2007年09月02日

天然コケッコー

原作のくらもちふさこさんの漫画が大好きなもんで(ん?最近のこのパターンが多いなあ??)見てまいりました。


原作の、今の日本の美しい農村風景と、そこでのんびり暮らす中学生たちの生活は、ちゃんと映像化されてました。

美しい田んぼやら人気のない海の美しさに堪能しました。
特に皆が泳ぎに行く海。
上のほうから取った映像がエメラルドグリーンでとても綺麗でした。


スゥエーデン映画の「やかまし村の子供たち」を思い出すような、全員が家族みたいな小さな村のお話。

(でももっともっと青い空が撮れなかったのかな?
向日葵のバックの空が、いまいち青くなくて、欲求不満。
海だってもっともっとその美しさを一杯撮って欲しかった!)


ストーリーは「そよちゃん」が中学を卒業するまでの話で、流れはほとんど漫画そのままですが、・・・いかんせんテンポが遅く、長い暗転が多すぎで、すこしいらいらした部分も。
それから村と町の距離感もわかり辛いのでは?


演技がまた、間をすごくとっているのですけれど、一部の俳優さんたちの演技力がついていってないので、みんな下向いてるというようなシーンが多くて、間延びしちゃってます。

あまりアップを使わず、遠くからカメラを回してるのが多いのですが、それもちょっと失敗かな。


ぴかぴか(新しい)右田そよを演じた夏帆というひと。(有名な人ですか?)
ミツアミが似合うし、素朴な感じが出ててなかなかかわいかったです。

でもね、そよちゃんは、単にかわいいだけじゃなくて、いろいろ考えてる賢い子なんだよね。
その辺が・・・あせあせ(飛び散る汗)


原作に思い入れが大きいだけに、キャスティングにも不満が出てしまいました・・・。

そのなかで、「おお!イメージそのまま!」だったのは、「さっちゃん」。黒ハート
かわいかったです!


天然コケッコー (1) (集英社文庫―コミック版)

「都会に生まれて都会にしか住めないネズミ」のjesterは、原作の「田舎のスローライフ」というのにあこがれちゃうんです。

そして、日常の細かい喜びや驚きや悲しみをとても細かくひろって、なんでもない少女の毎日だけれど、実はとてもファンタジーで冒険なんだよ、というのを丁寧に描いているものですから・・・

それを期待してしまったjesterは、どうしても原作とくらべてしまって、映画ではその辺がささっと流されちゃうのが、ちょっと期待はずれだったんですよね〜


でもいっしょに見た友人は、鳥取の米子出身で、撮影された場所に近いところに住んでいたせいもあって、
「とってもなつかしかった!癒された!」と申しておりました。

「でもね〜〜、ああいう狭い社会って、息つまるのよね〜」という本音もちらり。
ふむふむ。


映画だけみてがっかりした方は、ぜひ原作を読んでみてください。
ちょっと絵にくせがあるので、好き嫌いがあると思いますが、なんかしみじみ「少女の頃の自分」を思い出してしまう、切ない漫画です♪


posted by jester at 10:07| Comment(6) | TrackBack(0) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは〜。
これって、くらもちふさこさんの漫画が原作なんですか!
この漫画は知らなかったのですが、むか〜し昔、くらもちさんの漫画が好きだった、というか、マーガレットが愛読書でしたので、何だか懐かしくなりました。「いつもポケットにショパン」とか♪
Posted by DD at 2007年09月02日 13:21
jesterさん、こんにちわ

「くらもちふさこ」って名前、聞いた覚えが。確か「おしゃべり階段」なんて言う題の漫画を読んだ記憶がありますが、内容は全く覚えていません。

私も都会育ちで、今も同じく都内に住んでいますが、近所つき合いは挨拶位しかない都会の方が好きですね。勿論、買い物も映画館もすぐ行けると言うこともありますが。
Posted by matsumo at 2007年09月02日 19:53
やはりワタシたちの年代(ってどの年代じゃ〜〜!)は、マーガレットかフレンドか少女コミックかりぼんでしたよね。
で、ワタシ的には別マといえば、くらもちふさこ先生、少女コミックといえば、萩尾望都先生、週刊マーガレットは池田理代子先生、フレンドは大和和紀先生だったんですねえ・・・。って自分の好きな漫画家の名前を挙げただけですけど(笑)。

くらもちふさこってなんとなく、吉本バナナの漫画版ってイメージが自分の中にはあるなあ。と言うわりには吉本バナナは苦手だったりするのですが(苦笑)。

「やかまし村の子供たち」はほのぼのでワタシも大好きですけど、これは漫画を読んでおけばいいかなあ・・・と思うdimでありました。
Posted by dim at 2007年09月03日 00:53
DDさん、いらっしゃいませ♪

>「いつもポケットにショパン」とか♪

うひゃ〜「いつもポケショパ」はいまだに本棚に入っていて、時々読んでますよ〜
娘にも読ませたし、友人にも貸し出しております。

くらもちさんは、高校時代、漫研でお呼びしてサイン会をしたりしたこともあり、ずっと読んでいる漫画家さんです。
「天然コケッコー」は名作ですよん。
もしチャンスがあったらぜひ読んでみてください。
Posted by jester at 2007年09月03日 11:57
matsumoさん、いらっしゃい♪

いや〜matsumoさんが、少女マンガをお読みになったことがおありなんて、感激です♪

>確か「おしゃべり階段」なんて言う題の漫画を読んだ記憶がありますが、

はいはい、あれも女子中学生(高校か?)が団地に住んでいて・・・という話でしたよね。ちょっと「天然コケッコー」も似た感じです。

>私も都会育ちで、今も同じく都内に住んでいますが、

jesterもそうなんです。緑の多い、綺麗な水と空気のなかで生活するのはあこがれですが、便利さを考えると、今のところ、この「東京砂漠」から離れられません。情報と文化は、ネットが出来てずいぶん地方でも便利になったのでしょうけれどね。
Posted by jester at 2007年09月03日 12:01
dimさん、いらっしゃいませ〜♪

>やはりワタシたちの年代(ってどの年代じゃ〜〜!)は、マーガレットかフレンドか少女コミックかりぼんでしたよね。

私はですね、萩尾望都さんと大島弓子さん、竹宮恵子さんに育ててもらったので、「別コミ少女」でありました。
でも「別マ」だったらくらもちさんですよね。友人は池田理代子さんが好きだった関係で、オスカルも無理やりよまさせられてましたし。

好きだった漫画家さんは他にも山岸涼子さんとかたくさんいて、その人たちは今でも読んでいます。
なかなか皆さんいい仕事をしてらっしゃいますよん。

「天然コケッコー」のへんになると、くらもちさん、もとからあった癖(個性ともいう)が強くなって、絵の好き好きが分かれると思いますが、内容がすごくしっかりしていて、大人の読み物としても十分読み応えがあります。dimさんは読まれましたか?

「やかまし村」も大好きなんですよ〜
これもしょっちゅう見ちゃいます。
Posted by jester at 2007年09月03日 12:06
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