2008年05月01日

つぐない Atonement その2


「つぐない」のレビュー、前回からの続きです。

劇場で買ったパンフレットが素敵だったんですよ。
表紙が白のエンボス加工で、いかにも乙女心をそそる(爆)華奢なデザイン。
中は写真いっぱいです。(右がパンフレット、左はペーパーバックの原作本です。原作はこの表紙じゃないのもありますが、そっちは少し値段が高いです)

個人的には、キーラの写真を減らして、もうちっとマカヴォイさんのをたくさん使って欲しかった・・・・パンチ
でもタキシード姿で眉根を寄せてないアップがあったので、つい買ってしまいましたが。

それとダンケルクのシーンの見開き写真も素敵です。
あのハンディカメラを使った長回し、壮大な風景やら人物を続けてとっていたのがとっても印象的でした。
まるで自分があの砂浜をさすらっているような幻覚におそわれてくらくらとしました。


そういえば、出だしの屋敷のミニチュアの人形の家と、そこから出てくる動物たちの列が広がるブライオニーの部屋、そして重なるタイプの音、少女の性格や生活を描写しているすごい上手いイントロで、あれも印象的だと思いました。

タイプの音、蜂の羽音、ロビーの母が車をたたく音などがブライオニーの心象と重なり、音楽とからまっていくところも上手だな〜と思いました。


あと、最後のインタビューのシーンのインタビュアー、どこかで見た・・・と思ったら、え? アンソニー・ミンゲラさん? 
エンドロールで確認したらやはり彼でした。
あれが映画に出た最後なんですね・・・
彼の監督した作品は好きだったので、お亡くなりになってとても残念です。


さて、前回のストーリーについての続きです。

この原作には、セリフにならない「心模様」がたくさん盛り込まれているのですが、映画はその原作に忠実につくられているため、説明されていない心模様、演技だけで表現しようとしている精神の動きがたくさんあるんですよ。

その辺、説明的にセリフにされてしまうよりずっといいのですが、原作を読むと味わいが深くなります。

なので、原作読了後にもう一回見に行ってからレビューを書こうかなと思っていたのですが、まだ2回目にいけてません(汗)



****以下、原作、映画の内容には触れてます。未見・未読の方、ご注意ください!****



噴水ドボン事件の背景ですが、まずあの花瓶はとっても大事な家宝だったらしいです。
そのいわれが原作では長々と綴られてます。

そして、花瓶が壊れてしまった時、彼はシャツのボタンをはずし始めるのです。
それをみたセシリアは、彼が破片を取りに噴水に入る気だとわかり、
「こないだはうちに来てはだしになったりしたあげくに・・・もう耐えられない!」 (使用人ぶるのはもうやめてよ!)
と思い込み、か〜〜っとして思わずサンダルを蹴り脱ぎ、洋服を脱いでドボン!と飛び込んだのでした。

(前の記事でも書きましたが、セシリアとレオンとロビーは子供のころからずっと仲の良い親友で、大学に行くまでは身分の差など感じずに楽しく過ごしていたのです。)


それを窓から見ていた夢想家のブライオニーは思います。
「おぼれて、助けられて、その後は結婚の申し込みよね。」
実は彼女が以前(10歳の時)、これをやったんですよね、ロビー相手に。
映画でもそのシーンがありました。
原作ではさらにこの救出劇のあと、ブライオニーが
「I love you」とロビーに告白しています。


さて、手紙のシーンはこうです。

ドボンのとき、いろんなところが濡れて透けて見えてしまい、それが頭から離れない状態で、謝りの手紙を書くロビーの机の上にはGray's Anatomyの本が。

これって、あの話題ドラマではなく、昔に書かれた医学書なんですけど、その1546ページのthe vagina の項目がございました。彼は医学志望の学生ですもんね。
そのページを思いながら書いているうちに、ついついcuntなんて単語をタイプしてしまいました。

この辺も映画ではGray's Anatomyが小道具として使ってあったのかもしれませんが、jesterは気がつきませんでした。
なので、突然のcunt出現はちょっと唐突な感じがしてショックを受けました。

In my dreams I kiss your cunt, your sweet wet cunt.
In my thought I make love to you all day long.

とまあ、こんなことを戯れにうって、その紙はもちろんセシリアに渡すつもりはなく、Gray's Anatomy の1546ページにはさんだ、とロビーは思っておりました。


このcuntやら、2行目の「一日中君とメイク・ラブすることを夢想している」というのを読んで、ブライオニーは生真面目に
「セックスマニア(変質者)だわ!!警察に届けなくちゃ!!」と真剣に思い込むのです。
そのうえ図書室で見てしまったもの・・・
姉を襲うロビーを変質者と思い込んでも仕方ないとjesterには思われます。
それなのに、大人にいっても信じてもらえそうもない、告発したくてもできない苛立ち。

だからのちの事件で自信満々に「わたしのこの目で見ました」といったとき、それが真実と異なるとしても、「変質者を告発しているのだ」という思い、正義を成しているのだという自負がブライオニーの中にあったのではないかと思うんですよね。
もちろん、嫉妬や怒りが綯交ぜになり、自分の中にもあるけれど否定している性への興味やらが根底にあり、混乱してはいたのでしょうけれど。


また、その手紙を読んだ瞬間に、セシリアの心に浮かんだこと。
ちょっと長いけど引用します。

Initially, a simple phrase chased round and round in Cecilia's thought: Of course, of course. How had she not seen it? Everything was explained. The whole day, the weeks before, her childhood. A lifetime. It was clear to her now. Why else take so long to choose a dress, or fight over a vase, or find everything so different, or be unable to leave? What had made her so blind, so obtuse? (p142)

いい加減ですが拙訳してみますと、
「最初に、簡単なフレーズがセシリアの頭の中をぐるぐると廻った。もちろん、もちろんだわ。
なんでいままで気がつかなかったのだろう? 
これで全部判った。
一日中、いいえ、数週間前から、いや子供のころから。
生まれてからずっとだった。今すべてがクリアになった。
なんでドレスを選ぶのにあんなに時間がかかったか、なんで花瓶の事でけんかになったのか、なんですべてが変わってしまったように感じていたのか、なんでこの屋敷を離れがたいと思っていたのか。 
何が彼女を鈍感で盲目にしていたのかが。」

この辺、映画では「ブライオニー、あんたこの手紙を読んだの??」と焦るセシリアがすぐに映ったのでセシリアの気持ちがこんなだったとはっきりとは分からず、jesterは、こんな手紙を読んでセシリアはロビーに対してもっと怒ったんじゃないかしらと思ったけれど、原作を読んで、ああ、あの手紙でセシリアは自分の、そしてロビーの恋心に初めて気がついたのだな〜と思いました。


・・・とまあ、前半部分についてだけでもざっとこんな感じで、原作を読むと、映画では映像だけでしか表現されていなかったものの背景やら、映像にもなっていなかった細かいいろいろな部分がわかるので、jesterのように鈍感なものには、なおさら味わい深くなったわけです。

後半は苦労するロビーの姿ももちろんですが、姉妹二人の深く傷ついた思いが、当時は非常に社会的に低い職業だった看護婦に身を落としてまで、家を出て働き自立する道を選ばせたことをおもうと、セシリアの少しすれた様子、それとは逆に罪悪感を背負い込んだブライオニーのかたくなで暗い表情が切なくてたまりませんでした。



Atonement: A Novel

ま、全部についてこれをやっていると、読書レビューになってしまうし、連載が果てしなく続いてしまうので(爆)、あとの部分にご興味がおありなかたは、原作をお読みになってくださいませね〜(と逃げる)あせあせ(飛び散る汗)

英語は平易で難しい単語はほとんどないけれど、すこぶる美文でリズムがあり、いい英語を読んだという満足感があります。
映画を見たあとならさらに読みやすいと思われます。

(しかし、657円?? アマゾン、安い!
jesterは紀伊国屋で買ったけど997円だったのに〜〜たらーっ(汗)
300円以上も違うってどういうことだ?パンチ

贖罪 上巻 (1)
贖罪 上巻 (1)

邦訳は新潮文庫から出ています。上下巻に分かれているみたいです。



posted by jester at 10:55| Comment(36) | TrackBack(6) | た行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
jesterさん、こんにちわ

おお、やはり、jesterさんは原語で読まれていらっしゃるのですね!!

一般論として、小説を読んで気に入ったものは、映画化されると大抵、つまらないことが多いですね。これは、小説の方が、細かいことが書かれていて、もし、それを全部、映像にすると非常に長い時間になってしまうので、2時間程度にまとめるため、省略が多くなるためだと思っています。

しかしながら、逆に最初に映画を観て気に入り、原作の小説を読む場合は、結構、小説も面白いことが多いような気がしています。
Posted by matsumo at 2008年05月02日 19:43
噴水ドボン事件は
そういう背景があったのですか…
納得です。
この映画、とっても印象的だったのですが
どうも分かりにくいシーンも多くて…
原作から解説して頂けると助かります!
私も原作読みたい(日本語ですが)と思っているのですが。

確かに
先に小説で感動してから映画を観ると
大概ガッカリしますよね…
2時間にまとめるのに無理があることに加えて、やはり活字の方が、それぞれの想像力が自由に羽ばたくからではないでしょうか?
(matsumotoさま、横レス失礼致しました)
Posted by zooey at 2008年05月02日 22:09
またキイラのこれ系の映画か、で片付けて結局観ませんでした・・・(こちらでは公開はかなり前の話)。

その1でjesterさんの☆5つを見て、しまったと思いましたです。

そのうち機会があれば見てみたいですが、まずは本を読んだほうがよさそうですね。

上で皆さんおっしゃってる通り、原作を見て映画を見るとイメージ的に違っててあれ?と思うときもありますが、うまくイメージがぴったり重なるとうれしいときもありますよね。そういう意味もあって、小説の世界を映像で見るのは毎回期待半分不安半分です。で、結局好きな小説の映画化は大概見てまして、映画でがっかりした時は本を読み直すことで対処してますだ。
Posted by nouilles-sautees at 2008年05月03日 00:00
matsumoさん、いらっしゃいませ〜 ご訪問ありがとうございます! コメントしてくださってうれしいです♪

>一般論として、小説を読んで気に入ったものは、映画化されると大抵、つまらないことが多いですね。

いままで、先に原作を読んでいて楽しめたのってほんとに数少ないんですよ。
ロード・オブ・ザ・リングスのシリーズなんかはその数少ない映画の1つです(3つか)。
あと最近では「テラビシアにかける橋」なんかも映画がとてもよかったです。

この映画も、先に本を読んでいたら、満足できなかったかもしれません。

本を読んで感動すると、映画への期待度も高まりますし。

例えば「ダヴィンチズ・コード」「黄金の羅針盤」なんかは、わたしは原作を先に読んでいたので
「なんだかあらすじを早送りで見せられた。映画独特の感動がなかった」という感想でしたが、これらの映画を「すごくいい!」と言っている人のほとんどが原作を読んでらっしゃらないかたたちだったみたいで、その後原作を読んで「さらに良かった!」と皆さんおっしゃってるみたいです。

>これは、小説の方が、細かいことが書かれていて、もし、それを全部、映像にすると非常に長い時間になってしまうので、2時間程度にまとめるため、省略が多くなるためだと思っています。

まさにそのとおりですね!
この映画も本を読んでみるととても詳しい心の動きの描写があって、その辺が、本を読んではっきりと分かった、という感じでした。
それと、「文章でなくては表現できないこと」ってあるんですよね。
もちろん「映像でなくては表現できないこと」もありますけれど。


>しかしながら、逆に最初に映画を観て気に入り、原作の小説を読む場合は、結構、小説も面白いことが多いような気がしています。

あ〜 ほんとにそうです。
「つぐない」も映画に感動して本を読んでもっと感動が深くなった気がします。

もともと映画になるような小説は、リライトでない限り、小説自体に力があってとてもたくさんの読者を持ったものが多いですよね。
だから映画のあとに読んでも、色あせないのかも。

Posted by jester at 2008年05月03日 08:32
zooeyさん、いらっしゃいませ〜 いつもご訪問ありがとうございます! うれしいです♪

>噴水ドボン事件は
そういう背景があったのですか…
納得です。

そうなんですよ!
わたしも本を読んで「あ〜〜そうだったの!」と思いました。
映画だと突然飛び込むのがセシリアの激しい気性を現しているだけみたいに見えちゃうけど、背景が分かると納得できます。

>この映画、とっても印象的だったのですが
どうも分かりにくいシーンも多くて…

映像化としては忠実にやっていると思うのです。でも、ト書きの部分が観客につたわってるかというと、そうでもないですよね。

>私も原作読みたい(日本語ですが)と思っているのですが。

ぜひぜひ読んでみてください。
脳内変換であのキャストで映像化できるし、違和感のあるキャストは変えて読んだりできます♪

>2時間にまとめるのに無理があることに加えて、やはり活字の方が、それぞれの想像力が自由に羽ばたくからではないでしょうか?

zooeyさんもそうお思いですか♪
映画をみると画像にできるのってすごいと思いますが、小説のほうがより個人的体験になるので、それぞれ自分に引き寄せて作品を楽しむことができますものね。
Posted by jester at 2008年05月03日 08:38
nouilles-sautees さん、毎度ご訪問ありがとうございます! コメントしてくださってうれしいです♪

>またキイラのこれ系の映画か、で片付けて結局観ませんでした・・・(

わははは! その気持ち分かります!
切ない系の話でもキーラにやられると、なんでかあまり切なく感じられないですもん。(あのあごのせい?(殴))
この映画もキーラ演じるセシリアより、ブライオニーに思い切り感情移入しました。3世代、どの女優さんも良かった。

>そのうち機会があれば見てみたいですが、まずは本を読んだほうがよさそうですね。

ぜひぜひ! 
jester的にはまず映画かな。映像もすばらしいので大画面で見て欲しいですわ〜
そちらでは2番館(再映する劇場)ってないのかしら?
ま、DVDでもいいかも。小説から入ると、映画をどう思われるかちょっと自信がありません。

>小説の世界を映像で見るのは毎回期待半分不安半分です。で、結局好きな小説の映画化は大概見てまして、映画でがっかりした時は本を読み直すことで対処してますだ。

最近だとわたしのがっかりは「黄金の羅針盤」でした・・・
でもDVDは欲しいの。(爆)
やはりなんだかんだ文句はいったものの、嬉しかったんですもん、ダイモンとか鎧熊の映像。

Posted by jester at 2008年05月03日 08:44
jesterさん、こんばんわ。
おーなるほど。
原作と比べていてとても楽しく読ませていただきましたよ!
やっぱり本だと描写が細かいので、この作品はその繊細さが本のほうが味わえるかもしれませんね。
確かにちょっと唐突な部分があったような気がするので、原作を読んでみようかしら?って思いました。

セシリアは本でも胸が小さいのですね!
キーラにぴったりじゃないですか!
自分でもわかっていたからセシリアをしたいって言ったのかしら?(爆
Posted by ななな at 2008年05月03日 19:04
なななさん、いらっしゃいませ〜 ご訪問&コメントありがとうございます!うれしいです♪

>やっぱり本だと描写が細かいので、この作品はその繊細さが本のほうが味わえるかもしれませんね。

この作品は、心理描写が多いので、特にそうなのかも知れません。

>確かにちょっと唐突な部分があったような気がするので、原作を読んでみようかしら?って思いました。

私も同じです〜〜
帰りに本屋でゲットしました。
それで最初の辺から、「あ〜そうだったのか!」という感じでしたの。

>セシリアは本でも胸が小さいのですね!
キーラにぴったりじゃないですか!
自分でもわかっていたからセシリアをしたいって言ったのかしら?(爆

わはははは!

ま、セシリア役はブライオニーよりおいしいというか、演じるのは楽な役かもしれませんね。
Posted by jester at 2008年05月03日 21:43
後半読みに参りました〜♪
え?看護師(婦)って当時は”社会的に低い職業”だったのですか!? お手伝いさん的な位置づけって事でしょうかしら〜
それを伺ったら尚更この姉妹の固い決意というか、いじらしい贖罪の思いが伝わってきますね。
それにしても、ロビーもそんな大事な手紙を入れ間違えるなんて・・そこから運命が変わってしまったようなものなのにぃ。
ブライオニーに頼んじゃいかんし・・。その辺の心理は原作ではどうなんでしょう? ブライオニーが自分の事を慕っていることはわかっていたんでしょう?
なんてスイマセン自分で読めばいいのにね〜jesterさんに聞いてます(笑)
私ももう1回、もうちょっと環境の良い映画館で観たいと思ってるんですががが行けるかどうか(^^;)
Posted by マダムS at 2008年05月03日 22:56
マダム〜〜
いらっしゃいませ! いつもご訪問、ありがとうございます!

>え?看護師(婦)って当時は”社会的に低い職業”だったのですか!? 

そうみたいです。3Kですしね・・・
地方から出てきた貧しい女性がなることが多く、社会的地位が高い女性はやらなかったらしい。
(これは昔の日本でもそうだったみたいです。)(というのは医者をやっている友人から聞きましたが)

>それを伺ったら尚更この姉妹の固い決意というか、いじらしい贖罪の思いが伝わってきますね。

まさに「身を窶し」ですね。
家柄への反抗もあったのでは。

>それにしても、ロビーもそんな大事な手紙を入れ間違えるなんて・・

ほんとに馬鹿ですよね〜〜
本にはさんだとばかり思っていたらしい。
しかし人のことは言えない・・・
私もメールとか間違って出しかねませんもん。

>ブライオニーに頼んじゃいかんし・・。その辺の心理は原作ではどうなんでしょう? ブライオニーが自分の事を慕っていることはわかっていたんでしょう?

ブライオニーが10歳の時、川にドブン、助けて〜〜→I love youの告白、っていうのをやってますけど、ロビーは笑いをかみ殺しながら、「自分は命をかけて助けたけど、それは『愛してる』っていう意味じゃないよ」などといって真面目には取らなかったみたいです。
ロビーにとってはブライオニーは妹みたいなもんだったのでしょうね。

手紙は、自分では渡すチャンスがないかもしれないし、セシリアの母親に見られるかもしれないけれど、ブライオニーだったら自分より早くセシリアに会えて渡せるだろうから、その何分かの間に、怒っているセシリアの気持ちをいくらかでもやわらげられるかも、と思ったと原作には書いてありました。

>私ももう1回、もうちょっと環境の良い映画館で観たいと思ってるんですががが行けるかどうか(^^;)

私もです! といいつつ他の映画を見てる時間は有るくせに、なんですけど・・・
もうちょっと醒めてからのほうが良く見られるかもしれないとも思いまして。
Posted by jester at 2008年05月03日 23:49
jesterさん、こんにちはー。
原作との比較ありがとうございました。
とても参考になりました。
原作に書かれていることついて説明してくれる方は他にもいたのですが、原語での味わいを伝えてくれるのはjesterさんだけかも。
日本語原作は序盤のブライオニーの文体という感じの章がとても読みにくくて、やや退屈という声を聞きましたが、原文でもそういう感じなんでしょうか?
マキューアンの小説って、日本語で読んでも結構綿密な洞察がびっしりで読みごたえのあるものが多い印象なんだけど、これを英語でさらりと読んじゃうなんてホント尊敬したしますー。
私も「贖罪」は図書館で予約したので、日本語ものをそのうち読みたいと思っていますー
Posted by かえる at 2008年05月04日 10:25
jesterさん、こんにちは〜
おおおおお!素晴らしー
やっぱり、原作を全て丸まる映像化するのは難しいのかもしれませんね。
映画を見て原作を読むと、また違った視点で深く入り込んでいけそうです。
セシリアがロビーに「使用人ぶらないでよ」と思っていたなんて。
気の強い印象を受け、その部分ではキーラにピッタリという気がしますが。
私は、もう少し丸みのある印象も欲しかったというのが正直な感想。
しかも、監督はセシリアではなくブライオニーの役を望んでいたとはね。

JESTERさん、言語で読みきったんですねー
凄いですー、尊敬しちゃいます。
字幕だと、微妙なニュアンスを全て伝え切ることは難しいのかもしれないですね。
韻を踏んでいるセリフとか、その面白さは伝わりにくいのかなぁと思ってるんだけど。
今回のように、jesterさんならではのレビューを読めたことによって、また違った楽しみ方ができたような気がします。
どうもありがとうございました♪
Posted by となひょう at 2008年05月04日 15:55
jesterさん、こんばんは。

ワタシはどうも多面的に物事を見れないのですが、お友達のブロガーさんが「ブライオニーの母親もあそこにいたみんなもロビーが犯人ではないと本当は知っていた。でもロビーとセシリアをくっつけるわけにはいかないし、あそこでは犯人を作り上げる必要があったのでロビーを逮捕させた。
最終的に罪悪感を感じ、罪をつぐなおうとしたのはブライオニーだけで、他の人間は知らん顔。だって相手は使用人なんだもの。
そういう階級社会に実は問題があるの。ロビーとセシリアは階級社会に殺されたの。ロミオとジュリエットみたいなものなのよ」と言われたの。
ワタシはロビーとセシリアとブライオニーの三人しか見ていなかったのだけれど、そんな風に考えていたなんてすごいなーと目からウロコがぼろぼろ落ちました・・・。

それと原作をちゃんと読んで、物語をしっかり理解しようとするjesterさんもすごいと思った・・・。

ああ・・・ワタシもみなさんを見習わないと〜〜〜(汗)。
Posted by dim at 2008年05月04日 21:05
うぅぅぅ、随分悩んだんですが、やはり書くことにします。
jesterさん、怒らないでね。
「c」word は非常に野卑な言葉で医学用語でもありません。女性はもとより男性でもそうそう使う言葉ではないのです。(女性の前で口にするなんてもってのほか!です) 実はこの部分を読んだ時、本当にショックで、大げさではなく心臓ドッキンでしたもの。全体が格調高い文章でしたから、どうしてこの単語?でしたわ。
読み進むうちに、ロビーの抑え難い思いのほとばしりとして敢えてこの言葉を使ったのだと理解しましたが。そしてその言葉だったからこそのセシリアの反応だったんだと思います。 これが「I love you.」だったとしたらこの反応にはならなかったんだと。
Posted by 三段腹まいあ at 2008年05月05日 00:48
かえるさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます!

>日本語原作は序盤のブライオニーの文体という感じの章がとても読みにくくて、やや退屈という声を聞きましたが、原文でもそういう感じなんでしょうか?

う〜〜ん、どうなんだろう・・・・?
実はあまり序盤と後半との差が感じられず・・・というか、わたくしの場合、英語で読むと日本語で読むより確実に読み辛い(爆)ので、特に序盤がどうのって感じなかったのですが・・・(当てにならないヤツ)

>マキューアンの小説って、日本語で読んでも結構綿密な洞察がびっしりで読みごたえのあるものが多い印象なんだけど、これを英語でさらりと読んじゃうなんて

いえいえ、映画を見た直後でしたので、その世界に漂ってましたし、画像に助けられた部分もかなりあると思います。
でも英語自体は決して読み辛いものではないし、語彙も難しくないと思いました。

>私も「贖罪」は図書館で予約したので、日本語ものをそのうち読みたいと思っていますー

また読まれたらお話したいです♪
Posted by jester at 2008年05月05日 09:28
となひょうさん♪ コメントうれしいです♪ 励みになりますです。ありがとうございます!

>やっぱり、原作を全て丸まる映像化するのは難しいのかもしれませんね。

とくにこの原作は「映像化は不可能」といわれたりしていたみたいですね〜
セリフにならない心理状態が綿々と書いてある本は絵にするのが難しいですよね。

>映画を見て原作を読むと、また違った視点で深く入り込んでいけそうです。

そうなんですよ♪
いろいろな人の気持ちやバックグラウンドが書き込んであるので、おお〜と思いつつ読みました。

>セシリアがロビーに「使用人ぶらないでよ」と思っていたなんて。
気の強い印象を受け、その部分ではキーラにピッタリという気がしますが。

映画ではなぜセシリアがロビーにあれほど冷たい感じなのかがいまいち私にはわからなくて。
でも、今までのいきさつを知ってからだと、セシリアの気持ちもすこしだけ分かる気がします。

>字幕だと、微妙なニュアンスを全て伝え切ることは難しいのかもしれないですね。
韻を踏んでいるセリフとか、その面白さは伝わりにくいのかなぁと思ってるんだけど。

字幕ではいろんなことが伝わらないですね〜
エンタティメントならいざ知らず、こういう細かい心理を追う様な物では、字幕だけで理解するのは至難のワザですよね。
ジョークなんかになると、訳せないものもありますしね〜
それとあまりに酷いあざけりの言葉なんかは、訳したくない(?)というか。

今回も、cuntは訳してなかったですね。ま、訳せなかったのだろうけど。

Posted by jester at 2008年05月05日 09:33
dimさん、こんにちは〜
いつもコメントありがとうございます!うれしいです♪

>ブライオニーの母親もあそこにいたみんなもロビーが犯人ではないと本当は知っていた。

うんうん、そうなんですね〜
母親の事はレビューでは触れてないですが、原作では母親のことも長々と書いてあるのです。

けっきょくまわりはブライオニーの発言を利用したということなんでしょうか。
そう考えると、責任を負ったブライオニーはかわいそうです。

セシリアがそしてブライオニーが家を出たのは、こういう家族に反発して、ということもあったんですよね。

こういう差別みたいなものはたぶん今のイギリスにも(世界中でもかもしれないけど)根強く残っていると思いますよ。
イギリス人はプライドが高い民族だから、インテリジェンスな人々は差別感をあからさまに出したりしないけれど、移民の血が混ざっていない生粋の家柄の人たちの中には、やはり身分の差とか学歴、人種なんかを気にする人も現在でもおりまする。

まあセシリアたちの時代はそれが本当に酷かったのでしょうけれどね・・・。
Posted by jester at 2008年05月05日 09:34
三段薔薇まいあさん、いらっしゃいませ〜ご訪問&ご指摘ありがとうございます!
うれしいです♪

>「c」word は非常に野卑な言葉で医学用語でもありません

jesterの書き方が紛らわしかったですね。

もちろんまいあさんご指摘のとおり「c」wordはとても野卑な言葉で医学用語じゃないですよね。とても女性に面と向かって使う言葉ではないです。
これはjesterも知っておりましたし、「F」wordほどではないかもしれませんが映画でも時々出てくるので、多分ご存知のかたが多いのではないのかと思いますが・・・

(そういえば、某映画俳優がThe Lord of the Ringsの撮影の時「c」clubなるものをつくって遊んでたりしてましたね〜〜(汗))

上で「ロビーが医学生ですもの」って書いたのは、Gray's Anatomyの本とthe vagina の項目のことにかかっているのでございます。
「c」wordが医学用語だから、彼が医学生だから書いた、というつもりはなかったのですが、そういう風に読めてしまったらごめんなさい。

だから映画で出てきたときは「どきん!」としました。そんなことを戯れにでも書くのか〜と。
紳士的なキャラクターであるロビーがそんな言葉を書き文字にしたというところがショックで、なぜ??と思いました。

でも、原作を読んだら、彼の目の前には解剖書があり、the vagina の項目にはbold spread and rakish crown of pubic hairなんつうものもあったりして、そういうものを思いながら、つい手がすべって打ってしまった、と書いてあったのです。

またセシリアもこんな言葉を使ってある手紙を受け取ってショックを受け激怒してもおかしくないところだけれど、そうではなく、「そうだったのね!それで判ったわ」と思ったということが興味深いです。

>ロビーの抑え難い思いのほとばしりとして敢えてこの言葉を使ったのだと理解しましたが。

同感です〜
原作でも打った後は「There it was --- ruined. The draft was ruined.」って彼は思うんですよ。抑えてるんですよね。

自分とは身分が違うのだと思い知らされた女性への、いろいろ複雑な思いがこめられていると思います。
作品としても「I love you」って告白するより面白くなりますよね。

しかし本音を言うと、jesterとしてはやっぱりロビーにこんな言葉を使って欲しくなかったな。


まいあさん、まいあさんは生き方や人間性はもちろん英語の知識がまた素晴らしくて、心より尊敬しております。
またいろいろ教えてくださいませネ!!!
なにかお気付きの事があったらなんなりとコメントくださいませ〜〜

Posted by jester at 2008年05月05日 09:58
あぁ、良かったぁ。 jesterさんだから分かってくださるだろうとは思いつつ、投稿してしまった後「もうちょっと書き方がなかったかなぁ」と心配してましたの。 
お許しが出た!と調子に乗って書いちゃいますが、実はjesterさんが、あの文章をそのまま引用なさったのが、ショックだったんです。 この文が非常に重要なポイントだということは重々承知です。これが、例えばロビーが最初に書いた「I feel rather light-headed and foolish in your presence...and I don't think I can blame heat!」だったらセシリアの反応は違っていたでしょうし、ブライオニーがロビーをセックスマニアック否、犯罪者だと確信する説得力に欠けますもんね)日本語だと「XXXX」ってカンジですものね。手紙を読んでしまったブライオニーが、聞いたことは勿論、文字を見たことも、伏字になったのも見たことがなく、誰もその単語が存在することを認めたことも、母親でさえも、身体にその部分があるということさえも言及したことがない、と半ページ以上に亘っていかにショッキングな単語であるか説明していますよねぇ。
ところで、
>bold spread and rakish crown of pubic hair
は、図1236 の説明ですね)
本当にシツコクてごめんなさ〜い。でも、夫にjesterさんが引用された部分を見せたら彼も度肝を抜かれてたんですよ〜。native speakersにとってはトンデモナクoffensive な単語なのです。 

>某映画俳優がThe Lord of the Ringsの撮影の時「c」clubなるものをつくって遊んでたりしてましたね〜〜(汗)

え、え”〜? 全く知りませんでしたぁ。 検索しちゃいました。 キャツメ等は〜(冷や汗)でもやっぱり単語全部じゃなくて「C」ってなってますよね(汗)

って、重箱の隅をつつくようなこと書きましたが、私はjesterさんの広い視野や深い洞察に富んだ、このブログの大ファンなんですよぉぉぉぉ!

実は映画はまだ観てないんですぅ。今週中には観たいと思ってるんですけどねぇ。 また来させてくださいませね。チュッ。
Posted by 三段腹まいあ at 2008年05月05日 21:54
三段薔薇まいあさん、いらっしゃいませ〜
またまたコメントありがとうございます!

>実はjesterさんが、あの文章をそのまま引用なさったのが、ショックだったんです。

あ〜 なるほど。
つまり端的にいうと私が「c」wordを伏字にせずにそのまま記事に打ったのがまいあさんにはショックだったということなんでしょうか。

それは失礼致しました〜


私も映画で見たときはかなりショックでした。
でも実際のところネイティブがその言葉を聞いてどんな気持ちになるのかは、英語が母語ではない私には正確には判らないです。けれど、英語の中で生活していたことはありますし、想像することはできます。

たしかに日本語でも同じような意味を持つ単語で、口にするのも嫌な単語がわたしにもいくつかあります。
しかし地方によってはこういう単語を普通の会話に使っているところもあると聞いたことがあります。
幼少の頃使って親に怒られたり、周りの人の反応を見て言葉の善悪の感覚が刷り込まれますよね。
つまり言葉というのはそれを受け取る人それぞれの地域で育まれた感性によってネガティブにもポジティブにも使われるものなんだと思います。

話がそれましたが、私が本文中で伏字にしなかったのは、なるべく原文を忠実に、それと、『分析的に』書きたかったからだと思います。(えらそうにすんません・・・・(汗))

実際に映画の中で書き文字として画面いっぱいに大きなアップになってでた文字ですし、原作をお読みでない方には伏字にしてはわからないかもしれない(字幕に訳されてませんでしたし)と思いましたし。

もちろん、まいあさんが書かれているように、この文のこの単語が映画の中で重要なポイントになっている思ったこともあります。

そんな理由で原作の文を伏字にせずにそのまま引用しましたが、それは私の英語に関する感受性の低さだと思われたら、確かにそれはまぎれもなく自覚している真実でもあります。(汗)

まあ自分から使うことはないと思いますが、たとえ重要だと思い分析的な意図から原作から引用したとしても、こういうことを感じる方がいらっしゃることをおぼえて置きます。

教えてくださってありがとうございます。

>ところで、
>bold spread and rakish crown of pubic hairは、図1236 の説明ですね)

そうです。まいあさんもご本をお読みになっているようですのでお分かりかと思いますが、実際はGray's Anatomyの1546ページに載っている図1236の説明文ではなく、1546ページの『the vagina』の項に載っていたこの説明図1236をみて(彼がor作者が)感じたこと、なんじゃないかと私は思います。

アバウトな性格なもんでこの程度の細かい部分の説明はどうでもいいかと思ったら省略してます。御気に触られたらすみません。

>でもやっぱり単語全部じゃなくて「C」ってなってますよね(汗)

エクステンデッドの特典映像で、バーナード・ヒルさんが、某俳優とこのクラブを作った、と嬉しそうに、伏字じゃなく、クリアに、『単語全部』発音してました。ピー音もなく。
いいのか、セオデン王ともあろうお方が・・・と思った覚えが。
スケベジジイに見えて(殴)イメージダウンでしたもん。(セオデンだけを責めるな!自分!)

確かドムも目をきらきらさせて「あいつらは・・・」みたいなこと、こちらもまた伏字じゃなく言っていたような記憶がありますが、これはどこだったか定かではありません。

Posted by jester at 2008年05月06日 10:08
こんにちは。
jesterさんのレビューを読ませていただいて、すごく原作が読みたくなりました。
というより、せつなさがこみ上げてきて、映画のほうもまた観たいなあ〜。。。

ミンゲラ監督の訃報の際、この映画のインタビュアー役で出ていることをどこかで読んで知ってはいたのですが、鑑賞中は、晩年ブライオニーが語る恋人たちの末路がショックだったため、忘れておりました。(殴打)
ホントに美しい映画を作られる方でしたね。心からご冥福を祈ります。合掌。

ところで、横レスの上、違ったら大変大変失礼で申し訳ないのですが、サンダンバラさんって、あるときはチャットのおかみさんだったり、あるときは恐竜名の英語の先生だった方でしょうか?
ご主人がnative speakersと思われる部分を読んで、つい・・・もしや、指輪ド嵌り時代に某所でお世話になった尊敬するお師匠様かしらと思ったもので。(^_^;)
違う方でしたら、ホントにホントに意味不明なことを書きまして申し訳ありません。
Posted by DD at 2008年05月06日 19:50
jesterさん、お気に触ったら本当にごめんなさい。 
>つまり端的にいうと私が「c」wordを伏字にせずにそのまま記事に打ったのがまいあさんにはショックだったということなんでしょうか。

三段腹の書き方が悪かったんですね。 違うんですよぉ。分析するに当たって、ロビーの手紙を引用するのは、必要だとは分かりますし、当然だとさえ思います。 引用するのはそれを説明(分析)するためですよね? そうすると例の単語を使わなくちゃなりませんよね。 三段腹は、引用文前後の 

>ついついcuntなんて単語をタイプしてしまいました。
>このcuntやら、
>突然のcunt出現はちょっと唐突な感じがしてショックを受けました。

等の c word の使い方がとても気になってしまったのでした。 
野卑な言葉だとは当然お分かりでしょうけど、不遜にも、もしかしたら、万が一、どれ位ヒドイ言葉なのかご理解されていないのかも?と思い、失礼かなぁと思いながら書き込みした次第であります。

>つまり言葉というのはそれを受け取る人それぞれの地域で育まれた感性によってネガティブにもポジティブにも使われるものなんだと思います。

そういう言葉もあるでしょうね。 でも、この単語に限っては「ポジティブ」はあり得ないと思います。 やんちゃな大人の男が仲間意識を高めようとして(あくまでも内輪で)使う場合はあるかも。(某王様と某野伏のようにか?) それをポジティブと呼ぶというのならそうなんでしょう。
但しあくまでも気心の知れた者同士に限ります。 公の場所では気を付ける必要があると思います。(某王様の発言がピー無しだったのは公共放送ではなくDVDだからじゃないでしょうか?しかも編集はPJだし!)

私がここまでこだわる(本人はその意識は薄いのだけど、ハタから見ればそうだと思いますデス(大汗))のは、jesterさんのことが好きで、このブログがお気に入りだからですよ〜。 知らない人のブログだったら絶対に書き込みはしませんわ。
笑って許してね〜。

DDさぁぁぁん! お久しぶりで〜す。そです、jesterさんに持たせていただいたチャットのお店で女将やってましたぁ。 DDさんのコメント読んで「あ!このコメントは絶対アノDDさんだわぁ!」と思って喜んでおりました。 決め手は「ソーキそば」(爆!)
jesterさんのブログなのに、こんな事言っていいのかしら?(jesterさん、ごめんね!)、こちらでもヨロシクお願いいたしま〜す♪
Posted by 三段腹まいあ at 2008年05月06日 22:27
DDさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます! 嬉しいですわ♪

>すごく原作が読みたくなりました。
というより、せつなさがこみ上げてきて、映画のほうもまた観たいなあ〜。。。

せつないですね〜
わたしももう一回見たいっす!
しかし見たいものが目白押しで、なかなか再見のものを見てる暇がない・・(金も(爆))

>ミンゲラ監督の訃報の際、この映画のインタビュアー役で出ていることをどこかで読んで知ってはいたのですが、鑑賞中は、晩年ブライオニーが語る恋人たちの末路がショックだったため、忘れておりました。(殴打)

おお! ご存知だったんですね〜
私はいつものとおり、まっさらで「ん?この人の顔、見たことある!」と思ってました。(汗)

>ホントに美しい映画を作られる方でしたね。心からご冥福を祈ります。合掌。

そうなんです。
彼の監督作品は、必ず見てきたので、もうみられないと思うと残念で仕方ないです。
わたしもご冥福をお祈りしますです。

>サンダンバラさんって、あるときはチャットのおかみさんだったり、

わはははは! バレテレラ〜
というか、どこから見てもあの方ですよね!
三段バラとは程遠い、スリムなお方ですが・・・・
誰だよ、三段バラとか言い出したヤツは!
前へ出ろ! 歯を食いしばれ!(ハイ!)
Posted by jester at 2008年05月07日 08:10
三段バラじぇれさん、じゃなかったまいあさん、またまたまたコメントありがとうございます!

酷い言葉だとは知ってたつもりでしたが、まいあさんがそんなに御気になるほどのすんごい言葉だと、さらに肝に命じますわ。

いつもいろいろ教えていただいて感謝してますよん♪

気をつけてるつもりですけど、もともと大雑把な性格ですし、ここでは自分の書きたいことを書きたいように書き散らしておりますが、これからも楽しくおしゃべりさせてくださいね♪

最近の映画を見ていると、「F」wordが1分に一回連呼されたり、「ふ〜〜ん、これがスタンダード・アメリカン・イングリッシュか〜」と極東の人(わたくし)が誤解しちゃう言葉遣いが満載のもたくさんありますもんね。


それにしても借りにも歴史ある王家の末裔ともあろう人たちが、いけませんよねえ・・・

だからサルマンに「What is the house of Rohan but a thatched barn where brigands drink in the reek and their brats roll on the floor with the dogs? Theoden Horse-master. 」なんて笑われるのよ〜(爆)

(だから・・・ 
セオデンばかり責めるな〜! やんごとなき温室育ちのセオデンは野伏が言い出したのに面白がって乗ってるだけだってバ! 自分!)

Posted by jester at 2008年05月07日 09:03
うおおおお〜!!
やっぱりサンダンバラさんは女将さんでしたのね!思い切って書いて良かった♪
お久しぶりですっ!うれしいです♪
ホント、jesterさんのおっしゃるとおりスリムな先生の姿(ヘソ出しファッションとか)が脳裏にあるので、このHNでは思いつかなかったです。。。
こちらで再会できたのもjesterさんの人徳のお陰ですね。ありがとうです〜♪
あと、記事と関係のない話ばかり書いてすみませんです〜。(ぺこり)
Posted by DD at 2008年05月07日 22:39
>三段バラとか言い出したヤツは!

はいっ、はいっ、は〜〜いっ!!自分ですぅ。うぅぅ。歯を食いしばって鉄拳制裁いたしました。 
jesterさん、笑って許してくださってありがとうございます! さすが、広いお心ですわん♪
DDさん、二度にわたる手術で只でさえ大きかった腹(必ずしも太っ腹ではないのですが…汗)が三段腹になっちまったですよぉ。

今日、映画観て来ました。 良い映画ですね。私は先に原作を読んでいたので先走るきらいはありましたが、それでも充分堪能できました。
マカボイ君、表情が本当に良かったです。キーラはやっぱり半開きの口がキーライ!
Posted by 三段腹まいあ at 2008年05月07日 23:36
DDさん♪
こちらとか、別ブログのほうでも、昔と全然違う源氏名でいらしてる方が何人かいらっしゃいますのです。

実はjesterもだれだか判らずずっと話していて、メールをいただいて初めて「えええ!」とビックリした方も何人か。

検索かけていて見つけてくださったり、運命の神様(?)がそれとなく伝えてくださったりしてるのだと思いますけど。(神様、感謝♪)

ありがたいことでございます♪
Posted by jester at 2008年05月09日 09:07
三段薔薇まいあさん、またまたまたまた(爆)コメントありがとうございます!うれしいです♪

>はいっ、はいっ、は〜〜いっ!!自分ですぅ。うぅぅ。歯を食いしばって鉄拳制裁いたしました。

おお〜〜! jesterが前に出て歯を食いしばってたら、よこでまいあさんが御自分で御自分をびしばし殴ってるう〜
さすが半端じゃないですね〜

「三段薔薇」をHNとして定着させるのにjesterも奮闘努力したつもりだったけど、言いだしっぺはそういえばまいあさんだったけ・・・
 
>今日、映画観て来ました。 良い映画ですね。私は先に原作を読んでいたので先走るきらいはありましたが、それでも充分堪能できました。

いま、まいあさんちで感想を読んでまいりました♪
あのお天気の良い日によくテニスを我慢してお出かけになりましたね〜

私もまた見に行くつもりです♪
Posted by jester at 2008年05月09日 09:12
初めましてsouthernbellと申します。
ハーダンガー刺繍初心者です。秋から取り掛かっていた作品が先日完成をしてほっと刺繍サイトをみていてこちらのブログを発見!映画、読書など楽しい話題が多くてかきこませていただきました。お薦めの「つぐない」わたしも見てきました。とてもよかったです。イギリス英語が耳に心地よく映像も緑深く美しかったです。ストーリーが現実か空想かがわかりにくいところがあったので、jesterさんのように原作を読むのがよさそうですね。ぜひ読んでみたいと思います。
Posted by southernbell at 2008年05月10日 11:00
southernbell さん、はじめまして〜
いらっしゃいませ!

>ハーダンガー刺繍初心者です。秋から取り掛かっていた作品が先日完成をしてほっと刺繍サイトをみていてこちらのブログを発見!

おおお〜〜!
ハーダンガーをしてらっしゃるのですね!
ではもしかして、私の雑ブログの「ゆきてかえりしひび」からこちらにいらしてくださったのでしょうか?
嬉しいです!

ハーダンガーのほうは、大作に取り掛かったきり、あまり進まず(汗)
ハーダンガーの記事の更新は止まってますね〜
それでも毎日ぽつぽつとやってはいるのですけれど・・・
そのうち、ハーダンガーのお話もさせてくださいませ。

>イギリス英語が耳に心地よく映像も緑深く美しかったです。ストーリーが現実か空想かがわかりにくいところがあったので、jesterさんのように原作を読むのがよさそうですね。ぜひ読んでみたいと思います。

わたしはマカヴォイさんの訛りイギリス英語が大好きなんです♪
昨日、2回目の「つぐない」を見てきましたが、最初に見たときよりも泣けました・・・・

また是非遊びにいらしてくださいませ。
これからもよろしくお願いいたしますね♪

Posted by jester at 2008年05月10日 20:49
そうなんです。ゆきてかえりしひびからまいりました。素晴らしい作品を沢山つくっておられてうっとりため息が出ました。私は、昨年、アメリカ人のおうちのリビングにかかっていたフレームの美しさに魅せられ始めました。これは何って??!!尋ねると彼女にpreciseでさえあるならできると言われてtryしました。手芸を習うのは初めてでなかなかですが、出来上がると嬉しいものですね。これからも新しい作品見せてくださいませ。そして私もヴィゴーモーテンセン好きです。ロードオブザリングズでこのかっこいい人は一体誰って感激しました。ハリソンフォードのジョンブックの目撃者に若いころの彼がちらっとアーミッシュの青年でているのは気づいておられますか?齢を重ねて深みがでてきてますね。
映画も大好きなのです。ジェーンオースティンの読書会ももうすぐこちらでも始るので楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by southernbell at 2008年05月11日 14:12
southernbell さん、またまたコメントありがとうございます!うれしいです♪

>素晴らしい作品を沢山つくっておられてうっとりため息が出ました。

うひゃ〜〜 ありがとうございます〜
実はあの倍ほど失敗作もあります・・・(汗)

>preciseでさえあるならできると言われて

う・・・それが一番私にかけていることです・・・
何回泣きながらほどきなおしたことか判りません・・・

>ハリソンフォードのジョンブックの目撃者に若いころの彼がちらっとアーミッシュの青年でているのは気づいておられますか?

そうなんですよ。結構たくさん写ってますよね。
建築現場のシーンでは脚だけ写っているシーンも。
若いですよね〜あの頃は!

>ジェーンオースティンの読書会ももうすぐこちらでも始るので楽しみにしています。

southernbell さんはどの辺にお住まいなのでしょうか?
ジェーン・オースティンも良かったですよ♪
ご覧になったらまたおしゃべりしたいです!
Posted by jester at 2008年05月12日 13:48
すごい量のコメントですね〜!
いつも、jesterさんとこのレビューは、観にいけそうにない作品はすぐに、行きたい作品は観てから、読もうとしているので、「つぐない」はようやく追いついた感じです。日曜に観ました。あんまり設備の良いとはいえない劇場でしか上映がなかったんですが、かなりの入りでした。(チケット売り場で前のほうから「満席です・・・」って聞こえるからあせったら、「相棒」が人気でした。そうなのか。)

イギリスの上流家庭のお庭って、広くて素敵なんですね〜。池もあって。
「高慢と偏見」の池や、「パフューム」のふたご行方不明事件の場面なんかを思い出してました。

打楽器(含むタイプ音)が効いてた音楽でしたね。どきどきしました。

マカヴォイさん、素敵でしたねっ!!
ええ。軍服姿のあたり。悩んでぐっと深まったあたりがいい男でした。。。

戦争がなかったら、あの二人の運命も違ってたんでしょうね。
切なかったです。
ストーリーを知らずに見ましたので、もっと悪意からきた嘘なのかと思っていました。あんな流れと家族の思惑と、いろいろからんでたんですね。
原作読もうっと。(と、思ったのに、ネット書店では品切れ続出。みなさん、思うことは同じ?)


ところで、ここで、LOTRの話題のいっぱい出てて、それに親愛なるお方の書き込みもあったりして、それもまた嬉しいです♪
Posted by MARY at 2008年05月13日 09:04
Winessの家の建設シーンの足だけの映像でヴィーゴーってわかるなんてすごいですね。私は、神戸に住んでいますので、「ジェーンオースティン〜」は月末封切りです。観ましたらまたご報告させていただきます。こちらのみなさまは深いところまで鑑賞なさっておられるので、私も刺激を受けます。Atonementの原作も読んでみなくては〜。
Posted by southernbell at 2008年05月13日 20:39
MARYさん、いらっしゃいませ〜 ご訪問&コメントありがとうございます!うれしいです♪

MARYさんもご覧になったのですね〜〜♪

>日曜に観ました。あんまり設備の良いとはいえない劇場でしか上映がなかったんですが、かなりの入りでした

私はこないだ2回目を見てきたのですが、こちらではもうあまり入ってなかったですね。
もっともっとたくさんの人に見て欲しいのになあ〜

>イギリスの上流家庭のお庭って、広くて素敵なんですね〜。池もあって。
「高慢と偏見」の池や、「パフューム」のふたご行方不明事件の場面なんかを思い出してました。

ほんとですね。
しかもほとんどが「名誉職」で、額に汗して働いてない人たちがああいうところに住んでいたんですよね。ま、そういう生活を支えてる貧しいひとがたくさん下にいたからできたことなんでしょうけど。

>打楽器(含むタイプ音)が効いてた音楽でしたね。どきどきしました。

音楽もよかったですよね。
盛り上がるところではしっかり盛り上がっていて。

>マカヴォイさん、素敵でしたねっ!!
ええ。軍服姿のあたり。悩んでぐっと深まったあたりがいい男でした。。。

ねえ〜 MARYさん、私かなり、やばいですよ〜!!ペネロピで、「マカヴォイさん素敵♪」だったのが、今回炸裂しちゃいました。
おっさん好み路線がくずれていくうううう〜(汗)

>戦争がなかったら、あの二人の運命も違ってたんでしょうね。
切なかったです。

それよりなにより、あの双子を捜索に行ったとき、彼が誰かと一緒に行動していれば、こんなことにはならなかったし、あの手紙を入れ間違えてなければ・・・
と考えると、ほんとに切ないですわ・・・

>原作読もうっと。(と、思ったのに、ネット書店では品切れ続出。みなさん、思うことは同じ?)

うんうん、実は2回目を見たあと、英語で読んでてわからなかった部分を確認しようと、本屋さんで見たら、翻訳本は売り切れてました。
みんな本を読みたくなったのかな♪

>ところで、ここで、LOTRの話題のいっぱい出てて、それに親愛なるお方の書き込みもあったりして、それもまた嬉しいです♪

ほんとに皆様にご訪問いただいて、jesterは幸せ者でございます。
MARYさんをはじめとして、皆様に感謝です!
Posted by jester at 2008年05月13日 21:28
southernbellさん、またまたコメントありがとうございます!うれしいです♪

>建設シーンの足だけの映像でヴィーゴーってわかるなんてすごいですね。

わはははは!
実は友だちがふざけて「ヴィゴだけDVD」なるものを作りまして、あの映画や、ちょい役で出ているものをつぎはぎしてあるものなんですけど(なにせ「テキサスチェインソー」なんかにもでてましたから、ヴィゴは・・・)、脚の部分も逃さず入っているので、それを「わ〜〜! ヴィゴの脚〜〜」なんて騒ぎながら見ていたんですよ〜(汗)

>私は、神戸に住んでいますので、「ジェーンオースティン〜」は月末封切りです。観ましたらまたご報告させていただきます。

おお〜〜神戸ですか!
くしくも上にコメントしてくださったMARYさんと同じですね♪
もしかしてご近所だったりして???

>こちらのみなさまは深いところまで鑑賞なさっておられるので、私も刺激を受けます。

わたくしもみなさんにいろいろ教えていただいてます。
映画を見ておしゃべりするのは楽しいですよね♪
Posted by jester at 2008年05月13日 21:52
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