2005年10月16日

真夜中のピアニストの原題の訳問題 ・・・・・解決編!

昨日、nouilles-sautees さんに「意味を教えてくださ〜い」と書きましたら、早速お返事いただきました! nouilles-sautees さん、わざわざフランスからお越しいただいて、ありがとうございました!

以下、太字部分、nouilles-sautees さんのコメントを引用いたします。


原題の意味は平たく言うと「僕の鼓動が止まった」という感じでしょうか。

ただ、ほんとはこういうフランス語の書き方はおかしいんですよ。
MON COEUR=心臓 が BATTRE=打つ ものなのに、タイトルの言い方だと心臓を打つような感じだし。それにS'EST ARRETEというのは動詞S'ARRETERの過去形で、止まるという意味。
直訳すると「心臓を打つのが止まる」になります。

とっても詩的な表現にすると原題のようになるようです。
確かに印象に残るタイトルです。

「真夜中のピアニスト」という邦題は、ちょっとイメージが違いますが、コマーシャル的には端的でいいのかもしれませんね。

 

ということです。ありがとうございます!

jesterも、s'est arrêté は「とまる」じゃないかと、ちらっと野生の感で思っていたのです(殴
で、確認しようと仏英をひいたら 「decree」 なんてでてきちゃって。
でも動詞の変化した形だと思ったのですよ。 でも原形がわからず・・・・。
(なにしろ est の活用さえ忘れている状態なので・・・・)

英語の題も、『僕の心がスキップしたビート』 って、skip が、飛び跳ねた、というより、それた、とか、はずれてしまった、って感じだよな、と思っていました。
 
>MON COEUR=心臓 が BATTRE=打つ ものなのに、タイトルの言い方だと心臓を打つような感じだし。

なるほど・・・。


こういうものを日本語に直すのってすごく難しいです。
skipなどの、外国語単語のもつ2つの意味あいを、ちょうど同じに持っている日本語の単語がない場合は特に、ほんとに訳しにくいだろうな〜と思います。 


でもね、「僕の鼓動が止まった」

って、この映画にあっていて、とってもいいデス。
「真夜中のピアニスト」よりいいと思うなあ。
タイトルだけで切なくなってしまう。

せめて宣伝では「真夜中のピアニスト」(原題;「僕の鼓動が止まった」) とか表記してくれるとか、コピーに使うとかしてくれないですかね・・・
ハピネット・ピクチャーズさん・・・・ あ、宣伝はメディアスーツさんかな?
posted by jester at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | ま行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

真夜中のピアニストの邦題について

いつも邦題に引っかかるjesterなんですが、この『真夜中のピアニスト』っていう邦題、どう思われますか?

コメントで「原題を邦訳するとどうなるか、ご存知ありませんか?」とtomzoyさんがお尋ねだったのですが、
De battre mon coeur s'est arrêté ですよね。

・・・・う・・・jesterはフランス語はちょっと・・・・さびついてしまってます。
(つか、もとから錆びる物さえないのだが・・・・)

この映画の英語題が「THE BEAT THAT MY HEART SKIPPED」なので、

『僕の心がスキップしたビート』 

・・・そのままやんけ!(殴

jesterがこういわれたら「あ、不整脈?」と思うかも。(殴(殴!!

いやそれは冗談ですが、skipってぴょんと飛ぶって感じですよね。
ルンルンルン、ってスキップするじゃないですか。
でも、そのスキップ以外に、止めるとかサボる、って言う意味があるんですよね・・・。

あ、でも英語の題はフランス語に準じたものなのか分からないしな。

De battre mon coeur は英語どおりとして、s'est arrêtéがな〜〜
「とまった」って感じがするんだけど。
仏英で arrêté をひいてみたら「decree」なんて出てきてしまいました。 「法令」ってことないですよねえ。(jester家には仏和がないのであった。)

どなたか、フランス語に詳しい方、教えてください〜
あ、nouilles-sautees さん、いかがでしょうか? 
あつかましいですが、もしよろしかったらお教えくださいませ。

とにかく、「真夜中のピアニスト」、じゃないことは確かですね。
邦題をつけた方は「ピアニストの話なんだよん」と強調したかったのでは。
「戦場のピアニスト」ってヒットしましたし。「真夜中のカウボーイ」なんていうのもありましたね。

でも彼が夜中にピアノを一人練習していたことは確かです。

つくづく思うのは、私って、こういう、普通の人がでてきて悩んだり笑ったりする映画が好きなんだな〜ってことです。
特別に強い人とかものすごいハンサムじゃなくて、普通の人が普通に生きていくのを、丁寧に描いている映画が好きです。

あ、もちろん、はらはらどきどき、ジェットコースタームービーも見ますけれど、繰り返してみたくなるのは、やっぱり地味めなヨーロッパ映画が多いデス。
posted by jester at 21:34| Comment(1) | TrackBack(1) | ま行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

真夜中のピアニスト

真夜中小.jpg

   寂しい

   理解してほしい

   そばにいたい

   必要とされたい

   ぬくもりを感じたい

   表現したい

   胸が痛いよ・・・・




  だから今日もドアをたたく


  だから今日もドアをあける


    

ふう。おつかれさま。ゆきてかえりしひび からJUNeK-CINEMAの小部屋にようこそ。
まま、どうぞ、ソファにお座りくださいませ。 お飲み物は何にいたしましょう?

引越しして、初めてのおしゃべりは 「真夜中のピアニスト」 です。


ルパンの感想 で書いたのですが、ロマン・デュリス扮するところのルパンに物言いあり、のjesterでした。

でもこの映画から先に見ていたら、ロマン・デュリス=ルパンにそれほど違和感がなかったかもしれません。

この映画でロマン・デュリスの演技力に驚かされました。
切れやすい青年が、暴力に染まった生活の中で、心のそこに抱えている芸術へのあこがれ。
思うようにピアノが弾けないジレンマ、父への愛憎、孤独、憎しみ・・・・。
ピアノを弾くときに彼が見せる表情はとてもセクシーでありました。

夜のパリの底を流れる車のウィンドウから、ぼんやりと輝くネオンを見つめている横顔が切なかったです。

とはいえ、やっぱり口元と髭剃りあとが気になってしまうのですが、それにしても今後楽しみな役者さんです。 

暴力表現もかなり出てくるし、答が用意されている映画ではなく、見終わったあと重くなる映画なので、誰にでもお勧めというわけではありませんが、jesterは傑作だと思います。  
☆☆☆☆です。

(☆評価ですが、☆5つ…一食抜いても ☆4つ…お勧めです! ☆3つ…価値あり ☆2つ…お暇なら ☆1つ…jesterはだめでした)

公式サイトはこちらです。


posted by jester at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ま行の映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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