2008年02月19日

潜水服は蝶の夢を見る LE SCAPHANDRE ET LE PAPILLON

e0093293_19195799.jpgいままでだったら亡くなっていた重篤な患者が、先進技術によって奇跡的に生きながらえる。

しかしジャン=ドミニック・ボビーの場合、体の機能は左目を残してすべて奪われたLocked in syndrome状態でだった・・・

動かぬ体に閉じ込められた正常な精神。
それによって彼に与えられた「時」は彼にとっては苦悩の時であっただろう。

しかし彼の思考したことや彼の存在は、わたしたちにたくさんのことを気づかせてくれる。

まさに彼の「時」は、彼に与えられただけでなく、そのほかの人類に与えられた祝福だったのかもしれない。

  ☆☆☆☆−でした!


去年、マチュー・アマルリック・ファンのnouilles-sauteesさんのところで記事を読んで以来とても気になって、jesterも原作を読んだりして待ちわびておりましたが、(その様子はこちらの記事にかいてあります♪)やっと日本でも見る事が出来ました。

潜水服は蝶の夢を見る
アルファベットを順番に読み上げてもらい、使いたい文字で瞬きするという方法で、20万回の瞬きを繰り返して書かれた本。

この本を読むと、書いた本人のジャン=ドミニック・ボビーとそれを手伝った人の、気が遠くなるような生の営みにまず感嘆します。
人間が生きるということを考えさせてくれます。
(原作のレビューはjesterの読書ブログのこちらの記事です。)

でも映画を見ると、よりそれがクリアになりました。



雪   雪   (以下、映画の内容に少し触れています。未見の方はご注意ください!)




冒頭シーンで、観客はまず、「ロックト・イン・シンドローム」というのがどういうものなのかをつかのま体験することになります。

ぼやけた視界、そして目をそらしたいのにそらせない医者のヒゲ面の毛穴まで見えるドアップ。
自らの拍動、呼吸音の大きさが、患者の不安で混乱する気持ちを伝え、息苦しくなってくる。

このシーンを見つつ、思わず自分も目をぱちぱちさせたり、舌を動かしたりしながら、潜水服(正確には頭からすっぽり被るタイプの潜水用のヘルメットのようなもの)に入っているような患者のつらさと、それに引き換え今の自分にはどれだけのことが与えられているのかがじわじわとわかってくる。

初めて綴った言葉。
「ぼくは死にたい」

それを書き留めた言語療法士アンリエットが「そんなことをいうなんて失礼よ!」といって立ち去る。

閉まったドアを見つめる、絶望。

永遠だと信じていたのに、もろく崩れて海に戻る氷河のように、冷たくゆっくりと崩壊していく精神。

そんな中で、人はどうやって人として生きのびていけるのか。

昔、飛行機でジャン=ドミニック・ボビーが席を譲り、その後ベイルートで人質になって暗い地下に5年間閉じ込められた友達がやってきて彼に言います。

「わたしの体験はきっとあなたの助けになる。
わたしは幽閉されている間、ずっと毎日大好きなビンテージワインの名前を思い出して過ごしていた。
だから気が狂わないで過ごせた。
人間性にしがみつけば、生き抜ける


そしてジャン=ドミニック・ボビーが見つけた答えは、「瞬きによって、自分の心を文字として表現すること」。

眠れぬ夜、長い長い待ち時間に、書きたい事を考えてそれを暗記しておき、あとで時間をかけて書き取ってもらう。

麻痺した肉体に閉じ込められた精神が自由に羽ばたく様子を、選び抜いた鮮明に描写して・・・・


90歳を過ぎた父とのひと時の回想、「人は皆子供だ。認めて欲しいのだ」なんて言葉が心にしみます。
そしてその父がむせび泣く電話が切ない。


でも彼の想像は美しく、時にはセクシーに展開する。

女性と一緒にオイスターを食べ狂うシーンでは、思わずオイスターを食べたくなりました。(マチューに食べさせてもらって(殴パンチパンチ


クリスマス彼の環境はまた彼にとっては幸運だったと思いました。

サポートしてくれる元妻や子供たち、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)や女性編集者のクロード(アンヌ・コンシニ)、友人たちに恵まれ、美しい海辺の病院という環境で過ごせたからこそ、心をより自由に飛ばせられたのかもしれないと思います。


ぴかぴか(新しい)そして役者さんたちがまたいいんですよ〜〜!
マチュー・アマルリック!
病気になる前の知的でちょい悪なカッコよさから180度転換して、目をひん剥き、口を曲げてよだれをたらし、それでも必死で生きている患者の演技がすごい!

父親役のマックス・フォン・シドーの存在感も大きかった。息子にひげを剃ってもらう時の「若い頃はさぞかし遊んだんだろうな」というセリフも彼だったら納得。
そして電話で彼が泣くシーンではそのつらさに思わずもらい泣きしました・・・

それからアンリエットはマチューとは一緒に「ミュンヘン」に出てて恐ろしかったマリ=ジョゼ・クローズだし、「灯台守の恋」のCamille役だったアンヌ・コンシニが女性編集者のクロードをやってます。

そのほかに、元妻のCéline Desmoulinsなど、女性陣はみんな大人っぽくてとても素敵。


リゾートそれから、色調を抑えた画面がシックで綺麗です。

ファンションも、さりげなくシンプルなのがいいの。(日本女性のファッションはまだまだ作りすぎててわざとらしいとおもうjesterである)

白衣の下のチェックのシャツ、シンプルな柄物のワンピース、飾り気のないざっくりしたセーターやカーデガン・・・・シックです。
(しかしお医者さんたちのチェックのシャツに柄物ネクタイというのは、どうなんでしょう・・・)


猫見終わったあと、しみじみ自分がどれだけの奇跡に恵まれているのかを感じました。
言葉がしゃべれる幸せ、歩いて好きなところへ行ける幸せ、本を自分の手でめくって読める、映画を見に行ける、ランチを食べられる、どれもどれも、実はすごいことなんですよね・・・・

大切にしなくては!
(もし脳卒中になっても、左目だけは動けますように・・・)

・・・そんなことを素直に思うことが出来る映画でございました。

アカデミー賞でいくつかノミネートされてますが、幾つ受賞できるか楽しみです♪



posted by jester at 21:18| Comment(20) | TrackBack(8) | さ行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます〜。

ワタシは土曜日に観てきたのですけど、なんだか悲壮感がなかったのがよかったですね。
映像も綺麗でしたし。
これが日本の作品だったら、もっと湿っぽくなっていたかも知れません。
まあああいった病気に対する意識がお国柄違うのかも知れませんが、でもジャンという人はとっても前向きな人なのだなあと思いました。
そういう意味でワタシはこの映画やマチューについて語るというよりはジャンの生き方について語りたくなっちゃいます。
人間としてとっても魅力的な方だったようですし。
ワタシも原作読んでみようかなあ〜〜。
Posted by dim at 2008年02月20日 09:45
jester さん、こんにちは。
主役がジョニデに変わってマチューに決まったと知った時から私もこの映画をとても楽しみにしておりました。
そして、期待通り、期待以上の手ごたえに感無量ー♪
監督のセンス、手腕にも惚れ惚れしてしまったし、マチューもフランス女優たちの存在感も最高でしたよねー。
五体満足で自由なことはどんなにスバラシイことか、私たちはかみしめなくちゃですよね。

アマルリック!<2箇所アルマリックになってまするが。
Posted by かえる at 2008年02月20日 11:39
dimさん、毎度ご来店ありがとうございます! 大歓迎ですだ♪

>でもジャンという人はとっても前向きな人なのだなあと思いました。

そうですね〜
あそこでめげずに本を出版するって考えるところがすごいですよね。
あのまま生きていてくれたら、もしかしたらリハビリで奇跡が起きたかもって思いますもの。

>ワタシも原作読んでみようかなあ〜〜。

わたしは原作から読んだのですが、映画のほうが臨場感があり、より感動的でした。
映画の後だったらどうかしら・・・・。
Posted by jester at 2008年02月20日 18:33
かえるさん、いらっしゃいませ! いつもご訪問、ありがとうございます!

>主役がジョニデに変わってマチューに決まったと知った時から私もこの映画をとても楽しみにしておりました。

そうそう、ジョニデもやりたがってたみたいですね。
でもマチューで正解でした!

>監督のセンス、手腕にも惚れ惚れしてしまったし、マチューもフランス女優たちの存在感も最高でしたよねー。

女優さんがまた良かったです。
大人の人たちが落ち着いた演技で、安心してみていられました。

>五体満足で自由なことはどんなにスバラシイことか、私たちはかみしめなくちゃですよね。

ほんとですね!
わたしもすごく感じました。

>アマルリック!<2箇所アルマリックになってまするが。

きゃあああああ!
教えてくださってありがとうございます。
良くやるんですよ、こういう間違い。
nouilles-sauteesさんにばれるまえにさっさと訂正しました(汗)
Posted by jester at 2008年02月20日 18:38
jesterさん、こんにちわ

予告編を観ましたが、脳卒中の患者の話のようでしたので、本編は観ておりません。

亡くなった私の父親は、脳梗塞で倒れ、その時は命は取りとめましたが、体の片側が動かなくなると共に、認知症となり、話してもほとんどわからず、今までの父親とは全く変わってしまいました。

この映画の主人公は、頭の主要部分に関しては大丈夫だったのでしょうが、そう言う話は、私にはちょっときつすぎる感じです。
Posted by matsumo at 2008年02月20日 19:33
ロックドオンシンドローム体験でした
心の叫びが届かないのはもどかし過ぎですね、絶望したくなるのも無理はありません
それでも皆に支えられて本まで出版したのですから凄いです。
Posted by くまんちゅう at 2008年02月20日 22:24
matsumoさん、いらっしゃいませ。 いつもご訪問、ありがとうございます。

>亡くなった私の父親は、脳梗塞で倒れ、その時は命は取りとめましたが、体の片側が動かなくなると共に、認知症となり、話してもほとんどわからず、今までの父親とは全く変わってしまいました。

それは・・・本当に大変でしたね。
matsumoさんもとてもお辛かったでしょう。そのお気持ちを考えると、どんなに苦しかったかと胸が痛みます。
だとしたらこういう映画を見たくないと思われるのは当然です。
それなのにコメントいただいてありがとうございます。

jesterは、毎日ぼ〜〜っとすごしてますので、時々辛い思いをすると「ああ、勉強になったなあ・・・」と思うのですが、実際に体験するのではなく、映画や本や人からお話をうかがうことで疑似体験が出来てなにかを学ぶことが出来れば、痛みも少ないし、ということで、こういう映画を時々見ます。
そんな境遇ってほんとに幸せなことなのだなって、matsumoさんのコメントを読んで考えました。

jesterも、実際自分の辛い体験に近いことは、やはり見る勇気は起きませんし。

お父様のご冥福をお祈りいたします。

ご自身の体験をお話くださって、ほんとうにありがとうございます。
Posted by jester at 2008年02月21日 07:53
くまんちゅうさん、コメントうれしいです♪ 励みになりますです。ありがとうございます!

>心の叫びが届かないのはもどかし過ぎですね、絶望したくなるのも無理はありません

自分がそうなったらと考えると、めちゃくちゃ不安になります。
彼のように視点を変えて自分の人生を立て直すことが出来るだろうか・・・
そんな精神力があるのでしょうか・・・(汗)

>それでも皆に支えられて本まで出版したのですから凄いです。

周りの人々に恵まれていたということもありますよね。
日本で同じ症状になった方が、同じようなチャンスがあるのでしょうか?
Posted by jester at 2008年02月21日 07:56
ども。訂正後に拝読しました(笑)。

実は原作については、だいぶ前に新聞で紹介されていて、ちょっと気になってはいたのです。ただテーマがテーマですし、その記事には感銘を受けたものの、本の方は手に取ることはありませんでした。

けれど映像で見たジャン=ドミニック・ボビーの世界・・・彼の苦悩、その中にあって妙にあっけらかんとしたちょっと第三者的なところ、そして前向きになっていく姿、すべてに考えさせられました。・・・と言ってもあまりにやはり重いテーマですし、何を考えていたかを文章で表現するのも難しいのですが。

マチューの演技、壮絶でしたね。
ジョニデももちろん素晴らしい演技をしたには違いないけれど、この役はやはりマチューでよかったです。
Posted by nouilles-sautees at 2008年02月22日 00:32
こんにちは。
遅くなりました;
原作の世界観をうまく映像化してあったと思いましたが…jesterさんも堪能してくださったようで嬉しいです♪
マチューに私も牡蠣を食べさせてもらいたーい。笑
ついでにチューも。殴
それにしてもすごい目の演技でしたよね。@@グルグル回るお目目に感動。
ただひたすら自分の動かせる瞼のみを使って書き上げた本を読んだ時は、映画を見た後だっただけにもの凄く重たく感じました。果てしなく長い時間の海を泳ぐジャンの姿は、きっといままで以上に開放されていたのかもなと思うと、少し心も軽くなりはしましたが。。。
先日2回目を見てきましたよ。その時はもっと冷静に見れましたけど、初めて見た時はあまりの好みの映像に舞い上がってしまった感じでした。笑
Posted by シャーロット at 2008年02月22日 15:21
jesterさん、こんにちは〜
TB&コメントありがとうございます。
すみませぬー、反応が遅くて。

最近、鑑賞直後よりも数日たってからの方が感動が押し寄せる作品に出逢うようになりました。
この作品も、その1つ。
今もう1度見直すと、1度目の鑑賞とは少し違った角度で見られそうな予感もしています。(でも、観に行く時間は作れなそーなのでDVD待ち)

もちろんのこと、瞬きだけで自伝を綴るまでのパワーを取り戻したジャンも素晴らしいのだけど。根気良く温かくアルファベットを読み上げ続けた周囲の人たちの姿にも心から感動しましたー
もしも自分がジャンのようになったとしたら。彼のようにもう1度生きる力を取り戻す自信がないのと同時に。もしも自分の周囲の人がジャンのようになったとしたら、根気良く看病できるかどうかも危うくて。
とても恥かしくなってしまいました。
本作を見て、普段の何てことない事柄1つ1つを、改めて大切に過ごしていこうと思いましたー。
Posted by となひょう at 2008年02月22日 20:57
nouilles-sauteesさん、コメントうれしいです♪ 励みになりますです。ありがとうございます!

>訂正後に拝読しました(笑)。

うぎゃあ!すみません・・・
ヴぃご・もーせんてんっていっていいから!(違

>彼の苦悩、その中にあって妙にあっけらかんとしたちょっと第三者的なところ、そして前向きになっていく姿、すべてに考えさせられました。・・・

そう、ちょっとシャイな感じに突き放した感じがあるんですよね。
絶望もヒステリックになることもあっただろうけどそういう感情を突き放しているのがすごいなと思います。

>と言ってもあまりにやはり重いテーマですし、何を考えていたかを文章で表現するのも難しいのですが。

レビューを書くのも難しくて、結構見てから日にちが立ってしまいました。(汗)

>マチューの演技、壮絶でしたね。
ジョニデももちろん素晴らしい演技をしたには違いないけれど、この役はやはりマチューでよかったです。

マチュー以外考えられないという気がします。

Posted by jester at 2008年02月23日 10:21
シャーロットさん、毎度コメントありがとうございます!感謝〜〜

>それにしてもすごい目の演技でしたよね。@@グルグル回るお目目に感動。

すごかったですよね〜
あれは特殊メークをしているのでしょうか。
メークだとしても痛そうに見えましたが・・・・

>果てしなく長い時間の海を泳ぐジャンの姿は、きっといままで以上に開放されていたのかもなと思うと、少し心も軽くなりはしましたが。。。

本を書くってことがなかったら耐えられなかったかもしれないと思います。
それと家族や友人や医療スタッフのささえがあったからこそですよね。

>先日2回目を見てきましたよ。その時はもっと冷静に見れましたけど、初めて見た時はあまりの好みの映像に舞い上がってしまった感じでした。

以前映画祭でご覧になったようでしたが、今回の公開でもご覧になったのですね〜
わたしももう一回見たいのですが、今月は見たいものが目白押しで、もう一回見に行けるかしら・・
Posted by jester at 2008年02月23日 10:25
となひょうさん、こんにちは。毎度コメントとっても励みになります。

>最近、鑑賞直後よりも数日たってからの方が感動が押し寄せる作品に出逢うようになりました。

あ、そうそう、そういうのってありますよね!
考えているうちに自分の中の何かがゆっくり溶けてじわじわっとくるというか・・・

>根気良く温かくアルファベットを読み上げ続けた周囲の人たちの姿にも心から感動しましたー

言語療法士のかた、お仕事とはいえ、あれも大変ですね。
患者さんと仕事に対する愛情がないとできませんよね。

>もしも自分がジャンのようになったとしたら。彼のようにもう1度生きる力を取り戻す自信がないのと同時に。もしも自分の周囲の人がジャンのようになったとしたら、根気良く看病できるかどうかも危うくて。

どちらも自信がなくてこわいです・・・
でも、渦中にはいってしまえばきっとどなたでも頑張れると思いますが・・。

>普段の何てことない事柄1つ1つを、改めて大切に過ごしていこうと思いましたー。

わたしもです!
なんか感謝の気持ちがこみ上げてきました。そういうことに気がつかせてくれた、
ジャン=ドミニック・ボビーにも感謝します。
Posted by jester at 2008年02月23日 10:32
こんにちは。
筋ジストロフィーで動けなくなってしまった場合にまばたきでパソを操作することもありますよね。

進行性筋ジストロフィーになった方の話を聞いてとっても怖かったんです、自分の身におこったらどうなるか、と。考えることはできるのに全く表現できないなんて気が狂うかも、と思ってしまっていました。
でも、この映画を観て、少し変わりました。
前向きになれる。なんとかやっていけるような。

あのまま回復していくように思いましたね。でも肺炎か・・・。そうでした。管が入ると、起こるんですよね、感染症。

で、この監督さんでしたっけ、Viggoの義理の父親みたいってーのは。
Posted by MARY at 2008年02月25日 18:17
MARYさん、コメントうれしいです♪ 励みになりますです。ありがとうございます!

>進行性筋ジストロフィーになった方の話を聞いてとっても怖かったんです、自分の身におこったらどうなるか、と。

恐いですよね!
最近良く躓くので、「ううう、そうじゃないでしょうね」なんて考える時あります。
予防しようとしても出来ないし・・・

>考えることはできるのに全く表現できないなんて気が狂うかも、と思ってしまっていました。

失ったことに目を向けていたらきっと苦しいですよね〜

>でも、この映画を観て、少し変わりました。
前向きになれる。なんとかやっていけるような。

わたしは彼みたいにできるかどうか余り自信がありません。
でもとりあえず、ああいう勇気のある生き方を見せてくれた、というのが心強い限りです。

>あのまま回復していくように思いましたね。でも肺炎か・・・。

ほんとに残念でたまりません。
せっかく本が出たのに・・・・

>で、この監督さんでしたっけ、Viggoの義理の父親みたいってーのは。

なんなんですかねえ?
ほんとなんでしょうか?
単に「自分の息子のようだ」っていいたかったんじゃないの〜 と祈っているわたくしです。

Posted by jester at 2008年02月26日 19:44
ようやく観て来ました。
TBさせて頂きますね。
淡々とした映画でしたねえ!
落涙量だけだったら、「君のためなら千回でも」の方がよほど多かったと思います。
でも、後からズゥーンと来ますね…

>しかしお医者さんたちのチェックのシャツに柄物ネクタイというのは、どうなんでしょう・・・

私もこれはなんだかなあ、でした。
チェックのシャツにチェックのネクタイ…(><)
Posted by zooey at 2008年02月28日 16:46
zooeyさん、毎度ご来店ありがとうございます! 大歓迎ですだ♪

>落涙量だけだったら、「君のためなら千回でも」の方がよほど多かったと思います。

うんうん、泣かそうとはつくってないんですよね。
その辺がフランスっぽいとおもいます。
アメリカ映画だったら、泣くシーンをたっぷり盛り込むと思うのに。

>でも、後からズゥーンと来ますね…

見終わったあと、余韻があって、いろいろ考えさせてくれますよね。
そこが大人の味わいだとおもいます。

>私もこれはなんだかなあ、でした。
チェックのシャツにチェックのネクタイ

ねええ〜
せめてどっちか無地にしてほしいけど。
目がチカチカしますよね。

あれってフランス的にハイファッションなんでしょうか? それとも、お医者さんだから変な着方をしてても白衣でごまかせる、と?
白衣を脱いだらどんなジャケットを合わせるんでしょう?
柄物のジャケットなら、もうサイケ(死語)ですが・・・
二人ともそうでしたよねえ。
Posted by jester at 2008年02月29日 08:05
こんにちは
TBとコメント、ありがとうございました。後手になってしまって恐縮です。
本当に生きていることって素晴らしいことなんだなあと改めて感謝できた作品でしたね。ストーリー前半の疑似体験からあれがあることによってより効果的だったようにも思う人のイマジネーションの自由さというか。わたしはまだ原作本を読んでいないんですが(ただいま注文中です^^)その辺は映画ならではの奇跡的映像だったんじゃないかと思います。オスカー脚色賞ぐらいほしかったですよね、キーッ!(笑)でも自分の中では作品も役者さんたちも全部1等賞の映画でした。

Posted by mako at 2008年02月29日 09:28
makoさん、いらっしゃいませ〜 ご訪問うれしいです♪
こちらこそ、TBをいただいて、そしてコメントまでありがとうございました!

>本当に生きていることって素晴らしいことなんだなあと改めて感謝できた作品でしたね。

たくさんのものを与えられているのに不満がいっぱいの自分の甘さを思い知らされました・・・・
そういう点でも良かったです。

>ストーリー前半の疑似体験

あれで恐ろしさがじわじわ伝わってきましたよね。
本で読むよりとても直接的だったせいか、とても恐かったです。

>オスカー脚色賞ぐらいほしかったですよね

本当に!
まあ、オスカー向きじゃなかったのかもしれませんけど、素晴らしい作品でしたよね〜
Posted by jester at 2008年02月29日 21:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

「潜水服は蝶の夢を見る(Le Scaphandre et le Papillon )」映画感想
Excerpt: アカデミー賞4部門ノミネート作品で、色々と評判の高い映画「潜
Weblog: Wilderlandwandar
Tracked: 2008-02-19 23:13

『潜水服は蝶の夢を見る』
Excerpt: 感動のバタフライ・エフェクト。 まばたきが文字になり、目がカメラになり、僕らは深海から天空に飛び立つ蝶に出逢う。 ファッション誌「ELLE」の編集長ジャン=ドミニク・ボビーは、 脳梗塞で倒れて..
Weblog: かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
Tracked: 2008-02-20 10:02

潜水服は蝶の夢を見る TIFF鑑賞記その4
Excerpt: いつもエレガントに・・・
Weblog: シャーロットの涙
Tracked: 2008-02-22 15:22

潜水服は蝶の夢を見る
Excerpt: 「潜水服は蝶の夢を見る」 Le Scaphandre et le Papillo
Weblog: 映画通の部屋
Tracked: 2008-02-22 20:48

潜水服
Excerpt: そして!潜水服は蝶の夢を見る映画『潜水服は蝶の夢を見る』を観ました。 傑作です! 早くも、今年No.1といっても過言ではない映画でした。 「ロックトイン・シンドローム」で片眼だけしか動かせないという、..
Weblog: 日本製紙クリネックススタジアム宮城 Kスタ宮城  命名権  宮城球場 
Tracked: 2008-02-26 04:49

『潜水服は蝶の夢を見る』
Excerpt: 原題:Le scaphandre et le papillon (The Diving Bell and the Butterfly) 監督:ジュリアン・シュナーベル 2007年製作 潜水服は蝶..
Weblog: flicks review blog II
Tracked: 2008-02-26 09:04

「潜水服は蝶の夢を見る」
Excerpt: ジャン=ドミニック・ボービーは、名だたるファッション雑誌ELLEの編集長。 離婚した奥さんのことを「妻ではない、子どもたちの母親だ」と言い放ち、スポーツ・カーを乗り回し、愛人にうつつを抜かすという、..
Weblog: Zooey's Diary
Tracked: 2008-02-28 16:47

潜水服は蝶の夢を見る−(映画:2008年53本目)−
Excerpt: 評価:88点 監督:ジュリアン・シュナーベル 出演:マチュー・アマルリック、マリー=ジョゼ・クローズ、マックス・フォン・シドー 脳梗塞により左目だけが動かせるというロックドイン・..
Weblog: デコ親父はいつも減量中
Tracked: 2008-09-20 21:59
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。