2006年07月06日

カサノバ

kasa.jpgヒース・レジャーが稀代のプレイボーイ、カサノバをどう演じるのか・・・・
ヴェニスの歴史ある美しい街並みを舞台に、繰り広げられる恋愛劇。
それを楽しみに行ってまいりました。

全編オールロケということですけど、あの広いサン・マルコ広場を埋め尽くすコスチューム姿の俳優さんたちにはびっくり。

夜中まで観光客であふれてるあの広場を貸切で撮影なんてすごい。
どうやってたくさんの人をどかしたんだろう・・?
「えさくれ〜〜!」と凶暴な鳩の軍団も見えなかったし。

あの観光客価格のぼったくりカフェ・フローリアンの椅子とか楽器とか、全部片付けたんでしょうか。
その場合、貸しきり料金とか払うのかしら?(余計な心配

光線の加減から、朝早くとか、夜中とかに撮ったのだろうなと思いましたが、それにしても大変だったでしょうね。CGなども使ったのでしょうね・・・
もともと街自体がアンティーク、タイムマシンに乗ってきたみたいなヴェニスですけれど、ヴァポレット乗り場とかも片付けられてましたし、見事に18世紀のヴェネチアになってました。
あんな風にコスチュームの人が歩いたら、ほんとにタイムマシン。
「ヴェニスの商人」のときも思ったけど、これが見られただけでも価値ありでした。

少し前に、娘と2人でスケッチ旅行してうろついたことがあるのですが、対岸に見えるサン・ジョルジョの教会や、細い路地、運河にかかる橋なんかもすごく懐かしくて、うっとりしてみていました。


ぴかぴか(新しい)ヒース・レジャーって、顔の整ったハンサム、じゃないですよね。
ニヒルなカウボーイならぴったりですし、『Rock You!』の、賞金稼ぎの騎士の役なんかは良かったけど。
だからなんとなく思っていた『カサノバ』のイメージとは違うかな・・・と見る前は思っていましたが、見てみたら結構いけました。

暑苦しくない爽やかな感じが○。
濃厚なラブシーンなんか全然ないんですよ。
ヒースのにっこり笑う顔も涼しげで、これならもてるわ〜というほど、フェロモンが出てました。黒ハート(爆)

ヒースのファンなら、通っちゃうでしょうね。


ヒロインのシエナ・ミラーも、知的な顔だちで、ぎらぎらしたところがなくて、好きな女優さんです。
華やかさを求める方には物足りないかもしれませんけど、見ていて応援したくなる雰囲気を持ってます。


チャーリー・コックスは、シエナの弟で、頭も弱くて剣もできない弱虫だけど、色気だけは人一倍っていう役柄。わはははは。パンチ(殴
でも唇ふっくらで可愛かったです。(どこを見ている)


オリヴァー・プラットは相変わらずの怪演だけど、これまたなんとなく可愛らしい役どころ。
あのおなか、詰め物がしてあるのかとおもったら、本物の自腹?
すごいなあ・・・ 足の爪、自分で切れないだろうなあ・・・(爆)


しかし・・・ジェレミー・アイアンズは・・・ちょっとショック・・・たらーっ(汗)
プッチ司教は、真剣になればなるほどコミカルな役どころだけど・・・・・
楽しかったけど、う〜むむむ、あんまり安売りして欲しくないよ、ジェレミー・・・(←なれなれしい・・・)


ぴかぴか(新しい)音楽はアルビノーニ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、コレルリ、と、バロックの人気者が勢ぞろいで、慣れ親しんだ気持ちいい音楽が続きます。
昔『クレーマーvsクレーマー』で使われたギターの曲なんかも使ってました。

jesterはバロック大好きで毎日聞いてます。BGMとしては最高。
そういえばサン・マルコ広場のカフェで毎日演奏されてた曲もいくつか入っていて風景にあってるし、とっても嬉しかった。るんるん

だけどちょっと内容に対して音楽多すぎかな?という気もしました。
話の荒さを音楽で補ってるという様な感じも・・・



ぴかぴか(新しい)そう、俳優さんとか音楽とかヴィニス、というのをおいて、映画だけを見ると・・・

ラッセ・ハルストレム監督ということで、細やかな人間描写なんか期待していったのですが、『品のいいどたばた喜劇』・・・でした。

『恋愛の手練手管指南』とはいえないような、古典的な「追うより追われろ」なんてアドヴァイスには苦笑です。

金銭がらみ、罪から逃れたい一心で結婚。
そのあと真実の恋に目覚めて突っ走るのはいいけど、後先のことまったく考えてないのね、この人。
コメディだからそれでいいのか。

しかし、喜劇に徹していて、・・・それだけ。
でも大爆笑ってほどじゃないし。
『しみじみ』とか『ほのぼの』とかいう後味は感じられなかったのが残念。

その辺がテアトルタイムズスクエアがガラガラに空いている原因・・・かな?なんて思ったりして。

シェークスピアの喜劇・悲劇からいろいろな要素を寄せ集めて、取ってつけたようなチャンバラシーンを加え、アレンジしたような感じ。
裁判のシーンなんかも「ヴェニスの商人」を見たあとだと、あらあら、です。


jesterには軽すぎかな?でしたけど、軽いコメディが見たくて、しかも美しいヴィニスの景色と、バロック音楽と、ヒースの爽やか笑顔に癒されたい、というような方にはいいかもしれませんね・・・。



posted by jester at 09:03| Comment(8) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
jesterさん、こんにちわ

「カサノバ」、ご覧になったのですね。「テアトルタイムズスクエア」、ガラガラでしたか。この映画、都区内ではテアトル系の3館で上映されていますが、この手の映画って、やはり、単館上映で十分だと思っています。他に上映する映画が無かったのでしょうか。

私はクラシック音楽大好き人間ですので、全編バロック音楽のこの映画、私にとっては良かったでした。ただし、女優さんは、冒頭に出てきた女優さんがずうっと出て欲しかったです。
Posted by matsumo at 2006年07月06日 19:56
jesterさん、こんばんは。

>濃厚なラブシーンなんか全然ないんですよ

えっ?!その写真で、このタイトルでですか〜〜?!なんかおどろきです(笑)
「品のいいどたばた喜劇」ですか〜・・・う〜ん、どうなんでしょう。。。でも、こちらで上映されたら、チャーリー君を観に行ってきますね(笑)
Posted by DD at 2006年07月06日 23:26
DDさん、こんにちわ。

そう、jesterさんの書かれていらっしゃる通り、この映画、「カサノバ」と言うタイトルから感じる内容とは全く異なった、「文部省特選」にしても良いほどの(笑)、さわやかな「冒険活劇」ですよ。
Posted by matsumo at 2006年07月07日 06:05
matsunoさん、コメントありがとうございます。
そうそう、matsunoさんもご覧になられたのでしたね。
jesterは見るまではネタばれ厳禁、自分がレビューを書き終わるまでは、ほかの方が書かれたレビュー読むのも厳禁なんで、これから読みにうかがいますです♪
Posted by jester at 2006年07月07日 08:06
DDさん、そうなんですよ〜
さぞすごいだろうと<S>期待</S>覚悟していったら、そんなことなくて、爽やか〜でしたわ。

DDさん、チャーリー君は「ドッド ジ アイ」からですか? 役どころはおいといて、なかなか可愛かったですよ。デミ族御用達かもしれません。
Posted by jester at 2006年07月07日 08:08
matsunoさん、

>、「文部省特選」にしても良いほどの(笑)、さわやかな「冒険活劇」ですよ。

わはははは!
文部省特選は・・・どうでしょうね〜
そんな文部省は結構好きかもしれない♪
Posted by jester at 2006年07月07日 08:09
matsunoさん、教えてくださってありがとうございます♪
ところで、今、そちらさまに伺って、池で泳ぐスマートなミシシッピーアカミミガメの写真にびっくりしたところです(笑)。ウチで飼ってるのはすんごいおデブなんです。。。

jesterさん、鋭い(笑)!そうそう、チャーリー君は「ドット・ジ・アイ」からですよ〜♪セットでトム・ハーディ君も注目していきたいです←も、ビョーキだから。。。
Posted by DD at 2006年07月07日 22:04
DDさん、やっぱりね〜
「ドット・ジ・アイ」でガエル君とダーシー君以外の人に注目できるっていうのがすごいですだ。
アンテナ、伸ばしてますね!
Posted by jester at 2006年07月08日 08:06
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