2006年10月18日

KAMATAKI 窯焚 その1

クロード・ガニオン監督の「KAMATAKI 窯焚」の試写会に行ってきました。
試写会のあと、カナダ大使館広報室の方のご好意で、監督にお話をうかがうこともできました。黒ハート

k3.jpg
あらすじ;ケンは22歳の日系カナダ人。生きる意欲を失い、将来への希望もなく、飛び降り自殺を計る。しかし凍える冬の川から奇跡的に一命を取り留めたのだった。
母親マリー・フランソワーズは、ケンを助けることができるのは疎遠になっている亡夫の兄、琢磨しかいないと感じ、救いを求める。
国際的に著名な作陶家である叔父・琢磨は、ケンの亡き父とは対照的な人物だった。風変わりで、その行動は予想がつきにくく、世間体にとらわれない独自の道徳で生きていた。
酒、性、芸術、謎。琢磨によるショック療法は、ケンの心を揺さぶりつき動かす。その火花は、窯焚の強い炎のようにケンの心に再び情熱を呼び起こすことができるのか・・・?
(以上公式サイトから引用させていただきました)

出だしは、ケンが身を投げたのだと思われる、カナダの都市を流れる冷たい川が映り、Joraneの哀愁を帯びた歌声をバックに、母親が叔父に当てて書いた手紙のモノローグが流れます。

ここでもうjesterは一気に映画の世界に巻き込まれました。


ぴかぴか(新しい)そして舞台は雨の信楽へ。
一人ポツンと駅のベンチで待つケン(マット・スマイリー)を叔父の琢磨(藤竜也)が迎えにやってきます。

「いい雨だ。雨を見るのがすきか?」
「・・・まあ。」

ケンは日本語がまったく話せず、琢磨の片言の英語だけがコミュニケーションの手段。

「それはカナダのタバコか?」
「吸いますか?」

「いや、いらない。全部でどのぐらい持ってきた?」

「1箱と・・・・1パッケージ。」

「全部捨てろ。俺の家では、禁煙だ」


うまいですよね〜 このシーンで、琢磨という人がどういう人なのかが伝わってきます。


ぴかぴか(新しい)全編にわたって、自然の色彩が非常に美しい。

山、森、川、雨、そして炎・・・・

普段人工的な色彩に取り囲まれている私たちの目の汚れを取り除いてくれるような、すがすがしい映像です。

そこに吹いている風や、雨の匂い、土の匂い、滝を流れ落ちるマイナスイオンまで感じられるよう。


ぴかぴか(新しい)傷ついて荒んだ心を持つ青年が、痛烈なキャラクターの年上の男性に接して、そして身体を動かす活動をしているうちに、病んだ心を癒し、復活していく・・・というのは、まあ定番ともいえるテーマの一つだと思うのですが、だからこそ安心してみていられる、という部分もあります。

見ている人間もその過程を通じて癒されるのですよね。


ぴかぴか(新しい)また、音楽が素晴らしい。
Jorane(ジョラン)というフレンチ・カナディアンのミュージシャンが担当してらっしゃいます。

Vent Fou

独特の裏声とどことなくケルトの音楽を思い起こさせるような哀愁を帯びた旋律。

滴るような自然の映像とマッチして、画面の叙情性を盛り上げていました。

日本でもチェロを弾きながら歌っているものとか、何枚かが輸入版CDで手に入るようで、思わずアマゾンでポチしてしまいました。




ぴかぴか(新しい)さて、ケンを演じるこの青年なんですが・・・・

k5.jpgMatt Smiley(Matthew Smiley)君。
初めて銀幕の中でお目にかかりましたが、それは美しい青年でした。
(この写真はIMDbからお借りしてきたものですが、この写真、写りが悪いです。もっとハンサム♪)
 
東洋系の血が混ざっているという設定でもおかしくない、オリエンタルな雰囲気のある顔だち。
(監督と一緒に歩いていると、すれ違う女の子がみんなふりむくそうです)


長くなりそうなので、続きます・・・・(またそれですか〜〜パンチ


posted by jester at 11:11| Comment(2) | TrackBack(0) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは〜♪
この作品はまったくノーチェックでした。
なんか良さそうな匂いがする・・笑
ちょっと検索してみます。
IMDbの写真は確かにあんましですが、ちらし?の方はちゃんと解りますよ さぞや美少年!
jesterさんはもしや監督にインタビューされたのですか?
続き楽しみにしてますね〜♪
Posted by マダムS at 2006年10月20日 19:00
マダム、コメントありがとうございます。
実はこの映画、まだ公開の日程が全然決まってないみたいなんです・・・

公開の日程が決まったらお知らせしますね〜

>jesterさんはもしや監督にインタビューされたのですか?
続き楽しみにしてますね〜♪

そうそう、なんか監督さんとお話しすることができたんですよん。ありがとうございます♪
Posted by jester at 2006年10月20日 21:06
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