2007年03月24日

Copying Beethoven(邦題;敬愛なるベートーヴェン)

NZで見てきた映画第5弾は『Copying Beethoven(邦題;敬愛なるベートーヴェン)』でございます。

アマゾン
敬愛なるベートーヴェン
見てきたら、もうDVDの予約が始まっていた・・・(レビュー書くの遅すぎ!)


じつは〜たらーっ(汗)

この映画のトレーラーを日本でたくさん見て、そのたびに「なんかよさそう!!」と涙ぐんじゃうほど期待してたjesterだったのでした・・・

「第9」の初演まであと4日にせまり、耳は聞こえないし、人間関係がうまく調節できなくて孤独だし、溺愛している甥はだめだめだし・・・、のなかで苦悩するベートーヴェン。
それを演じるのがエド・ハリスですもんね〜〜
わくわくわく。

でもですね・・・
そう、「期待してるとだめ」というjesterの法則はまたもや正しいことが証明されてしまった・・・・(爆)


だもんで、少々辛口レビューです。この映画がお好きな方、スルーしてくださいませ〜

*****


でだしの画像がぐらぐらするのが「長すぎ〜目が回る〜」と文句を言ってたのですが・・・・


1.jpgぴかぴか(新しい)ダイアン・クルーガーはとっても知的で綺麗でした。
うんうん。
やっぱりお化粧控えめのときのほうが綺麗。
『トロイ』のときより「毅然とした絶世の美女」にみえた。
ペンでベートーヴェンの楽譜をコピーするところも素敵でした。(あそこをもっと見たかった。Copying Beethovenなんだからさ。)

でも・・・あの盆踊りみたいな指揮はなんなんだ。(爆)
えらやっちゃえらやっちゃよいよいよいよい〜 みたい。

ま、100歩ゆずって、あれは隠れてベートーヴェンにサインを送ってるから小振りに動いてたんだ、そのせいなんだ〜とする。

でも指揮しながら恍惚とするのやめれ。

しかもそれを顔だけ・アップ・長回し・にしないで欲しい・・・
おまけに意味ありげに合唱隊のおばさんのアップも写るし。なにかの伏線かと思って顔憶えてたのになんにもないし。


ぴかぴか(新しい)エド・ハリスは、ダイアン・クルーガーよりは、それから玉木宏の千秋やら竹中直人のミルヒーよりは、指揮のまねがうまかったと思いました。

だれか指揮者について練習したんでしょうね。
ただ拍子を刻むんじゃなくて、次に何の楽器が来るのか、楽譜が分かってる感じがでてました。
それは今現役でオケにはいってる家族Bも言っておりました。

しかし・・・
いくら役づくりで太ったんだとしてもさ・・・

(あの腹はないだろう、あの腹は!)こそこそ。

・・・・しかも腹毛が渦巻いてるし。髪の毛はふさふさだし。だれなのあのおっさんは。
私のエドを返して〜〜!(爆)

それにベートーヴェン、耳聞こえすぎでは? 
第9の頃は会話のときはほとんど筆談だったはず。
まあ筆談じゃ映画にならないと思ったのかもしれないけど、それでこそ耳の聞こえない音楽家の苦しみが伝わるのでは・・・


森を散歩して豊かな自然に触れ、構想を練る、というシーンでも、画面にひろがりや森の美しさが感じられないから、ベートーヴェンに共感できないかんじ。


第九のシーンはさすがに感動的でしたね。

でもトレーラーのほうが感動したし。(?)
第九は映画じゃなくても感動する曲ですからね。


ぴかぴか(新しい)全体に、「『アマデウス』を狙って、あんな衝撃のアーティストの苦悩する姿を描きたいな」と思って作られた映画だけど、微妙にはずしちゃったのではないか、などと思ったわたくしです。


とにかく音楽がねえ・・・ exclamation×2

『ニュー・ワールド』のときのモーツアルトは「安売りしないでくれ〜」と思ったけど、『ベートーヴェン』では「この曲をここでこういう編集は?」「こんな楽器、この頃あったのか?」みたいな曲自体に関する違和感があったのです。

『アマデウス』のミロシュ・フォアマン監督はホランド監督より音楽が分かってる・・・というか、音楽監督のネヴィル・マリナーが良かったのかな。

責任者出て来い!
ベートーヴェンの音楽監督はだれなの??(海外で見るとパンフレットがないからわかんない。IMDBにも出てないぞ〜)

とにかくこの映画、音楽は特に好きじゃない、って言う人が作ってるんじゃないの?と疑問符が涌いてしまいました。パンチ

それぞれの演奏はいいんですけどね〜 
場面展開で音楽を切るにしても、つぎはぎするにしても、あそこでするか?という編集に感じてしまった・・・
エンドロールの曲でまで編集されててがっくりきたし。(あくまで当社比でございます)
映像に合わせて作るサウンドトラックと違って、もともとあるクラシック音楽を画面に当てるのは難しいから、画面を編集するときにどうしても音楽も一緒にカットしてしまうのでしょうか。



でもね〜 楽しいことも♪
 
まえにdimさんがこの映画を見て「ベートーヴェンはうちの父にそっくりだった」と書いてらしたので、

「あ、dimさんのお父さま、そんなところで水をかぶっては!」とか「あ、dimさんのお父様、橋の模型をぶっ壊すことないでしょ!」とか「あ、dim父さま、ズ、ズボンを」とか・・・・
変な盛り上がり方をしてしまったjesterでした。

ああ楽しかった。黒ハート(爆)


dimさん、ごめんなさい。これ、読まないで。(殴パンチ


posted by jester at 10:18| Comment(10) | TrackBack(1) | か行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呼んだ〜〜〜?
ええ、しっかり読ませていただきましたわよ、ふふふ。

そう、これはワタシの父の映画です(爆)。
クリソツですよ。まあさすがに娘の前でもケツは出しませんが。
それにうちの父は80ですのであんなに頭髪はありませんし、エド様のようにセクシーではありませんが。
でもみていて身内を見ているようで、ちーとばかしはずかしかったですねえ。

ワタシはこの映画、結構楽しめましたよ。やっぱりあの第九のシーンでは鳥肌たっちゃいました。
指揮については・・・素人なのでよくわからんかったです。

ミルヒー・・・がはははは!
本当にあんな人がいたら楽しいですよね(爆)。でもあれの実写版ってかなりむずかしいでしょうねえ。
Posted by dim at 2007年03月24日 11:54
きゃ〜〜もうばれた〜〜!(確信犯)

は、はやい。
アップして(2〜3日したらばれるかしら笑)と思いつつシャワー浴びて出てきたらすでにdimさんが・・・(悪事千里を走るか)

大体ネタばれが怖いので、見る前に映画のレビューは読まないんですけど、去年dimさんとこで伏目がちに読んでて「お父上そっくり」というところで反応してしまったわたくしでした。

それなので「ふ〜〜ん、dimさんのお父様、お部屋はこんななのね〜」とか「こんな方なのね〜」とかですね、いちいちうなずきながら見ていたわけです。(殴

私は完全に期待しすぎでしたね。
もっとまっさらで見たら良かったのかも。
いや、私も音楽はわかんちんなんですけど、それにしてもダイアンの盆踊りには爆笑でした。

ところでdimさん、「のだめ」お好きなの?
ドラマ、見ましたか? わたしは結構ドラマ楽しんでみてました。竹中直人のミルヒーは出るたびに「いや〜〜!!」とのけぞってましたが。
Posted by jester at 2007年03月24日 12:09
話それちゃいますけど、のだめ好きですよ〜〜。
千秋くんもいいけど、ワタシはミルヒーとか真澄ちゃんが好き(変わったヤツ?)。黒木くんとかノースリーブもいいわ(見た目重視?笑)。

ドラマは見てなかったのです。
ミルヒーは竹中直人だったのか・・・。思いっきり日本人じゃんか〜〜〜(笑)。
でもどんなだったのかちょっと気にになる・・・。
Posted by dim at 2007年03月24日 21:44
dimさん、わたしも真澄ちゃんが大好きです!!
パリに行っちゃってから、真澄ちゃんがいないから寂しい・・・

ドラマは見る前は私も期待してなかったけど、かなりスタッフが頑張って作っていて、楽しめましたよ〜

ミルヒーは付け鼻してて、でもどう見ても竹中直人でしたけど、へたくそな外人がやるより面白くていいかも。ミルヒーの変態な感じはでておりました。
のだめは上野樹里でかわいかったし。
千秋は玉木宏で、最初「千秋にしては歳食いすぎ?」と思ったけど、笑えました。指揮はおもいきり4拍子でしたが・・・・

今はやりのなんとかっていうネットで見られるらしいですけど。なんだっけ。
(実はjesterもその何とかというネットはよく知らないのであった。)
Posted by jester at 2007年03月24日 21:57
jesterさん、こんばんは
こちらにもTBさせてもらいました
アマデウス意識しすぎて外しちゃったという感想を共有できた人がいて嬉しい。
ベートーヴェンならではの物語を作って欲しかったです。
Posted by くま at 2007年03月24日 22:08
くまさん、いらっしゃいませ。
またTBしていただいてありがとうございます。
ほんとほんと、同じ感想で嬉しいです!
アマデウスはモーツアルトの描き方に愛情があったと思うんですよね。

こちらからもTBさせていただきました♪
Posted by jester at 2007年03月24日 22:22
jesterさん、こんにちわ。おっ、活動、再開されたのですね!!

さて、敬愛なるベートーベンですが、確か、昨年の12月に見たのだと思いますが、中々、良かったと思います。

ただし、(1)ダイアン・クルーガーは年齢詐称(笑)で、どう若く見ても、音楽大学生と言うより、30歳台後半のように見えました。 (2)流れている音楽が、現代楽器と現代奏法によるもので、ベートーベン当時の音が再現されていない と言う欠点があったと思います。

それでも、流れている音楽、特に、弦楽四重奏曲の演奏は素晴らしく、どの弦楽四重奏団と思ったら、最近、メキメキ腕を上げているタカーチ弦楽四重奏団だったので、早速、演奏されている曲の全曲CDを入手しようとしたのですが、まだ、録音されていないようで、この映画用に部分的に録音したもののようでした。
Posted by matsumo at 2007年03月25日 18:44
mastumoさん、お久しぶりでございます。
コメントありがとうございます。またよろしくお願いいたします。

私も去年の12月に見たのですが、今頃のレビューですいません。

matsumoさんは音楽に詳しいので、またいろいろ感じられることが私とは違うのでしょうね〜
でも確かにあの時代の音楽じゃないね?というのがあった気がしました。

弦楽四重奏はよかったですよね。タカーチ弦楽四重奏団が演奏していたのですね〜
わたしもこれから注目してみたいです。
そちらのレビューも読みにうかがいますね♪

Posted by jester at 2007年03月26日 07:29
☆髪の毛はふさふさだし。だれなのあのおっさんは。私のエドを返して〜〜!(爆)☆
 
⇒ そうです。禿げていてこそエド・ハリス!!!
Posted by JaJa at 2007年03月27日 23:46
JaJaさん、

>⇒ そうです。禿げていてこそエド・ハリス!!!

わ〜〜い、共感ありがとうございます♪

それから、「汚れていてこそヴィゴ」ってのもあります(殴
Posted by jester at 2007年03月28日 09:03
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「敬愛なるベートーヴェン」映画感想
Excerpt: 良い雰囲気の予告編を見て、やっぱりクラシック好きなら見とかなきゃいけないかな、と
Weblog: Wilderlandwandar
Tracked: 2007-03-24 22:02
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