2006年07月21日

砂と霧の家

いいんだけど、どっと疲れるよね・・・っていう映画ありますよね。
脚本は良くかけてる、人間観察だってきちんとできてるし、いいたいことは分かるんだけど・・・・
分かるんだけどもう見たくない・・・・と申しましょうか。

たとえば「ミスティック・リバー」とか。(殴パンチ

砂と霧の家 特別版
この「砂と霧の家」も映画館で見たときは、もうズシーンときてしまって帰り道とぼとぼでした。


なのにどうしてまた見ようかな、と思ったかというと・・・

ベン・キングズリーの素晴らしい演技が見たくなったから。



イランからアメリカに政治的理由で家族を引き連れ亡命中の大佐。
誇り高き軍人なのにアメリカではまともな職業につけず、家族にさえ隠して日雇い仕事をしている。
プライドから派手な生活をしてきたが、息子の将来のためにもなんとか地道に生活を立て直そうとしている、実直な父。

アカデミーノミネートも当然と思える素晴らしい演技です。
そのきりりとした姿に惚れ惚れします。黒ハート


それにたいして〜〜

ジェニファー・コネリーも上手なんですけどね・・・

元アル中の上に今でもだらしなくて弱くて自己中で、夫に逃げられても恥ずかしくて母に言えず、税金の滞納で家を差し押さえられても、自分の落ち度を棚にあげて「家を盗んだ!」なんて怒鳴りに来る非常識な情けない女。

誰もすがれなくなると、助けてくれた他人の風呂場で自殺を図り、「だめ〜」といいつつも家代をむしりとる行為に無言で加担し、ふらふら海辺を散歩する無責任な女。

あまりに見事に演じているので、映画館で見た当時単純jesterは、ちょっと彼女を嫌いになりました・・・・(爆)
自分の弱いところに似てる部分を見てしまい、自己嫌悪なのかもしれませんけど。
(だもんで、今回も見たあと、ビューティフル・マインド
ビューティフル・マインド
で口直ししたほど。)



あと、悪い人じゃないけど迷惑な自己中男のレスリー、どっかで見たと思ってたら、ERに出ていた! 
キャロルの恋人役の消防士をやったロン・エルダードでした。

まつげが長いのがチャームポイント(?)の彼、余計なところに出てきて引っ掻き回して、最悪の結果を呼んでしまう、というところがなんとなく現代のアメリカを象徴してるみたい。(殴パンチ



善意にあふれ、前向きに進もうとする一家に、あまりにも残酷な結末が訪れる・・・

そのラストの暗さにやっぱりず〜〜んと重くなりつつも、またいつか見ちゃうのかもな、なんて思ってしまう映画です。


posted by jester at 18:36| Comment(2) | TrackBack(0) | さ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
jesterさん、こんにちわ

私は映画は楽しく観たいと思っていますので、気分が暗くなるような映画は原則として観ないようにしています。

と言うわけで、上記の映画は観ておりません。

さて、ジェニファー・コネリーですが、私が観たことがあるのは「恋の時給は4ドル44セント」と「ロケッティア」の2本のみです。前者は楽しい映画でしたし、後者はレストランでの彼女が非常に色っぽかったです。
Posted by matsumo at 2006年07月22日 08:39
mastumoさん、いつもコメントありがとうございます♪

>気分が暗くなるような映画は原則として観ないようにしています。

わははは。じゃこの映画は見ないほうがいいですよ。かなり暗くなるかも・・です。

ジェニファー・コネリーは上にも書いたのですが「ビューティフル・マインド」の時、すごく綺麗だと思いました。
もしご覧になってなかったら、よろしかったら見てみてください。彼女の夫のポール・ベタニさんも出てます。夫役はラッセル・クロウですけれど。
あ、これは暗くなりませんからご安心を。
Posted by jester at 2006年07月22日 19:10
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