その上トラボルタの女装とか(爆)いろいろ不安な要素があったHairspray(ヘアスプレー)を先週見てきました。


朝から夕方まで元気! 踊りまくる! 直球勝負!
トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はなんかもう人間離れしてて、「シュレック」とかに出てきそうなキャラクターですわ。
ファッションもかわいいし。
しかしどんなに激しくダンスしても、痩せないのだな・・・・

それから、ヘア・スプレーをあんなにシュウシュウまいたら、かなり呼吸器に負担がかかりそうです〜
思わず息を止めてみてしまったわ

でも心配していたトラボルタの女装も、やっぱりなんだかモンスターじみてるけど

『こんな太ったあたしでごめん』という謙虚な感じが可愛らしくて、中の人がトラボルタだ、とか思わずに楽しめました。
といいつつも白状すると、実は途中あの大音響のなかでうつらうつらしてしまったわたくしでございましたが・・・・

だって話の先が読めちゃうんだもん・・・・
まあ、踊りと歌を楽しむ映画だから。
脚本がどうのという問題じゃないんですよね・・・
でもねえ・・・
人種差別問題を「かわいい!明るい!キュート!楽しめた!」という感想がでるようなストーリーに入れるのはどうなんでしょうねえ・・・
しかも結局視線はずっと差別する側である白人のままで展開しちゃうんですよね。
被差別側から見たら、気分悪いだろうなあ〜と思うシーンもあったし。
どうもこういう風にエンタテイメントを狙ったものに、添え物のように社会問題をいれて物語に無理矢理深みをだそうという映画はよくあるんですけど、jesterはこういうテーマは正面から捕らえるべきじゃないの? なんてね、思ってしまいます。
今も解決してなくて、現実に苦しんでいる人がいる問題ですし・・・
(まあ、無視してるよりはいいのか?とも思うけれど・・・)
だもんで、最後、めでたしめでたし、皆で入り混じってダンスを踊り狂っておわり〜というラストも一緒に盛り上がれなくて、ちょっとばかりしらけてしまいました。
こういう、いかにもアメリカ的な、実は自分の問題なのに外から見たみたいに、痛みをこれっぽっちも伴わずに作られる映画はどうも斜めに見てしまう傾向がある、天邪鬼jesterであります。
ごめんなさい〜〜

ワタシは、てっきり全編おバカなストーリーだと思って観に行ったので、あら、まじめなメッセージのあるお話だったのね、とビックリしました。
>もうしょっぱなから、すごいハイテンションの「Good Morning, Baltimore!」におお!とたじろぎつつ
歌と踊りに弱いワタシは、もうこの最初のシーンから感動して泣けましたわ〜(爆)
それに、見せ見せおじさんさえ差別しないトレーシーってスゴイ。
>実は途中あの大音響のなかでうつらうつらしてしまった
ええっ、そうだったんですか。
ワタシ、トラボルタとウォーケンのらぶらぶシーンで、もう、どきどきはらはらして、どうか恐ろしいことが起こりませんようにと祈るような気持ちで見ていたのですが。
その他のシーンでは、ちゃんと(?)かわいい(?)お母さんに見えたのに、あのシーンだけ、ああ、この中身ってトラボルタなんだ〜って考えると、ウォーケンの身が心配で心配で。。。(爆)
ところで、ウォーケンのあの動きって、ホントにミュージカル俳優だったの??って思ってしまったのですが。わざと??
この映画のジェームズ・マースデンはキマってて目立ってて何だかうれしかったです♪特にファンってわけでもないのですが、
あと、ミシェル・ファイファーの悪女ぶりがおかしくて、スターダストの魔女役も早く見に行かなくちゃ〜♪
私は基本的にミュージカル系の映画が苦手なので、この映画はクリストファー・ウォーケンが気になりつつもスルーしてしまいました。
>被差別側から見たら、気分悪いだろうなあ〜と思うシーンもあったし。
あー、いやだな、そういうの。
トレーラーを見る限り、人種差別問題が出てくるとは思いませんでした。せっかくだからそういう問題をいれずに最初から最後まで明るくやればいいのにね。
こうなると見なくてよかったと思うんですが、DDさんの
>ウォーケンのあの動きって、ホントにミュージカル俳優だったの??
がやっぱり気になります〜!!!
ミケさん、無事ごらんになりましたか?
どこかでお会いしたいなと思いつつ、週末は結局忙しくてでられませんでした・・・ごめんなさい〜(涙
ミケさんは今週中に見たいと思っております。
>歌と踊りに弱いワタシは、もうこの最初のシーンから感動して泣けましたわ〜(爆)
うふふ〜 DDさん、歌と踊り、お好きですもんね♪
歌も迫力があったし、踊りもパワーがあって可愛らしくて良かったですよね。
あの朝のお目覚めからすっきりパワフルなトレーシーの爪のあかを、うちの低血圧娘に煎じて飲ませてやりたいっす。
>てっきり全編おバカなストーリーだと思って観に行ったので、あら、まじめなメッセージのあるお話だったのね、とビックリしました。
確かに単なる娯楽映画ではなくて、「(人種)差別はいけない」というメッセージがありましたよね。
その辺を白人が言っているのだから評価しなくちゃ、無視しているよりはいいのだから、と思いつつも、「ダンス番組で踊れないのが差別だからデモをして、番組にもぐりこんで踊っちゃえ!ハッピーエンド!」という辺がなんかちょっと・・・そんなもんかい?なんて引っかかってしまったわたくしです。
でも、意識なく差別している人間があれを見たら、もしかして反省の材料にはなるのかなと思いますけれど・・・
うつらうつらしちゃったのは、トラボルタかあさんがアフリカン・アメリカンたちのたまり場に娘を迎えにいって踊る辺で、ちょっと目をつぶっていたら意識が途切れました・・・
気がついたらデモをやろうとかなんとかいう話になっていて・・・
だもんで、多分それほど長くは寝ていないと思うのですが(爆)
>ああ、この中身ってトラボルタなんだ〜って考えると、ウォーケンの身が心配で心配で。。。
わはははは! 大うけです!!
たしかにボッキン!とか折れそうでした、ウォーケン!
>ウォーケンのあの動きって、ホントにミュージカル俳優だったの??
ぎゃはははは〜!確かに!
足裁きとかねえ・・・・お年だから?
あの、最後のほうで娘の仮装(としかみえない)をして出てきたときは受けちゃいましたけどね・・・楽しそうでしたね♪
>あと、ミシェル・ファイファーの悪女ぶりがおかしくて、
なんかね、彼女が痩せていてスリムなのが、見ているうちに『物足りない』って気持ちになりましたよ。やっぱりもうちょっと肉がついてないと。(爆)
スターダスト、予告ですんごいふけメイクの魔女をみて、びびりましたが(爆)楽しみですわ〜
そっか、nouilles-sauteesさんはミュージカル映画、苦手なのですね〜
やはりミュージカルは舞台で生で見ないと、あの「気」みたいのが伝わってこないからだめかも、と思ったりしてます。
でも私は結構好きだったのですけれどね・・・
「プロデューサーズ」なんて(毒はあったけど)すごい笑ったんですけど。
最近ちょっとはずれが多くて、この映画も見ようかまよったんですよ・・・
>あー、いやだな、そういうの。
トレーラーを見る限り、人種差別問題が出てくるとは思いませんでした。せっかくだからそういう問題をいれずに最初から最後まで明るくやればいいのにね。
うんうん。
トレーラーでは単に体格のいい少女がダンス番組で人気になるまで、みたいな感じにみえましたよね。
それならそれで通してくれたほうが良かったと私は思ったのですが。
あの頃のアメリカを舞台にすると、差別問題は避けて通れないって事もあるのかなあ。
トレーラーでは意識してそういう部分をカットしていたのかも。(そういうところに期待されても困るつくりだから?)
まあ明るいことは明るいんですよ。最後までずっともう底抜けに。
それが、「レイシズム」という今も世界中で苦しんでいる人がいる、すごく重いテーマとそぐわないと感じてしまったのでありました。問題を外から見てる感じと申しましょうか・・・
でもね、「ウォーケンのあの動き」を見るためだけにでも、「奥さんに浮気(?)現場を見られ、店の片隅でブーブークッションの上で丸まって寝るウォーケン」を見るためだけでも、みたら面白いかも??です。
本日(11/1)、「ヘア・スプレー」を観てきました。13:40からの回でしたが、観客は何と20名位と超ガラガラ状態でした。感想ですが、傑作ですね!! 特に、中間部のデモの場面、あの歌には涙が止まりませんでした。また、私の好きな女優さんの1人のミシェル・ファイファーの歌も演技、そして、容姿も良かったし(あれでほぼ50歳ですからね)。ミジェルは悪女を演じたら、天下一品ですね。
なお、本日は朝9時からは、「タロットカード殺人事件」を観たのですが、こちらも60名程度とガラガラでした。
昨日は映画の日でしたもんね〜
私はシネカノンで「アフター・ウエディング」をみながら、matsumoさんは何を見ていらっしゃるのかな?と思ってました。
そういえば、シネカノンもそれほど込んでいませんでした。
最近は短館系の映画館でも水曜が男女問わずに1000円っていうところが多くなりましたよね。
それで「映画の日」がそれほど込まなくなったのかしら。
はやく文化村ル・シネマもそうなって欲しいな。
>私の好きな女優さんの1人のミシェル・ファイファーの歌も演技、そして、容姿も良かったし(あれでほぼ50歳ですからね)。
ミシェルさん、すごく楽しそうでしたよね♪
次は「魔女」のミシェルさんだわ。
どきどき。
「タロットカード殺人事件」はお正月にNZで見たのですが、もう一回見たいと思ってます。