ファンタジー好きなわたくしのことですので、魔法やドラゴンがいっぱい出てくる予告をみてわくわく。
見始めた当初はかなり子供向けかな〜と思いつつも、しっかりはまりました。
出だしの映像からもうツボです。
お城とか、医者のGaiusの部屋とか、古文書の図書室(?)なんかもうっとり見ちゃうほど素敵です。

ディズニーのアニメの『魔法の剣』や、数年前の映画「King Arthur 」などなど、アーサー王関連の映画やドラマは多いですが、日本では原作「アーサー王と円卓の騎士」の本は、題名は知っていても読んだことがないって言う人が多いかもしれません。
原作といっても、元はヨーロッパにいろいろあった『騎士伝説』を集めたものだそうですが。
jesterは小さい頃、このシドニー・ラニアさんの本で読んだ覚えがあります。
その後、サトクリフさんの版でも読みました。
今回のドラマは、マーリンの修行時代、って言う感じで新鮮です。
設定も少しずつ違いますが、ランスロットもでてくるし、ニムエとかモルガーナなども出て参ります。

痩せていて耳が大きくて、ちょっとヨーダっぽい宇宙人風の風貌が、若き偉大なる魔法使いにピッタリかも。
自分の力を次第に自覚しながら、魔法を使うことが死に値するほどの罪である王国で、王子に仕える青年。
普段弱々しいのが、こっそり魔法を使うとすんばらしく強い!
しかも普段はお調子者で、アーサー王子を手玉にとっておちょくったりして、とても明るいのです。
この辺が、イギリスでも驚異的な視聴率をたたき出したという人気の秘密かな?

アーサーを演じるBradley James君。
最初は、チンピラ集団の空威張りリーダーお兄ちゃん風で、甘やかされて育ったバカ王子なのかと思って(殴)みておりましたが、バカ王子は、それ以上にお馬鹿な上に頑固で融通が利かない王様ウーサーの息子としていろいろ悩み、次第に人間的に成長するのであります。
なにしろウーサー王は、魔法大嫌い。
融通が利かない上に、気に入らないと「死刑だ!!」と、簡単に人の首をはねてしまう、不思議な国のトランプの女王みたいな王様なんです。
その息子としては、次期王のプレッシャーもあいまって、いろいろ悩みも多いわけでして。
そんな二人が出会い、お互いの個性の違いを上手く生かして成長していくストーリーなんですね。
しかしシーズン1のラストは「え??」って感じであっさり終わってしまいました。
もちろん次のシーズンに続く、っていう予感を漂わせ・・・というか、あれで終わったら怒るだろう、という感じです。
早く続きがみたいです。
まあ、月曜8時枠では続いてHustle(邦題:「華麗なるペテン師たち」って、このセンス、どうにかしてくれ)のシーズン3が始まり、これも好きなシリーズなんで嬉しかったのですが。
BBCのMerlinのHPも楽しいです♪
こちらです。
でもトレイラーなんかは見られません。
Not available in your area なんていわれちゃうの。
見たい方はYou tubeでMerlinで検索かけるといろいろ見られます。
本屋にいったらマーリンシリーズの文庫本が出ておりました。
魔術師マーリン II 勇気ある者 (角川文庫)

3巻まで出てました。
これは2巻の表紙です。
ドラマの続きを待つ間に、思い出しつつちょこっと読むのにいい感じです。
といっていたらなんとすばやく、もうDVDまで発売なんですね。
魔術師マーリンDVD-BOX I

地下鉄の中にも宣伝が。
Merlinの写真がたくさん貼ってありました。
こないだ放映が終わったばかりで、すごいなあ。
やっぱり日本でも人気があったのだろうか?
しかし見のがした方はゲットをお勧めします。
かなり楽しめます♪