
金持ちの孤独な老人の愛人を狙い、上手くつけこめたら高価なものをせびりまくり、あわよくば結婚して末には遺産がっぽりをねらう娼婦・・・
そういったら実もフタもないかしら?
まあトレーラーを見たときに大体予測はついたのですが。
オドレイ・トトゥがもしかしたら可愛いのかな?などとはかない期待を胸に映画館へ。
おどおどしたガッド・エルマレの演技なんかは笑えたのですが、話自体はまとまっているとはいえ、あまり乗れませんでした。
☆☆でした・・・・。
(以下、映画の内容に触れています。未見の方はご注意ください!
それと辛口です。この映画がお好きな方はどうぞ笑ってスルーしてくださいね。)





きっと世の男性にはああいう女性も魅力的なんでしょう。
しかし、今のオドレイ・トトゥは高く売れる商品とは思えず・・・
なんか目の下とかクマが出来てるし、がりがりに痩せていて、ブランドのドレスかなにかしらんけど、風が吹いたら自動的に脱げそうな(爆)ほとんど下着のようなドレスと、履いてたら走れません、というような15センチはあるピンホールヒールのサンダルでよたよた歩いていても魅力的には見えませんでした。
アメリ

『ダヴィンチ・コード』の時は「やはり英語をしゃべると駄目なんだわ」と思ったのですが、そういう問題でもないのかも。
あの下から見上げる目つきがそれほど可愛く見えなくなってしまったのが残念です。
というわけで、イレーヌはあまり人間描写がなされていないので単に金目当てだけに見えるし、「あれだけいろいろ策を弄したりテクニックを駆使したりできる才能があるなら他に使えばいいのに」と思ってしまったしと共感できず、中の人のオドレイ・トトゥにもがっかりしてしまい、あまり乗れませんでした。
まあ最初に二人が深夜のホテルのバーで出会うシーンなんかは結構好きだったのですが。
それから、フランスの海の見えるホテルのスゥイート&テラスで朝食、いいな〜、もっと見せて〜なんてそんなことを思ってました。
それと、ジャン(ガッド・エルマレ)が職業病で「s'il vous plait !」に思わず反応しちゃうところとか、教えてもらったとおりにやってみて次々に欲しいものを買ってもらうシーンなんかは笑えました。
しかし彼がジゴロって・・・いくらホテルで条件反射で荷物を一瞬持ったからって、無理がないですか〜(汗)
目は綺麗だったけどね・・・
でもああいう世界は現実にあるのでしょうね。
お金が使いきれないほどあって、時間もある人たちが、余興に人間を買って遊ぶ。
またそれを狙って、若さと美貌に自信があるがまともに働きたくはないという人たちが群がる、というような。
規模の小さいのだったら、飲み屋やキャバレー、ホストクラブとか風俗とかで客にたかるホステスとかホストなんかがたくさんいるのでしょうし、○○姉妹とかいうテレビに出てくるひともそういう系という噂ですし・・・・。
そういうのを『おしゃれな恋の駆け引き』というのかどうか知りませんが、この映画ではフランスの避暑地のホテルという舞台装置とかイレーヌが買い捲るブランド品とかは『おしゃれ』だったとしても、出てくる人々は悲しく滑稽でした。
それが現実の一部かもしれないけどね。
もしかしたら「しゃれた恋愛コメディー」を目指さないで、「ドタバタ恋愛コメディー」を目指したほうが、思いっきり笑えて良かったのかも?
ま・・・とにかくあの二人がそういう世界から抜け出せたのはよかったと思いましたです。
しかしこれから、贅沢にどっぷりのイレーヌとあまり切れ者とはいえないジャンがまっとうに暮らしていけるのか、そんなことはjesterは知りませんよ。はい。
いつもならレビュースルーしちゃう系の映画でしたが、書いてみました。
ま、お暇なら、という感じでございます。
おお、この映画、ご覧になったのですね。どなたかが書き込みされてからと思ったのですが、やはり、この映画、人気が無いようですね。
トトゥの着ている衣装、あれ、幾らなんでも、周りから浮きすぎですよね。まあ、彼女は胸があまり大きくないようですので、あの衣装でもそれほどセクシーに見えませんでしたが。
それと、トトゥ演じるタカリ女性、あれでは幾らなんでも男の方が身を引いてしまうと思うのですが。あそこまでやるのは行き過ぎだと思います。もっとも、新宿のホストに車を買ってあげる女性もいるとか言う話ですので、あながち、嘘っぽいとは言えませんが。
また、男の方はオーラが無さ過ぎで、あれで何百万円もする腕時計を買ってもらったという設定は、絵空事ぽかったです。
そう言えば、「ティーファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが演じていた役も、男から毎回100ドルを巻き上げるものでしたね。あれ、オードリーが演じたからあまり下品に感じなかったのですが、実際はタカリと言うか、男とデートのみつきあって、化粧室の使用料との名目でお金をもらう話でした。
一番乗りのコメント、うれしゅうございます♪
この映画、matsumoさんはB評価でしたよね〜
私はあまり気にいらなくて☆☆になってしまいました。
どうもオドレィ・トトゥがだめでした・・・
いつまでも「アメリ」のイメージを引きずっていては駄目だと思うのですが、あれがとても可愛かったので、どうも比べてしまいます。
しかもあまり評価できなかった映画はレビューを書く気にならないし、他の方のレビューを読みに行く気にもなれず・・・です。(汗)
>まあ、彼女は胸があまり大きくないようですので、あの衣装でもそれほどセクシーに見えませんでしたが。
最後のほうで着ている、おなかの辺まで割れているやつなんか、走ってるときにはだけそうだったけど、肋骨ばかりが見えて胸が全然見えませんでしたね。
「この人、胸はないのだろうか」などとかんがえましたがな。
>また、男の方はオーラが無さ過ぎで、
そうなんですよ〜
ま、死んだ夫に似ているとか?
そういうことでもない限り、ああはならないだろうなという感じでしたよね。
>そう言えば、「ティーファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが演じていた役
ああ、そうだったですね〜
結局「地球上で一番古い職業」ってことなんでしょうか・・・・(爆)
オドレイが思いっきり痛いですよね、これ。ご指摘通り、全然イケてないので、話がウソくさい。
ガッドもあまり好きじゃないし、少々シラけました。たくさん犬を散歩させてるシーンくらいでしょうか、ちょっと笑ったのは。
ほんとに無理におしゃれっぽくしたのは大失敗でしたね。
>オドレイが思いっきり痛いですよね、これ。ご指摘通り、全然イケてないので、話がウソくさい。
nouilles-sauteesさんも痛かったですか〜
ねえ? ちょっと酷かったですよねえ。
あのドレスも、もっとグラマラスな人が着たら素敵だけど、ちっともどきどきしないの。
というか、洗濯板に干しぶどうがみえたらどうしようかとはらはらはしましたが。(爆)
>ガッドもあまり好きじゃないし、少々シラけました。
フランスでは有名なコメディアンというようなことなんですが、日本ではいつものおかしいのを知らないので、それほどおかしくなかったですよね。
多分「たけしが」とか「さんまが」とか「爆笑問題が」とか言う乗りなのかな?と思いつつ見てましたが。
>ほんとに無理におしゃれっぽくしたのは大失敗でしたね。
おもしろく出来る要素はあったと思ったんですけどね。
でもやはり一番の敗因は、ヒロインとヒーローがフェロモンが出てなかったこと。
だって、あの二人をもっとフェロモンダダ漏れの俳優で置き換えてみると、結構みられたかもって思うもの。
たとえ落ち目の娼婦だとしても、本当にそういう風に見えちゃ駄目ですよね。
ガッドも、情けないながら女心をそそるようじゃないと、あの展開には納得できないし・・・
3周年お祝いコメありがとうございましたー。
そういえば、先日、この映画のレヴューにコメントいただいた頃、ちょうど引っ越ししたり何やらで、PCに向かうことができず、ケータイからレスをしたのですが。字数制限に引っ掛かり、文字を少しずつ削りながら、何とか書き込んで、後から落ち着いてその文章を読んでみたら、自分の言いたい事ばかりを書いた随分と冷たいコメントだったことに気付きました・・・。
今更ですが、配慮がなくて、ごめんなさい。
jesterさんはお気を悪くされたかもしれないなぁと思っていたのですよ。
ホント、ごめんなさい。m(__)m
これに懲りずにまたよろしくですー。
>そういえば、先日、この映画のレヴューにコメントいただいた頃、
お引越しでお忙しかったのですね〜
しかしわたくしは感心こそすれ、気を悪くなんて全然かんじませんでしたですよ。
ぜ〜〜んぜん冷たくなんかなかったのであります。
どうぞご安心を。
わたくしのほうが、失礼がなかったか心配でございます。どうも書き言葉って、ニュアンスが伝わりにくくて、時には思ってもみない誤解を呼ぶことだってありますよね。
でもそういうことはまったくありませんでしたよん。
かえるさんの視点を「おもしろいな〜」と思って読まさせていただきました。
私とは違うところがなるほどな〜と思ったのです。
>これに懲りずにまたよろしくですー。
いえいえ、こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願いいたしますです〜〜
いろいろ教えてくださいね♪