2007年12月19日

マリア THE NATIVITY STORY

キリスト教の信者ではないのですが、この辺の歴史には興味があり、「マリア」を見てきました。

☆☆☆でございました。

20071029010fl00010viewrsz150x.jpgところで、最初にも書きましたが、jesterは聖書は時々読んだりしますが、キリスト教を信じているわけではないので、とっても不敬なことを書いたりする予感がいたします。(確信犯!)

なので、以下、キリスト教を信じてらっしゃる方はご不快かもしれません。どうぞスルーしてくださいませ。



クリスマス  クリスマス  クリスマス  クリスマス 

 


キリスト教って、「処女懐胎」を信じられるかという辺に結構ポイントがあるかな・・・と思うのですが、不信心なわたくしは、おなかの大きくなったマリアを前に、ヨセフ役のオスカー・アイザックがきらきらオメメで真剣に悩めば悩むほど、
「う〜〜ん、ヨセフがかわいそうだろう、そりゃあ・・・」とヨセフに同情することしきり。あせあせ(飛び散る汗)

聖書を読むと、延々とヨセフの父方の血統が語られるのだけれど、「ヨセフはキリストと血のつながりがないのに?」などと思ってました。
でも信心深いヨセフの優しい寛容な心がなかったら、幼子キリストとマリアは生き残ることが難しかったことを考えると、彼は『カッコーに選ばれたホオジロかモズ?』、なんて思いました。神様に見込まれて托卵されてしまったのね・・・・パンチパンチパンチ

「ミュンヘン」にでていたオスカー・アイザックは真摯で優しげな感じがとっても良かったです。
第二のナヴィーン・アンドリュース(「ロスト」とか「ブレイブ・ワン」の)のような気がして、これからの活躍が期待されるかも。


対するマリアに扮するのは「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズなんですが、大きく育ってはいますが、このポスターでもお分かりのように、あの例の八の字眉毛がそのままで、
「ふ〜〜ん、鯨に乗ってイスラエルに着いちゃったか」などと勘違い(殴パンチしてしまいました。あせあせ(飛び散る汗)

マオリの血を引いている彼女は、ヨーロッパに多々残る「受胎告知」なんかの見慣れたマリア像とはかけ離れた感じですが、これが真実に近い人種ということなんでしょうか?

それにしても、「八の字眉毛」の表情だけが印象に残ってしまい、芯の強いイメージは良かったと思うけれど、「慈母」っていうイメージにはちょっと遠かった感じがしました。


「クラッシュ」で父を演じたショーン・トーブさんが、またもや悩める父、ヨアキム役。
いいなあ〜 この役者さん、演技達者で好きですわ。


それと、「3人の博士」がちょっと道化の役で、その会話が軽い笑いを誘ってくれました。
3人のキリストへのプレゼントは大きくて、これからエジプトに逃げるのに荷物になるだろうなあ・・・と思いましたが・・・。


クリスマスストーリーはちょっと時間的にはしょっている部分はありますが聖書に載っていることに大体忠実です。
『パッション』と違って残虐なシーンはありません。

いまから2000年以上前でも人の営みはあまりかわってないなあ〜と感心してしまいました。

乾いたイスラエルの大地に土や石で作った家、生成りの粗末な服、チーズなどの食べ物など、生活の様子が興味深かったです。


最後に「清しこの夜」がかかった時、なんだか無性に懐かしいような気がしました。
この曲とは世界のいろんな場所でいろんな思い出と共に聞いており、自動的にいろんな情景が浮かんできて、「あの時はあんなだったな。このときはこんな。ああ、長い道を歩いてきたもんだ」なんてね、ちょっと心温まる思いがします。


信じてない、といいつつも、文化的には否定していないし、結局いろいろ影響を受けているんだなあ・・・なんて思いながら帰ってまいりました・・・・。





posted by jester at 08:44| Comment(6) | TrackBack(0) | ま行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すみません!不謹慎ですが・・・
神様に見込まれて「ヨセフに託卵」という表現の、
素朴な可愛さに笑ってしまいました。

たしかにヨセフが「???」って、純粋に悩んでくれなかったら、
マリアと子どもに生きるチャンスは与えられなかったかも知れませんね。

クリスマスの賛美歌を聴くと、
私もその時々の過ぎた日々を思い出します。
Posted by igu at 2007年12月19日 23:52
私もキリスト教信者ではないのですが、聖書は一度読んでみたいと思っています(・・・と長年思っているだけで実行には移せないのですが)。

映画とかでも聖書の知識があるのとないのでは全然見方が変わってくるものもありますし、西洋文化の中で生活してるとやっぱり知ってたほうがいいなあとも思います。

幼稚園はカトリック系で、ちょっとは知ってるんですが、その時はヨセフはヨセフ様でした。子供心になぜ「様」がつくのかちょっと理解に苦しんでました(笑)。
Posted by nouilles-sautees at 2007年12月20日 01:37
iguさん、いらっしゃいませ〜 ご訪問うれしいです♪

>神様に見込まれて「ヨセフに託卵」

なんか必死でマリアとキリストを守るヨセフの姿が、自分よりでかいカッコーの雛を必死で育てる百舌の姿に重なり・・・(殴

キリスト教徒じゃないけど、クリスマスの賛美歌はなんか敬虔な気持ちにさせられますよね。
Posted by jester at 2007年12月20日 14:29
nouilles-sauteesさん、コメントありがとうございます!うれしいです♪

>私もキリスト教信者ではないのですが、聖書は一度読んでみたいと思っています

jesterは聖書はまあ時々思い出して読んでみたりするのです。宗教としてと言うよりは、生きる知恵、みたいなものが結構わかりやすく書いてる気がします。

>映画とかでも聖書の知識があるのとないのでは全然見方が変わってくるものもありますし、西洋文化の中で生活してるとやっぱり知ってたほうがいいなあとも思います。

聖書とかシェイクスピアとか知らないと訳わかんない時がありますよね〜

>幼稚園はカトリック系で、ちょっとは知ってるんですが、その時はヨセフはヨセフ様でした。子供心になぜ「様」がつくのかちょっと理解に苦しんでました(笑)。

あのマリアへの尽くし方を見てると、「様」がつくかもしれませんね〜

Posted by jester at 2007年12月20日 14:48
jesterさん、こんにちわ

本日(1/2)は新宿の「テアトル タイムズ・スクエア」で「マリア」を観てきましたが、何と、年取った修道女が4名いました。

感想ですが、前半は眠かったですが、後半のマリアがヨゼフの足を拭く場面と出産場面は観ていて涙が出てきました。

それにしても、夢を見ただけで、妻の子供が聖霊より生まれたなんて信じられるのか、ここら辺は、もっとヨゼフの心の動きを丹念に描いて欲しかったです。
Posted by matsumo at 2008年01月02日 19:12
matsumoさん、いらっしゃいませ♪

>後半のマリアがヨゼフの足を拭く場面と出産場面は観ていて涙が出てきました。

おおお〜〜
男性はあの辺で感動するのでしょうか?

なんかね、男性の方のレビューを読んだら
「僕も結婚したらヨゼフのように妻を守り、幸せにする!」みたいなのがけっこういくつかあって、そんなもんかしらとおもいました。
多分女性より男性のほうが結婚に関して純粋なのだななんておもったのです。
デート向きの映画かも?

>それにしても、夢を見ただけで、妻の子供が聖霊より生まれたなんて信じられるのか、ここら辺は、もっとヨゼフの心の動きを丹念に描いて欲しかったです。

やはり・・愛でしょうか? こういうことが信じられるのは。
jesterはちょっとねえ・・・信じられなかったですが・・・
Posted by jester at 2008年01月08日 18:48
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。