女性的。髭剃りあとはうっすら見えても、もしかしたら本物の女性より女性的で、
「ふ〜〜ん、こういうひとって男性が見たら可愛いおかまなんだろうなあ・・・」
と思わせる、ひたむきなキトゥンことパトリックを、キリアン君が見事に演じてました。(すみません、「おかま」って差別用語でしょうか?)

フーテンの寅さん、おかま・アイルランド版って感じ・・・。(やや違

こんな友達、jesterもほしい。黒ハート


『Father』(二つの意味あり)役のリーアム・ニーソンがまた、真面目くさってる神父だけど実はスケベ、というはまり役(爆)であります。


音楽のセンスもよかったです。
のりの良いオールデイズのなかに、クラシックの名曲がしのんでいたりして。
HandelのZadok the Priestって、jesterが大好きな曲なんですけど、これもちゃんと溶け込んで、感動的に使われてました。
良かった良かった。

(以下ネタばれあり・・・・・・です!)

アイルランドの小さな町で教会の前に捨てられたパトリック。父も母も知らず、里親には冷たくあしらわれ、孤独な少年は、女装が好きなゲイに育つ。

そして母を捜して、ロンドンへと旅立つ・・・・。

これにIRAのテロや、性同一性障害(Gender Identity Disorder)の問題などが絡み合って、お話が進みます。

「人という字はぁ、棒と棒が寄りかかって、一人と一人が寄り添っていますね〜」なんて、金八先生みたいに言いたくなっちゃうように、そっと歩み寄ってぎこちなく寄り添う、寂しい人たちがたくさん・・・

そして、何も駆け引きなく愛してくれる存在の親が、物心ついてずっといなかったキトゥンは、他の人の何倍も寂しがりや。
それは生きる意志を持ち続けられないほど。
(その、『死んでもいいし』という投げやりな危なさがまたキリアン君にぴったりなんです。)

それでも何とか生きていけるのは、人とのふれあいがあるから。

すがる手を支える手があるから。

そしてキトゥンの手も、誰かを支えることでより強くなる。

♪人はみな、一人ではいきられないのだから〜♪


見終わったあと人に優しくしたくなる映画でした。



しかし銀座シネスイッチ、いい加減指定席にするか、せめて順番制入場にしてください・・・・・
始まる前に狭い廊下にぎっしり並ばされて、走って席を取るのって、もう時代遅れです!!


posted by jester at 17:51| Comment(18) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
♪わっしゅわりわり しゅーがーべいびーらぶ〜♪
ご覧になったのですね〜〜うきゃあ、感想ありがとうございます!うれしい、ますます楽しみです♪今はとりあえずサントラを聴いて、東京の友人たちに送ってもらったパンフやチラシを眺めて地元上映を待ちますだ〜。

キリアンといえば、最近出た「パニックフライト」のDVDを観たばかりです。キリアンって声は結構男っぽいな〜と思ったのですが、キトゥンの声ってどうでした??
Posted by DD at 2006年07月01日 20:50
DDさん、キリアン君、見てきましたよ〜
すっごく良かったです!

キリアン君、今まで実は「…爬虫類系…?」なんておもって(あ、あ、ぱんち〜しないで!)いましたが、すっかり見直しました。
切ない寂しい誰か気がついて…な心を抱きながら、強がってるのが可愛くて♪

>キリアンって声は結構男っぽいな〜と思ったのですが、キトゥンの声ってどうでした??

確かに声低いですよね。
キトゥンちゃんは裏声でしたけど、裏声って分かっちゃう感じ。
でもそこがまたいいんです。
なんかわびしい感じで。

どうぞお楽しみに!
Posted by jester at 2006年07月01日 21:00
jesterさん、はじめまして。
コメント&TBありがとうございます。
重いテーマ、暗いテーマになりがちだけど、明るくまとまってて、さわやか感動系の良い映画でした♪
これからもよろしくお願いします。
Posted by Kitty at 2006年07月01日 23:46
jesterさん TBさんくすです♪

ワタシもキリアンくんは爬虫類系っぽいかも…
な〜んて密かに思っておりましたが 公式見て目からウロコでした(爆)
県内では公開されるかどうか分らないんですが隣県まで行って観たいなぁ と思ってる映画です^^ ちとネタバレの所は流してしまいましたけど(失礼)楽しみです♪
Posted by ふるや at 2006年07月01日 23:59
こんばんは☆
もうキトゥンと友達になりたいっ。爆
とても寂しがりやという事もあり、おじ様達に甘える所がかなり女でした。(^^ゞ

音楽もとってもツボにはまり、面白おかしく泣きました。笑
Posted by cahrlotte at 2006年07月02日 00:31
Kittyさん、TB&コメントありがとうございます。
笑いながらどきどきし、ほろりとし・・・・というバランスが見事に取れてましたね〜
もう一回見たくなってしまう作品でした。
こちらこそ、よろしくお願いいたしマス。
Posted by jester at 2006年07月02日 08:13
ふるやさん、いらっしゃいませ♪
なかなかいい映画でしたよ〜
そちらでも上映があるといいですね!
またご覧になったら感想を聞かせてください♪
Posted by jester at 2006年07月02日 08:27
charlotteさん、TB&コメントありがとうございます。

>とても寂しがりやという事もあり、おじ様達に甘える所がかなり女でした

呼び止めるのに、「にゃ〜〜お!ごろごろごろ」なんて、10年前なら使えたかも(いまやったら化け猫ですが・・・)
ほんとにキトゥンかわいくて、おじさんじゃなくて、おばさんだってよしよししてあげたくなっちゃいました。(爆)
音楽も良かったですよね。
Posted by jester at 2006年07月02日 08:32
こんにちは。TBコメントありがとうございました。
>見終わったあと人に優しくしたくなる映画でした。
おっしゃるとおりでしたね。
ひとにも、自分にもやさしくなれる映画でした。ファッションも音楽もとってもタイプな作品でした^^
Posted by M. at 2006年07月02日 14:14
jesterさん、こんにちわ。拙ブログにコメント、どうも有り難うございます。同じ日の同じ時間に観たとは、奇遇ですね!!

さて、この映画の背景にあった「北アイルランド紛争」ですが、同じくこの紛争を扱った「クライング・ゲーム」はご覧になったことがありますか。こちらも、傑作です。特に、金ラメのドレス姿で主人公の恋人が歌う場面はこの映画のハイライトシーンだと思っています。
Posted by matsumo at 2006年07月02日 19:54
M.さん、コメントありがとうございます。
ファッションもおしゃれでしたよね。 
音楽もいいし、私もかなりタイプな作品(すぐまねしてます)です。
後味がいいのがいい!
またそちらにも遊びにうかがいます〜
Posted by jester at 2006年07月02日 22:03
matsunoさん、コメントありがとうございます。
ほんとに奇遇でした!
私は1時ごろにいってあの狭い廊下に並んだので、まえから7列目ぐらいの真ん中右よりに席をとりました。
matsunoさんはどのへんだったのでしょう・・・・

一緒に見に行った友達が「クライング・ゲーム、よかった」といってましたが、jesterは未見です。
今度見てみますね!
これからもよろしくお願いいたします♪
Posted by jester at 2006年07月02日 22:06
jesterさん、コメント&TB有り難うございました。

そう言えばキリアン・マーフィーとリーアム・ニーソンって共に『バットマン・ビギンズ』で敵役演ってたよなぁ、と今更乍ら気づいてしまった次第であります。

因みに『プルートで朝食を』に感銘を受けたのでしたら是非とも『クライング・ゲーム』も御覧になって下さい。『プルート〜』と比較出来る点が色々あって面白いと思いますよ。
Posted by ケン・オーウエン at 2006年07月02日 23:26
ケン・オーウエンさん、TB&コメントありがとうございます。

そうそう、キリアンとリーアム、バットマンでは敵役でしたよね。
キリアンはかなり切れた役で怖かったけど・・・
この映画ではあの印象が吹っ飛びました。

クライング・ゲームは一緒に見に行った友人にも、他にも何人か進めていただきました。捜して見ようと思ってます。
Posted by jester at 2006年07月03日 08:47
jesterさん、こんにちわ

私はスクリーンの間近で観るのは好きではないので、あの日も後ろの方の中央に座っていました。と言う訳で、jesterさんとはかなり離れていたと思います。それにしても、あの狭い廊下に並ばされていると、空気が不足して、息苦しい感じがします。一般的には中に入ってからでないとスクリーンの大きさがわからないので、私は座席指定方式より整理券方式が好きですので、はやく、その方式に替えて欲しいです。

「クライング・ゲーム」は無差別爆弾騒ぎで有名な「北アイルランド紛争」を背景にした映画ですが、この映画の内容は、観た人が決してもらしてはと言う有名な不分律があるものです。私にとっては一部、気持ちが悪い箇所がありますが、それでも傑作の1本だと思っています。
Posted by matsumo at 2006年07月03日 19:49
matsunoさん、私もすっごく不満で、ちょくちょくシネスイッチにメールで意見してますが、なしのつぶて・・・
今頃の時期も嫌ですけど(まだ冷房がちゃんと入らないし)冬もコート着てたら暑くて、座席に着くまでに疲れ果てた記憶があります。

クライングゲーム、ぜひ見たいと思います!
Posted by jester at 2006年07月03日 23:06
ホント、シネスイッチ銀座は全くお客の身になって考える気配なし…お客を大切にする気、皆無のようですね。
ここでしかかからないものが多く、映画のチョイスはすごくいいのに…。
場所柄&上映内容からも客層としてご年配のご婦人が多いはずなのに…。
指定にするには設備や経費もかかるのでしょうから難しいにしても、なぜ整理券制が導入されないのか理解できません。
ここ以外に上映されてる館がある時は、迷わずそっちに行ってます、私。
映画は未見なのでシネスイッチへの苦情のみで、失礼しました。
Posted by yorokobu at 2006年07月04日 19:43
yorokobuさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ〜
ここでしかかからないのって結構あるんですよね〜
整理券制にするには、番号を呼ぶときの広場みたいなもの? が必要なのかなとおもうけれど、どうせ道にならばさせるなら、道で番号呼んでも同じなんだから、30分もならばさせるのやめて欲しいです。
またメールして置きます!!
Posted by jester at 2006年07月06日 11:37
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