2006年07月01日

プルートで朝食を

1001027_01.jpg映画館の狭い廊下に並んで、キリアン・マーフィのポスターを見ながら、「どおしよお・・・キリアン君のファンになっちゃったら・・・」と友達といってました。(爆)(DDさん、ごめんなさい!!)(またもや名指し!)


爆笑しながら、かなり泣きました・・・・ そして後味もよかった〜
これ、傑作ですよ♪ キリアン君も今まで見た中で一番よかったかも。


女装のゲイって、まさにキリアン君のためにあるような役柄。(殴

腰や体がとっても華奢なんですよね。
そのためにパーマで髪型が膨らむとやけに頭が大きく見えるけど、背が高いので全体的に見ればかっこ悪くはありません。
学生時代の制服のキリアン君も可愛いし。

しかし、ただ化粧してるってだけじゃなくて、目つき、振る舞い、しゃべり方がほんと女性的。髭剃りあとはうっすら見えても、もしかしたら本物の女性より女性的で、
「ふ〜〜ん、こういうひとって男性が見たら可愛いおかまなんだろうなあ・・・」
と思わせる、ひたむきなキトゥンことパトリックを、キリアン君が見事に演じてました。(すみません、「おかま」って差別用語でしょうか?)

フーテンの寅さん、おかま・アイルランド版って感じ・・・。(やや違

こんな友達、jesterもほしい。黒ハート


『Father』(二つの意味あり)役のリーアム・ニーソンがまた、真面目くさってる神父だけど実はスケベ、というはまり役(爆)であります。


音楽のセンスもよかったです。
のりの良いオールデイズのなかに、クラシックの名曲がしのんでいたりして。
HandelのZadok the Priestって、jesterが大好きな曲なんですけど、これもちゃんと溶け込んで、感動的に使われてました。
良かった良かった。

(以下ネタばれあり・・・・・・です!)

アイルランドの小さな町で教会の前に捨てられたパトリック。父も母も知らず、里親には冷たくあしらわれ、孤独な少年は、女装が好きなゲイに育つ。

そして母を捜して、ロンドンへと旅立つ・・・・。

これにIRAのテロや、性同一性障害(Gender Identity Disorder)の問題などが絡み合って、お話が進みます。

「人という字はぁ、棒と棒が寄りかかって、一人と一人が寄り添っていますね〜」なんて、金八先生みたいに言いたくなっちゃうように、そっと歩み寄ってぎこちなく寄り添う、寂しい人たちがたくさん・・・

そして、何も駆け引きなく愛してくれる存在の親が、物心ついてずっといなかったキトゥンは、他の人の何倍も寂しがりや。
それは生きる意志を持ち続けられないほど。
(その、『死んでもいいし』という投げやりな危なさがまたキリアン君にぴったりなんです。)

それでも何とか生きていけるのは、人とのふれあいがあるから。

すがる手を支える手があるから。

そしてキトゥンの手も、誰かを支えることでより強くなる。

♪人はみな、一人ではいきられないのだから〜♪


見終わったあと人に優しくしたくなる映画でした。



しかし銀座シネスイッチ、いい加減指定席にするか、せめて順番制入場にしてください・・・・・
始まる前に狭い廊下にぎっしり並ばされて、走って席を取るのって、もう時代遅れです!!


posted by jester at 17:51| Comment(18) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

花咲ける騎士道

1952年、ジェラール・フィリップ主演で作られた映画のリメイク。
2003年に公開されてます。

花咲ける騎士道 スペシャル・エディション
花咲ける騎士道 スペシャル・エディション


ヴァンサン・ペレーズが軽やかな動きとこぼれるような笑顔で頑張ってます。1962年生まれだけど、若々しく見えますね〜
20代後半には見えます。(甘いか?)

そしてペネロペ・クルスが可愛いの!
この人のフランス語、なんか好きなんですよね。(発音の仕方が好き)
スペインなまりなのかな?


内容は、というと、カンフーの影響ありか?というアクションのどたばたギャグ。
ルイ15世統治下の18世紀フランスの話ですが、王様とか皇室とか権威はめちゃくちゃ滑稽な描写で馬鹿にされまくってます。

歴史物?なんて期待してみちゃうとこけちゃうけど、『おバカな展開である』と決めて楽しんでみちゃうと、軽いのりで結構楽しめます。

脇役の演技がいちいち笑えて○
セットは本物のお城を使ってる(?)ので、安っぽくならないところが絶妙・・・かな?

ちなみに原題は「FANFAN LA TULIPE」。
「チューリップのファンファン」って、主人公の名前なんだけど。(あだ名か)
邦題、すごい題ですよね。1952年に作られた元の映画がそうだったから?

しかし・・・・ すごい邦題です・・・・
posted by jester at 09:42| Comment(9) | TrackBack(0) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

パッション

ジム・カヴィーゼル祭りの第4弾はやっぱりパッションでしょうか。

ジム・カヴィーゼルをジム・カヴィーゼルとして認識したのはパッションから、という方も多いかもしれません。
話題作でしたしね。

jim.jpg

役者としてキリストを演じるっていうのも大変なことでしょうね。

私は、予告編で見た流血シーンが余りにひどいので二の足を踏んでましたが、勇気を振り絞って映画館に見に行って、やっぱりぎゃあああ!と思いました。

ひどい暴力シーンでは目をつぶるjesterなんですが、この映画では半分は目を閉じていました・・・・

キリスト教徒にとって、これほどにキリストが迫害を受けて、十字架にかかった、ということをリアルに描くことは大切なことなのかもしれません。
でも宗教を持たない身にとっては、あそこまで執拗に鞭打ちシーンや十字架をもって歩かせるシーンを見せなくても・・・・とつらい気持ちになりました。

パッション


まあ映画の内容については語りつくされているでしょうから、この映画のジムについて。

あの透き通った静かな目は、一つの宗教の教祖を演じるのに過不足なかったのでは、と思います。
いつも見せる暗い陰はまったくなく、残虐なシーンでも、静まり返った海のような表情でありました。

鼻の線がちょっと曲がっているはずなのが、やけにすっと通って見えるのはメイクなんでしょうか。

キリストにしてはお肉がつきすぎなのでは・・・・と、ちょっと思いましたが、あれは鞭打ちシーンや、流血シーンをリアルに見せるために、これまた全身にメイクをしているためと聞きました。
そりゃあ肉襦袢着ないと、やってられないですよね・・・・

こういう役をやった後、どんな役をやるのか・・・
「Bobby Jones」、「Rebels」のあと、ずっと去年は作品がなく気がもめるところでしたが、今年に入って「Unknown」、「Deja Vu」、「The Yellow M」と、話題が挙がっていて嬉しいです。
日本でも公開してくれるといいなあ・・・・


ちなみに、この映画をみた人で「あのキリスト、アラゴルンに似てない?」といった人がいましたが、似てるのは髪形だけですだ〜。
posted by jester at 16:18| Comment(2) | TrackBack(1) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

ボーン・スプレマシー

ボーン・スプレマシー
ボーン・スプレマシー

前に映画館で見たときは、大画面で繰り広げられるカーチェイスに、車酔いしてしまったjesterでしたが、DVDで見たら落ち着いて見られました。

マット・ディモン、それほど好きな俳優さんではないですが、これははまり役でしたね。
話の展開に無駄がないので、こういうアクションものはどちらかというと苦手のjesterでも楽しめました。

わけが分からないのに、嵐の中に巻き込まれて、何とかそこから逃れようしてる姿は、超鉄人みたいに強い(強すぎ)ボーンでも思わず手に汗握って応援してしまいます。
しかし、車ごと水に落ちて、一緒に乗っていたマリアに水中で人工呼吸って・・・いくら超鉄人でもそんなに息が続かないよ・・・・
と、何度も一緒に息を止めてみて、確認していたjesterです。(ああ苦しかった・・・)
あせあせ(飛び散る汗)

DVDを買ったのは、カール・アーバンが出てるのと、インドのゴアの風景が懐かしかったのと、980円と安くなってたから(爆)なんですけれど、小さい画面で見ると画面が暗くて、この映画をDVDで始めてみた家族Aは『何が何だか分からない・・・・』とぶつぶついってました。パンチ

カールはすっかりアクション俳優として定着しちゃった感じですね・・・・
「ミルクのお値段」みたいな可愛い男役もこなせる人なので、またああいうカールも見たい!とカールファンの友人は嘆いてました。

でもああいう渋い、『戦う男』はエオメルのときからぴったり。下目使いのにらみは、まさにロシアのエージェントですわ。黒ハート


ちょっと気分が落ち込んでるときなんかに、気分転換に見るのにはぴったり。何も考えずにジェットコースターに乗った気分で」きゃ〜きゃ〜とストレス発散できました。ぴかぴか(新しい)

posted by jester at 08:11| Comment(2) | TrackBack(1) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月28日

僕の大事なコレクション

アップが遅くなりましたが、月曜日にイライジャ・ウッド主演の「僕の大事なコレクション」試写会に行ってきました。

(日曜日イッキミ、月曜日試写会、と遊び歩いていたので、その後めちゃくちゃ忙しい1週間になりレビューを書く暇がなかったです・・・・たらーっ(汗)

とってもよかった〜! 
小粒ながらきらりと光るような、上質の作品に仕上がってました〜ハートたち(複数ハート)


前にもゆきてかえりしひびの記事でアメリカのサイトのトレーラーをご紹介しましたが、やっと日本でも明日から公開になります。

あらすじ :ジョナサン・サフラン・フォアの人気小説を、俳優としても活躍するリーブ・シュライバーが映画化したロードムービー。収集癖のあるユダヤ系アメリカ人青年が、祖父の故郷であり自身のルーツでもあるウクライナで、かつて祖父を救った女性を探し出そうとする。主演は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッド。英語とウクライナ語が入り乱れる愉快なセリフの数々と、ウクライナの田園風景を表現した美しい映像が見どころ。(by Flix)


elijah_wood2.jpg
あの美貌をここまで踏みにじるか・・・・と嘆きたくなるような、牛乳瓶の底みたいなめがねをかけて、髪の毛をポマードで固め、眉根を寄せたイライジャが、ちょっと変わり者の若者ジョナサンを演じています。

先進国に憧れ、マクドナルドも導入され、ディスコで踊る若者もいるウクライナですが、人々は素朴です。
そんな素朴な人々と変わり者のジョナサンが飄々と交わす奇妙な会話に大爆笑!

運転手のおじいちゃんの『メスの盲導犬』(意味不明ですが、見れば分かるのでありました)、サミー・ディビスJr.Jr. がすごくコワ可愛いのです。このワンちゃんを見るためだけでも価値あり!揺れるハート


スラブ系の民族音楽のような哀愁を帯びたギターやアコーデオンなどのBGMがたまりません。
ウクライナののどかな田園風景がぴったり。


どこまでも広がる草原やひまわり畑はとても美しいけれど、チェルノブイリの影響なのか、放射能の立て看板がさりげなく立っていたりします。
この辺に、ただ甘い映画を作ろうとしているのではない監督のセンスが光ってます。

根底に流れているのはホロコーストなので、かなり考えさせられます。ウクライナでもユダヤ人虐殺なんてあったのですね。

でも、ホロコースト自体をテーマにしているわけではなくて、歴史の流れの中で、戦争や差別に押し流され、つらい体験をしながら、生き抜いていく人間を描いています。

答が用意されている映画ではありませんが、少し考えさせられ、そして暖かい気持ち、人を愛したい気持ちにさせてくれる、地味ながら味わい深い佳作だと思いました。


日本の公式サイトはこちら。トレーラーが見られます。
posted by jester at 19:14| Comment(7) | TrackBack(7) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月13日

プロデューサーズ

主人公のネイサン・レインが例の八の字眉毛で「何で俺の周りに変なやつばっかり出てくるんだ」って嘆くシーンがあるんですけど、まじに出てくる人出てくる人、変なヤツばっかし!

しょっぱなから隣に座った男性が大笑いしてて「うるさい人ね!」と思ってたのですけど、マシュー・ブロデリックが青いブランケットの切れ端をポケットから取り出した辺から、jesterも我慢できなくなって、「わははははは!!!」と笑うようになってしまいました。

レオ役(マシュー)のキャラ、最高です! 
いるんですよ〜ああいう人、知り合いに。
そっくりなんでもう爆笑でした。


な〜〜んにも考えずに笑いたいときに見たらいいかもしれない映画です。猫


でも「シモネタ」「老女ねた」とか「他の国を馬鹿にするジョーク」の行き過ぎですべっちゃうオヤジギャグもありました。
その国の人が見たり、お年を召した女性が見てたらいたたまれない気分になる人もいるだろうねえ・・・・とちょっと思ったけど・・・・。

一昔前のアメリカンブラックコメディを彷彿とさせます。
内輪のパーティジョークみたいのをそのまま映画にしちゃったのねえ・・・

ま、所詮ジョークだ!と笑い飛ばせばいいのかな、ですけど。あせあせ(飛び散る汗)
歌と踊りが上手だったから、jesterは許しました。猫


会計師の人たちが計算機を「チン!」ってやりながら不幸せそうに歌うシーン、好きだな♪
コーラスラインとか昔のミュージカルからのオマージュがたくさんあって、そういうのも楽しかった〜

あの、舞台のシーンで最初出てきたかっこいい人、一瞬ジュード・ロウかと思いました。
なぜか絶対ゲイだ!と思ったす。(根拠なし。パンチ笑い方から)


しかし、ゲイのダンス振付師(?)(演出家のパートナーの人)のロジャー・バートってマシュー・ブロデリックと同い年、っていうかロジャーのほうがすこし年下なのよね。信じられねえ〜
マシューがベビーフェイスなのか?

あの、口から息をしゅうううううううう・・・・・・って言うのがまた爆笑でした!

ゲイリー・ビーチなんて登場シーンで思わず「いや〜〜〜!!」と叫んでしまった。あのくねくね、実物見たら悶絶死しちゃうかも。
気持ち悪くて見たくないけど、大爆笑。
あれを大根役者がやってたら、席を立ってたかも。
もしゲイじゃないとしたら、すごい芸達者です!



しかし、T田N津子の字幕も相変わらず・・・・。たらーっ(汗) 
無視してましたけど、時々目に入ると、がっくり来ちゃう。
きっとジョークとか分からない人なんだろうなあ・・・・
あれじゃ面白さが半分も伝わらないでしょう。

けど、ああいう風な英語のオヤジギャグ(?)とかなまりの台詞だと面白く訳すのも難しいだろうとは思いますが。

「DESS!!」(ころすぃ!!)
「・・・・Death? 」(・・・殺す?)
「Yeth!!」(しょれだ!)

なんて感じで、その発音の間違いに気がつかないと、どこが面白いのか分かりにくい。
T田N津さんはこまってこの部分、英語をそのまま字幕にしてた。
(でもそれじゃ字幕にならないって〜〜 プロなら何とか見ている人に伝わるように訳してください・・・)

最後の警官のなまりは、何とか日本語にしてたけど、言葉の選び方がへたくそなんじゃないかしら、と思いましたです。
posted by jester at 11:17| Comment(6) | TrackBack(5) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

ブロークバック マウンテン

ナルニアとA History of Violence ばっかり通っていると、他の映画を見逃しちゃう!あせあせ(飛び散る汗) 
・・・・と焦りながら、でもいろいろ数多く見るより、一つのいい映画に長く浸っていたい人なもんで、どんどん見逃してます。(爆)


といいつつ、前売りを買ったもの(けちだから)とか、とってもよさそうなものだけ、ポチポチと浮気をしてますが・・・


「ブロークバック マウンテン」もそんな浮気した(違)映画の一つです。

アン・リー監督は細かい心理を丁寧にひろっていくのがうまいな〜〜
とつくづく思いました。
難しいテーマですよね。
jesterにとってはこういう映画はレビューを書くのも難しい。たらーっ(汗)


jesterのダイビングのバディ(2人で組んで運命共同体でもぐる人)の一人に、40才ぐらいのときに「すまん、わい、ゲイだったんや!」と奥さんにカミングアウトして、離婚→それ以来海外に住んでいる、という60過ぎのおっさんがいたのです。
陽気な人で、とってもおしゃれで、いつも体を鍛えてて、時々、南の島の裏側でノーパンで日焼けしてるのにぶちあたるのは困ったけど(爆)いい人でした。

いい人でしたけど・・・・ でも男同士のラブシーンはちょっと違和感があります。
そんな自分が悲しいんですけど・・・・


男同士だって、女同士だって、素敵な人を見れば好きになるし、猫と人間だって、美女と野獣だって、そこに愛はあると思うけれど、彼らのキスシーンを見ているとなんとなく落ち着かなくなる。
これって、先入観があるからなんでしょうか? 
それとも本能的な恐怖?


jesterはあまり世間の常識に縛られない、というか、まあ、はっきりいうと、「常識を知らない人間」なんですけれどね・・・・

「ゲイになってしまう人は、脳の中の構造が生まれつきそうなっていて、自然にそうなってしまうのだ」という説を前に読んだことがあるのですけれど、だとしたら、それが世間的に受け入れられないというのはまったく不幸なことですよね。

こういう映画を見て、自分の偏見が少しでもバランスが取れるといいな、と思いつつ、また、二人の切ない気持ちが伝わってくるのに、いまひとつ酔いしれることができなかったことを白状します。

自分に息子がいて、そうなったらどう感じるだろう?(ジャックの両親の気持ちです)
自分の夫がそうだったら?(イニスの奥さんが抱いた疑問ですよね)


そして、「愛って何だろう」「友情ってなんだろう」「縛られずに自分らしく生きるとは」「つまり生きるって何よ」などと、またからっぽの頭を抱えて考えてます。



・・・考えては書き、書いては消し、のくりかえしで、全然先に進まないので、とりあえずこれは宿題にして、映画の感想だけあげることにしました。パンチ(殴


しかし、ヒース・レジャー、渋い! 
不器用で保守的で素直になれない男をみごと演じてます。

ジェイク・ギレンホール君は、jesterのタイプじゃないけど、切ない演技は上手だったわ〜

それに二人とも、ホースライディングがかっこいい!!
+美しい風景と音楽で、見る価値あり。

それに「よかった〜」「感動した〜〜」「かっこよかった〜〜」「おもしろかった〜〜」だけで終わる映画じゃなくて、考えさせてくれて、自分を見つめる鏡になるような映画だったとも思いました。

posted by jester at 18:37| Comment(2) | TrackBack(4) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

ヒストリー・オブ・バイレンス その3

京都より帰ってきました・・・・

帰って早々、東劇にA History of Violence 4回目出陣!

以下、ヴィゴ馬鹿の繰言なんで、そういうおばかな人間を許せない方は、どうぞスルーしてくださいまし。



いや、しかし我ながら、あのすごい修羅場のおうちをほったらかして、よく映画に行ったもんだ・・・・


家族Aと留守番していた猫のロッタ猫は、突然の置いてきぼりに激怒。
家中の壁はひっかくは、すべての足拭きマットはぐちゃぐちゃに巻いて蹴りいれて噛んでぼろぼろにするわ、買い置きのトイレ砂の袋を破いて家中にばら撒くは、おまけに前足にうん○つけて家中歩くは、もちろん隠しておいたキャットフードやイカサキ・カツブシなんか全部探し出して味見を試みるは、jesterがものすごくお気に入りだったナルニアのタムナスさんのカップは落として割るは、もう大変な抗議活動を展開してくださったわけで・・・・あせあせ(飛び散る汗)

しかし一緒にお留守番していた家族Aは「こいつ、ほんとに手がかかるなあ」 と一言コメント・・・・。

あの・・・ 手をかけていただけたんでしょうか・・・ えさやりとトイレ掃除だけして、この家の修羅場状態を傍観・・・・ 犯罪現場じゃないんだから、きっちり現場保存していただく必要はないのですが・・・・

と怒鳴りたい気持ちをぐっとおさえて、もくもくと映画に行ってきました。(爆)


いや〜〜 前夜まで「こりゃあ明日は一日片づけだわ・・・・」とお友達のお誘いに返事しかねてたのですが、先着500名さまに新しい写真プレゼントの誘惑に耐えかねて・・・・パンチ(殴

そうなんですよ。昨日は東劇の3週目。UC豊島園では初日で、どちらも生写真プレゼントがあったわけで、東劇→UC豊島園、とはしごをしたヴィゴファンも(誰とはいいませんが)いた模様です。

jesterはさすがにはしごはしなかったけど(でもしたかったけど)東劇はきっちりいってきました。

しかし・・・この映画、かなり深いな・・・・なんていまさら思いました。
繰り返してみると、最初見えてこなかった入り組んだ構造が見えてくるのです。

公開3週目に入ったので、そろそろネタばれ話をしてもいいかな〜 

というわけで、以下深いネタばれあります。未見の方はご注意ください!********




前にもちょっと書きましたが、冒頭のシーン。秀逸です。

蝉の鳴き声。けだるくモーテルを出てくる男たち。
車を動かすほんのわずかな時間に、ゴミを捨てるように簡単に起こる殺人。

それは彼らにとってゴキブリをたたき殺すように簡単で、ありを踏み潰すほど日常茶飯事。

人を殺すという最悪の犯罪に慣れきって、罪悪感もなく、単に金儲けと、そして楽しみのために他人の生命を奪う男たち。


ぴかぴかのオープンカーもまた、乗っていた人を殺して奪ったのだろう。
(そのあと、また別の車に乗りついていたけれど、その時も・・・・)

しかしその犯行手口は粗雑。
指紋をぬぐうこともなく、自分がやったことを隠そうともしない。

犯罪を重ねすぎて、隠すにも隠しようがないから。
けれど彼らはもう、「普通の人」には絶対もどれない。
大きな街に行くことも、ひとところに留まることもできない。
建設的な、生産的なことは何もできない。


引き返せない絶望と自暴自棄が、そして自殺願望のような刹那的なものがその表情から読み取れます。


このシンプルなのに、自分をその場においてみると、魂を震撼させるほど怖いシーンが、実はストーリーの根底に流れるヴァイオレンスの形なんですね。

何回か見ていると、この男たちがトム・ストゥール=ジョーイ・キューザックの若い頃の姿を投影しているように見えてきます。

いや、ジョーイはもっと残酷で、殺人が上手だったのでしょう。
(どうもヴィゴがやっていると、ジョーイは昔もいい人間で、環境からやむなく殺人してたんじゃないの? なんて思ってしまうjesterでしたが、それは勝手なヴィゴ馬鹿の思い込みであります)

だからこそ、そんな過去を知ってしまった妻の驚愕と混乱が伝わってくるのです。

続きます・・・・



posted by jester at 08:34| Comment(12) | TrackBack(0) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月13日

ヒストリー・オブ・バイオレンス その2 初日

東劇でのA History of Violence が公開になり、初日に行ってきました。
2回目に見たのですが、1回目は早朝にもかかわらず、満員立ち見だったそうで・・・2回目もほとんど満席でした。

初日だけの特典でヴィゴとマリア・ベロのサイン入り生写真プレゼント先着500名、って言うのがあったのですが、それにつられたファンだけではなくて、クロネンバーグ監督のファンというのもいたのでしょうね。
わりと年配の男の方なんかもたくさんいらしてました。

jesterは3度目の鑑賞になったのですが、初回のときのショックがさめて、映画として見られるようになって来ました。(爆)



けだるくモーテルを出てくる二人の男。
出口にある椅子がちょっと動いていたのを几帳面に直す若い方。
「チェックアウトしてくるから」と年取ったほうの一人が歩み去る。
蝉の鳴き声。
遠くを走る車の音。
夏の朝の風景・・・・。

なのに、この緊迫感はなんなんだ・・・・・!

タイトルも小さく出るだけ。
さすがクロネンバーグ、すごくスタイリッシュな始まり方です。

そろそろご覧になる方も多いと思うので、ネタばれありの感想を少しずつ書いていこうかなと思います。

でもその前にナルニアも書いておかなくちゃ!パンチ


そうそう、初日プレゼントは、ユナイテッド・シネマ・豊島園でもあるそうですよ〜〜
内容も同じものらしいです。
今回もらいそびれたヴィゴファンの方は、25日に豊島園でゲットです!ハートたち(複数ハート)
posted by jester at 10:15| Comment(6) | TrackBack(2) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月13日

ホテル ルワンダ  その2(ネタばれあります)

さて、ホテル・ルワンダ、昨日の続きであります。

ホアキン・フェニックスもチラッとカメラマン役で出てきて、衝撃的な台詞、「世界の人々はこの映像を見ても、“怖いね”と言うだけで、またディナーを続ける」 を言いました。いい味出てましたね〜

ブッシュにどことなく似ている(?)ニック・ノルティも、現地と国連(先進国)の思惑の間で何とか助けたいと奮闘する役柄で、頑張ってました。

パンフレットなどには出てませんが、ベルギーのホテルオーナーの役で、ジャン・レノも顔を見せてました。(ノークレジットだったのでしょうか?)

こういった実力派の俳優さんたちが脇を固め、映画を締めている気がします。(人寄せ効果も期待できますしね。)

いろいろな賞を受けたりノミネートされているエンドロールにかかる"Million Voices"という曲も秀逸。
これからご覧になる方、ぜひ最後まで聞いてくださいね♪
明るいレゲエ調(?)の曲に訴えと願いがこめられています。

全体に虐殺現場で血が飛び散るとか、レイプされてる女性のアップとか、そういうシーンはなく、遠めで見たり、暗闇の中でなにかにつまずいてころび、自分に付いた血で惨状を知ったり、というように、残虐なシーンをこれでもかと見せるところはありませんから、ご安心ください。(日本や中国のちゃんばらのほうがスプラッタだと思います)

でも、それが返ってリアルさを増していると思いました。

報道や本などで知っていても、実際に映像で見ると、より身近に感じられるし、理解度も増します。
こんなメッセージ性のある映画も、自分の中に何かを残してくれる、素晴らしい芸術作品のひとつだと思います。


******以下、ネタばれあります**********



hr2.jpg
ホテルの外の惨状を見た後のドン・チードルの、ネクタイを結べなくて、シャツを引きちぎって泣くシーンは、その絶望的な気持ちが伝わってきて、こちらの胸も苦しくなりました。

つかまった女や子供がどんな目にあっているかを知っているポールが、事情を知らぬ妻に「民兵がきたら屋上に逃げて、身を投げろ」というシーンも、外の様子を知っている彼の究極の選択であり、やりきれない思いがしました。


あんなところまで人間を追い詰めるなんて、なんて残酷なことでしょう。
2度と起こってはいけないことだと思います。


しかし、世界では、ルワンダにしろ、ボスニア・ヘルツェゴビナにしろ、ティモールにしろ、リアルタイムでこういう残虐な事件が次々と起こっているのが現状です。


ルワンダではその後、フランスの「安全人道地域」の設置、それに呼応した国連のUNAMIRの規模の拡大などにより、対立が続く中で、次第に何とか難民は国にもどり、難民キャンプも閉鎖されました。
フツ、ツチの区別は法律上完全に撤廃され、選挙の形もジェンダーや世代にも考慮した選挙制度に代わり、地方からの民主化をはかっているそうです。

けれども、その後もこんな話があります。

ユニセフに勤めるローカルスタッフの女性が外出から真っ青になって事務所に帰ってきたそうです。
聞いてみると、街で親兄弟を殺した隣人とすれ違い、寄って来て、
「お前を殺すのを忘れていたな」と耳元でいわれたのだそうです。


また、こんな話も。

海外から派遣されたスタッフが通訳と一緒に孤児院に行って子供にインタビューしました。
その時何を聞いても「しらない」といい続けていた子がいたが、インタビューの後に、そっとよってきて「本当は知っているの」という。
「どうしてさっき言わなかったの?」と聞くと「だって、さっき通訳していた人が、私の家族を殺したんだもの」とその子はいったのだそうです。



こんな現実に私たちは何をすればいいのでしょうか。

ポールはなぜあの人たちを助けられたのか、というと、今まで地位を利用してえらい人に賄賂を贈って培ったコネと、金庫に隠してあったお金やお酒(これはホテルのもの)をうまく使ったからなんですよね。

「これだけのお金で何人の命が買えるか」という局面が映画の中にもありました。

しかし、せっせと貯めたルワンダ通貨も、最後には流通しなくなって、投げ捨てられていましたね。

お金をユニセフや国連などに送って、それによって紛争を収めてもらう、というのも一つの手かもしれません。
寄付のチャンスはたくさんあります。

寄付は大切な援助の一つだと思います。

もし自分に幸せな出来事があったら、それをおすそ分けするつもりでもいいから、きちんとお金が使われる機関(ユニセフなど)を選んで寄付するのはとてもいいことだと思います。

つべこべ言う暇があったら、その時間に働いてお金を稼いで送ればいい、と思う方もいるでしょう。


しかし、jesterはお金を送る以外にも方法があるのではないかと考えます。
寄付も大切ですが、なんでもお金だけで解決できると考えるのは、経済大国(なのか?)の驕りであり、逃げであると思うのです。


日本はODAで海外に多額の寄付をしていますが、現地に行ってみた限り、心はあまり伝わっていない気がします。
本当に苦しんでいる人々を救うのは、お金だけではないはずです。
何とか心を伝えたいとおもいます。

映画の中では孤児を救うために自分の生命の危険も顧みず奔走するレッドクロスの白人女性が活躍していました。

でもjesterみたいに体力も気力もないへたれ人間でも何かできることがあるのだろうか。
今、日本に住んでいて、やれることってあるのだろうか。

・・・・出来ることはたくさんあると思う。
小さなことでもたくさん。

たとえば、まず、友達にこの映画の話をして見る。
ネットでこの映画を薦めてみる。
そのあと、話してみる。
煙たがられるかもしれないけど、押し付けがましくじゃなく、自分の意見を言ってみる。
人の意見も聞く耳を持つ。


それから、そういう直接的なことじゃなくて、もっと本質的なこと。

以前読んだ本で、重兼芳子さんがマザー・テレサにインタビューして
「世界のために何かしたいのですが、どうしたらいいでしょうか」と聞いたら、
「家に帰って、だんなさんを大切にしてあげてください。愛してると伝えてあげてください」といわれたそうです。
(jester、反省モードですあせあせ(飛び散る汗)

まず自分の家族や周りの人を精一杯愛してあげる。

道で通りすがりの人にも、スーパーでたまたま横に立った人にも、
極上の微笑をあげる。

見返りを期待しない愛を精一杯発信して生きる。

その愛を受信してくれた人が、また他の人に愛を発信してくれるほどの
豊かな暖かい愛を。

そうして、みんながそうし始めたとき、
世界に愛が充満して、憎しみや怒りが解けていく。



You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one



夢みたいな話してるね、って言われるかもしれないけど・・・・

JohnのImagineなんか歌ってみるjesterでありました。猫


やっぱり結局横道にそれちゃいましたあせあせ(飛び散る汗)

ま、たまにはそれもいいか・・・・(いつもそれだろう、自分)パンチ(殴

せめてこの映画を見て「怖いね」といってまたディナーを続ける、ことがないように・・・


あきれながらも読んでくださった皆様にも、心からの愛を〜ハートたち(複数ハート)
posted by jester at 13:12| Comment(20) | TrackBack(9) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

ホテル ルワンダ その1

「ホテル ルワンダ」は「ミュンヘン」を見た次の日に見たのですが・・・・。
なかなかレビューを書けませんでした。



1つ目の理由は、家族Bがずっと「ルワンダ問題」について調べていて、そのおこぼれでjesterもルワンダ問題の根深さに触れていたので、感想を書き始めると、いつのまにかルワンダ問題自体について長々と書いてしまうはめになること。

2つ目の理由は、同じような系統の映画を続けて見たので、どうしても2つの映画を比べる視点で見てしまうこと。

で、何回か「書いては消去」を繰り返し、間が開いてしまいました。

今日は気を取り直して、書いてみますが、また寄り道してしまうかも・・・・パンチ(殴


上にも書いたのですが、家族Bは数年前からルワンダで起きた紛争についていろいろと調べていました。
jesterも時々そのレポートを読ませてもらっていたので、ルワンダの内情については、予備知識アリでこの映画を見たのでした。

でも予備知識がなくても映画を見れば、現実に起こったこととして理解できると思うし、一人の人間が困難を乗り越えて成長していくさまを克明に描いていて、いろいろ考えさせてくれる素晴らしい映画だったと思います。

ぜひたくさんの方がこの映画を見てくださるといいなと思います。


感想に入る前に、jesterの知っている範囲で簡単に予備知識を。
もし間違っているところがあったらごめんなさい。
それと、もうご存知の方はブルーの文字を飛ばしてくださいね。


 ルワンダはアフリカ中央付近にある小さな国です。

高地にあり「アフリカのスイス」などと呼ばれ、肥沃な土地にある豊かな国で、もともとはバンツー系のフツ族が住んでいましたが、500年ぐらい前にツチ族がナイル方面から南下してきて、王族を輩出する支配者階級になりました。
人口的にはツチ族は十数%しかいません。
昔はこの二つの民族は仲良く暮らしていたのです。

しかし、ドイツの保護領を経て、第一次世界大戦後、ベルギーの植民地になってから、ベルギーが統治するのに便利だという理由から、少数派であるツチ族を重用したため、2つの民族のあいだに反目が生まれました。

1962年、国連からの圧力などがあり、ベルギーから独立出来たものの、この民族紛争は続き、1990年、ルワンダ国外に亡命していたツチ族がRPF(ルワンダ愛国戦線)を作ってウガンダから侵攻し、内戦が始まりました。


とまあ、映画が始まるまでのルワンダの状態はこんな感じだったのですね。


**********さて、以下、ネタばれあります***************


主人公のポールはフツ族(ベルギー支配下では差別されていた側)ですが、ベルギー資本のホテルのホテルマンとして、支配人として働いています。
コネとお金で手に入りにくい高級な葉巻とかお酒を仕入れて、それを軍部の上部とか外国人などに賄賂として送っては、おべっかを使い、便宜を図ってもらったりしています。
この辺、たしかに「シンドラー」の出だしと似てますね。

ポールは特に政治的には考えはなく、自分と家族の幸せを祈って働く、ごく普通の人間デス。
マッチョでもヒーローでもない、どこにでもいる男。


だからこそ、この話がより力強く、そして現実に起こった話だと身近に感じられるのだと思います。

虐殺の兆候が見え始めたときも、それを解決するというよりは、日ごろ培ったコネで、自分と家族だけがうまく逃げることを考えます。隣人が連行されるのを見ても、それを助けようとはしません。

彼が本気になるのは、連行される隣人の中に、自分の妻子が入ってしまったとき。
「金はやるから助けてくれ」と、札束をちらつかせ、妻子を救い、ついでに隣人たち十数人も助けて車に乗せて、自分の勤めるホテルに連れて行きます。

このときも、自分の家族にはすばやくスゥイートの部屋を取りますが、隣人たちはスタッフルームに詰め込み。
雇われ支配人としては、高級ホテルにそぐわない隣人を入れることには抵抗があるのです。

ポールはこの騒ぎはすぐに収まるだろうと思っているから、収拾がついた後に職を失わないよう、要領よく動こうと思っているのですね。

でも事態はどんどん悪化。当てにしていた国際社会は動かず、国連平和維持軍はほとんど撤退してしまいます。それと一緒に報道陣を含む外国人も国外へと去ります。


ここでまたちょっと寄り道。このときの世界事情なんですが、jesterが知る限り、この弱腰の国連の後ろにはアメリカのお国事情があったと思います。

父ちゃんのほうのブッシュが湾岸で圧勝したあと、調子に乗って(?)ソマリアにも手を出し、一端解決したものの、その後事態が悪化してしまったのです。
その後の尻拭いは「浮気してごめんね演説」で有名な(爆)クリントンがしたのですが、1994年は旧ユーゴへの派兵を回避しつつハイティに軍隊を派遣、などしていたので、ルワンダには躊躇してしまったのですね・・・・・ 



ポールは「政治関連は偉い人や白人が何とかしてくれる。自分はその人たちにコネがあるから大丈夫」と踏んでいたけれど、大きな誤算だとわかり、ここから自分で自分とその家族をなんとしても守らなくては、と必死になっていきます。

もともと口が上手な男だったので、電話をベルギーの本社などの掛け捲り、助けを請います。
そしてホテルの中が比較的安全と知って逃げ込んできた人々も助けるようになります。

段々にポールが変化を見せます。
この辺、ポール役のドン・チードルが上手に演じています。

この人、アメリカ人なんですね。(最初なんで台詞がみんな英語!と思ったけど、まあこれは仕方ないのかな・・・・)
モデルになった本物のポール・ルセサバキナさんはどちらかというとマッチョなヒーロータイプだったとパンフレットに書いてありますが、ドン・チードルが演じるポールは、頭を使って権力者に媚を売り、口八丁で危機を乗り越えます。

このキャラクターの設定が、この映画の成功している部分の一つだと思います。
ポールの無力さと、その成長が、共感を呼ぶ、と思いました。

彼がホテルにいる難民たちに「海外にいる、知り合いの権力者に電話をしてください。そしてさようならを告げてください。そのとき、つないだ手を離さないで。」というようなことをいいます。
助けて!というのではなく、思いをこめてさようならをいい、それで、言われたほうが、「救助しないで傍観していること」を恥じるように・・・・・

ここがこの映画の山場のポイントでしたね・・・


というわけで、長くなってきたので、続きます・・・・猫
posted by jester at 11:05| Comment(14) | TrackBack(10) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月31日

プライドと偏見、見ました♪

コリン・ファースじゃないMr.ダーシーが許せるだろうか。
これがjesterの大きな課題でした。
なにしろ、BBCのテレビドラマはコリンの出世作。魅力爆発でしたもん。
これが放映されている時間帯、イギリスの街角から人影がなくなったといわれるほどの高視聴率を誇った番組も、瑞々しいコリンの魅力のおかげ大でしたから。

そしてもっと大きな課題は、キーラ・ナイトレーのリジーが許せるか、ってことでした。

BBCの「高慢と偏見」のファンだったので、いちいち比べちゃうだろうし、粗捜ししちゃうだろうし、それほどの期待なく見たのデス。

でも良かったんですよ、結構。期待してないのが返ってよかったのかも。


jesterはキーラが苦手なんです。

綺麗だな、と思うんだけど、あの口元とか、表情の作り方(笑い方が人を小ばかにしてるみたいな感じがする)が、どうも個人的に苦手。
それに、BBCの「高慢と偏見」でリジーの役だった、ジェニファー・エイルが好きなんですよ〜〜

結婚を焦るにはキーラは若すぎるし、本が好きで知的な女性を演じられるのか? などと思ってましたパンチ(ファンの方、ごめんなさい!)

でも、ま、それなりにキーラもいい味だして頑張ってましたね。
今みたキーラの中で(カリブ、ベッカム、キングアーサーetc.)一番いい感じ。
ふっくらしたジェニファー・エイルと比べてがりがりのぺちゃんこ胸ですが、勝気な感じは良く出てました。

そして何よりもストーリが無駄がなくてよかったかも。

高慢と偏見
テレビシリーズはDVD2枚組みで全部で5時間ぐらいあったと思います。

それを127分に縮めちゃうんだから、どこをカットしちゃうのかな?と不安だったんですが、重要な筋はほとんどカットされずに、うまく整理してあって、かえって話の筋が分かりやすかったかもしれないと思いました。

テンポが良くて、でも、はしょってる感じはなくて、リジーに感情移入できたました。
まあBBCのを見ていたから、というのもあるかもしれませんが・・・


リジーの家がBBCのよりもっと貧乏に描いているんですね。といっても一応使用人は複数いるし、働かなくても食べていけるのだから、そこそこのお家なのですけれど。
それに比べて、金持ち軍団の家・・・というかお城は、パワーアップしちゃってて、「身分違い」 というのがものすごくくっきりしてました。
中のインテリアも、王族のお城みたいで、さすがにお金持ちの規模が日本と全然違うのね、と思いました。

そんなに身分が違うのに、キーラ演じるリジーが卑屈にならず、胸を張って堂々としてるのが気持ち良いです。

Mr.ダーシーはねえ・・・・・
う〜〜ん、ちょっとマシュー・マクファデンじゃ、弱いと感じました。
ブルーの瞳が綺麗で、いい表情するんですが、コリン・ファースの魅力にはかなわないかもしれません。

コリンのMr.ダーシーを見たあとじゃなければ、それなりにいいのかもしれないけれど・・・・
どうしても「ただの暗くて頑固な金持ち」に見えてしまいました。
しかも髪型がシャビイで、雨にぬれながら恋心を打ち明けたりすると、情けない感じ・・・・
もうちょっと髪型を考えれば、もうちょっと貴族っぽいプライドが高い雰囲気がでたのに、と残念です。

髪型で言うと、Mr.ピングリーも寝癖みたいに見える変なスタイルでしたけどね。

あと、BBCでは「全体にしけっぽい」感じだったMr.コリンズは、映画では「サルっぽい」感じで、とっても笑えました。
「嫌悪感を持つような男性」の演技がうまい!

それと、色男Mr.ウィッカムは、ちょっとオーリー似のいい男でした。(きゃあ、オーリーファンのひと、怒らないで〜〜)

なんといっても迫力があったのが、ジュディ・デンチのキャサリン・デ・バーグ夫人・・・
もうエリザベス女王かって言うほどの迫力で、あんな人が怒鳴り込んできたのに、泣かないで対応できるリジーはすごい!って思いました。

それから、リジーの父親役、いい芝居をするけれど、どこかで見た人、と思ってたら、キファー・サザーランドのお父さんのドナルド・サザーランドでした。キファー、年取ったらこういう顔になるんだな〜
父娘の会話がいいんですよ。父のリジーに対する愛情が伝わってくる感じでした♪

テレビシリーズの、オペラ序曲みたいな軽い音楽も好きだったけど、映画の静かな感じのピアノ曲もなかなか良かった。

それに画像がとても綺麗で詩的ですし、カメラワークもいい感じ。

ぜひ、コリン・ファースとジェニファー・エイルの配役で、この脚本の映画Pride & Prejudiceを見てみたいな〜と思ったjesterでございました。

posted by jester at 19:31| Comment(10) | TrackBack(4) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月30日

フライトプラン、その2(後半ネタばれあり)

この映画、突っ込みどころ満載ながら、ジョディ・フォスターの演技力でリアリティをゲットしてるな〜と思いました。

ジョディは『告発の行方』や『羊たちの沈黙』からずっと「いつも大変な思いをする役」ばかりしているような気がするんですけれど、これもそれ。

しかし、「大変な思いをしながらもやりとおす役」がお似合いなんですね。
少々しわが増えたとはいえ、きりりと唇引き結んで、だれがなんと言おうと、私は私の信じることをするだけという強〜い意思が感じられるのはさすがデス。
おなかも出てないし(それはjester、あんただけ

ちょっと強い意志過ぎて、疲れそう・・・・・なんですけれど。

それに対して、しけっぽい目つきが、いい人なんだか悪い人なんだかよくわからない雰囲気をかもし出しているピーター・サースガード。
「キンゼイ・リポート」のせいで、ゲイに見えてしまうのは、先入観がなせる業ですが、「ニュースの天才」のときもいい人には見えなかったんですよね、この人。
うまい役者さんだけど、お友達にはなりたくないかもデス。(殴パンチ

ショーン豆さん登場シーンではjesterはかなり受けてたらしいデス。
意識はしてなかったんですけれど、一緒に見に行った友人に
「何で豆さんが登場しただけで、あんなに笑ってんのよ。失礼だよ!」
と怒られました。すんまへん。
いや〜〜 ロードのときヘリコプターに乗るのが怖くて、みんながヘリから見下ろすと、下を衣装を着たまま必死で山を登って撮影地に向かってる姿が目撃された・・・・という豆さんが、ついに飛行機の機長か・・・
と感慨深かったわけで・・・・(殴パンチ
脇役ながら、しっかりと映画を引き締めてました。はい。



バッド(下向き矢印)以下、ネタばれがあるので、反転文字にて・・・・・
未見の方は読まれないほうがいいです。もろネタばれデス。
それと、下に続くコメント欄はもうみた方にネタばれコメント場所として提供しますので、もしまだみてない方がコメントなさりたかったら(いないか、そんな人)昨日の記事の下にお願いいたします。


ぴかぴか(新しい)反転文字開始〜
脚本を書かれた方は、飛行機に乗っていて「この中で子供が消えたらどうなるだろう・・・」って考えて書かれたんじゃないかと思うのです。
そこから話を展開して、説明をつけた、というのがばればれ。

モルグの人とグルなら、どうしてジョディの夫を殺す必要があったんだ、大体ジョディの夫を殺したって、遺体を飛行機で運ぶかどうかわかんないじゃんか、とか。

それも計算の上だといったって、飛行機乗るときに、誰か一人でも娘の姿を見た人がいたら、『娘はいなかった』って言い張れなくなるじゃんか、とか。

いくら照明が落ちている中でも、6歳の子供をだれにも見られずにトロリーに乗せて、それをあそこまで連れて行って隠すってさすがに無理があるだろう、とか。

それに、どうせ爆弾と一緒に殺す気なら、何で生きて寝かしておくんだ、とか。

NYに子連れで帰るだろう、まで予測するなら、『最後まで戦いそう』な女性を選ぶなよ、です。もっと弱々しい母親を選んだほうが成功するし。日本人なんて従順な女性が多いから(除、jester)泣き寝入りする人多いと思うけど。(あそこまではやらんだろう)

スチュワーデスがぐるだとしても、別のスチュワーデスが絶対覚えてるはず。だって子供にはスペシャルケアがいるから、特別にチェックしてるはず。気の利く空港会社ならおもちゃなんかをくれたりするし、離陸までにすでに飲み物やスナック配ったり、離陸してからの飲み物の注文とったり、何回もいろんなフライトアテンダントが回ってくるじゃんかよ、とか。

しかも「どうせ爆弾で粉々にするから、だれも娘が乗っていたなんてわからないさ」ってグルのスッチーが不安になっていた時にいってたけど、最終的には「娘が乗っていたと騒いだのは爆弾を仕掛けるための狂言だった」って機長に告げてお金をとる作戦なわけで、「ジョディの娘がいない偽装」問題はあの段階では、犯人たちにはもう重要じゃないはずだよ、とか。

お金の払い込みだって、払い込み番号だけで払い込まれたかは確認してないし、着陸してジョディを撃ち殺した時点で、その銀行口座はフリーズされるはずだから、結局おろせないじゃん、とか。

もっと言わせて貰えば、ジョディが飛行機の中で寝なかったらどうするんだよ!とか・・・(jesterは飛行機の中で寝られない体質)

それに、自分の幻想で見たと思ったアラブの人に、ひどい疑いを向けたことに対する謝罪が、最後ににっこりだけじゃひどいんじゃないの? もうちょっと何とかいえよ、とか。

でもま、見てるときはジョディに感情移入して、はらはらしてみてるので、こういうのは感じませんでしたけどね・・・・・・

今になってみると、見終わってからの充実感が、疑問に打ち消されちゃった感じです。
ジョディの熱演にだまされたような気分・・・・。
前半の緊迫感は良かったんですけどね〜・・・

しけっぽい目つきのピーター・サースガードが悪役っていうのも、無機質な密室での事件、っていうのにあってましたけど、あいすぎで、「ああやっぱり」と思いました。意外感はなかったな。

 

ちなみにjesterが途中で考えてたこと。

ジョディは夫と娘を殺され、混乱しているときに、マインドコントロールされてテロ集団に操られている。
病院で幻覚剤を飲まされ、さらに催眠術にかかっている。
あるきっかけの言葉かなんかが引き金となって、精神的に暴発し、飛行機を墜落させ、ファーストクラスに乗り合わせる政府要人を暗殺するのが目的。
なぜジョディが選ばれたかというと、飛行機の構造に詳しく、しかも強靭な意思と肉体を持つから。
それを、良い人の役続きのショーン豆さんと、しけっぽいピーター・サースガードが見破って、ジョディのマインドコントロールを解き、乗り合わせているテロ組織の決死部隊(アラブ人?)を壊滅させる。


えへへ、こんなのいかがでしょうか〜〜 (殴!! ありがちですか・・・・・・

以上ネタばれありの反転文字でした♪ぴかぴか(新しい)
posted by jester at 08:21| Comment(22) | TrackBack(25) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月29日

フライトプラン、見てきました。

ジョディ・フォスターとショーン・豆さんがでる、という知識+予告編、の予備知識で見に行ってまいりました。

日曜日のユナイテッド・シネマ豊島園は珍しく混んでおりました。
『有頂天HOTEL』人気かな?と思ったのですが、『フライト・プラン』も結構お客が入っておりましたデス。

ブルブルシート(別名ウィンブルシート)だったので、まるで飛行機に乗っているみたい。
はらはらどきどき、最後まであきませんでした。
ま、いろいろ突っ込みどころはあると思いますが、それなりに楽しめる映画であります。

ネタばれを含む感想はまた詳しく明日にでもゆっくりアップいたします。
posted by jester at 18:44| Comment(2) | TrackBack(3) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

ハウルの動く城  英語吹き替え版

松も取れて、やっと「届いたまま見ないで溜まっていたDVDの山崩し」する時間と心の余裕が出てきたjesterです。


でもって、すでにいろいろなところで話題になっていた「ハウルDVD 英語吹き替え」にトライ。

何しろクリスチャン・ベイルがハウルですものね〜〜 うふ♪

いいお声〜〜黒ハート

でも絵柄にあってない・・・・・あせあせ(飛び散る汗)

あのハウルの首の太さで、あんな低くていい声が出るわけないよ・・・



ソフィの声も倍賞さんのほうがいい感じだし、美輪明弘さんも好きなんで、荒地の魔女もちょっとがっかり。
マルクルもカルシファーも日本語版のほうに軍配が・・・・

まあ最初に刷り込まれたものが一番良く感じてしまうのかもしれませんね。



ついでにフランス語吹き替えっていうのも試してみたけど、これも絵柄にあってない感じ。

やっぱり宮崎アニメはどっぷり日本語ちゅうことなんでしょうか?

しかし、jesterは「もののけ姫」は劇場で広東語吹き替えで見た経験をもっちょりますが、それなりに広東語も良かったのですよ。

欧米の言葉はだめなのかなあ・・・・

ナウシカの英語版なんて全然ナウシカじゃないおしとやかな姫様(大体海外でテレビ放映されたときはナウシカの名前も変えられてました。なんて名前か忘れたけど・・・)って感じだったしなあ〜〜〜


ところで、ハウルの中の、犬の「ヒン」の吹き替え、英語版はどなたがなさったのでしょうか・・・・
(もしや日本語版の例の俳優さんの声がそのままだったりして・・・・)
posted by jester at 20:02| Comment(8) | TrackBack(0) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月17日

ハンニバル・ライジングのヤング・ハンニバル〜〜

『ハンニバル』を見るべきか、見ざるべきか、それが問題のjesterでございますが、
下の記事へのコメントで、どなたかが(名前を入れ忘れてますがたぶんあの方だと思います)(爆)

>既にココロは若き日のハンニバルをやるというギャスパー君に飛んでおります〜(爆)
 (わははは、なぜかまたピンクでしかも大文字で引用)

と書いてらしたので、こちらに見に行ってみました。

yh2t.jpg
レクター博士、昔は美少年だったのね!!

確か「ハンニバル」の原作にも、レクター博士の小さい頃の悲しい思い出のシーンがあったと思うのですが、あれをギャスパー・ウリエル君に脳内変換すると 揺れるハート

↑この、第2次大戦のあと、両親を殺されたレクターとミシャがどう過ごしていったか、という話を詳しく書いたらしいのデス。(こちらなどからの情報による)


こんな話、トマス・ハリスって書いてたかしらと思って調べてみたら、題名は Behind the Mask
Behind the Mask

というのですが、まだアメリカでも出版されてない模様。(日本のアマゾンでも予約を受け付けてました。)
それなのにもう映画化!! 

寡筆なトマス・ハリスだけれど、これなら左団扇ね〜〜
posted by jester at 08:59| Comment(6) | TrackBack(2) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

ベルベット・レイン 見て来ました。(ネタばれあり)

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くだらないことにこだわると、「ヴェルヴェット」・レインなんですが・・・。

アンディ・ラウ、ショーン・ユー、エディソン・チャン、エリック・ツアン、それ以外にも見知った顔が沢山・・・・・でもって香港ノワール・・・・

というと、観客が期待していくのはもちろん、かの名作、「インファナルアフェアーズ」ですよね〜
まあjesterは「インファナル」ほど期待していったわけじゃないのですが。
基本的に広東語を聞けるだけで嬉しい人間なのです。

しかし、がらがらでしたね・・・映画館。たらーっ(汗)


とにかく、インファナルアフェアーズと同じ役者さんがいっぱい出ているので、最初はそれを見つけるのが嬉しくて、あ、あなたも!あなたもでてるの!と、同窓会状態。
でも、この映画では、誰が誰だか、どの人とどの人が敵なのか、混乱して・・・・・

それにしても、アンディ・ラウが良かった。押さえた演技だけど、横顔が素敵。
するすると林檎をむいてくれるシーンでは、思わずあ〜んしてしまいたくなる(やめれ)ほど。

斬新な映像という前評判でしたが、、確かにとても映像が綺麗でした。
香港の下町の風景もドライでよかったし、レストランの内装なんかも素敵。

カメラワークも複雑ですごいデス。
しかし座っている人物の背景をぐらぐらさせるのはやめてください! 船酔いします〜〜

で、話がよくわからない上に、映像が芸術的過ぎて、さらに謎の世界。
え、あんた誰、誰を殺そうとしているの???? ボスって誰よ?
と、ミケンがコルクまきになりながらみました。


でもご安心を。ラストでかなりの謎が解けます。(全部といえないところがつらい)
途中分からない!といって退席すると、一生謎のままですよ〜〜


以下やばいネタばれあり!   注意!!!猫


途中で「だから、レフティね」って分かったと思ったんですが、最後まで「あれ?ちがうのかしら?」と思ってどきどきしました。

あのね、「インファナル」ではショーンはトニーの若い頃の役だったでしょ?
なのに、今回はあの人の、って言うのは気持ち的に無理があるのではないでしょうか?
それと、エディソンが似てないです、あの人に・・・・。



というわけで、今回の点は ☆☆1/2 かな。と思ったのですが、一晩寝たら(をいをい)☆☆☆に昇格しました・・・。もう1回見てもいいかも、デス。

(☆評価ですが、☆5つ…一食抜いても ☆4つ…お勧めです! ☆3つ…価値あり ☆2つ…お暇なら ☆1つ…jesterはだめ)

インファナル・アフェア

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posted by jester at 17:03| Comment(16) | TrackBack(13) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

8人の女たち

実はこの映画、フランス語の映画にイタリア語字幕という環境で映画館で見たことがあるのです。

え、わかるかなあ・・・・。フランソワ・オゾン監督って「まぼろし」の人だよね・・・・。(と映画館の入り口でしばし悩む)

  ええい、なんとかなるだろう、 あたって砕けろだ〜



・・・・見事砕けました。はい。

カトリーヌ・ドヌーブ、たぬきみたい・・・・と思ってみているうちに・・・・・
台詞が多いので訳分からなくなり・・・・・・

ファニー・アルダンが好きで、彼女を見に行ったのに、彼女のでてくる前に爆睡。(殴

途中で目が覚めたけれど、人間関係とか全然分からず、う〜うむむむといいながら映画館を後にしました。


そのあと、DVDを買ったのですが、ずっとほったらかしてあって、最近やっと見ました。

結構面白いじゃありませんか!

ファニー・アルダンの歌は、「それでもマリア・カラスの役をやった女優ですか?」と聞きたくなるような調子でしたが、あふれるお色気でカヴァー。
歌詞も気に入っちゃいました。

舞台劇のような設定で謎が謎を呼ぶ、おしゃれな映画でしたね。
それぞれの女優さんもいい味を出してました。
最後は見たはずなのに、すっかり犯人とか忘れていて、もう一回楽しめたので、こういうときはボケもお得デス。


8人の女たち デラックス版
カトリーヌ・ドヌーヴ フランソワ・オゾン エマニュエル・ベアール
B00008WJ2D

posted by jester at 22:34| Comment(0) | TrackBack(1) | は行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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