「うんま〜 人様んちの子はふんとに大きくなるのが早いわね〜」
なんてびっくらしたのですが、それとくらべて、フレディ・ハイモア君って、なんかいつまでも変わらないイメージがあるのですが・・・・
これって登場率が高いからそう感じるだけなんでしょうか・・・・

あらすじ: 両親が離婚して母親と森の奥にひっそりとたたずむ屋敷に引っ越してきた3人の姉弟マロリー(サラ・ボルジャー)、ジャレッド(フレディ・ハイモア)、サイモン(フレディ・ハイモア)たちは屋根裏部屋から謎の書を発見する。そこには大叔父アーサー・スパイダーウィックの“決して読んではならない”という警告のメモが記されていた。(シネマトゥデイより)
という感じで、まさにファンタジーの王道です。
LotR以降「壮大さ」が売りのファンタジー映画が多い中、家の周りで起きた出来事を中心にしていて、その小粒さも悪くありません。
ファンタジー好きのjesterは大いに楽しみましたし、本好きにはたまらない、素敵な「妖精図鑑」が出てきますので、☆☆☆☆−でした♪
****以下、ネタバレないですけど、映画の内容には触れてます。未見の方、ご注意ください!****

『アーサーとミニモイ』も楽しかったけど、今回は途中から人形アニメになることもなく、ずっと実写のままで頑張ってます。
子役の演技のよしあしって、映画に入り込めるかどうかの重要なポイントなので、フレディ君が引っ張りだこなのも納得です。
もうすぐジョナサン・リス・マイヤーズが彼のお父さん役というため息もの(ジョナサンもそういう歳なんだ)の「奇跡のシンフォニー」も公開ですね♪ 楽しみです。
(もちろんこの邦題には物言いありですが・・・)
(しかし「スパイダーウィック」も見たのがやはり1ヶ月ぐらい前なので、レビューを書こうとしたらなんだか話がミニモイと混ざってしまい、
「おばあちゃんはミア・ファローだったな」
などと混乱しております・・・ううう・・・・)



CGの妖精たちも、蜂蜜を食べれば幸せになる本の番人のシンブルタックをはじめとして、楽しいキャラクターがそろっています。
ストーリー展開はわかりやすくて、お子さんが見てもよくわかる作りです。
また、サイドストーリーとして、親の離婚を受け入れられなかった子どもが母親との軋轢を乗り越えて成長していく様子なども描かれて、心理描写もちゃんとあり、大人が見ても見ごたえがあると思いました。

最近の映画ではこういうのが『お約束』なんでしょうか・・・
今どきの子どもは、テレビやゲームなどでバトルシーンには慣れているのかもと思いますが、あまり小さい子が、暴力的な刺激に慣れてしまうのは良くないと思いますので・・・
悲惨な事件が起こるたびに、目撃者の証言で
「まるで映画みたいだった」
っていうコメントが出ますけど、あれがjesterは苦手です。
現実のようではなかった、という驚きからの発言だとおもうのですが、その中に、傍観者である自分と、すごいものを見てしまったという興奮の表情がどこかに読み取れることが多くて、被害者やそのご家族にとっては、「まるで映画みたいだった」どころではないのに、なんて感じてしまうんですね。
だからというわけでもないのですが、映画の暴力シーンやらバトルシーン、テロリズムのシーンなどには、
「見慣れたくないな〜。こういうものに鈍感になりたくない。」
と常日頃から思っているjesterでございます。
閑話休題。
しかし最近、ファンタジーなどはどこでもすぐに吹き替え版だけになってしまう・・・
六本木まで行かないと、字幕でやってくれないの。

なんとかならんかのお。
子どもは字幕を読むのが大変?
それと、字幕って誤訳が多くて当てになりませんからねえ・・・
(吹き替えが誤訳がないかどうか、見たことがないのでよくわかりませんが)
六本木も遠くないからいいんですけど・・・ぶつぶつ。
TB&コメントありがとうございました♪
私も『フレディ・ハイモア君って、なんかいつまでも変わらないイメージがある』だったのですが、先日美容室でタラタラと映画雑誌を捲っていたら、、、大人っぽいハイモア君の写真を見ちゃいました!!
可愛かったのですが、ちょっとショックで、、、「大人になってしまうのねぇ〜」と寂しさを感じましたわ〜
もうすぐ『奇跡のシンフォニー』ですね〜
実は予告で涙してしまったので、ノーメイクで観に行こうかと悩んでいるところです(笑)
パパさん役にも注目ですね〜♪
で、映画ですが、壮大なファンタジーも好きですが、たまにはこういう小粒なファンタジーもいいですね〜
逆に夢があって、、、ワクワクします。
だって、、、あんな妖精たちが身近にいるかもしれないって想像させてくれますものね♪
>大人っぽいハイモア君の写真を見ちゃいました!!
へえ〜〜 そうなんですね!
ハリポタのダニエル・ラドクリフ君の大人な写真を見たときはショックでしたが、ハイモア君もそうなるのかしら・・・
>もうすぐ『奇跡のシンフォニー』ですね〜
実は予告で涙してしまったので、ノーメイクで観に行こうかと悩んでいるところです(笑)
あの予告では、ハイモア君はまだ少年のハイモア君でしたね♪
>パパさん役にも注目ですね〜♪
不良少年という感じのジョナサンが「マッチポイント」で夫役、そして今度は父親役というのはちとショックだったのですが、まあそういう年頃なんですね〜
彼の歌が聴けるそうで、それも楽しみです。
>で、映画ですが、壮大なファンタジーも好きですが、たまにはこういう小粒なファンタジーもいいですね〜
はいはい、ほんとです。
ナルニアも実は壮大でもあるけど、身近な物語なんですよ。(まだ言ってる)
等身大の子どもが出てくる話って、共感できてわくわくしますよね。
>あんな妖精たちが身近にいるかもしれないって想像させてくれますものね♪
恐いやつらは妖精とは思えないやつらでしたが、御花の精にはうっとりしました!
自宅の庭のすぐ隣りに広がる、見えてないけれどもちゃんと存在する不思議の世界。
わたしも、こんなお話、大好きです。
小さな子供たちはもちろん、大人たちも
もしかしたら、うちにも妖精がいるかも?会いたいなぁ、と
違う目で自宅の庭を見てしまうんじゃないかと思いました。
自宅から始まるお話だから、余計に『アーサーとミニモイ』と混同しやすいですよね。
『奇跡のシンフォニー』も楽しみに待ってるところです。
コレは小粒でもピリリと辛い良品でしたね。
まあ暴力シーンは怖さを盛り上げる為のお約束と・・脇に置いといて
伏線やら捻りが効いてて楽しいファンタジーでした。
こういうアイデア一杯の作品の方が無駄な大金掛けたナルニアやライラよりなんぼも面白いです。
>自宅の庭のすぐ隣りに広がる、見えてないけれどもちゃんと存在する不思議の世界。わたしも、こんなお話、大好きです
身近で、自分の家にももしかしているのかも?なんてどきどきしますよね。
>自宅から始まるお話だから、余計に『アーサーとミニモイ』と混同しやすいですよね。
そうなんですよ〜
見てからすぐに書けばもうちょっと良かったかもでしたけど、なんか『ミニモイ』の家の感じとかがちょっと似ていたし、叔父さんとおじいさんが研究していたという設定も似ていたので、めちゃくちゃ混同しちゃいました。
>『奇跡のシンフォニー』も楽しみに待ってるところです。
もうすぐですね♪
私も楽しみです!
>伏線やら捻りが効いてて楽しいファンタジーでした。
伏線なども子供向けにわかりやすく出来ていて、小さい子どもも見ていて楽しかったんじゃないかな?と思いました。
しかし攻撃シーンはまじに恐かったス。
ああいうのjesterがあまり見ないせいかもですが。
>こういうアイデア一杯の作品の方が無駄な大金掛けたナルニアやライラよりなんぼも面白いです。
ふむふむ。
私はLOTRにはまったような人間なので、壮大なファンタジーも好きなんですが、大金かけたものは元を取らなくちゃいけないので、万人受けするつくりになりがちなのが悲しいです。
その分安上がりに出来る映画は、監督の自由度もますんじゃないでしょうか?